COMITIA86 アフターレポート

厳寒の折、いかがお過ごしでしょうか。昨年11月16日に行なわれたコミティア86のアフターレポートをお送りします。
今回、何より影響があったのは参加申込サークルの急増。一年前よりさらに200サークル増えて、1ホール開催時では最大の2270サークル。出入り口と後方のシャッターをつなぐ大通路を2本から1本に減らし、島ふたの机も無くし、見本誌コーナーを2階へ移動させるなど、スタッフ体制や消防法の規制などの面で考えられる限りの対応を行い、どうにか全てのサークルに参加してもらうことが出来ました。
おかげ様でティアズマガジンも2時前に完売し、あいにくの雨模様にもかかわらず一般参加者も普段より多い人出。そのため人いきれで酸欠気味になったほどで、途中から急遽後方のシャッターを開けて換気を行いました。
今回の詰め込んだ会場レイアウトについて、サークルアンケートの反応は意外に「特に気にならない」という声が大勢。このあたりはレイアウトの工夫の成果でしょうか。
混雑具合では「人が多くてにぎやかで良かった」「歩くのが遅くなり、見てもらうチャンスが増えた」という声もある一方、「空気が悪く、息苦しかった」「皆が焦っていて、じっくり見てもらえなかった」という反対意見もあります。
サークル側の「なるべく落選を出さないで欲しい」という気持ちもわかりますし、運営スタッフ側としては「何かあった時に危険ではないか?」という意識も強くあります。悩ましいところですが、この経験を元に、今後も増え続けるサークルへの対応を考えてゆかねばならないでしょう。
アンケートによる売行データは平均38.74冊、中央値15冊と、前回の8月と余り変わらず。この辺りは、人口密度の効果の±が相殺された印象です。
さて、遡っての前日設営日。今回も50人近い一般協力者が来てくれ、約2時間という驚異的な速さで終了しました。おかげでスタッフもこの時点で体力をあまりロスせずに当日を迎えられています。直接来てくれる人にはいつも終了時に御礼を言いますが、本当にこうした協力があってこそ、コミティアは円滑に運営できます。これからもどうぞよろしくお願い致します。
当日の企画では、前回に引き続き「コミックスタジオ」デモコーナーが登場。マンガ製作ライブ、実際に「コミックスタジオ」を体験出来るスペースもあり、充実した内容でした。また、出張編集部も相変わらず人気ゾーンで終日賑わいました。
そしてジュンク堂書店出張販売では、ティアズマガジンの「ごあいさつ」で紹介した『マンガの創り方』(双葉社刊)を多めに入荷してもらいましたが、なんと32冊も売れたそうです。さすがに宣伝効果があったようで、ホッとしました。
そんなこんなで、ともかく「会場が混んだ」こと以外はこれといった問題もなく終了できた今回のコミティア。08年も良い形で終わることが出来ました。
ひるがえって今年は、サークル抽選やら、会場確保やらで、いろいろ悩ましい状況が続きそうですが、どうかこれまでと変わらぬお付き合いをお願い致します。

コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズより)