ティアズマガジン112 Push&Review全コメント

このアーカイブは、前回のコミティアで頒布された本に対する、
 1.ティアズマガジンPush&Review用に送られたコメント
 2.見本誌読書会アンケートのコメント
をすべてデータ入力したものです。書式は、

【投票された本のタイトル/サークル名】
●葉書アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
◆読書会アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)

となっています。掲載の順序は、サークル名の50音順となっていますが、編集の都合上順序が入れ替わっている所があります。あらかじめご了承下さい。

コメントがない葉書・イラスト主体の葉書は記載されていません。また、集計締め切り後に来た葉書も極力載せています。したがって、順位の票数と実際の掲載数が異なっていることがあります。

コミティア実行委員会

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はがきアンケート

5 【わたしの王子様5(終)/ヨーグルツ】
4 【多分、彼女は世界の果てを知っている。/昨日と同じ】
4 【TOKIBAKA 02/ときどきバカンス】
4 【実は、彼氏に誤解されている/tokonoma】
3 【青春映画/俺の大空】
3 【死神と111人の幽霊/サブマリンサンドイッチ】
3 【風、花。/すこやかペンギン】
3 【友人5人/チュンチュンガオピッピ】
3 【ヴァレンタイン会議/つゆくさ】
3 【じゃよいカルタ日記/フェノメノーム】
3 【気配/mogravity装置】
3 【何も聞かずに泊めて下さい。/もすまん】
2 【母親は超風戦隊ハーレンジャー/R-PANDA】
2 【春の霞は見るまいものよ みれば目の毒 見ぬがよい/うそ八百屋分室】
2 【もしも私が百合ならば/馬鹿星人】
2 【ひふみ/うまちん】
2 【口紅 Episode2-アラベスク-/F・F・FROG】
2 【ゾンビのシェリー 第四話「お散歩…」/がぁ書房】
2 【モモイズム/空想RIOT】
2 【Masterpiece/幻稿社】
2 【地下鉄は都市伝説/コジマコ】
2 【花と天道虫/JAZZ UP!!】
2 【ジャポニカ自由帳42/ジャポニカ自由帳】
2 【黄金虫/スタッフWHY】
2 【そうさく畑収穫祭2014春レポート漫画制作過程/瀬戸内雀協同組合】
2 【第六惑星から/SOTICA】
2 【アメフラシ/ダイオウイカ】
2 【VIRTUAL VINUS VIRUS/ちゅすむ】
2 【轢かれた猫/ドローイングドローイング】
2 【釈迦力西遊記/夏子様ランド】
2 【日々雑感/ニダンカイダン】
2 【竜頭にして蛇尾の件/人界の歩法】
2 【ビジューのおもいで/はいあかむらさき】
2 【 の短編/白米】
2 【ちんぷんかんぷん/payjama】
2 【ドリドリドリンク/昼寝堂・ナゲチック・ほしのゆりか】
2 【広瀬さんは市長/昼寝堂】
2 【つなぐ手のひら/藤川研究室】
2 【最近の赤さん ハイハイ編/FUNUKE LABEL】
2 【イベントを主催したら脅迫が来て警察沙汰になりました。(1)(2)/Penny Lane】
2 【ぽちゃいち/マイカタ工業】
2 【少年師匠の大きなお弟子さん/まつかさ師匠の沈黙工房】
2 【High-Key/屋根裏眼鏡】
2 【バイユーの攻略本/山田養蜂場】
2 【ベイスターズマックス/ゆみっくす】
1 【モダンメカニクス 世紀の発明大図鑑/アーキテクト】
1 【雨のち晴!!/Earthly Win】
1 【オトヨコチョウとオンガクヒツジ 4/R-PANDA】
1 【それは期限付きの/アイカラッカ】
1 【お兄ちゃんは犯罪者 3/アクアドロップ】
1 【はるかちゃん実況プレイ/浅野同人誌頒布所】
1 【マーマレードジャムの使命/朝陽 昇】
1 【可愛くて残酷/味市】
1 【ぐんまでないと!出張版5/葦火堂】
1 【なりきり遊び/あとづけ】
1 【イーハトーブアニメフェスティバルでの高畑勲監督のお話をきいて考えたこと/アトリエそねっと】
1 【幸福写真館 〜Prologue〜/ANEMOS】
1 【マヨイガバータイム/あぷれーと】
1 【黄金のくるみ/あま〜いポコナッツ】
1 【歌うてづるもづる/あまりもの】
1 【「1+1+1=2」/いいヘルメット】
1 【necros!/いちはち】
1 【科学者と幽霊/稲穂屋】
1 【うそつきチカちゃん/いののお店】
1 【瞼の裏/いるす書房】
1 【ビーカーくんとそのなかまたち(1)/うえたに夫婦】
1 【スピーディー・ワンダー・アキコの古い捜査手帖/うだつフラット】
1 【百々先生冥途ノ夢 一の巻〜四の巻/鬱鬱】
1 【ハルコイズム。白/ウッケツトルネード】
1 【1DAY1GIRL/oops!】
1 【アーシャラフトの花嫁/移り気つばくらめ】
1 【スチロンアースは哀しきけもの/ABXXX】
1 【夕凪ミュージック/江古田color】
1 【デンセツノ魔キュウ/S curve】
1 【知らない街のホテルで昼寝 マレーシア・マラッカ編/お洗濯もの取り込み隊】
1 【トンカチ桃香の見る夢は/オダギリックス】
1 【不思議な森のミント/お手製のポトフ】
1 【Zooむ/オトヒメ49号】
1 【Mick/onigiri】
1 【屑拾いのアビゲイル/思い出し笑】
1 【かなこい/Girl on the Moon】
1 【私と違うひと/菓子の実の】
1 【短篇集 ヒメコブシ/カスピトラ】
1 【大河と霧と英雄の船/かぶ☆けん】
1 【彼女のデュナミス/カモエーゴ】
1 【君の話をきいたげる/XXX´】
1 【タイムパトロールユカちゃん/木持アート出版】
1 【魔法少女ムサシ総集編上・下/キャラバン】
1 【非・コミュニケーション/Cancer-O】
1 【桜のこれから/キャンディーフリーク作戦】
1 【寿司風肉まん いちごシロップ風/筋肉マン研】
1 【バトル・パンティ・バトル/くみちょうBOX】
1 【ウサビリティ/grand-nauts】
1 【運び屋/クレープたべたい】
1 【創作しま戦果/黒電話】
1 【スティーリー・ワンダー!/クロヒス諸房】
1 【メリーナイトメア/黒豚キムチ定食二人前】
1 【恋する呪解師 総集編/ChromaticClip】
1 【オレは咲く(4)「あたらしい年への手紙」/月刊滋養】
1 【Autumn willow/幻稿社】
1 【電ゲキ萌えーズ!!/光速船】
1 【あれから3年たちました/幸梅】
1 【ヒカリジオと研究者/こおりぼし】
1 【お嬢様は重力系! [ks1502]/腰の曲がった空間】
1 【Little Rouse/cosmologic】
1 【many many/コトコトリ】
1 【CircleS' Vol.3/Circles' Square】
1 【節分本 20150201/サークル丙】
1 【魔法使いメグミ 働け!企業戦士メグミ編/鮭缶】
1 【銀河採鉱記/ささきさ】
1 【ひつじのくわっぱ/雑談会】
1 【世界の展望台/サニーブルース】
1 【魔法屋と甘い卵焼き/サブマリンサンドイッチ】
1 【おさる手帖 2014 vol.1/さる出版】
1 【森へ…。/三月館】
1 【奇妙なおとなりさん、不思議な庭/三月館】
1 【楽園/サンタロー】
1 【読書万巻 旅ごごち/Signaless】
1 【ゆずシトラスモカ vol.2/C1trus-h0pe】
1 【ATTACK FROM 集団ストーカーズ!!/集団ストーキングやめてください】
1 【正気漫画まとめ本/正気企画】
1 【処女膜研究会会誌EX/処女膜研究会】
1 【REVERSE/深夜心中・サニーブルース】
1 【合縁奇譚・3/新緑農場】
1 【空飛ぶハサミ?/人類圏】
1 【少女クロゼット/すあまフレンズ】
1 【夕凪ゴーラウンド/すこやかペンギン】
1 【よもぎ町パンタグラフ/すこやかペンギン】
1 【もけお漫画再録集 戯画まんがコミック/スタジオキノボ】
1 【ぜんぶ手で描くペン画集/スタヂオK-ing】
1 【月石病/スタッフWHY】
1 【暗陰の壺/スタッフWHY】
1 【影法師退治/スタッフWHY】
1 【天沢君とカムナちゃん2/すたひろBOX】
1 【DUNGEON MAIDEN 3/すちぶっくす】
1 【ダンジョンメイデン/すちぶっくす】
1 【コロッポ/strawberry*kick】
1 【田んぼに吊るされるCDのようになりたい。/セーブポイント】
1 【007(らぶらぶなな)ちゃん from Nagoya with Love 【前編】/世界の果てのきまぐれ王国】
1 【*独想*/0529】
1 【クッキー回/0丁目】
1 【HAPPY/BLUE'10〜ブルー分のハッピー/千秋小梅うめしゃち支店】
1 【猫とバイオリン/宇宙の森】
1 【しにたがりのきみへ/だーくさいどるーむ】
1 【大往生テロル恋愛漫画短編集/大往生テロル】
1 【小人をめぐる冒険/だがまんや】
1 【義足少女 跳ぶ/旅するアニフォト】
1 【ヒビノノイズ/ちいさなたいまつ】
1 【プリンセスバタフライの冒険/チキンの魂】
1 【彼女の破片/チキンロック】
1 【不完全アフェット 壱/ちくわ王国の逆襲】
1 【NOT6/tito】
1 【ちゃむさん1/ちゃむ屋】
1 【いろとりどり/Chiryzmo】
1 【空蝉ポラロイド(冬の朝)/月陽炎】
1 【Johannette/月の子】
1 【成型リリカ/つゆくさ】
1 【2人はプリティア/つゆくさ】
1 【勝利の女神だって野球したい!ClimaxSeries/T-NORTH】
1 【銀盤トランス・スケーティング/T-NORTH】
1 【何がたかしに起ったか?/電柱少女】
1 【(無題)/東山神兵】
1 【解放弦—The released string/冬青】
1 【FRATERNI-ZATION/とうみつ】
1 【sky grapher/とーちか】
1 【TOKIBAKA 01/ときどきバカンス】
1 【君に生えてくるハズがないのに/となりのヨメ〓】
1 【LINE/となりのヨメ〓】
1 【実と肛門/灯】
1 【八月の嬌声2/TROOPINGOUT】
1 【ヴィラージュ/夏の終わりに鳴く蝉は】
1 【倉庫維新 おおむねプロレスの味方です。/にこらてすら】
1 【MOONAGER〜時代錯誤の恋人たち〜/Nishi Notes.】
1 【いきなり山歩き/西の森荘園】
1 【Capsule girl/2℃寝】
1 【ワイの夢/2424party】
1 【Astrology calendar Book 2015/nilplus】
1 【あたしがお嫁にもらってあげる!/ノラキジトラ】
1 【フリーペーパーはしゃぐ No.3 + No.4/はしゃぐ。】
1 【チヨちゃんの嫁入り/はちしろ】
1 【happily ever after/ハッピーエンドマニア】
1 【Attention plz!/ハッピーエンドに憧れて!】
1 【油尾探偵事務所/心臓屋】
1 【スリラーマガジン死/バトルジンギスカン】
1 【黒タイツあるある本/ぱへかへ】
1 【風のこピュルンとちいさなちいちゃん/ばんそうこう。】
1 【ちなみにある/パンダのせろ】
1 【魔法使いの猫 シャンテ/ぱんぷきん堂】
1 【地下街をゆく/昼寝堂】
1 【硫酸のプール/ファンタジーソング】
1 【ゆうしゃはめくる!▼/PhysicsPoint】
1 【環と守 第1回 第2回/藤本和也】
1 【どーきゅう!/ぷち星人のこべや】
1 【とよ田みのる COLOR WORKS 2011〜2014/FUNUKE LABEL】
1 【オバケのサリー/FUNUKE LABEL】
1 【パンくうむすめKOBE/Plastic Age】
1 【割れ鍋にスカート/プラチナブロンド】
1 【goodbye parade/Plum Wine】
1 【グレイブロビング/ぶるかにろ博士と東と培養研究所】
1 【初期形 Vol.02/ぶるかにろ博士と東と培養研究所】
1 【乙子ちゃん、世界一カワイイ/フルスイングオトメ】
1 【言ったよ、きいちゃん1/文明】
1 【となりの勇者さま/平凡堂】
1 【ぽこぽこ! 邦人作曲家すぺしゃる/poco a poco】
1 【ビスケット症候群/Poke】
1 【パンダグラフ9/ボストーク通信社】
1 【漫画アシのABC その15/ぽっぽこっこ】
1 【かわいくないひと。2/Poppy Seed】
1 【種を撒いた話/ホリゾント】
1 【自殺しないための99の方法/polocco】
1 【恋に恋する/PORORIYA】
1 【剣司ゆるり草〈二〉 冬木立/松ノ木公民会】
1 【思い出し旅行記・ドイツ編/摩天幽谷企画】
1 【リトルシーショア/まばたき星雲】
1 【川西拉麺屋奇譚/まるちぷるCAFE】
1 【漫画の先生ep3./まるちぷるCAFE】
1 【Mid Winter/まるともい】
1 【ebdless rain 雨の女神と風の神/マンガ描くぞ!】
1 【500 vol.2/マンガ描くぞ!】
1 【満月のカミュ/まんがの富士屋】
1 【221Bのメイドさん/三日月少年】
1 【新宿トムキャッツ 1/水田本舗】
1 【レクレーション Vol.5/ミラクルvs葛根湯】
1 【ファンタスティック・ワーキング/むしむしプラネット】
1 【髪結いの最期/むんむん大佐】
1 【ジルバさんと旦那様の幽霊/メアリー】
1 【着物をそれっぽく描くポイント/名称未設定】
1 【釣りの帰りに/メタ・パラダイム】
1 【ねずみさんにっぽう/METRON】
1 【SM彼女/xoxoメロン】
1 【えのぐのすーとぬりえの国/モトネコ屋】
1 【むか〜しメイド/薬缶猫】
1 【ヤクザイシが市販薬の選び方をざっくりと解説する本 VOL.2 胃薬編/ゆいみる堂】
1 【胃カメラレポ本/有線ワイヤレス】
1 【KOG/ゆるゆるブックス】
1 【πr2/吉田悟郎商會】
1 【貴方にすべてをささげると私の眼球はそういった。2/ライ麦畑を捕まえる仕事】
1 【立体と平面の行ったり来たり/乱痴気事虫所】
1 【テレビ電影さん/乱痴気事務所・ぷちまるCAFE】
1 【クグツの歌/料亭なろに】
1 【KEEP BREATHING/臨界】
1 【いぬぐれす/黎明ネルトリンゲン】
1 【SHOUT! 01〜03/れっせぱっせ】
1 【ゴリラのメリーちゃん/ワークショップいふ】
1 【地味男に恋して何が悪い!! 後編/わさんぼん】

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読書会アンケート

7 【読書万巻 旅ごごち/Signaless】
6 【母親は超風戦隊ハーレンジャー/R-PANDA】
6 【あたしがお嫁にもらってあげる!/ノラキジトラ】
5 【続・漫画アシスタントの日常/うみはん】
5 【My Star of Life vol.4/メコメータ】
4 【スク水あならいず Archive:01/Ensonode】
4 【多分、彼女は世界の果てを知っている。/昨日と同じ】
4 【新宿トムキャッツ 1/水田本舗】
3 【7-NANA-/あぷりこっと】
3 【レッスンルーム/KRTOSB】
3 【約束/citrus planet】
3 【アメフラシ/ダイオウイカ】
3 【Attention plz!/ハッピーエンドに憧れて!】
3 【よる、窓際にて。/放送事故を待つくらいなら】
3 【博士は木曜の午後に/ラルゴ】
2 【さいはて鬼ごっこ/isolation】
2 【はるかちゃん実況プレイ/浅野同人誌頒布所】
2 【可愛くて残酷/味市】
2 【カムパニュラをさがしに・下/Ikapon4】
2 【ヨキ 5/WE ARE】
2 【刺青師/歌う骨】
2 【龍翼のディオスクロイ/移り気つばくらめ】
2 【もしも私が百合ならば/馬鹿星人】
2 【ひふみ/うまちん】
2 【よんこまのん。/かばやき】
2 【ちゃぶ台をひっくり返す・THE WORLD/きゃきらん堂】
2 【カワイイアナタ/Clown Berry】
2 【運び屋/クレープたべたい】
2 【オレは咲く(4)「あたらしい年への手紙」/月刊滋養】
2 【午前2時のパレード/さくらとじょんそん】
2 【死神と111人の幽霊/サブマリンサンドイッチ】
2 【おさる手帖 2014 vol.1/さる出版】
2 【癖-HEKI-/しましまの】
2 【REVERSE/深夜心中・サニーブルース】
2 【完全犯罪マシン/スズロモノス】
2 【生活とキミ2/生活学習】
2 【007(らぶらぶなな)ちゃん from Nagoya with Love 【前編】/世界の果てのきまぐれ王国】
2 【生ビールを一杯。/そうでもない。】
2 【3食彼氏つきワケあり物件/たてじわシクラメン】
2 【義足少女 跳ぶ/旅するアニフォト】
2 【彼女の破片/チキンロック】
2 【待合電車/▼THS】
2 【LINE/となりのヨメ〓】
2 【轢かれた猫/ドローイングドローイング】
2 【みみ子のぉと/ナクアミ】
2 【オリジナル病み百合アンソロジー chouchou vol.3/Happy Yellow Rabbit】
2 【Attention plz!/ハッピーエンドに憧れて!】
2 【ハロー、プラネット/一人宇宙部】
2 【後半生/ファンクラブ】
2 【竜剣〜大菩薩峠 第三章/ふくふく団】
2 【つなぐ手のひら/藤川研究室】
2 【巡る、蒼天/float】
2 【ファミコン兄妹。コンプリート/POPBASE】
2 【恋に恋する/PORORIYA】
2 【ぽちゃいち/マイカタ工業】
2 【ことけんジジョウ vol.2/moon cat】
2 【Menuet Antique/夢國】
2 【戦画2/本蔵】
2 【わたしの王子様5(終)/ヨーグルツ】
2 【口から強酸が出る女の子の本/ライカ探偵局】
2 【青春アブノーマルズ 1,2,3!!/LAD SYNDROME】
2 【佳人の肖像/Little Garden】
2 【クグツの歌/料亭なろに】
1 【國防科學雑誌の子供達/アーキテクト】
1 【色々苦手だけど料理してみた/アーネスト!】
1 【喫茶エクスリブリス/アールワークス】
1 【それは期限付きの/アイカラッカ】
1 【こんな喫茶店、あったかも?/あおいがえる】
1 【あずかりボランティア記 犬編/青木光恵うさぱらーず】
1 【青木光恵のJKウォッチング!/青木光恵うさぱらーず】
1 【Simulacra/明るい農村計画】
1 【FLEURAGE 花と男子/AZSA】
1 【アタシの隣人がヒドイ/アマルカルド】
1 【Magic in the Dark 第一巻、第二巻/雨風食堂】
1 【苦楽描/uncommunity】
1 【やさしいかかと/いいヘルメット】
1 【人外×少女 おわるはなし ふたつ/イガイガ】
1 【6畳のカミサマ/戦もないのに朝ごはん】
1 【激!!ぽっちゃり女子のファッション/いしいまき】
1 【アクマノツマ/石川博品】
1 【エルフが親友に恋したら1〜エルフ編〜/苺の塊】
1 【TYPOGRAPHY/Wimdac Studio】
1 【漫画アシスタントの日常/うみはん】
1 【HR04/HWB】
1 【ふなヌンと私/eso aparte】
1 【Couture Mou/ETY】
1 【luster/emket.】
1 【GURAMAN/大津久商事(有)】
1 【山木家のお家事情/オーガミントクズ】
1 【べつに絵なんか描けんでも/小川書店】
1 【らくがきの本/おさかなだいすき】
1 【トンカチ桃香の見る夢は/オダギリックス】
1 【魔法少女と小坂さん/おばりよん。】
1 【まろよん/おまろ】
1 【NikuQmaN/おもちまるどっとねっと】
1 【茱萸ノ木亭のルプさん/オレンヂハチドリ】
1 【私と違うひと/菓子の実の】
1 【春とミニスカート/果樹園】
1 【短篇集 ヒメコブシ/カスピトラ】
1 【19ギャグ・10本入りビール/かたておち】
1 【片眼の将兵伍/片眼の将兵】
1 【ペパラボ06/紙と印刷と加工の会】
1 【君の話をきいたげる/XXX´】
1 【イロイロアレコレ/君と世界と】
1 【姿くん/木持アート出版】
1 【太陽の騎士・スーパーレディレナちゃん/木持アート出版】
1 【BANBA/camp】
1 【擬態生物図鑑/旧都樹海】
1 【今友マーザ/CUBIC SOUL】
1 【闇美屋。壱/餃子亭】
1 【図説 邪神浮世草子/ギルマンハウス】
1 【氷花の戴冠 〜あの光が貴方を焼き尽くす前に〜/銀鞠】
1 【空間金魚/空間想庫】
1 【バズワールド/空想概論】
1 【エルフのエルちゃん/空想RIOT】
1 【未確認星野君+α/Q-ron】
1 【couleur de pastel/couque】
1 【くのいちトーク!/くみちょうBOX】
1 【バトル・パンティ・バトル/くみちょうBOX】
1 【おかわり自由/グラップラー俺達】
1 【雪降る古城の魔女/グルニエスカリエ】
1 【それも神様のしわざです/黒白】
1 【竜は慈しみを抱いて/黒ネコワルツ】
1 【ぶんそろ/くろばら】
1 【Masterpiece/幻稿社】
1 【Princess in WonderLand/幻想堂】
1 【寄せ集めふるはうす/江月堂】
1 【あれから3年たちました/幸梅】
1 【ホントに怖い都市伝説 教えて! 花子さん 総集編/コーラの泉】
1 【ヒカリジオと研究者/こおりぼし】
1 【あわい、くちなわ、たけこうべ/午後五時四十六分】
1 【人じゃないヒトたち/コバルトおじぇん】
1 【女子校生がイングレスどうでしょう/こもれびのーと】
1 【砂糖をひとふり/コレット】
1 【おじさん拾いました。/Conscious】
1 【MOPS/今夜が山田】
1 【CircleS' vol.3/Circles' Square】
1 【恋春日和/才能なくても作品作りたい】
1 【空に鳴く竜の児/ざくろ廷】
1 【美しく日々/鎖国探偵】
1 【燗番娘育成計画/ささのしずく】
1 【お母ちゃんとおもしゃい総集編/さちみん工房】
1 【ロボット/佐藤三百】
1 【媒の森/ざぼんでぜろ】
1 【terrible_triple/3_5_2】
1 【君の花園/三星堂】
1 【妻と私/C/C creatures】
1 【リュミエールな夜/塩森恵子ひとり遊び】
1 【じゅうたいのもと/視覚音痴】
1 【youthful days/citrus planet】
1 【ジャポニカ自由帳42/ジャポニカ自由帳】
1 【astride/sugarless】
1 【ジグソークーソー03/上下左右】
1 【中年ユムシ6/食人大陸まうまう】
1 【Naive/shiratama】
1 【かぜのゆめ-小鳥編-/しろいえほん】
1 【高速道路の熱すぎるお茶百景(2)/シロウトデザインワークス】
1 【飛空艇コインバトル Complete Character Collection/Singerly】
1 【少女クロゼット/すあまフレンズ】
1 【父子の梳き櫛/スイーツエンジン】
1 【えそらごと/水彩屋さんのら工房】
1 【対位法の夢/水彩屋さんのら工房】
1 【歌うよ君だけに、歌うよ僕のため、歌うよ誰かのため、とは言わないけど/スカイハイツオーケストラ】
1 【よもぎ町パンタグラフ/すこやかペンギン】
1 【夕凪ゴーラウンド/すこやかペンギン】
1 【青き息/今夜、世界が終わる/studio sun clear】
1 【アライグマ漫画家旅日記〜被災地石巻 女川に行って来た〜/すたひろBOX】
1 【甘くない生活/すっぽこ電脳大飯店】
1 【エロマンガ家さんが通りますよ!/スフィン子くん】
1 【虹色の翼 〜須川洋 短編集〜/脊式】
1 【世界歴史性風俗漫画 Morals under a pagoda 《古代編・上》/1000decillion】
1 【彼女のくちづけ 感染するリビドー/そそう支部】
1 【冬蛍/飛行夢】
1 【STAR CHILD/Timewave Zero】
1 【よわむし革命/タウリン5000mg】
1 【残像パステルブルー/だから弱虫】
1 【だし★メン イチバンだし!/だし★メン】
1 【アイリーンちゃんがんばります!/ダブステップ動物園】
1 【SEIFUKU SHOJO PLUS ALFA/たべっ子まっちょ】
1 【ばあちゃんとおいともだち/ちいちゃいばあちゃん居てマス。】
1 【星占いでおとこのこおんなのこがいっぱい/ちびキャラランド】
1 【VIRTUAL VINUS VIRUS/ちゅすむ】
1 【Dearest/Chocolate Dolly】
1 【MOON WHALE ILLUSTRATION/ツキノクジラ座】
1 【A CHI KO TI /ツキノクジラ座】
1 【Johannette/月の子】
1 【成型リリカ/つゆくさ】
1 【ヴァレンタイン会議/つゆくさ】
1 【LOST:SMILE 1st Edition -Blue Birth-/Tears Of Mermaid】
1 【NEETBOY IS MAGICGIRL/定時前帰宅】
1 【AD:PIANO III/Diverse System】
1 【待て! 早まるな/テクノストレス】
1 【眼鏡、お好きですか?/ですよね。】
1 【てふや食堂のぼっち鍋/てふや食堂】
1 【黒いイナズマ/でりしゃす!】
1 【よめたま/てりたま】
1 【アニソンライブのひみつ/東京猿人改】
1 【EWIGE/透明四界】
1 【夜光植物園奇譚/Taupe】
1 【TOKIBAKA 02/ときどきバカンス】
1 【実は、彼氏に誤解されている/tokonoma】
1 【ウサギとカメは両思い?/どや顔病】
1 【超強ロボ ツヨイオー/とりからの巣】
1 【MEMORIA/drops】
1 【いぬのおまわりさんのいぬいさん/どんどんぐり屋】
1 【ツノガアル/0078MHz】
1 【倉庫維新 おおむねプロレスの味方です。/にこらてすら】
1 【日々雑感/ニダンカイダン】
1 【Astrology calendar Book 2015/nilplus】
1 【竜頭にして蛇尾の件/人界の歩法】
1 【水辺のいきもの/縫月堂】
1 【Picnic/ネキトチカ】
1 【七色の息吹/長閑亭】
1 【さよならストレンジャー/ハイッテル】
1 【コールドケース/白地図と青写真】
1 【秋冬絵の本/葉桜屋】
1 【ちんぷんかんぷん/payjama】
1 【coffee and glass/Pastime Cafe】
1 【幻獣アマビコ/ハッカ雨】
1 【死期折々/Happa】
1 【スノーゲイザー/Happa】
1 【スリラーマガジン死/バトルジンギスカン】
1 【ゆくウマくるメエ/花霞幻燈】
1 【斎藤先生の高台寺潜入日誌/花てまり】
1 【この宇宙の川端さん2/ハヒプの】
1 【針子少女3/針子少女】
1 【こいこい30/はれぱる】
1 【今日のお通しvol.3/PalePale】
1 【little Bisque/バレリーズ】
1 【ぼくとじじい/パンダがてんこもりI+∞】
1 【ちなみにある/パンダのせろ】
1 【魔法使いの猫 シャンテ/ぱんぷきん堂】
1 【J先生とよもぎ(1)/HERO.com】
1 【このいりこがすごい/東相模原研】
1 【空間乙女 〜丸ペン一本勝負〜/ひょうたん島】
1 【サラと春と運命の散文/Phantasmsnow】
1 【跪き永久の愛を乞いたい/funtasma】
1 【硫酸のプール/ファンタジーソング】
1 【うちの猫のことですが その(4)/Fantastic Green】
1 【いきすぎちゃってずぼら/BooteLace】
1 【地味で夢みていいですか?/49's】
1 【最近の赤さん ハイハイ編/FUNUKE LABEL】
1 【パンくうむすめKOBE/Plastic Age】
1 【goodbye parade/Plum Wine】
1 【みにくい人魚姫/FLEW】
1 【言ったよ、きいちゃん1/文明】
1 【ノミとミミ/HEPTAD】
1 【セーラーイン/ヘルガリーベ】
1 【BAKA 創作百合アンソロジー/veronique】
1 【同じクラスの玉木くん/ポ!】
1 【虚構記録者 2014.12.1-12.31/咆哮剤】
1 【竜の森/亡命ロココ】
1 【ぽこぽこ! 邦人作曲家すぺしゃる/poco a poco】
1 【ビスケット症候群/Poke】
1 【ファミコン兄妹5/POPBASE】
1 【エルゼベエトの楽園/ボナンザ】
1 【種を撒いた話/ホリゾント】
1 【自殺しないための99の方法/polocco】
1 【冒険者記録帳/White Alice】
1 【土を捲く -マサト- 改訂版/本フェチ倶楽部】
1 【ホタル帰る/街田チカ】
1 【少年師匠の大きなお弟子さん/まつかさ師匠の沈黙工房】
1 【剣司ゆるり草〈二〉 冬木立/松ノ木公民会】
1 【思い出し旅行記 ペルー編(2)/摩天幽谷企画】
1 【思い出し旅行記/摩天幽谷企画】
1 【ねこゆる〜猫とのゆるい日常〜/まむぼん】
1 【Mid Winter/まるともい】
1 【満月のカミュ/まんがの富士屋】
1 【トレス可能な男子ポーズ集(1)/漫博堂+男子ポーズ.com】
1 【ハートフル地球侵略/mikko】
1 【マイスターオブライフ/メコメータ】
1 【家出したおうち/mercy lokki】
1 【神様がくれた花冠/Mellow Merrow】
1 【チグハグなバレンタイン/めんどくさがり屋】
1 【何も聞かずに泊めて下さい。/もすまん】
1 【プリズム/餅ット】
1 【cranky!/もち定食】
1 【ZOMBIE BOOK/moccoweb】
1 【魔女の庭/motoi】
1 【いいかげんにしてアルパカ君/もとのモト】
1 【幸福のエレワ・ハルトラン/モリノウミウシ】
1 【十三世紀くらいのハローワーク/山田養蜂場】
1 【山本アットホーム123/山本アットホーム】
1 【ヤクザイシが市販薬の選び方をざっくりと解説する本 VOL.2 胃薬編/ゆいみる堂】
1 【破壊せよ、と彼女は言った/有機的ナ曲線】
1 【こみらふ!Comic Life!/ユキノハラ】
1 【(イラスト)/よこ】
1 【藤納戸/終夜商店】
1 【HORNS/life-is-free】
1 【カラス大魔王の日常?/ラウンドロビン】
1 【ちくわぶはおいしい/らくでく】
1 【女神の左目/落花星人】
1 【いつプーの2014年ダイアリー/ラブスパーク】
1 【立体と平面の行ったり来たり/乱痴気事虫所】
1 【テレビ電影さん/乱痴気事務所・ぷちまるCAFE】
1 【ミサイル寝ているそばにいる/らんぶる】
1 【十月桜/良識派】
1 【となりで咲く花/林檎園】
1 【西島さんが我慢できない話/ROOM#310】
1 【いぬぐれす/黎明ネルトリンゲン】
1 【終電ちゃん 中央線のクリスマス/歴史資料館】
1 【大野くんは優しいだけでした。/籠城ラプンツェル】
1 【Lovely but Lethal/六花弁三片紅】
1 【メイド喫茶でアルバイトを始めました/ワタシはタワシ】
1 【ROUGH ARCHIVE 2011-2014/ONE VISIONS】

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【明大のアイドルに会う/?】
●どこで頂いたかちょっと分からないフリーペーパーまんが。明大の博物館に拷問用具を見に行った体験をまんが化したもの。豚のキャラがアイアンメイデン(内側に針が生えている人型の棺桶)を実体験したあと、「拷問の後でビフテキとかたまんねー!」と明大のカフェテリアでビフテキを食っているという図がシュールで面白かった。(千葉県・クロ僕屋)

【ぱくぱくトラベル/?】
◆テーマと絵(人物)のタッチに合った食べ物の絵が良かったです。(人物と絵のタッチがバラバラな人も多いので…)(?・?)

【モダンメカニクス 世紀の発明大図鑑/アーキテクト】
●数十年前の過去に描かれたレトロな未来メカの分厚いイラスト集。筒が翼になった飛行機は現代から見ると珍妙だが、実際に計画され試作機が一瞬飛びもしたものだ。時代の仇花となったかっこいい謎メカのイラスト集。メカに対する時代背景的な詳しい解説が欲しかった。(千葉県・クロ僕屋)

【國防科學雑誌の子供達/アーキテクト】
◆60年代、マガジン・サンデーといった少年誌で表紙や口絵を飾っていた空想上の超兵器たち。そのロマンみなぎるフリーダムな世界をカラーで紹介する一冊。荒唐無稽ながらも当時の実在した計画や新鋭兵器を下敷きにしているものもあったりでニンマリ。貴重な資料です。(東京都・樹庵)

【雨のち晴!!/Earthly Win】
●パンがつなぐ友達関係。二人の少女が出会うきっかけの展開が面白い作りになっていたなと。フィクションだけど、もしかしたら作者の心の叫びなのかな、という田舎のパン事情もうかがい知れたりして良かったです。(東京都・ボイジャー)

【色々苦手だけど料理してみた/アーネスト!】
◆料理してない人のあるあるネタ。少々と適量の違いは? 中火ってどのくらい!? その気持ちよーく分かります(笑)(千葉県・結城都)

【母親は超風戦隊ハーレンジャー/R-PANDA】
●成績優秀で友人も多い平凡な高校生・白川勇気の母親は、宇宙人ウルサイダーと戦う戦士・ハーレンジャーだった! 取り巻くとんでもない環境に悩みながらも自分なりに前に進もうともがく主人公の姿に、笑いながらも感動させて貰った。読んだ後に親孝行をしたくなる、そんな物語。(東京都・じゅん)

【オトヨコチョウとオンガクヒツジ 4/R-PANDA】
●キャラだけでなく細かく描かれた背景が魅力的で世界に引き込まれました。物語も佳境へ向けていろいろ熱い展開でした! テイさんの正体は…?(東京都・rin)

【喫茶エクスリブリス/アールワークス】
◆互いに惹かれ合う喫茶店主と司書、男性二人の再会を物語ると同時に、本にまつわる不可思議な事件を記録したファンタジーノベル。珈琲や古書といった、ブックマニアなら即反応してしまう要素満載。カバーの仕掛けや巻末のエクスリブリス、即ち蔵書票にもぜひご注目を!(東京都・古書店主)

【それは期限付きの/アイカラッカ】
◆独自の世界を持っているファンタジーなのに多くの説明をしないことでこの短さでも充分に切ない思いをさせてもらいました。もう少し長い詳細なファンタジーも読みたくなりました。(東京都・ココノツ)
●段取りの苦手な「ナンジュ」のお使いで、研究に必要な材料の買いだしに出かけた「タト」。その途中、自分も知らなかった、首筋の後ろにある「ナンジュ」の印を指摘され——。帰宅して玄関の前で倒れ、翌日に何事もなかったかのように目を覚ました「タト」にとっては、ちょっと沈んだ「ナンジュ」の様子も気のせいの範囲。また笑顔の日常に戻っていく。倒れている間の2ページで、「期限付き」の理由を明かす「ナンジュ」の何かを押し殺した顔が、この日常の真実なのかもしれないけれど、お気に入りのパイをねだってそれに「タト」が苦笑しつつ応じてくれる今が、全部ウソってわけでもない。二人の行方を静かに見守りたいと思う作品。(東京都・bullet)

【さいはて鬼ごっこ/isolation】
◆ぐっときました。絵柄も好きです。(?・?)
◆千夏は実家に帰るために乗った寝台列車で、自分とは全く性格の違う女性・貴子と相部屋になる。最初はギスギスしていた二人だが、話をしていくうちにお互いが似たもの同士だと感じ始める。現実からの逃避というテーマを冬の寝台列車での旅行と重ね、切なく爽やかに描いた作品。(東京都・らすく)

【こんな喫茶店、あったかも?/あおいがえる】
◆喫茶店にまつわるあるある(?)話。トーンが貼ってあるとさらによかったかな。(東京都・?)

【青木光恵のJKウォッチング!/青木光恵うさぱらーず】
◆JK愛あふれる一冊。わかりますわかります、メイクがキマッてて、スキがないと一味足りないんですよね。普通のJKが息をして歩いてるだけで(立ち止まってても)キュンキュンとするものです。JK好きにおススメです。(東京都・かなびん)

【あずかりボランティア記 犬編/青木光恵うさぱらーず】
◆動物を飼う楽しさが伝わってきた。(東京都・山田裕子)

【Simulacra/明るい農村計画】
◆Liquid Holickさんを中心に、ゲストも参加して作られたトランス曲のアルバムです。硬質でスタイリッシュな曲調の中に、ポップのような不思議なリズムが入り込んだリズム感のいい音楽多数で自然と体を動かしたくなってくるアルバム。何度も聴きたくなります。(東京都・道男)

【お兄ちゃんは犯罪者 3/アクアドロップ】
●ただの妹萌えではない。兄妹揃ってこそ初めて成立する魅力が、そこにはある。全年齢対象のはずが、そのエロさは並の18禁本を軽く凌駕する「お兄ちゃんは犯罪者」シリーズの三冊目。これまではお兄ちゃんの方が暴走気味でしたが、今回は奈由ちゃんの方が危険かも? 無邪気に妖艶な色気を振り撒いてくる奈由ちゃんに、お兄ちゃんはどう出るのか…!? いち読者である僕はニヤニヤが終始止まりませんでした。絵はもちろん、台詞と背景、話の構成にサブタイトルも隅々まで楽しめる一冊です。あとがきには恒例、兄妹名言も書かれています。続編いつまでも待っています。(神奈川県・tara)

【はるかちゃん実況プレイ/浅野同人誌頒布所】
●かわいい眼鏡っ娘が中古ゲーム屋で毎回微妙なレトロゲーを買ってたら、店員のお兄さんとしては気になりますよね。動画サイトを作品名で検索したら、聞き覚えのある声の実況動画が見つかるのも無理はありません。夢のようで説得力のある現代的な出会いにひきこまれました。(埼玉県・ya53)

【マーマレードジャムの使命/朝陽 昇】
●冷蔵庫の片隅に残っていた賞味期限が今日までのジャムが主人公。ジャムが。特に擬人化されたわけでもない、物体としてのジャムがこの物語の主人公なのだ。ジャムの瓶に反射している女性の構図が続くところは表現として優れている。ジャムが、もう一度言うが無生物のジャムが粋なはからいをしてきれいに話をまとめるのがおもしろい。(千葉県・クロ僕屋)

【可愛くて残酷/味市】
◆とてもよい。(神奈川県・いぬいたまき)
◆好きな相手(女の子)から「親友」扱いされる、というのはものすごく辛いことだと思いますが、それを暗くなりすぎずに描いているのが上手いと感じました。(東京都・三五二)
●相手が同性だと特に伝わりづらいものだと思うけど、せっかくの告白が好きではなく親友として伝わるのはつらいね。(茨城県・ガクヤ)

【ぐんまでないと!出張版5/葦火堂】
●sawa氏と由一氏がそれぞれの視点で群馬県の魅力と名物を紹介する漫画も今回で5作目。まだまだ尽きないネタの数々が群馬の底知れぬ深さを見せつける。いつも無料なので手に取りやすく、読みやすい絵柄と構成なので、一度読んだら記憶に残りやすく重宝しています。(東京都・たいらさと)

【FLEURAGE 花と男子/AZSA】
◆花と男の子のイラスト集でした。好みの問題かとも思うのですが、表紙の子と赤の色彩にまず目を引かれました。デジタル全盛の中、アナログの良さにうっとり見ほれてました。(アナログ風のデジタル絵だったらすみません)。和風が好きなので表紙のシャクヤクとガクアジサイに絵にとてもひかれました。ポストカードとかあったらほしいな。)(千葉県・K)

【なりきり遊び/あとづけ】
●学級内で過熱・深刻化する動物なりきり遊び。ミジンコ役の女の子は乗り切れず、やり過ごそうとするのだが。小学生なノリと、何処かシュールなモノローグが不貞寝ワールド全開で迫って来る。良い。(奈良県・おか)

【イーハトーブアニメフェスティバルでの高畑勲監督のお話をきいて考えたこと/アトリエそねっと】
●花巻市で行われた高畑勲監督の講演の感想と、そこから宮澤賢治作品への深い知見を基にした考察が広がっていき、評論として読み応えありました。(岩手県・川原睦穂)

【幸福写真館 〜Prologue〜/ANEMOS】
●読んでいて心地良い作品。もっと読みたい。SFは起伏が激しくて、読んでいて疲れる作品もあるけど、これは疲れない。いい意味で初心者には入りやすいかも。読み終わったらほぅっとなりますよ!(埼玉県・たべ版)

【7-NANA-/あぷりこっと】
◆不器用な少年と、幼馴染の少女が織りなす甘すぎないミックスジュースのような物語。沢山の出来事と感情がごちゃまぜになっていますが、全てがしっかりとまとまり、お互いを引き立て合っています。感情の描写も独特で読めば読むほど引き込まれる作品です。(東京都・ミユキ)

【マヨイガバータイム/あぷれーと】
●夜更けの街にひっそりと開く、キノコがマスターを務めるバー。疲れた女や男やマツタケが吐き出す胸の内をマスターが静かに受け止める様にひどく安心する。非現実的なキャラの前に現実的な苦悩や悲哀すら幻想のように感じられる、妖しくも心地良い浮遊感を持つ作品である。(大阪府・あまいも)

【黄金のくるみ/あま〜いポコナッツ】
●ふしぎな世界観の忍者漫画。忍術苦手の主人公のコミカルなお話が心地よい。この作者さんの漫画がもっと読みたい。(東京都・笹)

【歌うてづるもづる/あまりもの】
●女子に溶け込めない信乃はスカートの下にスラックスを履いていることをクラスの女子に咎められる…彼女らだってスカートの下にジャージ履いてるんだけど、スラックスだとダメでジャージだとOKだという…タイツはダメでストッキング履くと頭が痛くなる…何が違うんだ…お、女の子の世界はわからん…なんの根拠も理由もない、流行という理不尽な謎ルールの鎖にがんじがらめの中で生きていかなければならない思春期女子たち。 しかし実は信乃は生物学的には女子ではなかった。見た目は女子、遺伝子は男。しかし胸はあり、彼はそれをさらしでがんじがらめにして抑えている。男なのか? 女なのか? どちらともつかぬマージナルな彼は女子の流行という鎖の中にとらわれる必要はない。ただし彼がほんとうは男子であるというのは信乃自身が主張していることであり、嘘の可能性もなくはない。 てづるもづるって何かと検索したら出るわ出るわモザイク必須な画像が。長い腕が何千本にも枝分かれしたヒトデの一種で、どうみたってニャルラトホテプじゃないですか。しかもこいつ動物だから動くし。脳はなさそうだし体のどの部分が足を動かす指令を出すんだ? 自分の行きたい方向に行けるんですかね? この、複雑にもつれ合った触手の塊が、彼の胸を縛るさらしや、女子のコミュニティを支配する複雑怪奇なルールを象徴している。(千葉県・クロ僕屋)

【アタシの隣人がヒドイ/アマルカルド】
◆こんなに酷い隣人とも付き合っていられる主人公の心の広さに脱帽。(埼玉県・この世の果てから)

【Magic in the Dark 第一巻、第二巻/雨風食堂】
◆ある図書館の最深層にある地下書庫で繰り広げられる、奇妙な事件を語るブックファンタジー。司書研修生・オータムを始めとする個性的なキャラクターたち、魔法が宿る「原書」が引き起こす怪異、シックな色使いで魅力的な装画…作品としてのクオリティの高さに感服です。(神奈川県・紙の森)

【苦楽描/uncommunity】
◆骨格むき出し状態のイラスト集。ひたすら感動しました。コピー本なのが意外です。需要めっちゃありますよこれ…。(?・?)

【「1+1+1=2」/いいヘルメット】
●合同サークル『プップギと同じ』として発刊した、作家3人によるBL合同誌。3人がそれぞれキャラクターを考え、そのうち2キャラをカップリングしたBLを、残り1キャラの作者が描いている。泥沼の描く「momoironoyume」。生活力のないヒモ同然の「藍川」が、ある事情で家を空け、同棲する見習いヤクザの「五月」は、孤独に弱くなっていた自分に気づく。同じ見習いが身代わりでオツトメに出たことを聞いても、藍川のことで頭がいっぱいな五月が、唐突に戻ってきた藍川の胸の中で、口に出さずに文句を垂れつづけるシーンが、すこぶる染みた。(東京都・bullet)

【やさしいかかと/いいヘルメット】
◆仕事でどうしようもなくつらくて。酒で酔い潰れたい時ってあるよね。結局何の解決にもならないけど。でも週末には溜まった雑事を片付けて、布団を干して切り替えよう。外れた靴の踵を鍵とした、日常の中に優しく潜む少し不思議な世界。(栃木県・歩き目です)

【人外×少女 おわるはなし ふたつ/イガイガ】
◆頭が箱の男と暮らす少女の話と、頭がテレビの男と暮らす少女の話という類似したシチュエーションの短編が2つ収められている。しかしながら、前者の少女は事実を知ったばかりに絶望するのに対し、後者の少女は絶望的な事実を知りながらも前向きに生きていこうとする点が意識的に対比されており、小品ながらも深い感銘を覚えた。(東京都・黒須洋行)

【カムパニュラをさがしに・下/Ikapon4】
◆行方不明となった主人を探しに、隣の惑星からやってきた星の守り人が体験する珍道中。独特のタッチで描かれた星の風景が何とも摩訶不思議で楽しいです。佐々木マキを連想させるキャラクターの造形はブキミで可愛く、この世界をもっと見てみたいと思いました。(東京都・ビンダルー)
◆上が読みたい。(神奈川県・いぬいたまき)

【6畳のカミサマ/戦もないのに朝ごはん】
◆妄想した世界がミニチュアの街として自分の部屋に具現化している少年。不仲の両親たちの間で不安な生活を送っているが…。あの街は妄想だったのか本物だったのか、本物だったのならそこに住んでいた人たちはどうなったのか。いろいろ妄想が膨らむラストだった。(東京都・てんぷる)

【激!!ぽっちゃり女子のファッション/いしいまき】
◆服の好みや年齢が違うのですが、いしいさんと体型が近いので参考になりました。(東京都・かなびん)

【アクマノツマ/石川博品】
◆高校二年の主人公には、同い年の悪魔の妻がいる。かわいくて肉感的でエッチなツマだ。そしてバカな男子高校生ともなれば基本的にスケベですな。そんな訳で本作は、全編ノロケたっぷり。喧嘩で実家に帰っても結局イチャイチャしやがって、犬も食わないとはこの事か。(神奈川県・ここり)

【エルフが親友に恋したら1〜エルフ編〜/苺の塊】
◆題名の通り、親友に恋をしたエルフの奮闘記です。整ったストーリー構成に、エルフという設定が、他の作品と一味違った魅力を加えます。「かわいい絵柄」と「ほっこりする物語」に「ギャグ」をブレンドしたまさに最強の癒し系作品です。(東京都・ミユキ)

【necros!/いちはち】
●会社員の宇佐原さん(見た目ウサギ)と双子のゾンビ右近・左近の話。何故二人がゾンビになったのか、宇佐原さんが見た目ウサギなのかは謎ですが、面白くて可愛い右近と左近から目が離せません。あと宇佐原さん。続きが気になります!!(埼玉県・たべ版)

【科学者と幽霊/稲穂屋】
●科学…といいつつ科学的に構築された魔術の講釈をする科学者。相棒の幽霊のキャラがいい。(千葉県・クロ僕屋)

【うそつきチカちゃん/いののお店】
●愛すべき嘘とはこういうことを言うのかもしれないなぁ、と思いながら楽しませていただきました。好きな人が自分の為に頑張ってくれたなら嘘でも本当でも関係ないのかもしれませんね。(茨城県・鈴木9号)

【瞼の裏/いるす書房】
●おしゃれでいい。(千葉県・クロ僕屋)

【ヨキ 5/WE ARE】
◆いきなり5巻から読みましたが、引き込まれるお話でした。前後のお話も読んでみたいです。いもあんさんは女の子も良いです。(東京都・かなびん)
◆ほんわかファンタジーから始まった「ヨキ」シリーズ、巻が進むにつれシリアス味が増し、怒濤の展開を迎えた占祭の都編が5巻で終了しました。切れ切れで読んでて気づきませんでしたが、コロコロの幼女だったヨキが少女に変わっていた、その年月に改めて切なさを感じます。(東京都・いか)

【TYPOGRAPHY/Wimdac Studio】
◆フォントの一覧に始まり、タイポグラフィからデザイン迄多くのサンプルと共に解説されている見易さ、利便性の高い一冊でした。(埼玉県・シイナサトシ)

【ビーカーくんとそのなかまたち(1)/うえたに夫婦】
●理科の実験器具がキャラになった4コマ漫画。おなじみのビーカーやリトマス紙から、ちょっとマニアックな二又試験管や三つ口フラスコまで、それぞれの器具らしいあるあるネタがコミカルで可笑しい。実験の風景がかくも楽しく見える想像力にうらやましくなる作品である。(大阪府・あまいも)

【春の霞は見るまいものよ みれば目の毒 見ぬがよい/うそ八百屋分室】
●障子の穴からのぞいた桃源郷。モノクロの本なのに、フルカラーみたいにキラキラしていました。装丁もステキです。(東京都・しば太)
●芳醇な空気が漂う綿貫芳子さん版うぐいす長者。障子穴の向こうに広がる四季折々の美しい景色。それは雪の落ちる音の現実と隣合わせの別世界。受験の失敗から現実に嫌気をさした女の子は、その世界に心奪われる。昔話であれば隣で眠る猫が注意を喚起して助けてくれる所だが!?(奈良県・おか)

【刺青師/歌う骨】
◆よい。(神奈川県・いぬいたまき)

【スピーディー・ワンダー・アキコの古い捜査手帖/うだつフラット】
●連作ショートギャグ3本収録。金と魔法でどんな難事件も解決するが、投げやりなところが玉に傷のアキコ。ファミレスのトイレで男が刺殺されるに至ったナゾを解いていくと…。フィルムを巻き戻していくようなストーリー構成の妙と、要所に挟んでくる小ネタが小気味よくツボにはまった。(東京都・bullet)

【百々先生冥途ノ夢 一の巻〜四の巻/鬱鬱】
●人の一生を伝記として引きずり出すことができる「紙魚図天骨」。普通は見えない彼女と伝記を見ることができる「百々万世」は、天骨の秘密を知るため、やはり伝記のナゾを探る「ザラメ」と接触するが——。一生、表に出てくるはずのなかったその人の内側を、伝記の形で知ることができる誘惑に、後ろめたさを感じながらも徐々に深入りしていく百々が、それを可能にしてくれる天骨の孤独には気づかない朴念仁でやきもき。4巻目で一気にストーリーが動き出し、名前の分からない人の伝記は引き出せないという伏線を回収。次の5巻が最終巻ということで楽しみ。(東京都・bullet)

【ハルコイズム。白/ウッケツトルネード】
●味のあるかわいさのキャラクターたちによる強すぎず弱すぎない程よいパンチの効いた4コマ漫画集で、最後まで全く飽きがきませんでした。だわわ探偵が特にかわいかったです。(千葉県・長屋屋)

【1DAY1GIRL/oops!】
●女の子10人、ファッション誌ぽいおしゃれなイラスト本。縦長の変形版型が、イラストの女の子の脚線美を効果的に見せていてたまらなかったです。続編やまとめ本も見たいです。(東京都・はせる)

【アーシャラフトの花嫁/移り気つばくらめ】
●舞台は、女神の転生とその守護者の神話が伝わる国、アーシャラフト。主人公ソニアが、女神の守護者の少年の花嫁に間違われたことから、物語は始まる。身代わりの花嫁と、陰で渦巻く陰謀。そして少年との不器用な恋。迷いながら、傷つきながらも、懸命に誰かのために走るソニアの姿は胸を打つ。丁寧に描かれるストーリー展開と、情感溢れる文章も魅力的だ。(東京都・m&m)

【龍翼のディオスクロイ/移り気つばくらめ】
◆妹とともに命龍の神子の「候補」となったハルミヤ。選に敗れた彼女は、逃げ落ちた先で別の龍・銀龍に出会い、その力を借りて反撃を始める。孤立無援だったハルミヤが、数々の困難を経験しながらも味方に出会って少しずつ成長していく姿が印象的。彼女とこの国に幸福あれ。(千葉県・山村)
◆文芸作品のため全ては読めませんでしたが、圧巻のページ数、丁寧な装丁と、どこか哀愁漂う序章が素敵でした。(千葉県・世津路章)

【もしも私が百合ならば/馬鹿星人】
●ある日突然、親友(女子)に告白され「どーしよおおおおおおおおおおおおおあ!!」ってなる女子高生のお話。かわいい。(東京都・皿洗い)
●家が隣同士の幼馴染から同性愛について聞かれ、寛容な所を見せようとして「アリ」と応えてしまったところでお約束の出オチ急展開。主人公の七転八倒する姿がコミカルなギャグも織り交ざって面白い。そしてお相手のサチ子ちゃんが本当に可愛らしい。お二人ともどうか末永くお幸せに。(愛知県・タルヤ)

【ひふみ/うまちん】
●刹那的に男と関係を持ち、怠惰な毎日を過ごすひふみ。彼が初めて心から興味を持てたのは、何の利害も無く自分に関わってくれた通りすがりの青年だった。無垢で脆いひふみが少しずつ「人を好きになること」を知り、人間らしくなっていく姿がたまらなく愛おしい。(東京都・なめろう)

【続・漫画アシスタントの日常/うみはん】
◆わかりやすく読みやすく、面白かった。(埼玉県・ヒヂノタキ)
◆つきささります。?(?・?)
◆とても参考になりました。(?・?)
◆漫画家を目指す大抜は、アシとしての実力不足故に行く現場の先々でクビになってしまう。せっかく付いた担当にも見放されそうになり背水の陣で臨んだ現場には、卓越した技術を持つ先輩アシ・五百住がいた。大抜を後輩ではなく、あくまでも漫画家の競争相手と捉えて漫画への向き合い方・技術を見せつける五百住の姿に、大抜は影響を受け始める。漫画家の成長物語としての側面に加え、実際の漫画の画法も学べる点でサークルにもお薦めしたい1冊だ。(東京都・黒須洋行)

【HR04/HWB】
◆かっけーーーー。(千葉県・山田ケイ)

【スチロンアースは哀しきけもの/ABXXX】
●ゲーセンに入り浸る常連三人組。一人、また一人と抜けていく仲間は、最後に残った男の目には格ゲーキャラの怪物に映る。怪物は現実の隠喩だろうか。ゲーセンという舞台装置が、モラトリアム期に特有の逃避と折合い、そしてもの哀しさを生々しく描き出してこの胸を刺す。(大阪府・あまいも)

【夕凪ミュージック/江古田color】
●江古田銀座近くの新居に引っ越してきて早々、ゴミの分別から何から口煩い大家のお婆さんが登場。30歳・独り身にまで突っ込まれ、帰り際の後姿に中指を突きたてる。そんなお婆さんに、商店街でぬか漬けのバラ売りを交渉中、助け舟を出されて——。引っ越してきた娘の歯に衣着せぬ言動が、2年前に旦那を亡くし頑なさを強めていたお婆さんの心の壁を、少し崩したように見えるラストにほっこりする。(東京都・bullet)

【デンセツノ魔キュウ/S curve】
●1年の時に肩を壊し、野球部をサボりがちな「キクチカ」。パッしない毎日のある日、気持ちよさそうにホウキで空を飛ぶ、魔女でクラスメイトの「クララ」に、自分も空を飛んでみたいと頼み込み——。スケベな自分を隠さない「キクチカ」と、そのことに突っ込みつつも割と真剣に頼みに付き合う「クララ」の関係が、とぼけたやり取りとテンション抑え気味の筆致で小気味よい。一方で、空を飛ぶシーンや"魔キュウ"を放つシーンは、爽快感のある大ゴマや大胆な構図でドラマチックに描かれ、これぞ青春!という感じに盛り上げる。手を繋いで何となくいい感じに帰った翌日、「惜しいけど笑っちゃったからなー」と町を去っていく「クララ」も、作品のカラーにマッチしたほどよい甘酸っぱさでいい。(東京都・bullet)

【Couture Mou/ETY】
◆キャラクターの表情、直面の色、明るくて好きです。(東京都・・-korge-・)

【口紅 Episode2-アラベスク-/F・F・FROG】
●口紅シリーズの第2巻。偶然出会った将校の吉良暁彦が正式に緒方朔の家を訪ねてくる。朔は父に勧められるまま吉良と川涼みに行くが、女性の心が芽生えた朔は裸を見られたくないと思い…。幻想的に話が進んでいくが朔の「女装」を吉良に見られ、展開が急変する。意味深なセリフで終わっているので続きが楽しみです。(神奈川県・わたり羽衣)

【luster/emket.】
◆女の子たちの動きがおおらかで元気で楽しいイラストです。(東京都・・-korge-・)

【?/mym】
◆最後のとこ、途中の狂気なところが好きでした。(神奈川県・いぬいたまき)

【スク水あならいず Archive:01/Ensonode】
◆生地の伸び率に、濡れた時の生地の色変化。それに赤外線での透過率とか、自分で着る分にも作画資料に使う分にも困らない、なにこの実用性・資料性の高さ。何と誰得なスク水本。これからの夏に向けて必須です。(栃木県・おもちゃのまち)

【GURAMAN/大津久商事(有)】
◆エロ本コーナーに埋まっていたロボットモノの本でした。何を語るにも一言「素晴らしい」のみです。ロボモノファン必見という感じでした。なんというか、これがプロかと思いました。スゲー!(東京都・竹島大吾)

【山木家のお家事情/オーガミントクズ】
◆3人の息子と子供の様なパパ。彼らの世話に疲れたママがなんと子供になっちゃった。そんな一大事にも、山木家の男たちの心は一つ「ママ、かわいい…」マザコンでロリコンでどうしようもないけれど、ほのぼの家族のママへの溢れんばかりの愛情は本物だ。(神奈川県・近藤小狸)

【べつに絵なんか描けんでも/小川書店】
◆ある日突然、街中の人達が自分の描いた自画像の姿に変わってしまった! 適当に描いた主人公の顔はもうぐちゃぐちゃに。何とかマトモな姿に戻そうと絵の特訓に付き合う幼なじみの、真の目的は…ああそういうこと。タイトルへ繋がる小気味良いオチが楽しい。(東京都・総集編)

【らくがきの本/おさかなだいすき】
◆らくがきと言いつつ、アイデアにつめている。動物良く描けている。ポケットサイズも良い。持ち歩きたい。寝る前にながめたい。(埼玉県・ボロット)

【知らない街のホテルで昼寝 マレーシア・マラッカ編/お洗濯もの取り込み隊】
●姉妹ふたりがマレーシアはマラッカをまわる旅行記。全体に流れる空気感がたまらない。(埼玉県・この世の果てから)

【トンカチ桃香の見る夢は/オダギリックス】
●猟奇的下劣ギャグ百合。トンカチで殴り合ったり下剤を盛ったりする女子高生の恋(?)模様を描く。しかし、読み終わっても「うーん、これはひどい」という感想しか出てこない。なのに強烈な印象を残す切れ味鋭い一作。(東京都・皿洗い)
◆表紙がよい。絵柄がよい。内容にマッチしている。漫画がうまい。話が分かりやすくて奇抜。(千葉県・山田ケイ)

【不思議な森のミント/お手製のポトフ】
●軽妙なタッチの4コマ漫画だけれども、今回は軽妙さの中に薄暗さのようなものを感じることができて、そこに面白さを感じました。(東京都・ボイジャー)

【Zooむ/オトヒメ49号】
●動物園の動物達と、彼らの言葉が分かる飼育員さん(♀)さんの四コマ。とにかく動物キャラが魅力的で…動物目線のネタ(特にライオンとペンギンの項)が好きです。(神奈川県・TJ)

【Mick/onigiri】
●作者のDaraさんはフランスの漫画家で、本作はフランスで単行本が出版されている『Appt.44』の番外編的作品のよう。台詞は仏語と日本語訳が併記され、右開き横書きのスタイル。お話の内容は、天文学、宇宙が好きな少年と少女の可愛らしくて懐かしい思い出話で、離ればなれになった二人の、最後に暗示される未来がせつないです。本編も日本語版が出たら読んでみたいところ。(埼玉県・AYK)

【魔法少女と小坂さん/おばりよん。】
◆雑な経緯で魔法少女(時給1000円)になった小坂さん(24)つらい! しかもめっちゃ生活かかってる! つらい! 面白かった! 当日新刊のコピ本 LAST BOSS もツッコミどころ満載ですw(?・?)

【まろよん/おまろ】
◆絵柄にひかれる。謎の生命物体と同居している女の子の話。たまにはこう言う絵本風の絵柄で癒されたい。(千葉県・結城都)

【NikuQmaN/おもちまるどっとねっと】
◆主役のおもちまるかわいい。ストーリーもおもしろかった。(東京都・Nori)

【青春映画/俺の大空】
●絶妙な「間」や雰囲気で人間関係が繊細に描かれています。余白の魅力に溢れた作品。(岩手県・川原睦穂)
●ありがちな幸せと寂しさを受け入れて行く日常。衝突を避け、気負わず求め過ぎず。タイトル通り邦画の空気感。この20p足らずの短かさが、語り過ぎずに丁度良い余韻を残す。(奈良県・おか)
●風俗嬢と女性のカップルの別れを描いた作品。シンプルな筆致とは対照的な、微妙かつ繊細な表情が素敵。鬱屈とやりきれなさ、そしてふと投げ出されるようなストーリーテリングもグッときます。初めてストーリー形式に挑戦したとのことですが、このスタイルで描かれる物語に今後も期待したい!(神奈川県・マチダコウスケ)

【茱萸ノ木亭のルプさん/オレンヂハチドリ】
◆かわいい。あとおてごろ価格。(神奈川県・霞田亜斗)

【ゾンビのシェリー 第四話「お散歩…」/がぁ書房】
●ゾンビとなったシェリー、眠りの必要のない彼女が夜の森を散策するストーリー。夜の眷属が出てくるが、シェリーと同類のため交流を持つこととなる。そんな彼女が遭遇したユニコーン。この幻獣が彼女の死の秘密を解くきっかけとなるのだが、それは次回に。(神奈川県・量産型)
●夜の森に潜む怪異の数々も、ゾンビの日常の中。シェリーの何処か掴めない世界観と思考が醸し出す空気が楽しい。巻末のオマケが秀逸で、思わず露わになるシェリーの寂しさと価値観がこわ面白く、少し切ないのである。愛おしいキャラ。(奈良県・おか)

【かなこい/Girl on the Moon】
●くやしいですが面白かったので一票入れますっ!!(くそ〜私も負けぬ(笑))(?・三ノ宮みらい)

【私と違うひと/菓子の実の】
◆絵がさらっとしてて良かったです。何気ない光景を描いてるところが好きです。(埼玉県・ノラ)
●電車で一緒になった、特別仲が良い訳でもない同級生。話題や席の取り方など、距離を測るちょっとした緊張と、大人たるべきか戸惑い気味な自意識の混在。そしてとりあえずの着地点を見つけた安堵感。短い中に微妙な感情が動いていて良い。(奈良県・おか)

【春とミニスカート/果樹園】
◆空手部の女の子のキャラクターが良かったです。人の気持ちに鈍感そうで実は…という辺り。(東京都・三五二)

【短篇集 ヒメコブシ/カスピトラ】
●若さは可能性を多く持っているが、自分で目隠しをしてその可能性を見えなくもする。タイトルになっている「ヒメコブシ」は視野の狭くなった友人に文字通り活を入れる青春ストーリー。読後の清涼感が気持ち良い。他の収録短編では「夜を歩く」も好み。(神奈川県・量産型)

【片眼の将兵伍/片眼の将兵】
◆上手い。(埼玉県・阿部)

【よんこまのん。/かばやき】
◆可愛い絵柄の4コマ本。日常にRPGようそがあったら? もう少し読みたい!(東京都・?)

【大河と霧と英雄の船/かぶ☆けん】
●〈トリトランサー〉を目指すタイガが主人公の、ジュブナイル風SFファンタジー。ほのぼのしながら世界観にじっくり浸る前半、事件が起こり物語がぐんぐん進んでいく後半の二つに大きく分かれています。平易な文章で描かれる物語には、大人たちの温かい眼差し、少年たちの成長が満ちています。新しい世界や過去に触れ、謎に遭遇し、子どもの頃のわくわくドキドキを思い出すことができる一冊でした。(北海道・藍間)

【ペパラボ06/紙と印刷と加工の会】
◆サークル名通り「紙と印刷と加工」の素晴らしさを追求する雑誌。今号は著名なブックデザイナーの二人、松田行正さんとミルキィ・イソベさんの対談を掲載。写真で紹介される実例の装丁の斬新さに驚愕する。同時刊行の印刷・加工サンプルもマニアックなのに実用的で凄い!(東京都・杉並区民)

【彼女のデュナミス/カモエーゴ】
●抜群の構成力で読ませるストーリー、人間関係の壊れそうなほどの繊細さが描かれていて良かったです。(岩手県・川原睦穂)

【君の話をきいたげる/XXX´】
●装幀も構成も整っていて美しい一冊。プラネタリウムをテーマにした二組の女子高生の物語です。二人の距離感が丁寧に描かれていて、どちらも近いような遠いような…。そんな彼女達の関係性が、人工の星空を見るうちにゆっくりと、あるいは急激に変化していく様子は見ていてわくわくします。(東京都・Sophorus)

【多分、彼女は世界の果てを知っている。/昨日と同じ】
●アムネジアさんは身寄りの無い亡命留学生。過酷な境遇の彼女に、主人公は自身の後ろ暗さを重ねるように近付いていくが…。朗らかで朴訥なキャラクターを動かしながら、死生観や罪の意識を読み手に問うヘビーな作品です。明るくも不穏な雰囲気に心がざわめきます。(東京都・ポディカリ)

【イロイロアレコレ/君と世界と】
◆フルカラーのイラストマンガ本。かわいらしいタッチで日常のネタでほっこりさせてくれます。(東京都・?)

【タイムパトロールユカちゃん/木持アート出版】
●アアッ!!(東京都・燃えあがる静物)

【ちゃぶ台をひっくり返す・THE WORLD/きゃきらん堂】
◆絵はシンプルなのだがツボを得ているというか分かりやすい絵。「ちゃぶ台をひっくり返す」という単純なことでここまで描けるのかという位、ブッとんだ展開がとても意外で面白かったです。(神奈川県・高杉ナツメ)
◆生きる希望が湧きました。(埼玉県・椎名かじん)

【魔法少女ムサシ総集編上・下/キャラバン】
●「オッサンが魔法少女してるだけ」というアオリ文句通り、プ◯キュア風味なのに変身するのは全員オッサン。でも「してるだけ」じゃない。キャラもストーリーも面白かった! いいイミでだまされました!! 何より作者がノリノリなのが気持ちいいです!!!!(神奈川県・TJ)

【非・コミュニケーション/Cancer-O】
●隠れオタクの五十嵐は自分のカバンを取るため教室に戻ると、男が男に告白してフラれる所をドアの前で聞いてしまう。「俺、好きなヤツいるから」。教室に入ると苦手な篠崎に、さっきの言葉はお前のことだと言われ…。五十嵐は篠崎の言葉の意味に気づいてるの? 気づいてないの?? ぜひ続きを描いてほしいです。(神奈川県・わたり羽衣)

【桜のこれから/キャンディーフリーク作戦】
●1)それほど接点がなかった男子同級生が死んだ。なぜか知らせを受けた女の子が高校生活を振り返ると、そこには些細なことからすれ違った運命があった。2)三角ビニールがキーとなる普通の家族の物語。絵柄も作風も違う2作品が収録されていて、作者の高い力量が伺える好い本でした。(新潟県・れっせ)

【擬態生物図鑑/旧都樹海】
◆レベルの高いイラストで、解説が悪くて面白い椎茸虫とか、おししそうな見た目に化けてどうするのか? 最後は生物じゃなくてメカ? 面白いイラスト集でした。(東京都・・-korge-・)

【今友マーザ/CUBIC SOUL】
◆描きこみが半端なくみていて刺激をうけた。(千葉県・?)

【闇美屋。壱/餃子亭】
◆妖怪の女の子の郭なんだけど、しょてから酒のアテに客食っててひどいw 生きて帰れないとか商売として問題がw(?・?)

【図説 邪神浮世草子/ギルマンハウス】
◆「クトゥルー神話に登場する邪神達が、過去の日本に妖怪のように存在してたら、昔の浮世絵師達にどのように描かれていたか」をテーマにしたイラスト+解説本。冗談のようなネタをよくぞここまで!と惚れ惚れする完成度。クトゥルフ好きはマストバイ。(神奈川県・里)

【寿司風肉まん いちごシロップ風/筋肉マン研】
●合同誌。「いちごシロップ風」が良かった。お兄ちゃんが誤って肉屋に売りとばされその肉が弟の食卓のハンバーグになって出てくる。慌てて肉屋に行ってお兄ちゃんっぽい肉を全部買う。食べたぶんだけ減ってしまったのでイチゴシロップを足して再生する。あっさり生き返るところがシュールでよい。復活した兄はちょっとだけいちごの味がする。イチゴシロップは赤い血の暗喩なのだろうが、それが読者にわかるとよかった。(千葉県・クロ僕屋)

【氷花の戴冠 〜あの光が貴方を焼き尽くす前に〜/銀鞠】
◆王位継承争いが絶えない国で、王家に伝わる呪いに翻弄されつつも打ち勝とうとする政略結婚夫婦の物語。冷えきっていた二人が徐々に打ち解け、愛し合うようになったところで王位継承問題が勃発、展開が二転三転していくという構成が巧妙で引き込まれた。装丁も凝っていて良かった。(千葉県・銀)

【空間金魚/空間想庫】
◆金魚がテーマのイラスト集。全てのイラストに線画が併載されており、着色するとこんなに幻想的な立体感が出るものなのか…と見比べながらも楽しめる。相棒(?)の黒猫との関係性もかわいらしく、じっと眺めているだけで金魚愛に目覚めそう。(千葉県・ピーナッツ書房)

【バズワールド/空想概論】
◆否みさんの話がSF的で、絵に迫力があって面白かったです。怖いところが好きです。(埼玉県・ノラ)

【モモイズム/空想RIOT】
●フェティシズムは好きですか? 僕は大好きです。ただ可愛いだけじゃない。そこには魅力が凝縮しているのだ。そして笑える。表紙の素材(太ももでちょっとパツンパツンになったニーソックスのような手触り)にまでこだわった至高の一冊です。(神奈川県・tara)
●「先輩」と「モモちゃん」(共に本名不明)の2名(+幽霊部員2名)で新たに立ち上げた「もも部」は、桃ではなくて太腿を研究する部活だった。(仮称)モモちゃんがデータ収集と称して先輩から太腿をいじられまくる、と言うとまるでエロ漫画のようですが、そんな要素はほとんどありません。5分で読めますが、読後にじわじわきます。(千葉県・高木 晋一郎)

【エルフのエルちゃん/空想RIOT】
◆主人公の名前ってどれが名でどれが姓ですの。(千葉県・匿名)

【未確認星野君+α/Q-ron】
◆星野くんの天然キャラに味があって、でもウラがあるところでストーリー展開が読めなくておもしろかった。吉浜さんにも期待。(埼玉県・やみくろ)

【couleur de pastel/couque】
◆読者をじっと見すえる動物たちの絵、印象的です。(東京都・・-korge-・)

【くのいちトーク!/くみちょうBOX】
◆現代の女子校生忍者の日常マンガ。ギャグテイストで面白かった!! 女子校生ならではの忍具に大ウケ。また続編が出るなら読んでみたい。(東京都・?)

【カワイイアナタ/Clown Berry】
◆「自分が『可愛い』と思うものは、みんなにとっては『変』なもの」というコンプレックスを持って生きてきた女の子を可愛く繊細に描いているのがいいなと思いました。あと、そんな女の子が『可愛い』と思っているものが絶妙に『変』なのも上手いなぁと…。(東京都・アオヤ)

【おかわり自由/グラップラー俺達】
◆「食べ物」というテーマで様々な種類の短編ギャクが収録されている合同誌。絶妙で斬新な物語達に、思わず吹き出してしまいます。また、身近なテーマであるため共感できる部分も多々あり、何度読んでも、「おかわり」したくなる作品です。(東京都・ミユキ)

【ウサビリティ/grand-nauts】
●アクセサリーとして動物の耳を付けるのが一般化した世界で、意中のクラスメイト・御蔵の気を惹くためにウサギの耳を付けたみつき。だがその耳には、「その動物の特性が一つ現れる」という副作用があった。御蔵のことを考えたり、見たりするだけで性欲が高まってしまうみつきと、それを知らない御蔵のやり取りには思わず笑いが漏れてしまう。告白シーンとそれに続くラストは、まさに「バカップル」の真骨頂だ。(東京都・黒須洋行)

【雪降る古城の魔女/グルニエスカリエ】
◆凍える雪山の中、寒さをしのぐ廃墟同然の城の中で出会ったのは、狼と可愛らしい少女の魔女だった。魔女狩りの嵐が吹きすさぶ中、慎ましやかに生きてきた彼女達に降りかかる悲しき運命そのものが、本当に呪いと呼ばれるものなのかもしれない。(神奈川県・ここり)

【運び屋/クレープたべたい】
●蒸気機関、遠心石、キカイビト。可愛らしい絵柄としっかりした世界観が素敵なファンタジー四コマです。(東京都・維夏)
◆空を飛び物を運ぶ運び屋の1コマ。追われている機械人形を図らずもかくまうことに。いったいどうなる…? 四コマ形式でオチをつけながら話が進んでいくのでとても読み易い。続きも気になります!(静岡県・ポテトアタック)
◆ファンタジーの世界観がすばらしく、背景や小物がすごくよく描かれていました。会場で手に入らなかったのですが、見本誌を見た記憶が強く残った作品でした。(?・涙目)

【それも神様のしわざです/黒白】
◆神様が人間の女の子が好きで、その子の恋の邪魔をする。ある意味呪いよりタチが悪いが、後味悪くなく、さらっと読ませてくれる。(千葉県・結城都)

【創作しま戦果/黒電話】
●続きも楽しみにしております!(期待も込めて一票入れます)。(?・三ノ宮みらい)

【竜は慈しみを抱いて/黒ネコワルツ】
◆竜の子ヘルガを育てる役割をつとめる「家畜」の女の子の話。アダルトのコーナーでこんな泣かされると思わんかった…。(?・?)

【ぶんそろ/くろばら】
◆ああ、文豪のかたがたがいっぱい。エピソード、うっとりです。(東京都・桃山)

【スティーリー・ワンダー!/クロヒス諸房】
●どこかの大物ミュージシャンっぽいファンキーガイがアップライトピアノを振り回し悪と戦う痛快アクションライト脳ノベル。昔、あるメキシカンレスラーがパーティ会場にあったグランドピアノを掴んで振り回した(グラップル)ことが「グラップル(組み技系格闘技)」の語源である! ピアノは武器! これ常識! し、知らなかったー。 ワンダーの操るアップライトピアノ。実はこれは「戦用楽器(アックス)」で、ピアノの鍵盤を決められた組み合わせで弾くことで隠された機能を操り敵を蹴散らすのだ。音楽に合わせてガトリングガン、移動用ワイヤーが出現しエンジン付きで地面を疾走することも可能。歌うようにピアノの機能を操り巨大レコード会社のガードマンをなぎ倒し楽譜を強奪するワンダー。そこにかつてのバンド仲間、ジャックとリタが。彼らは結婚し子供まで生んでいた…なぜワンダーはバンドを抜けたのか? なぜ彼は楽譜を狙うのか? その楽譜に秘められた物語とは? ワンダーをも圧倒するやたら強いレコード会社の社長の正体とその目論見とは? …それはぜひご自分の目で確かめて欲しい。やたら熱苦しいソウルフルミュージックがそこにある。(千葉県・クロ僕屋)

【メリーナイトメア/黒豚キムチ定食二人前】
●小説書きである主人公よう子の純粋さと鬱屈に、自分も思い当たる節ありありで…。一見チャラそうな戸叶は優しくて、ちょっぴりせつないラストは温かいです。(埼玉県・AYK)

【恋する呪解師 総集編/ChromaticClip】
●呪解師の猫耳少女と青年は「魔女」によってある呪いをかけられていた。その呪いを解くために店を営む二人の前に、指輪を手にした一人の客が現れる。猫耳少女と青年、そして呪いを抱えた客を交えて物語りが進んでいく。二人の切なく甘酸っぱい恋愛模様と、魔女の呪いというダークな相反した物語に引き込まれる。総集編のためボリュームのある内容で、今後の二人の進展に期待が膨らむ。(愛知県・るり)

【レッスンルーム/KRTOSB】
◆芸能プロダクションの養成スクールに通いながら、アイドルになる日を夢見る高校生2人のお話。カッコイイ系女子の都がソロの話を蹴ってまで、友人の夕陽と一緒のデビューにこだわる理由が微笑ましいです。華やかな舞台で輝くであろう彼女たちの物語、続編に期待です!(東京都・提督P)

【オレは咲く(4)「あたらしい年への手紙」/月刊滋養】
●東京で開かれている即売会「コミピア」(3ホール開催だったらしいです)に友人を招待した主人公が、その友人と、買って来た同人誌についての感想をたたかわせる。同人マンガを全否定された主人公が、その友人に仕掛けた「年賀テロ」とは…? というような内容が中心のあらすじですが、主人公の将来への不安、家族への思い、雪国の年末〜正月の空気など、さまざまな思いが盛りこまれて、「日常」感が作り出されています。私とは違う生きかたをしている(切実に身につまされるところもあるのですが)主人公ですが、「こういう生きかたもあるよなぁ」と自然に共感してしまいます。あと、新シリーズ「オレは咲く」に入ってから、先人の漫画作品((3)は映画)への思いが毎回作品に盛りこまれるようになりました。次作期待しています。5ページに、いまは長期休止している盛岡の即売会「岩漫」の会場だったビルがさりげなく描かれているのが嬉しかったです。(東京都・清瀬六朗)
◆コミティアというイベントにだって、明るく楽しい側面だけでなく、つらく苦しい面もある。それでも前を向こうとする姿勢に共感した。(埼玉県・この世の果てから)

【Masterpiece/幻稿社】
●高校生の主人公が、想いを寄せる病気がちな女子生徒を見舞いに行く所から、次第に大きな事件に巻き込まれて行く伝奇ノベル。既存の民間伝承の内容を独自の構想力で味付けし、今までにない「座敷童子」と「三吉鬼」の物語を作り上げている。伏線の張り方や複数人のキャラクター同士のやり取りも素晴らしく、年齢に関わらず読んでみて欲しい作品。作り込まれた世界観の中でのシリーズものらしく、この先の展開をつい追いたくなる。(東京都・さくらん)
●田舎町の現役高校生達を登場人物に据えた伝奇ノベル。その内容は「座敷童子」と「三吉鬼」という二つの民間伝承の裏に潜む物語が明かされていくというものであり、作者独自の論で展開されている。ストーリーのアイデアや文章構成がしっかりとしており、各キャラクター達も魅力的で感情移入出来る。また、表紙や各章の扉絵も物語の内容に沿って練り込まれており、本としての完成度が高い。作者の風景描写が上手いため、作品内の季節に合わせてもう一度夏に読んでみたい。伝奇ノベル好きには是非読んで欲しい一冊です。(東京都・重慶森林)

【Autumn willow/幻稿社】
●「木霊」の化身は、なぜ人間として生きようと思うようになったのか。登場人物達がヒロインが抱える、謎の解決ために奔走する伝奇ノベル。淡々と進むかにみえる物語は途中衝撃的なシーンを迎え、一気にエンディングに向けて加速する。登場人物達の感情や思惑が交錯していく様子がじっくりと書かれており、ラストのシーンは涙してしまう事間違いなし。(東京都・さくらん)

【Princess in WonderLand/幻想堂】
◆精細できらきらした童話モチーフのイラスト集。瞳がきれいで吸いこまれます。かわいい。(?・?)

