COMITIA103 アフターレポート

寒さ厳しき折、皆さんいかがお過ごしでしょうか。2月3日に行なわれたコミティア103のアフターレポートをお送りします。

当日は天候もよく、2月としては外気温も暖かめでよいイベント日和。今回は宅配便側のシャッターも閉会まで開けずに済んだため、会場内は終日暖かく過ごせました。おかげで来場者も多く、ティアズマガジンも午後2時前には売切れてしまいました。

さて、会場内で注目されたのは「モーニング・ツー×ITAN 即日新人賞」。会場内で応募作を受付し、公開で選考して、その日のうちに賞を発表するというまさに前代未聞!の企画でした。果たしてどれだけの応募があるのか準備段階ではハラハラドキドキでしたが、蓋を開けたら、なんと応募の受付待ちの行列が出来るほどの大人気。集まった作品を読むにも時間がかかり、全体の進行も若干遅れ気味になりました。結果として大賞は両誌より1本ずつ、計2本が決定。その場で授賞式が行われ、即日デビューが決定したお二人にはギャラリーから大きな拍手が送られました。アンケートでも「面白かった」という声が多く、大いに手応えのある企画になりました。早速他誌よりの打診もありましたので、再登場にご期待ください。

また、一週間ずれで行われるサンシャインクリエイションとのコラボ企画も行われ、会場にリソグラフを持込んで、おなじみ1コマコメントを集めた「クリエイションニュース」も7号まで発行。ティアズマガジンに掲載したクリエイション事務局の岡安代表と、コミティア代表・中村との対談も好評でした。

この他、コミティアが中野マンガアートコートで行っている「コミティア漫研コミュ」も企画ブースで出展。合同誌3号の発売に合わせて作品作りの展示を行ったのと、講師役の「いるかMBA」の田中裕久先生の出張講義もあり、立ち見が出るほどの盛況振りでした。「漫研コミュ」は今後も継続して行いますので、興味のある方はぜひご参加ください。

さて、今回アンケートを読んでいて気になったのが、サークル参加者のマナーを指摘する声が多かったこと。コミティアはとくにサークル側のバックヤードが狭いので、通り抜けやすいように譲り合う必要があります。今回はその部分に人が座り込んで通行の邪魔になったり、サークルが立てた看板の固定が弱く倒れたりしたこともあったようです。こうした不注意から怪我をしたりさせたりしたら、折角の楽しい気分も台無しです。現状では明確なルールは定めていませんが、お互い様のことなのでどうぞご注意お願いします。

さて、そんなこんなでにぎにぎしく終わったコミティア103でした。次回は1年ぶりの「ビッグサイト3ホール開催」リターンズです。ぜひまた多数のご参加をお待ちしています。

コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ103より)

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