【寄せ集めふるはうす/江月堂】
◆同サークルが過去に発行した短編マンガ集4作を集めた作品。時にファンタジー風味な、読んでいて心がほっとするようなコメディ集となってます。全ての画が丁寧なタッチで描かれていて画集のような趣もあり、絵への溢れる愛を感じる1冊です。(神奈川県・国)

【電ゲキ萌えーズ!!/光速船】
●「萌王」に載ったまんがを集めたもの。中身は決して萌えない(笑)。すがわらくにゆきの何の変化もない10年分の変遷をたどれるオススメの一冊。萌えない(笑)。(東京都・皿洗い)

【あれから3年たちました/幸梅】
●幼馴染の青史が稔里の学校に突然やってくるが、稔里には中学時代のトラウマが蘇り、3年ぶりの再会を喜べなかったのだが…。戸惑いながらも受け入れてゆく稔里と相手を慮るようになった(のかな?)青史。3年という時間が思春期の二人にもたらした変化と関係の初々しさにほっこりした。(埼玉県・上山大介)
◆高校3年生の保篠は卒業後県外に出たいと思っているが、「黒歴史」である幼なじみの雪原が自分のクラスまで押しかけてくる。雪原押しっぱなし。保篠押されっぱなし。「イヤよイヤよも好きのうち」をそのまま描いたようなマンガ。初コミティア&初創作BLとは思えないほどレベルが高く面白かったです。(神奈川県・わたり羽衣)

【ホントに怖い都市伝説 教えて! 花子さん 総集編/コーラの泉】
◆トイレの花子さんが、現代の都市伝説を順に紹介していくレポート。幽霊とか妖怪よりもちょっとだけ歴史の浅い、彼らなりの悩みをぶっちゃけまくりのギャグマンガ。八尺様とかリゾートバイトとか知らなかったので検索して読んだけれど、本物はこれと違って怖いよ!(東京都・春夏冬虫夏草)

【ヒカリジオと研究者/こおりぼし】
●わけあって組織を離れた研究者が海辺で拾ったのは、発光生物と合成された光輝く少女・シオ。人語を操り、主人公の事も知った風な口をきく少女の正体は…。眩しい笑顔を振りまく奔放なシオが可愛い! 見せ場のつくり方、感情の籠った表情が魅力的な作品でした。(埼玉県・寺本)

【あわい、くちなわ、たけこうべ/午後五時四十六分】
◆夏の田舎の情感と、ひゅっと息の詰まるホラー感、そして少年と神の交流が印象的でした。(千葉県・世津路章)

【お嬢様は重力系! [ks1502]/腰の曲がった空間】
●活発で友達付き合いも良い理沙と、重力にロマンを感じるミステリアス系にして恥ずかしがり屋、人望もある生徒会長美月は、学校内でも有名なカップル。ただ、人目の無い所では美月は理沙にとにかく甘えまくる。2人の他愛の無い、どこかまどろっこしい会話とイチャイチャに、タイトル通り「引き付けられる」。(東京都・黒須洋行)

【地下鉄は都市伝説/コジマコ】
●「地下鉄って本当に走ってんの?」小悪魔的美少年(仮に「白」)はクラスメイトの少年(仮に「黒」)に笑いかける。たしかに地下鉄は地上から見えないし本当に地図通り走ってるかどうかわからない。そもそも「何万トンもの人工物が都会の地下に埋まっている」というのが実感としてつかめない。街から街に地下道通って移動できるって凄い技術なわけで、もしこれが遠い外国の話であればあまりにスケールがでかすぎて実在を疑いたくもなる。だが東京の人にとって地下鉄は身近な足元に実在する当たり前の足でしかない。 地下鉄は案内図通りに走っているわけではない。あれはわかりやすさのために現実の地形とはゆがめられて描かれているわけで、案内図の上だけにある架空の地下鉄世界である。ただ現実には、本をギッチギチに詰めたダンボールをカートで曳いて同人誌即売会に行く男が乗っているわけだ案内図を頼りに地下鉄に。そして実際に目的地にたどり着く。ただ、その途中の経路が案内図通りだったかどうかは確かめようがない真っ暗なトンネルしかないんだもん。もしかしたら大手町から超高速で一回ブラジル地下まで行ってから東京駅につくのかもしれない。 自分は、鉄道というのは金と時間をコストにして場所が移動できるツールだと思っている。極端に言えばゲームの中のワープポイントと同じである。ゲーム中ではゲーム内通貨を消費することにより操作キャラの座標を(X12873, Y45098)に変化させるという操作を、「主人公が列車に乗った」という設定で表現しているわけで、実際にゲーム中世界を移動しているわけではない。主人公キャラが地下鉄に乗ったアニメーションと降りたアニメーションさえ用意すればやたら長いだけの地下鉄のトンネルの中のグラフィックを用意する必要はないのだ。 現実の地下鉄もそれと同じなのではないか? 白と黒、少年たち二人は休日に実際に地下鉄に乗ってみることにする。ほのかなBL臭。白はどうやらいかがわしい噂を立てられクラスで浮いているらしい。そのわりに無邪気に地下鉄の旅を楽しんでいる風なのも良い。実際地下鉄に乗ってみても、この東京じゅうに張り巡らされた巨大地下建築物の全容はあまり実感としてつかめない。そして、ぼくのそばにいるこの白(仮)という美少年のこともつかめない。あまりに身近で、いつも利用しているもの。それが実際どういう構造なのかは意外と知らない。身近な他人の内面も同じことである…いい…。地下鉄はリアルじゃない、という話なんだけどだからこそ逆に地下鉄の精密な描写があると良かった。精密であるがゆえにどこか異様で非現実的な感じが欲しかった。(千葉県・クロ僕屋)
●少年二人がとてもセクシーでした!(埼玉県・AYK)

【Little Rouse/cosmologic】
●非常に短い話ながらも、主人公の表情がくるくる変わるのが魅力的です。白黒の本分中では気付かないですが、表紙のマントの赤さは毒々しく、バラの髪飾りも攻撃的な装いです。果たして魔女やペンダントは何を意味するのか。続きが気になる作品です。(東京都・Sophorus)

【many many/コトコトリ】
●一個、二個、三個、沢山のりんごを抱える天使。でもこのりんご、もしかしたらりんごじゃないかも? 絵本のような描線と言葉回しに、不思議なりんごの不思議さがあるがままに伝えられ、心地良い浮遊感を覚える。「りんごっぽいの」という言葉に秀逸な言語センスを感じる。(大阪府・あまいも)

【人じゃないヒトたち/コバルトおじぇん】
◆秀逸なタイトルだと思う。人外が登場し、それぞれドラマを展開する短篇集。お気に入りは冒頭に収録されている「ヨダカ」。自身が描いていた絵と同じ姿をしたヨダカが、傷ついた様子で青年の前に現れるサイレント漫画。優しい雰囲気が素敵。その他も独特な発想の物語が多数。(東京都・人間)

【女子校生がイングレスどうでしょう/こもれびのーと】
◆漫画が面白い。女の子が可愛い(千葉県・山田ケイ)

【砂糖をひとふり/コレット】
◆絵柄がきれいでさっぱりしていて好きです。イラストイラストの間にちょっとゆるいイラストがあってかわいかったです。(神奈川県・堀本長生)

【おじさん拾いました。/Conscious】
◆雨の降る日、猫を拾った思い出のある人はそれなりにいると思うが、身元不明なおじさんを拾う人はそういないだろう(笑)。寝食の場所を提供して餌付けしているつもりが、料理上手なおじさんに逆に餌付けされた感じと、日常の延長にある非日常の結末は驚く程ほのぼのでした。(東京都・ボクモオジサン)

【MOPS/今夜が山田】
◆公安の捜査官と犬の別にめずらしくもないコンビ。どちらも身体の一部がマシンである事ともう一つの重大な秘密がある事を除いては。その設定の上手さと痛快なアクションシーンを描けるセンスも凄い。(栃木県・壬生狼)

【CircleS' Vol.3/Circles' Square】
●豊富な人脈に裏付けられた取材力と高い誌面構成力を携え、様々な角度から「同人」そのものの分析を試みるシリーズの第3弾。今回はサークル・読者・同人ショップの3者の立場から「二次創作」同人誌の魅力・楽しさ・不満が語られている。逆説的に「二次創作」を意識することが多いであろうコミティア参加者だからこそ読んでほしい一冊だ。(東京都・黒須洋行)

【節分本 20150201/サークル丙】
●コミティアでギャグを読みたければ、何はなくとも「サークル丙」へ。節分合わせの新刊は、3人の鬼女子がアメフトのタッチダウンごっこに興じるの巻。いつもながらのテンポ良い掛け合い、妙にテクニカルなルール解釈、カンチョーされる筋肉ムキムキ女子のフェチズムと、盛りだくさん。スナップ(かがんで股の間から後ろの味方にボールを投げる)の球を顔面で繰り返し受ける、基本に忠実な"天丼"ギャグが好きです。(東京都・bullet)

【恋春日和/才能なくても作品作りたい】
◆恋をテーマとした短編小説集。初々しいものはキュンキュンして、切ないモノはこちらを切なくする。恋してみたくなる作品。(千葉県・結城都)

【空に鳴く竜の児/ざくろ廷】
◆弱視の少女と、竜と人の「あいのこ」の竜人とのささやかな逢瀬。しかし種の違う二人の関係は許されず、悲劇が訪れるが…。ユニークな人外設定にまず驚くが、彼らの一つ一つのエピソードを視覚化させるコマ割りのスピード感が気持ちよい。彼らの運命の続きが知りたい。(東京都・杉並区民)

【魔法使いメグミ 働け!企業戦士メグミ編/鮭缶】
●魔法使いであるメグミが、魔界で相次ぐ異変に対処するためその原因である人間界に乗り込むのだが、なぜかその原因のブラック企業で働くことになってしまう話。過酷な環境下では労働に意義とやりがいを見出せない、ということを知ったメグミが、最後に魔法によって少しだけ救いをもたらそうとする。安易かつ劇的な解決法に頼らない結末が、優しくも現実感を持っていて非常に心地よい。(東京都・黒須洋行)

【美しく日々/鎖国探偵】
◆話す言葉は何もかもがほとんど支離滅裂で狂気で満ちているというのにそこには一片の詩情が残されてるようで…狂った詩情なのか、リリカルな狂気なのか、その渾然、体が美しき日々なのだと思う。(神奈川県・山像)

【銀河採鉱記/ささきさ】
●いつもは宇宙とか鉱石とか理科的テーマの漫画を描かれているささきささんの透明水彩イラスト集。ALLアナログで、とても見応えのある作品集です。(大阪府・エミコ)

【燗番娘育成計画/ささのしずく】
◆燗の分かり易い説明はもちろんですが、日本酒の解説も多くて、何よりマンガとして読んでいて楽しかったです。(埼玉県・シイナサトシ)

【お母ちゃんとおもしゃい総集編/さちみん工房】
◆漫画家・さちみりほさんの、お母様との生活を描くエッセイの総集編。キャラが自然に立っている母の楽しさは勿論、この母にしてこの娘ありともいうべき作者自身の面白さも特筆。現在はさすがにお母様もお年で介護生活も大変そうですが、それをも笑い飛ばすお二人のパワーはやっぱりおもしゃい!(?・紀子)

【ひつじのくわっぱ/雑談会】
●未年にちょうどいい羊本! 「くわっぱ」と鳴くひつじのお話。他の羊のように「めー」と鳴けずに仲間はずれにされても、森には羊じゃない個性的な友達がいる。それでもくわっぱは羊なのであって…。可愛くて優しくて、「くわっぱ」という間の抜けた鳴き声がいとおしい。(埼玉県・AYK)

【ロボット/佐藤三百】
◆ゴミ問題によって人間が宇宙に旅立ち、人間のいなくなった地球。残されたロボット達は地球のごみ処理をしていたが、ロボットの隊長が10年の冬眠から目覚めたら、他のロボット達は、ごみ処理の仕事をさぼり、自身の身体を改造してファッションショーをしていました。帰ってこない人間のために働く使命を忘れ、自分達のために生きようとするロボット達に対し、人間が住める星にするために、ごみ処理を続ける隊長がけなげです。その分、ラストのオチは、何とも言えない気持ちになりましたが。(東京都・砂村正彦)

【世界の展望台/サニーブルース】
●絵を描くこと、表現することをおじさんから教えられつつ成長する少女のお話。素直な子供から思春期をへて、楽しいことも人を喪うことも体験し悩む主人公がとても愛おしく、おこがましいのですが、昔から絵をかいてきた自分と重ねたりしました。一冊の本ですが中で前・後編にわかれていて、悩みで成長する主人公(ヒロイン)編と、後編ではヒロインにあこがれ支えようとする年下の少年の目線を描かれていて、多視点でそれぞれの感情を追うことができました。読み終わって、とてもさわやかで、私も絵を描こう!と思った一作でした。(埼玉県・ワラビー)

【死神と111人の幽霊/サブマリンサンドイッチ】
●ここ最近の作者さんの方向性が、たくましい登場人物たちに変化してきたのがとても良い(以前は繊細なお話が多かったので。それも好きだったけど)。死に神が死者の都の入口で、たくさんの幽霊たちを毎回流れ作業のようにさばいていたが、とある日111人の幽霊たちの大脱走をきっかけに、幽霊一人一人にも個性があることに気づかされる。特に、男の子の幽霊が、お母さんのそばでよりそっている姿がとてもせつなかった。(東京都・はらだ)
●死者の都で幽霊達に適当に接していた案内係の主人公。途中までは一見無表情な幽霊たちの行動に笑いっぱなしだったが、自分を責める母親と、幽霊となった息子が母に寄り添う場面に涙ぐむ。主人公が幽霊も感情を持つと気付き、幽霊への接し方を改めるさまも含め、実に心温まる作品だった。(埼玉県・らぷとん)(埼玉県・らぷとん)
●「ぽえー」っとした顔の幽霊たちが、思い思いに現世を楽しんでいる様が可愛らしい。ほぼ同じ見た目で表情もほとんど変わらないのに、ちらちらと幽霊たちの個性がにじみ出ているのが素敵。(埼玉県・AYK)
◆かわいい。面白かった。幽霊かわいい。(?・?)

【魔法屋と甘い卵焼き/サブマリンサンドイッチ】
●主人公の少年が生きるのは、科学などに押された魔法が何とか残る世界。少年が通う魔法屋の閉店のピンチに颯爽と登場した魔法使いが、大勢の前で魔法を披露するも失敗する展開に笑う。魔法屋は閉店したが、魔法の復活に前向きな魔法屋の主人と少年、および洒落たラストがよい読後感でした。(埼玉県・らぷとん)

【媒の森/ざぼんでぜろ】
◆ざぼんさんの絵が丸くて可愛かったです。不気味さがあってよかったです。(埼玉県・ノラ)

【おさる手帖 2014 vol.1/さる出版】
◆「二次元とファッション」をテーマに、マンガ・アニメのキャラクターのファッションがダサいのは何故か、現実のファッションとの断絶がどう生まれたかを研究。二次元と三次元のファッションを年代別に比較した記事が興味深い。(神奈川県・ポテサラ)
◆二次元と現実のファッション批評、画面上の「オシャレって何?」など、とても興味深かった!(東京都・こぎまる)
●読んでいて「あー確かにー。」となる妙な納得感。'90年代アニメ・漫画のキャラってダサかったですねぇ…。(埼玉県・ミリータちゃん)

【森へ…。/三月館】
●小さなサイズの本で、絵本ふうなのですが、あたたかい雰囲気のあるカラーのイラストや小さな動物が可愛くて、心がほっこりする一冊でした。(茨城県・ケイ)

【奇妙なおとなりさん、不思議な庭/三月館】
●絵柄の可愛らしさに惹かれて手に取った本でしたが、可愛さの中にどこか不思議で面白そうな謎を秘めた、心地よい作品でした。(茨城県・ケイ)

【terrible_triple/3_5_2】
◆放課後の教室で情事を目撃された百合カップルと、目撃者であるクラスメートを巻き込んだ3人デート。親密なスキンシップと気安い暴力など、噛み合わないコミュニケーション手段のギャップから、三者三様の「好き」の想いがすれ違う姿をコミカルに描いています。(埼玉県・埼玉三区)

【君の花園/三星堂】
◆大規模戦争後の廃墟となった世界で出会ったアンドロイドの少女・アイとへんてこロボット・まるぞうの物語。静かで穏やかな二人?の生活が人類が残した過去の遺物によって終わったかと思われたが…ラストの一面の花園の中で抱き合う姿が愛おしい。(?・Mickey☆Bear)

【楽園/サンタロー】
●暴力や無理解から家庭を飛び出し、自分達だけで生きて行こうとする3人の楽園。とても危なっかしくて、眩しく暖かい。とある事件から、その小さな世界の脆さを露呈する事になる。多分、ラストのこの先の方が、確かな楽園に繋がっている。作者の優しさが沁みる。(奈良県・東岡良一)

【妻と私/C/C creatures】
◆妻は竜、夫は人。争い合う二つの種族の和平のため、結婚をすることになった王家の二人(正確には一匹と一人)。種を越え、異なる文化を理解し合いながら、ゆっくりと心を通わせ合う二人が微笑ましく、何だか心が洗われます。間の取り方も絶妙で読みやすく、つづきが本当に楽しみな物語。(東京都・チゴワイ)

【リュミエールな夜/塩森恵子ひとり遊び】
◆映画オタクのサラリーマンと、映画一筋なイケメン俳優のラブコメディ。どことなく斉藤工を彷彿とさせる俳優の相良といい、原節子や木下恵介の話を蕩々と語るリーマンの小林といい、隅々まで映画愛が溢れていて、最っ高でした!! 映画好きは読んでいるだけで幸せになります。(東京都・いか)

【じゅうたいのもと/視覚音痴】
◆古いかわいいくるまがたくさん! たまらない、ほしい! のりたい!(?・?)

【読書万巻 旅ごごち/Signaless】
◆図書館でアルバイトする大町さんと利用者の間宮くん。本が好きな2人の交流が、間宮くんの恋心がとてもかわいい。シンプルで丁寧な絵が合ってます。(?・?)
◆絵の線も配置もすてきでとても心地よいスピードで読むことができました。(?・?)
●図書館を舞台に、アルバイトの大町さん、読書好きな小学生の間宮くん、図書館の司書の竹中さんがおりなす、とてもおだやかなお話。作中に出てくる本の紹介や登場人物たちの本の感想を言いあう場面などを見ていると、読書が苦手な私も何かひとつ、本を読んでみようかな、と思わせる魅力あるお話でした。本のデザインもとても凝っていてステキです。(東京都・はらだ)

【ゆずシトラスモカ vol.2/C1trus-h0pe】
●一冊に短編が三話入っていて、先輩祭り!! 先輩ワッショイ! 何か凄く甘酸っぱい…けど、読んでいて気持ち良い作品。べ、別に羨ましくなんかないんだからね。読んでみて、同じ気持ちになっちゃえ!(埼玉県・たべ版)

【約束/citrus planet】
◆2人の一途な所、好きです。(千葉県・匿名)
◆2人間の事情は大変ダークでヘビーですが、彼等のように人生をまっとうできれば悔いはないでしょう…。(千葉県・クレーン)
◆幼なじみとの結婚しかも二人とも高校生!?こういう純愛ほのぼの漫画待ってました!(千葉県・結城都)

【youthful days/citrus planet】
◆ヒロインとヒーローももちろんすきだけど、2人をくっつけようとする成瀬訓が良い人すぎて、逆にホレる(笑)。(千葉県・結城都)

【癖-HEKI-/しましまの】
◆「なくて七癖」とは言いますが、それは「癖」のありかたのあくまでも1つ。3人の主人公の三様の「癖」が楽しいです。あと片岡さん可愛すぎます。(埼玉県・この世の果てから)

【花と天道虫/JAZZ UP!!】
●小さな天道虫に話しかけられる女子中学生、花。じつはその天道虫は…「お盆の季節って死んだ人が虫になって帰ってこられる時期なのよ」。花が普通名詞なので、人名と多少わかりづらい。回想シーンが見分けにくいので構成に工夫を。(千葉県・クロ僕屋)
●季節は盆。少女・花のもとに、亡くなった幼なじみの少年が天道虫に姿を変えて訪ねてくる。よみがえる在りし日の想い出、そして変わらないお互いへの想い、その丁寧な描写が胸にしみる。少年のことを忘れないで、好きなままで生きていかんとする少女の姿に救いすら覚える。(大阪府・あまいも)

【ジャポニカ自由帳42/ジャポニカ自由帳】
◆記憶と思い出の〓と現実が、いい具合に混在しています(東京都・山崎正剛)
●いつもと違う画材で描かれたタッチの絵の雰囲気がとても良いです。(岩手県・川原睦穂)
●8年前に住むことになったかも知れなかった街を歩く女性。カネのなかったあのころ、安さだけにつられそこにあったボロアパートに住もうかと思ったが結局住むことはなく8年後。女性は(おそらくそれなりにカネのある男性と)結婚しそこに建つ予定の高層マンションに住むこととなった。その街では高層マンション建築反対運動が行われている…鋭利な刃物で、襲われた本人も知らないような人体のマイナーな急所を的確に抉るように、2ページでスパッと終わるのもいい。 もし、あのころ女性がここで貧乏暮らしをすることを決断していたらどうなっていたか。おそらくは意思に関係なく建築反対運動に巻き込まれマンションの建つのを疎ましく思う側にいただろう。結婚相手の男性と出会うこともなかったかもしれない。高きから見下ろすマンションの住民とは縁のない、ぶよぶよの畳の上の生活。選ばなかった道にいたであろう自分を思うことには寂しさがつきまとう。時間はどうやっても巻き戻らないので、とりえたかもしれない他の道を考えることに何の利益もないのだが、それは脳の構造を複雑に進化させてきた人間だけができる思考であり、他人のそれに共感できるということ自体もまた寂しさを引き起こす。それをたった2ページのまんがで表現できるということ。本作はまんがの可能性のエッジにある。(千葉県・クロ僕屋)

【ATTACK FROM 集団ストーカーズ!!/集団ストーキングやめてください】
●謎の集団ストーカーに追われたノンフィクション4コマ。信じられないほどの日常が彼女を襲い、ただ驚かされる。(東京都・じゅん)

【astride/sugarless】
◆漫画家、イラストレーターである清原紘さんの商業イラスト中心の個人画集です。書籍やCDなど、商品の第一印象を形作る絵の色彩の妙、キャラクターの描き方の真髄に触れられる本だと思います。特に女性キャラの瞳が印象的ですね。美しくも妖しい…そんな世界が楽しめます。(東京都・翡翠)

【正気漫画まとめ本/正気企画】
●枠線まで描きこまれた、読んでも意味が通じるのか通じないのかわからない短編集。別の世界を覗いているみたいで心地よかった。後半になるにつれて視界がクリアになるように感じるのもいい。(東京都・笹)

【中年ユムシ6/食人大陸まうまう】
◆小学生がえらく喰いついてました。(?・?)

【処女膜研究会会誌EX/処女膜研究会】
●もうこのサークル名だけで脱帽ものです。そして至って本気で活動しているのが窺える一冊でした。普通に読んでも面白いですし、これからも頑張って欲しいです。(神奈川県・tara)

【Naive/shiratama】
◆どこにでもいそうな少女の姿を、水彩でシンプルに真っ直ぐ描いたイラスト集。制服や下着を身に付けた彼女たちの瑞々しく健康的な肉体は、エロティズムよりも十代の甘酸っぱい記憶を呼び起こさせる。装画や挿絵のお仕事をしているのが頷ける、物語を感じさせる作品群だ。(東京都・Fe)

【かぜのゆめ-小鳥編-/しろいえほん】
◆不思議なプロローグのようなお話、読ませていただきました。私も自分で考案したキャラクターを何とか物語で活躍させたくて苦悩する身の上で読んで元気になりました。私もがんばります。(東京都・・-korge-・)

【高速道路の熱すぎるお茶百景(2)/シロウトデザインワークス】
◆ドライブの途中で一度は立ち寄るサービスエリア。その「ティーサービス」について書かれた本がこれだ! お茶の濃さや味はもちろん、温度や射出されたコップが倒れるか否かまで紹介されていて非常にユニーク。みんなもこの本を持ってお茶ハントに出かけよう! (東京都・らすく)

【飛空艇コインバトル Complete Character Collection/Singerly】
◆すでにサービス終了したゲームの記録としてよいと思います。(?・小谷津)

【REVERSE/深夜心中・サニーブルース】
●「リバース」がテーマのまんが2人誌。ネームをとりかえっこされたそうで、合同相手さんのスペース(サニーブルースさま)では、ネームをファイリングして見ることができとてもおもしろかったです。BLですが、BがLする…というより、少しひねった短編でどちらもおもしろくよめました。(埼玉県・ワラビー)
◆まんが2編、ネーム取りかえっこ合同誌。BLベースだけど、2編とも登場人物たちの過去と今とを行き来するココロがほんわりあたたまりそれでいて切ないストーリーでした。絵もネームも読みやすい。(埼玉県・やみくろ)

【合縁奇譚・3/新緑農場】
●この作品とにかくレイがカワイイ!! でも今回は燐火のツンデレが良! スゴクかわいいよ。ショウの不運っぷりも心に来ます。カワイイ三人はゼヒとも必見です!!(埼玉県・たべ版)

【空飛ぶハサミ?/人類圏】
●自動車を手に入れた父がどこに行くにも自動車を使うようになった。生活は自動車を中心に回る。一家は自動車を維持するためだけに暮らしているのではないか、むしろ自動車が人間を駆動させているのではないか? 冒頭の、道具と人間の立場の逆転を物語る寓話が「空飛ぶハサミ」シリーズ完結を告げる。だがちょっと難解で…無機物であるはずのハサミがなんか可愛く思えてきた。(千葉県・クロ僕屋)

【少女クロゼット/すあまフレンズ】
◆絵が可愛い。(東京都・かおり)
●まず、本の表紙の作り方が面白い! 内容は、ある女の子の冬のワードローブの紹介と、お洋服にまつわるショート・ストーリー漫画という、女子には楽しい作り。ボーイッシュなセリちゃんが女の子らしいお友達と二人おそろいで、ピラピラのネグリジェを着ることに…!! この年頃の女の子のかわいい悩みが読んでいて楽しかったです。(東京都・はらだ)

【父子の梳き櫛/スイーツエンジン】
◆亡くなったお母さんに似たひどいクセ毛。きれいにとかす方法を知っていたのは元々はお父さんだったんですね。娘さんがひとりでできるようになったらさびしくなりそう。(?・?)

【対位法の夢/水彩屋さんのら工房】
◆やさしい雰囲気のファンタジーイラスト。人物の顔つきとか明るくて気に入りました。(東京都・・-korge-・)

【歌うよ君だけに、歌うよ僕のため、歌うよ誰かのため、とは言わないけど/スカイハイツオーケストラ】
◆爽やかでポップなロックサウンドにベース担当が描く一曲毎に添えられたキュートで目を引くイラストの数々。スカイハイツオーケストラは「コミティアで音楽を出すこと」に一つの解答を示している。当アルバムでは作画過程も公開し耳も目も大満足。活動再開が待ち遠しい。(神奈川県・ここり)

【風、花。/すこやかペンギン】
●大学生の風我と人工雪の精、ゆきんこ花音のほのぼのマンガ。花音は人工雪だけど、純粋で表情豊かでとても人間的。この手の話は「ひと冬の出会い」になりがちだけど、そうならない所が良い。花音は風我に、モノじゃないモノをもらったんだと思います。(神奈川県・わたり羽衣)
●大学生風我が数年ぶりに降った大雪の日に出会った人工雪の精、花音。彼女の生い立ちに同情した風我は一緒に遊びそして暮らすことになる。その中で彼女に上げるものが表紙の仕掛けに生きてくる憎い演出です。(神奈川県・量産型)
●大学生の風我が出会ったのは人工雪から生まれた雪ん子の花音。内容の面白さはもちろんですが、トレーシングペーパーを使った表紙がの仕掛けが素晴らしいです。(千葉県・黒いG)

【よもぎ町パンタグラフ/すこやかペンギン】
◆目茶苦茶おもしろい。(神奈川県・霞田亜斗)
●携帯配信のマンガを作者自らが書籍化。よもぎ町は山に刺さったスプーンで宇宙からのエネルギーを集め「オール電化」の試験中。携帯マンガなので気軽に読めると思いきや、エネルギー問題を扱った重厚な作品になっている。この作品を読めて良かった。書籍化に感謝。(神奈川県・わたり羽衣)

【夕凪ゴーラウンド/すこやかペンギン】
◆夕凪さんにはある秘密があって、火曜日の記憶だけない。ユウにとって別人格のナギが火曜日に現れるから。二重人格を題材に、決して同じ時を共有しない人格の間の絆を描き出す。(静岡県・ポテトアタック)
●火曜日だけ別の人格、ナギと入れ替わる女の子、ユウの話。週に1度しか現れないナギが学校生活を楽しんでる様子に、単調な毎日を過ごすユウは落ち込んだりうらやんだり。「相手」の事を考えすぎて上手くいかないけど、お互いを思い合ってるから「相手」とも仲間とも共存できるのだろうと思いました。(神奈川県・わたり羽衣)

【完全犯罪マシン/スズロモノス】
◆何とも不思議な漫画です…。どんな死体でも跡形も無く消滅させる「完全犯罪マシン」を持つ少女と、これから人を殺そうとしている男が出会う。マシンを使い目的を果たした男に待ち受ける結末は。ちょっと不気味でもあり、得体の知れない怖さもある。そんな魅惑の作品でした。(東京都・みゃ)

【もけお漫画再録集 戯画まんがコミック/スタジオキノボ】
●2008年頃より発表してきた短編11本とおまけマンガを収録。単体イラストとしても十分に通用する、ファンシーさに溢れる絵が最大の魅力。表情・動きともに豊かなキャラクター達を一癖あるストーリーに織り込む手腕も確か。作者の入門編、あるいはファンのマストアイテムとしてオススメ。(東京都・bullet)

【青き息/今夜、世界が終わる/studio sun clear】
◆70年代前期、宮谷一彦という女子中学生とカップルになった、その後一緒になった青春漫画家がいた。それを連想する生ぐさい漫画だが、ひきこまれて最後まで読んだ。作者が、どこまで"女"とからんでいるか知らないが、「君が思ってる100倍は女って股を開く生物」と女子高生が言うのは説得力ある。残念だが私もそう思う。(東京都・三原武志)

【ぜんぶ手で描くペン画集/スタヂオK-ing】
●線(とベタ)のみで、まさに「ぜんぶ手で」描かれた緻密な作品群に息をのみました。手仕事は作者の体温が伝わってくる、まさに職人芸だと改めて思いました。(神奈川県・TJ)

【暗陰の壺/スタッフWHY】
●月輪探偵シリーズの一冊。「猫を貸せ袋に入れて蹴飛ばす」「そういえば袋持ってこなかったな」という狂人がやたらキャラ立ちしてて狂気。猫のピンチを察した社長がバネジャンプで空を飛んで行くシーンが好き。おまけ頁の月輪探偵図鑑に月輪探偵7つ道具が描いてあるのだが6個しかない…という小ネタも面白い。(千葉県・クロ僕屋)

【月石病/スタッフWHY】
●表4のカットを見て、この作家は超現実主義者だと確信した。(東京都・燃えあがる静物)

【黄金虫/スタッフWHY】
●月輪探偵シリーズの新作。今夜も屋根の上を颯爽とジャンプし、悪さするユーレイを粉みじんにした月光ロボ。助けられた少年は、錬金術師の卵だと名乗り、お礼に黄銅のカブトムシを渡す——。実は角から先は本物の純金で、錬金術の才能をようやく開花させていたことを知らず、最愛の姉にも見限られたように思い込んだ少年が、涙にくれた末…というラストが、このサークルには珍しく叙情にあふれていて、知らずにいた魅力に気づかされた。決まった時間に川で手を洗わなければならないとか、体調や心境で錬金術の結果が変わるといった伏線が、短いページ数の中で見事に(かつ自然に)回収されているのも上手い。(東京都・bullet)
●巨大ロボに変身して古代ムーン人の遺物を追う月輪探偵がある月夜、錬金術士の少年を助ける。少年がかわいい。少年は姉と二人暮らし。結婚しないで一生少年を養ってくれると姉が宣言した時なぜよだれを垂らすか少年よ。そしてさらりと描かれる結末。せつねえ…。(千葉県・クロ僕屋)

【影法師退治/スタッフWHY】
●「影法師退治」と「崑崙主」の2篇を収録。「影法師退治」…室内アンテナ付きのテレビが描いてあったりする、先生作品に共通する昭和臭い田舎の街がいい。ある月の夜、少女の影が自分から離れて逃げてしまうという奇妙な出来事が起きる。少女は自分の影を追いかける途中、ある少年と出会う。「夜の仕事へ行く途中で美しい花の精に出会えたぞ」芝居がかったセリフ回しがいい。少年は影を忘れていき少女はそれを自分の影の代わりに手に入れる。影法師は問えば本人の代わりに答えてくれるという。少女はいまや自分のものとなった少年の影にある問いかけをするのだった。ドラえもんでもあったけどある人物の思考を完璧にコピーした存在があり、それに問いかけたとしてもコピー元の本人はそのことに気づかないとして、それに何を問うかというのは面白い。本心を隠したひねくれた思春期少女の感じ。かわいい。「崑崙主」…幸せな結婚を夢見る女性が夜道を歩いていると謎の怪物崑崙主に求婚される。彼女は怖がるが彼女の影が代わりに求婚に答え、影は切り離され崑崙主とどこかに去る。「困ったときは我が名を呼べ」と言い残して。十年後、女性の飼っていた犬が致命的な病気にかかる(まだ結婚してないのか…)。女性には見えないが犬の命を死の世界に運ぼうとする死神が彼女の家の近くまで迫っている。女性は崑崙主との約束を思い出して名を呼ぶ。その声に応じたのは崑崙主と女性の影の息子だった。息子は地元の神からかつてB-29を墜としたこともあるという竹槍を借り、死神に戦いを挑む。自分の父が交わした、自分には関係のない約束を崑崙主の息子が命がけで履行しようとするさまがアツい。「このヤリ有らば 五人力じゃ!!」微妙…遊び心ある台詞も楽しい。(千葉県・クロ僕屋)

【天沢君とカムナちゃん2/すたひろBOX】
●カムナちゃんが女友達に運ばれているときの皆の無表情っぷりが一番笑いのツボにはまりました。それにしても天沢くんは良くも悪くも面倒くさいタイプの人ですね。モテるのが不思議だなぁ。(茨城県・鈴木9号)

【アライグマ漫画家旅日記〜被災地石巻 女川に行って来た〜/すたひろBOX】
◆新連載の取材で一路石巻へ。タクシーにバス、電車に徒歩と復興途中の被災地を巡る取材は行われる。復興の助けとなるのはまずは訪れること、作者のその言葉が重いです。(栃木県・おもちゃのまち)

【DUNGEON MAIDEN 3/すちぶっくす】
●1・2に続いて、城掃除するメイドさんのお話。今回初めて新人メイドが登場し、「働くこと」への純粋な疑問を投げかけてくる。相変わらず城は呪われていてしっちゃかめっちゃかだが、そのカオスの上に生きるアビゲイルたちのたくましさもまた楽しい。(東京都・皿洗い)

【ダンジョンメイデン/すちぶっくす】
●シンプルなキャラの絵がいい。背景もすっきりしてていいがもうちょっと密度があってもいいかな?(東京都・クロ僕屋)

【甘くない生活/すっぽこ電脳大飯店】
◆人ごとでは無い糖尿病との戦い! つらいこともあるけどがんばりましょう!! 食欲とガップリ四つ!! うっちゃって勝ちだ!!(東京都・桃山)

【コロッポ/strawberry*kick】
●架空の都市をコロッポという?トロッコのような乗り物で旅する女子学生。産業革命期のような、それでいてハイテクSF都市のような背景の描き込みがいい。(千葉県・クロ僕屋)

【エロマンガ家さんが通りますよ!/スフィン子くん】
◆まだまだ新人と言える漫画家が、編集さんとの打ち合わせの帰り道。すっかりやりこめられて落ち込んでいる中、たまたま立ち寄った公園で出会った子供とのふれあいによって、上手いお話の作り方のコツを掴んでいく…。うん。ええはなしや。(山梨県・やまさん)

【生活とキミ2/生活学習】
◆感情的になりやすいにきちゃんと、共感性が低いりっちゃん。女子二人のゆるゆるした愉快な日常。特に目的も意味も無く、結構くだらないやりとりが心地いいです。仲良い友達同士の無遠慮な感じが最高。個性的な絵柄と、手書き文字の自由さもステキ。(東京都・A田)
◆二人の生活に入り込みたくなるような魅力を感じました。(東京都・山崎正剛)

【田んぼに吊るされるCDのようになりたい。/セーブポイント】
●みんな可愛いしみんな面白いので、とてもとても好きです。きゅうりとポテトサラダがちくわでみかんのムニエルな四コマです。(千葉県・長屋屋)

【007(らぶらぶなな)ちゃん from Nagoya with Love 【前編】/世界の果てのきまぐれ王国】
●コミティアにも巨女ブーム来てる? 身長6mのアンドロイド・ななちゃんが、普通の高校に編入。同級生の女の子たちと仲良くなったり、ロボ研部長の男の子と良い雰囲気になったり。デカくてもアンドロイドでも、中身は普通の恋する女の子なのです。ロボ研部長も純で可愛い。(東京都・どん)

【虹色の翼 〜須川洋 短編集〜/脊式】
◆過去作をまとめた作品集。気に入ったのは『黒翼の魔女』。異能を持つせいで人間界からはじかれた少女リーネと、彼女を拾い旅を共にしてきた魔族・クロムの奇妙な絆。胸熱伝奇ロマン好きとしては「これこれ!」と嬉しかった。(東京都・菅)

【そうさく畑収穫祭2014春レポート漫画制作過程/瀬戸内雀協同組合】
●バカバカしいのにオモシロイ!! 漫画制作のウラ側を、心情を乗せた思考が読み取れてとても面白かった。今後の作品も楽しみにしています。(大阪府・カッちゃん)
●まんが学校とのメールやり取りがすごかった! こんなに考えて考え抜いて、まんがを製作するんだ…と感心しました。まんがも制作過程もすごく面白かった。(大阪府・こさんじょう)

【*独想*/0529】
●狼やトラ、象、シマウマなどの動物たちをメインに花や蝶などの幻想的なモチーフを合わせたイラスト集です。「隔たれているようで僅かに繋がっている」とあり、動物たちは皆ヘッドホンをしています。黒単色のペン画に一〜二色だけ色を置くデザインが線画の良さを際だたせています。ファンタジー作品に出てくる動物が好きな人におすすめです。(東京都・維夏)

【クッキー回/0丁目】
●数少ない友人とその彼女と共にクッキーを焼く。出て来る三人全員がとても駄目でクズなお話。時田さんの描く薄弱な駄目っぷりが如何なく発揮されていてキツイ。巧い。(奈良県・おか)

【HAPPY/BLUE'10〜ブルー分のハッピー/千秋小梅うめしゃち支店】
●年の差カップルの恋のお話を丁寧に描いた作品。現実はどうにもならないことがたくさんあるけど、支えてくれる人がいるだけでこんなに救われるんだなぁ…とじんわりしました。(東京都・しば太)

【世界歴史性風俗漫画 Morals under a pagoda 《古代編・上》/1000decillion】
◆古代メソポタミアおよびヨーロッパの、現代とはちょっと文化が異なる性習慣・性風俗を、「その」描写を実際に漫画で描きつつ紹介。歴史的知識は無くても全く問題無く楽しめる。古代史へのロマンとエロへの浪漫、それら両方の集大成だ。(東京都・中央本線武蔵境)

【生ビールを一杯。/そうでもない。】
◆よい。(神奈川県・いぬいたまき)
◆ジャージ女と出来るOLのラーメン屋から始まるお話。絵が色っぽい。出来るOLがかっこいいのにビール一杯で酔いつぶれる様子がかわいかった。(埼玉県・やみくろ)

【彼女のくちづけ 感染するリビドー/そそう支部】
◆骨折で入院している高校生の早菜は、同じ病院にいる綺麗な女の人・綾音と知り合いになる。綾音退院の前日、突然キスされた早菜の心が揺れ動く。そんな気の全くなかった早菜だが、いなくなった途端にすっかり綾音のとりこに。そんな口づけの魔力にドキドキした。(東京都・チャッキー)

【第六惑星から/SOTICA】
●父から継いだセガサターン専門店第六惑星を経営するお姉さん。今時セガサターンって…。紹介されているソフトはバーチャファイター以外やったことないが面白そう。一話で捕まって刺青入れられたおっさんが二話でもまだ監禁されてることに笑う。地味なお姉さんかわいい。(千葉県・クロ僕屋)

【冬蛍/飛行夢】
◆新宿二丁目で出会った女性二人の話で現実の場所を舞台にしている分、リアルさが感じられました。(東京都・三五二)

【猫とバイオリン/宇宙の森】
●ママを探している女の子と出会ったがらんどうの男の子。おとぎ話的モノローグに導かれ、二人は奇妙なものや不気味なものがいっぱいの世界を旅していきます。悪魔のような見た目のがらんどうの男の子が、純粋な女の子との関わり中で少しずつ変わっていき、最後に彼が見せた笑顔が可愛くて、せつない…。最後に彼女が語るように「とっても素敵」な物語でした。(埼玉県・AYK)

【しにたがりのきみへ/だーくさいどるーむ】
●周囲から存在を認められたいが故に自傷行為を繰り返し、孤立してしまった主人公の少女。ある日転校してきた少女は、そんな「しにたがり」に興味を持ち、友達になろうとする。転校生に心の中を踏み荒されたくない、と「本当に死にたい」と言い放った主人公に対し、転校生がとった行動とは…。自分の殻に閉じこもってしまった人を文字通り「すくい上げる」存在。その存在こそが「友達」なのだと思わされた。(東京都・黒須洋行)

【アメフラシ/ダイオウイカ】
◆ストーリーも絵もアメフラシもショッキングでよかった。(埼玉県・やみくろ)
●小さい頃に誘拐された幼なじみの少女と十年ぶりに再会した少年。少女は自身をアメフラシに攫われて作られた偽者だと言う。幼少時代の純朴な想いが目の前の光景に侵され遂に激情へと至る少年の姿が胸に刺さる。せめて二人が流した涙の理由が悔恨でなく安堵であらんことを。(大阪府・あまいも)

【大往生テロル恋愛漫画短編集/大往生テロル】
●オタクの婚活を実体験に基いて描く。主人公が書いた婚活プロフィールに対し「僕のこと無条件で分かって、というオタクの自己愛が溢れでて相当キモいのだ」毒舌ツッコミ役のハ○太郎の辛辣な台詞がいい。「(婚活のプロフィールの年収欄には)年収100万足しとけ バレやしねえ」エグいアドバイスも笑える。(千葉県・クロ僕屋)

【STAR CHILD/Timewave Zero】
◆小さな村に流れ着いた少女。彼女は迫害され逃げ延びてきた異教徒だった。自らとその信仰を守るため敵を殺すことも厭わないカルトの娘も、人のために悲しみ、怒り、泣き叫ぶ、普通と同じ人間だ。普通の生活を許されない彼女にはせめて心を許し共に旅する友人が必要だろう。(神奈川県・近藤)

【よわむし革命/タウリン5000mg】
◆嫌い、苦手…そんな気持ちは誰にでもあると思う。苦手だと思っていた男子にちょっとずつひかれる女の子(ヒロイン)がかわいい!(千葉県・結城都)

【小人をめぐる冒険/だがまんや】
●主人公の女性が目覚めると洗面台の排水口に小人がつまっていた。小人(おっさん風)が。3日たっても穴から抜けない。死なせたら目覚めが悪いのでとなりのおばちゃんに相談すると、おばちゃんは慣れてて普通に引っこ抜いて森に返す。となりのおばちゃんと仲良くなれたよほっこり。蛇とかならありうる話なんだけど小人(おっさん風)というのがユニーク。作者さまあとがき「ボツワナで蛙が排水口につまっていた実体験をもとに…」ボツワナって!?(千葉県・クロ僕屋)

【残像パステルブルー/だから弱虫】
◆バレエをあつかった漫画珍しいので嬉しかったバレエが好きなので。(千葉県・?)

【だし★メン イチバンだし!/だし★メン】
◆表紙の「最早誰得レベルの北海道産昆布擬人化漫画再録集」なるコピーが全てを言い表している。羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布…といった個性豊かな男子社員たちが日々営業活動に邁進する熱血漫画。シンプルな線で描かれる彼らの昆布愛に、つい美味しい出汁が欲しくなる。(東京都・杉並区民)

【3食彼氏つきワケあり物件/たてじわシクラメン】
◆彼氏が小学生ってふしぎな四コマですけど絵も優しい感じで読んでて楽しかったです。彼女の方が買い物でおねだりして頭のなかおこさまかな?(東京都・・-korge-・)
◆女子大生×小学生という異色カップルのほのぼの四コマ。絶妙にユルい空気感が読んでいてほっこりする。(東京都・ラスク)

【義足少女 跳ぶ/旅するアニフォト】
●義足でリハビリを行う主人公のカナちゃん。いつもちょっかいを出してくるエロガキのヒロ君、自由なM先生、軽い感じの看護師さん。日々を過ごしながら、少しずつ他人の優しさに触れ、成長していく温かな物語。素朴な絵柄がかえって感情移入しやすくホロリときました。(埼玉県・段々)

【アイリーンちゃんがんばります!/ダブステップ動物園】
◆サキュバスなのに処女で一途でアイリーンちゃんかわいいです。あーうらやま!(?・?)

【SEIFUKU SHOJO PLUS ALFA/たべっ子まっちょ】
◆制服の女の子というテーマでも描く人によってこんなにも変わるんだと思いました。全体で似かよった絵柄がなく違いを楽しめました。(神奈川県・堀本長生)

【ヒビノノイズ/ちいさなたいまつ】
●「ノンフィクション」というテーマを主軸に据えられた合同誌に、各作家各様の「ノンフィクション」が寄せられていて、読んでいて非常にワクワクしました。(埼玉県・この世の果てから)

【ばあちゃんとおいともだち/ちいちゃいばあちゃん居てマス。】
◆とてもほっこりしました。(東京都・ココノツ)

【プリンセスバタフライの冒険/チキンの魂】
●正統派冒険ファンタジー。力強い線で軽やかに描かれるアクションシーンが大好きです。二人のヒロインがとてもかわいらしいです。作者さんの商業誌で始まった連載にも期待です。(東京都・愛田ぱん)

【彼女の破片/チキンロック】
●絵の圧倒的かっこよさに惚れ惚れとした。表紙なんて今回のティアで一番素敵!と思う。話は、裏に一物ありそうな、少しの闇と無様でかわいい本音を秘めた百合。正確には百合カップルプラス見守る男子。少女の張りつめた瞳は暴きたくも放っておけなくもあり。幸せはどこ。(東京都・上穿)

【不完全アフェット 壱/ちくわ王国の逆襲】
●一冊に三話入ってるのですが、そこじゃないんです! 人外×少女なんです!! ステキ過ぎますよぅ。一回読むだけでも満足なのに、何回読んでも新たに満足ポイントが増えてGOOD!! 人外×少女良いです。(埼玉県・たべ版)

【NOT6/tito】
●やきとり屋「ろくでなし」のどうしようもない人達の人生模様が面白いです。ぜひシリーズ化を!!(東京都・愛田ぱん)

【星占いでおとこのこおんなのこがいっぱい/ちびキャラランド】
◆一年間の同人運占いはなかなか見た事ない。しかも、ずばり言い当てててリアルである。絵にだまされてはいけない。(千葉県・原田なおき)

【ちゃむさん1/ちゃむ屋】
●ホームレスの青年と、うさぎのような鏡餅のような謎の生物ちゃむさんのお話。実はちゃむさんはさきいかを盗んだだけで(笑)何もしていないのだけれど、ちゃむさんとの出会いが青年の人生の、そして青年自身の大きな転換点。一話完結型シリーズの一作目ということで、この謎の生物が一体何を目論んでいるのかいないのか、続きが気になります。(埼玉県・AYK)

【VIRTUAL VINUS VIRUS/ちゅすむ】
◆「人工知能は感情を持てるか?」の問いと思考の道筋を、作者なりの方法で表した正統SF。主人公の博士と過去の男との「やけぼっくい?」的BL設定で話が進むものの、SF好きとしては人工知能リサにより色気を感じてしまいます。でも博士のくたびれっぷりは好み(笑)。(東京都・いか)
●天才科学者の身辺警護に就いたかつての恋人。迫る危機の中、出会った頃の切なく複雑な思い出がよみがえる。研究で生まれたアンドロイドの恋心も交錯し、各々最後の「仕事」に取りかかる。立場や性別を超えてもなお抑えきれない感情の行方を問いかける科学サスペンス。(東京都・たいらさと)

【友人5人/チュンチュンガオピッピ】
●主人公女性の友人関係が断片的に描かれた短編まんが。登場人物それぞれ2-3行程度のプロフィールで紹介されているだけなのに、会話シーンや空気が現実味を帯びている。それを一層際立たせるあとがきが良いです。(東京都・はせる)
●疎外感とは違う。一緒にいて楽しくないんじゃない。言葉の端に優しさや気遣いを感じる。かといって、社会に出る前と後では、それぞれの状況の違いから、やっぱりちょっとずつズレを感じる。分かってはいるつもりだったけれど、いまさらのように気づいて驚く。でも、出来るならこれからも一緒に笑いあいたい。イマドキの24歳が、社会に出て、かつての仲間5人とのひさびさの交流。そこで感じた心の揺れが、飾らないナマのセリフとともに描かれている。(東京都・bullet)

【Dearest/Chocolate Dolly】
◆ジャケットの可憐な少女の絵からは想像できない、太く激しいサウンド。そこに合わさる伸びやかな歌声が示すのは自分と他者との隔絶の哀しみ。ゴシックロック調の曲それぞれに載せられる歌詞が緩やかに結びつき、独特の世界観を練り上げている。(神奈川県・ゴシック)

【いろとりどり/Chiryzmo】
●透明水彩の色が素敵なイラスト集。淡い青とピンクの織りなす世界。(大阪府・エミコ)

【空蝉ポラロイド(冬の朝)/月陽炎】
●ピアス開きまくりチャラ男くんと着物眼鏡男子さん、どう考えてもちぐはぐな2人なのに何なんでしょうこの幸せな朝は…。続編の今作は10pくらいの短編だけど、とってもほっこり。ごちそうさまです。(栃木県・DOP)

【MOON WHALE ILLUSTRATION/ツキノクジラ座】
◆優しい色あいで絵がとてもかわいかったです。(神奈川県・堀本長生)

【A CHI KO TI /ツキノクジラ座】
◆マンガ的絵本の世界が心地良い。今の時代に心があらわれる。(埼玉県・ボロット)

【Johannette/月の子】
◆重厚な絵で描かれる、苦悩の物語。教会の鐘楼に住む子供・ヨハネッタは試練を受ける身で人との関わりを拒絶している。食事係の青年ロータスとヨハネッタを見かけ憧れる孤児院の娘ノーアが、彼との交流を図るが…。存外に読みやすい。彼の物語はまだ続きそう。(東京都・花廼)
●人というのは、何が悪かったのか、何をすればもっと、と考えるものだ。この作品でも、読者は考えることになる。何が悪かったのか、誰が悪かったのか、そしてどうすればもっと良い未来になったのか…。それはともすれば悪者探しになる。しかし全ての責任をとるべき人間なんてものは居ない。誰か一人が悪ければ、我々は「どうすればよかったのか」などと考えることはなかっただろう。彼らは誰もが少しずついびつで、パズルのピースではなく割れた鉱石だった。全員が悪人ではなく、全て正しいこともしない。作中で、ロータスは「近づかなきゃ何もできない…」と口にする。あるいはここが、と考える。彼らの未来は、この時に決まったのかもしれない。(東京都・森)

【成型リリカ/つゆくさ】
◆変わった感じが好きです。(埼玉県・ノラ)
●「才能があるんでしょうか」「教養よ」という会話にしびれました。かわいらしい絵で描かれた、深い深い物語。(東京都・しば太)

【ヴァレンタイン会議/つゆくさ】
●この短編集の中で「完全に止まる」という作品が一番のお気に入りです。もどかしいような、じれったいような、2人の不器用な距離の置き方にヤキモキしつつも、最後はホッとした気分になれてうれしかったです。(茨城県・鈴木9号)
●三島芳治氏がこれまでコミティアで発表した短篇選集。シンプルでキュートなキャラクター造形、静かな会話、唐突に挟み込まれる不可思議な現象…クールな画面と描写が魅力的ですが、ふとした時に見せるコミカルさや暖かさも心地よい。おそらく誰にも真似できない、唯一無二の世界観に酔うべし。(神奈川県・マチダコウスケ)

【2人はプリティア/つゆくさ】
●とにかく生き生きと描けています。三島さんはこういうアニメチックギャグが今一番描きたいんだろうなーと思わせる作品でした。(岩手県・川原睦穂)

【LOST:SMILE 1st Edition -Blue Birth-/Tears Of Mermaid】
◆昔家族旅行で島を訪れた1年後に父親が死んだ主人公。6歳の時に島を訪れたので父の事も島の事も思い出せないままでいた。今、主人公は記憶を取り戻す為に16年ぶりにその島に降り立つが…。システムもキャラもしっかりと作られている非常にクオリティの高い作品。(東京都・ハルガ)

【待合電車/▼THS】
◆一気に読めるのに濃い物語でした。(?・?)
◆前後の話を最後につなげてくる感じがよかったです。(神奈川県・いぬいたまき)

【銀盤トランス・スケーティング/T-NORTH】
●フィギュアスケートと性転換モノが奇跡のコラボレーション。フィギュアペアのアクションシーンを描ける画力の高さは見事。また、男の娘マンガの経験を活かし、男女が入れ替わった時の体の変化や戸惑う気持ちを表現している。松本ミトヒ。さんにしか描けない作品。(神奈川県・わたり羽衣)

【勝利の女神だって野球したい!ClimaxSeries/T-NORTH】
●同作品の2巻目にあたる。練習試合がメイン。リアル野球でありながら「モテ」を意識する女子投手が出てくるなど、意外性を見せてくれる。雑誌休刊のため連載打ち切りとなったのが残念。狭山桜高校野球部の活躍をもっと見たかった。(神奈川県・わたり羽衣)

【NEETBOY IS MAGICGIRL/定時前帰宅】
◆世界は今、闇に包まれている——。29歳ニート、魔法少女モノ好きの本間が、あるURLをクリックしたことから予想もしないことに巻き込まれていく! この世界を救っているのは誰だ…!? 現代ならではの魔法少女と「闇」の正体に、驚きと共感。(埼玉県・へむにゃん)

【AD:PIANO III/Diverse System】
◆スタイリッシュな音楽を発表し続けているレーベルDiverse Systemのピアノ曲中心のCD。ブラバンのような曲、スピード感のあるドライビング曲、硬質でハードな曲…様々ですがどれもピアノという楽器の存在感が曲を引き立てている。1枚通して聴き応えがあります。(東京都・落合)

【待て! 早まるな/テクノストレス】
◆死にたい言ってるわりに親しいのが良い。(千葉県・匿名)

【眼鏡、お好きですか?/ですよね。】
◆眼鏡サイコー。(埼玉県・椎名かじん)

【てふや食堂のぼっち鍋/てふや食堂】
◆にんにく鍋にねぎ鍋、普段料理をした事が無い人でも、ものの10分ほどで作れそうな、それでいて出来上がったらヨダレがたらりと垂れそうな、そんな感じの美味しそうで簡単な鍋のレシピ集。早速今晩作ってみました。ハイ、美味かったです。(栃木県・壬生狼)

【黒いイナズマ/でりしゃす!】
◆ほのぼのしたストーリー、それに似合う絵柄、背をとじてもないしんぷるなマンガ軽い気持ちで楽しませていただきました。(東京都・-korge-・)

【よめたま/てりたま】
◆山奥育ちのOSのないお嫁さんが謎すぎてかわいい。(?・?)

【何がたかしに起ったか?/電柱少女】
●怪しい薬でおしっこが止まらなくなってしまったたかし。胡散臭い叔父曰く、正しい処方をするまで勃起状態を維持するしかないとの事。こんな可笑しな状況でやる事はひとつなのだが、二人が交わるシーンではお互いの愛情の深さが感じられて見ているこちらまで幸せな気持ちになれた。(愛知県・タルヤ)

【アニソンライブのひみつ/東京猿人改】
◆知らない人はまったく知らないアニソンライブ事情がマンガでわかる一冊。チケットの取り方、サイリウムの使い方、セットリストの予習方法などなど、前のめりかつ全力でライブを学び楽しんでいる作者が眩しすぎるぜ…。会場にいる者だけが知る一体感を私も味わいたい!(東京都・白焼き)

【(無題)/東山神兵】
●宇宙空間を漂う状態で意識を取り戻した宇宙飛行士。AIは、爆発事故で太陽系の重力圏を飛び出してから、8万〜2600万年が経過したと告げる。すでに生きてはいないはずの飛行士の脳と視聴覚は、ゾンビウイルスによって動かされていた——。"ゾンビもの"同人の代名詞といっていいサークルの新刊。不規則なサイズ・配置のコマ割で、無重力の浮遊感をうまく演出。人間なら死を免れない宇宙空間も、ゾンビなら半永久的に意識を保てるという、コロンブスの卵的な発想が光る。あと3時間で恒星の重力に引かれて落ちると告げられ、再び絶望する飛行士が、AIと交す"死による進化""空間軸による進化"説のくだりは、ゾンビとは何か?という定番の問いへのアンサーの一つになっているのと同時に、作者が宇宙を舞台にした理由に気づかせられ、腑に落ちた。物語ラストの見開きで、飛行士が大気圏に突っ込み尾を引いて輝く様子を、異星の生き物が見上げる。その生き物からすれば、ゾンビ化の災厄をもたらすかもしれない凶兆の流れ星にほかならない。にもかかわらず、命をリレーする希望のともし灯のように受け止めている自分に驚いた。(東京都・bullet)

【解放弦—The released string/冬青】
●天使の声を持つ歌姫・レシカと、かつて歌姫の座を競った侍女・ジラ。二人の関係に焦点を当てつつ、閉鎖都市アンジェリカの姿が少しずつ丁寧に描かれていきます。ジラ視点で進む物語には、一途で苛烈で、それでいてどこか繊細な激情が込められています。このジラの身を焼きそうな想いに目が奪われがちですが、天使と称されるレシカの「欲しいと思ったものは、大体手に入ってしまうの」という言葉には、ある種の残酷さを見せつけられるようでした。幸せな結末が待っているのか。二人の行く末がとても気になる作品です。(北海道・藍間)

【FRATERNI-ZATION/とうみつ】
●表紙がかわいらしかったのでつい買ってしまった一冊ですが、大好きなシュールレアリズムの画家&詩人のドラマ…! こういうのに期せずしてめぐりあうからコミティアっていいものですね!! その後の展開も気になる…!(東京都・小松千鶴)

【EWIGE/透明四界】
◆カラフルで楽しいイラスト見せてもらいました。(東京都・・-korge-・)

【sky grapher/とーちか】
●体の形を変えたり紙を操ったりできる女の子がかわいい。(千葉県・クロ僕屋)

【TOKIBAKA 02/ときどきバカンス】
●「なんとかなる旅」がお題の旅行雑誌、第2号の舞台は北海道。北の大地が誇るユニークな観光地やグルメスポットを、漫画や対談に加え、イラストや写真も多数交えながら紹介している。何よりも素晴らしきは、気心が知れた仲間と旅する楽しさが誌面に溢れている点だ。(神奈川県・米山皐月)

【実は、彼氏に誤解されている/tokonoma】
●つり目×気弱×妹=良か良かでした。デートのときの服装が可愛かったです。(?・三ノ宮みらい)
●目つきが悪く悪魔と噂されてしまう少女。後輩の少年から告白されたけど、彼が好きなのはどうも噂通りの姿のようで。フラれても誤解を解かなきゃという少女と本当のあなたを知りたいという少年、双方の生真面目さが可笑しくも胸を打つ。二人の秘密につなげる結末もニクい。(大阪府・あまいも)
●目つきの悪さから恐いと誤解されている女の子。付き合っている彼氏も誤解しながらも、そこが好きな様子。そんな彼氏に実際はヘタレだとバレたら嫌わると思って悩んでいる女の子がカワイイ。(千葉県・黒いG)
●生まれ持っての目つきの悪さのせいで、周囲から不良だと思われているみのり。そんな彼女に初めて後輩の彼氏ができるのだが、彼が惹かれている「悪い」先輩像と実際の自分とのギャップに悩むことになる。そんなみのりが出した結論とは…。冒頭でクラスメイトに見せる精一杯の笑顔と、最後に彼氏に見せる自然な笑顔との違いが印象に残った。(東京都・黒須洋行)

【君に生えてくるハズがないのに/となりのヨメ〓】
●「欲しいなぁ…ちんこ…」。親友の女子のことを犯したいほど好きな女子。「あげるよ」「オレのちんこ」。そこに現れた町の外科医院の跡継ぎ息子。麻酔薬で眠らされ、気がつくと女子の股間に手術で移植された息子の息子が——。欲しかったちんこを手に入れても、彼女を犯せるわけがない。そのことを突きつけられ、自分のことをどうしようもなく「気持ち悪い奴」と蔑む女子に、移植したちんこを自ら含んで、自分も同じくらい「気持ち悪い奴」だと告げる息子が、不思議に男らしく見える。二人の間に芽生えた愛情とも友情ともつかないものを表す言葉を思いつかないが、互いがほっとできる場所を手に入れたことは確かに伝わってくる。(東京都・bullet)

【LINE/となりのヨメ〓】
◆親密になった人間を殺さずにいられない殺人鬼の青年・トリノ。初恋相手のるりの命をも奪ってしまうが、何故か彼女は蘇り…。弱さゆえに他人を消すことで己を守っていた主人公は、極限状態の中で愛を知り罪を受け入れる。血みどろのエンディングには神々しさすら感じる。(東京都・白焼き)
●好きになった人を殺さずにはいられない男は思う。自分のまわりには自分だけが見える「LINE」があり、他人が立ち入ることを許さない。男はそれを踏み越えてきた者を殺して自分の神聖不可侵な領域を守っている。女の子と親密になりたくて自分から近づいていっても、LINEを越えた瞬間愛は終わる。近づきたい…しかし踏み込まれたくはない…こういう、人間関係のややこしさはよくわかる。子供の頃「宗教ブタ」とよばれていた、親が新興宗教をやっている女子が美しく成長してある日男の前に現れる。その子は男の初恋の人であり、男は彼女と親密になりたくて声をかけるが…男はやっぱり彼女を殺してしまう。しかし彼女の信仰する神の奇跡によって彼女は死したまま歩くリビングデッドとなる。自分が殺すのは彼女だけだ。彼女を殺すのは自分だけだ…初めてLINEを超えた人間関係を築けるようになった男。死体だけど。ハッピーエンドなのかな? LINEという流行のアプリケーションを意識したであろうタイトルもいい。(千葉県・クロ僕屋)

【実と肛門/灯】
●タイトルでおおよその想像が…と思った人は正解。出オチ? その通り。けれどその量と切れはコー○ックもしくはザ・○ードを飲んだ翌日の朝に負けず劣らず。ほぼ全てのコマが「実(み)」に塗れた全50ページ。「肛門さま」と「スカさん」「トロさん」が悪の「お代ベン」に正義の仕置き!(東京都・bullet)

【ウサギとカメは両思い?/どや顔病】
◆身のまわりにBL好きが多いせいか自分がGL好きになっている気がします。そんな人におすすめです。(千葉県・匿名)

【超強ロボ ツヨイオー/とりからの巣】
◆ロボが勝ちます! と表紙で予告されている通りの身も蓋もないロボットまんが。手を変え品を変え襲いかかってくる悪の組織に対し、正義のロボは簡単に勝つ。慈悲は無い。ただ…時々おっちょこちょいだったり約束を忘れたり場所を勘違いしたり。(埼玉県・gori.sh)

【轢かれた猫/ドローイングドローイング】
◆「向こうに轢かれた猫がいるんですが、どうすればいいでしょうか?」突然そんなこと聞かれたら、あなたはどうしますか。今まで道端で動物の死体を見かけたとき、自分は何を思っていたのか。そんなことを考えてハッとさせられた。短編ながらもこれは深い漫画だ。(東京都・蒲田西)
◆ささやかな出来事をいろいろ考えてるのが良かったです。(埼玉県・ノラ)
●「轢かれた猫」、猫は結局何処かに消えてしまう。そこに至るまでと、そこから昔の記憶にたどり着く心の揺れ動きが繊細なタッチで描かれていて良かったです。(岩手県・川原睦穂)
●とても丁寧に感情の動きを語っている作品。失ってしまった気持ちを思い出し、ハッとする瞬間。染みるように伝わって来る。(奈良県・おか)

【八月の嬌声2/TROOPINGOUT】
●コミケ初日、訳あって行けず、友人も買えず手に入れられなかったモノをなんとかGET! 前刊『八月の嬌声』と同じく、ドイツ髭オヤジ達が美少女になって第一次大戦前の様子がふんわりと描かれています。解説の文字がいっぱいに書かれたページもありますが全くウルサクない。美少女ってすばらしいですね。歴史・戦史モノの漫画ですが「ほにゃ字」フォントの似合う、かわいらしくもおもしろい漫画でした。(埼玉県・ミリータちゃん)

【MEMORIA/drops】
◆画力と色づかい、アイデアセンスがバツグン! CDサイズ?というか正方形という本もかわいい。(埼玉県・ボロット)

【いぬのおまわりさんのいぬいさん/どんどんぐり屋】
◆独特の間があって面白かったです。よく見るといぬいさんは表情が豊かです。うっすら風刺がきいているのも良かったです。(東京都・かなびん)

【みみ子のぉと/ナクアミ】
◆不協和音で空中分解してしてしまったバンド。自分のやりたい音楽は何か、自問自答を続けるみみ子の手にした音楽とは? 音と音楽、違うようで同じような題材を手に、身の回りから得た、彼女が欲しかった物は何か。(東京都・でででん)

【釈迦力西遊記/夏子様ランド】
●西遊記をもとにしたはちゃめちゃ物語。上下巻で数百ページクラスの大作。ホステスの三蔵法師(三蔵法子)のところに悟空がヒモとして転がり込む。悟空は自分で稼ぐためホストになる。そのホストクラブに混世魔王(美女)が客として来て…ダメな男を突っぱねるようでいてその実どっぷり愛してしまう三蔵法子のキャラがいい。(千葉県・クロ僕屋)
●とにかく読んで欲しい!! 可愛らしいおさるさんな主人公をはじめとして、魅力的なキャラクターたちが縦横無尽にオリジナルの西遊記世界を躍動する新しい西遊記がここにある!! 作者の描かれるキャラクターは老若男女、美醜を問わず、個性豊かで愛おしいのです。息つく暇なく繰り広げられるトンデモ展開に目が離せず一気に読んでしまいます!現在中巻まで出されておりますが、完結の下巻発行が待ち遠しくてなりません!!(東京都・真田ゆきこ)

【ヴィラージュ/夏の終わりに鳴く蝉は】
●COMITIA参加10回目を迎える白井優一氏がついに自転車漫画を…! 4ページのコピー本ながら、ディティールまで繊細に描き込まれた素晴らしい絵と、キャラクターの表情の豊かさで読み応え満点でした。この方の描く、ちょっと気の強そうな女の子がとても好きです。今のところイベントごとに単発のコピー本が多いようなので、総集編も密かに期待しております。(栃木県・partita)

【ツノガアル/0078MHz】
◆画面みやすい、キャラかわいい、そして笑えた。(埼玉県・ヒヂノタキ)

【倉庫維新 おおむねプロレスの味方です。/にこらてすら】
●倉庫で働くパートのおばちゃん達と事務の完璧社員・鶴田さんとの攻防…。プロレス愛とパワフルかつ生き生きしたキャラ達が織りなす職場模様がテンポよくバシバシ攻めてくる…元気を貰える漫画だ…!(岩手県・川原睦穂)
◆主人公の女社員鶴田が応援に来た職場の仕事は、倉庫の荷物運搬作業でした。体育会系で男勝り、チームワークに優れ、仕事をこなすパートの女性陣に圧倒されましたが、そんな職場で黙々と仕事をこなす鶴田さんに感心しました。(東京都・砂村正彦)

【MOONAGER〜時代錯誤の恋人たち〜/Nishi Notes.】
●時は500年後。月面に居住し始めた人類の一員として暮らす主人公・アカネは大のレコード嫌い。しかしひょんなことからレコードを通じて何者かと"交信"することとなり…? キャラクターの可愛さと圧倒的な世界観に引き込まれる作品です。退廃的な雰囲気の街並みと舞台である"月"の持つ宇宙的な力が混ざることで独特な背景が構築され、その上に練り込まれたストーリーが重なってなんともいえない味わい深さを楽しむことが出来ました。(千葉県・長屋屋)

【いきなり山歩き/西の森荘園】
●美しい写真の数々と軽快なコメントが楽しい! 私も山に行ってみたくなりました。(茨城県・ケイ)

【日々雑感/ニダンカイダン】
●描きこまれたどこにでもある住宅街を主人公が散歩しつつ、とりとめもない日々雑感について謎の天の声とおしゃべりするだけのまんが。主人公に相槌を打つおしゃべりの相手は姿を見せることはない。じゃあどうやって主人公と会話しているか。天の声は、姿を見せず茂みや下水道から話しかけてくる謎の声だったり、街中にある看板の文字やポスターの文字、あるいは街中とは全く関係ないどこかの室内にあるイスにおいてある板に書かれた文字、あるいは全く理不尽なことに文字の形をしている石像などの形で現れる。 このような表現は[今敏]監督のアニメ「東京ゴッドファーザーズ」のオープニングでみたことがある。ただしあちらはストーリーには関わりのない、スタッフやキャストの名前というメタ情報を街中の看板や街を走るトラックの広告部分に入れたりしていたものであるが、本作の天の声は主人公と会話している。街中に、偶然主人公に対する相槌と同じ文字が書いてある看板やら、文字の形をした石などがあるはずもなく理不尽である。だが、描きこまれた、文字の形をした石像はリアルさを持って作品内世界に鎮座している。主人公がその場所を通り過ぎた後あの石はどうなるのだろう? そのまま「ははははははHA」という形で残り続けるのだろうか。 いや、「こーやって街の中を隅から隅まで歩いているとね、身体的に街がわかるようになってきてね、街中に神経が行き渡ってるような気になってくるんだ」という台詞が示すとおり、街中がすでに主人公の一部なのだ。主人公と会話している天の声すらも彼の一部であり、彼は誰かと会話しているように見えて、第三者から見れば実はいろんなことを考えつつただ一人で街を散歩しているだけなのかもしれない。 まんが技術的に面白いと思ったのは、相槌を示す、看板などに文字が書かれたコマが前後のコマとほとんど無関係に挿入される点。最初の、塀の裏の茂みの影から話しかけてくる「うん」という相槌は主人公と同じ空間に存在しているが、「ふむ」という相槌が書かれた板が置いてあるイスは、どこかの室内にあって、街の道路を散歩している主人公とは空間的にまったく関係がない。といっても会話はつながっているので「無関係」とするわけにいかない。また、時折挿入される楽団のメンバーのコマは、主人公と同じ時同じ街のどこかにはいるのだろうが、空間的には大きく隔たっているし、最後に合流するまで主人公に音が届いているわけでもない。楽団はこの時この街に実在する「現実」であり、主人公が街に相槌役を見出す妄想の世界から主人公を開放する役目がある。 実際自分もひとりで街を歩くのが結構好きだったりする。疲労と水分不足が意識に変容をもたらすのか、街を歩くうちに単なるコンクリートの塊であるビル街になにか神秘的な崇高なものを感じ取ったり、何万人が暮らすはずの住宅街で、核戦争で自分以外の人類が滅亡し世界にひとり取り残されたような恐怖感…いや恐怖というわけでもない、むしろ他人の目から開放された、何をやっても怒られることはないが自分の身を守るのは自分しかいないという西部開拓時代の荒野に放り出されたような、自由とそれに伴う孤独を感じたりする。街を歩くということにはなにか特別なものがあることはわかる。 まあ小難しいことを考えずとも不思議で楽しい世界なのでぜひご一読を。(千葉県・クロ僕屋)
◆語り手のネコのシンプルさと、その他の背景や静物のリアル描写のギャップが不思議なおかしさを生んでいた。日々の雑感=発見はうなずける事も多く面白かった。(埼玉県・やみくろ)

【Capsule girl/2℃寝】
●たっけん氏、こっぺ。氏の合同イラスト本。シンプルな線で見事に描かれる可愛らしい女の子のイラストが堪能できた。たっけん氏のパートではすべて眼鏡っ子で構成され、なかでも横を向いて笑っているシーンが素敵だった。こっぺ氏のパートではお菓子をめぐる姉妹のバトルがなんとも微笑ましい。(愛知県・タルヤ)

【Astrology calendar Book 2015/nilplus】
●作家向け星座創作カレンダー! 一年このカレンダーを使いながら創作しようっていうワクワクが生まれる一冊です。(東京都・小松千鶴)
◆マンガ家運をテーマにした占い本。文章中心でイラストなし。まあまあ当たる。(千葉県・原田なおき)

【竜頭にして蛇尾の件/人界の歩法】
◆何でもそつなくこなし仕事が早く常に正論しか言わないので煙たがられてる蛇女の蛇野主任と、たまたま残業する事になってしまった九字の話。自分が嫌われ者だと気づいている蛇野主任に九字は好きだと告白してみるが…。告白してからの蛇野主任の態度の変化がすごく可愛くて萌死にそうです。(東京都・ハルガ)
●世間でひっそりと生きる人外女性と人間との絡み睦み営みを描き続けて、早9冊目。今回はツンデレ蛇女上司が登場。しらーっとした表情が一転して照れ顏に変化する見せ場は、ニヤニヤが止まらなくなること請け合い!! マジ可愛いです。(東京都・皿洗い)
●後書きのキャラ評にある通り、確かにチョロいかも…(笑)。誰の助けも借りない「デキる女」でなくなったら負け、という信念と決意の女性「蛇野主任」が、完全に想定外の告白で、それまでと180℃転回のあたふた。売り言葉に買い言葉の末に告白してしまった後輩クンが吹っ切れ、つっかえつつも誠意と想いをぶつけるシーンが、割といい奴かも…と考えを改めさせる(前半までは、主任を気遣うセリフの端々が多少嫌味ったらしい)。主任の蛇しっぽの付け根の大きなリボンが隠しきれない乙女をさりげにアピールしてて好き。(東京都・bullet)

【水辺のいきもの/縫月堂】
◆ひとつひとつの写真がきれいで、いやされました。水辺の生き物が好きで作っているのが伝わりました。読書会で読んだので付録CDは聴けませんでしたがぜひ聴いてみたいと思いました。(東京都・かなびん)

【Picnic/ネキトチカ】
◆手描き感の溢れるペンタッチが生み出す、レトロカラーのポップなキャラクターが印象的なハルムシさんの「ピクニック」をテーマにしたイラスト集。画面みっしりと精細に描かれた迫力のある画から、ちょっと切ないショートコミックまでバラエティ豊かです。(神奈川県・魚)

【七色の息吹/長閑亭】
◆四季が織りなす日本の自然風景が、写真と見紛うほどリアルに描かれていて溜息が出た。鮮やかでバランスの良い色彩、明と暗のコントラスト、その中に調和する建物。自分がその風景の中に身を置く想像をする楽しみがある。洋風景やキャラクター中心の本も見てみたい。(神奈川県・美大歩行者)

【あたしがお嫁にもらってあげる!/ノラキジトラ】
●性同一性障害に悩む就活中の青年・新一とガールフレンド・綾香の少しずつ歩み寄る恋愛模様。様々な事に悩み悶々とする新一。新一に対し今の気持ちを大切にして変わって欲しくないと願う綾香。ジェンダーに対する多様な価値観、生き様等を描いた心に深く響く物語。(栃木県・阿部紀巳夫)

【ビジューのおもいで/はいあかむらさき】
●別れ話は喫茶店がベストだと彼氏に言われた。後年、そのことを覚えてるか、覚えていないのか、彼氏から喫茶店で別れ話を切り出され、独白を言いながらも強がる女性の心理状況を光るように切なく描き出しているのはおみごと。(新潟県・れっせ)
●終わった恋。喫茶店での労わり合う会話。主人公がカッコよく良い女として身だしなみを整え(武装し)、立ち振る舞い、そして自分をとても優しく大切にしている。読みながらこちらも背筋を伸ばしたり。とても愛おしい。(奈良県・おか)

【さよならストレンジャー/ハイッテル】
◆読みやすい。(埼玉県・キかル)

【コールドケース/白地図と青写真】
◆未解決事件が原因で心霊スポットと化している埠上湖へ取材にやってきたミステリー作家の市井。今や廃墟となっている旧華族の神木邸で出会ったのは声が出ない不思議な女の子で…!? 息つく間もない推理の連続。そして感動のラストが待っている、読みごたえのある一冊です!(埼玉県・夏目)

【 の短編/白米】
●鬼をテーマにしたショートショート。民話や説話で見た事のある鬼の性質、生成りや契約などをモチーフに、可笑しかったり可愛かったり。ラストの機転は上手くやらないと悲惨な未来が…。(奈良県・おか)
●『の短編』…何の?と思ってたら鬼でした。毎回短いページでインパクト有っておもしろい作品なので、ゼヒ読んでみて!! 短くまとめられる事にむしろ嫉妬すら…。(埼玉県・たべ版)

【秋冬絵の本/葉桜屋】
◆ほわっとした絵、すてきな仕上がりです。やわらかな色と線、和風レトロっぽい舞台、緑のひもを使った古風な和とじ、おもしろい本です。(東京都・・-korge-・)

【フリーペーパーはしゃぐ No.3 + No.4/はしゃぐ。】
●コンビニのネットプリントを通じ、毎月1度発行しているというフリーペーパーのまとめ本。温かみのある手描きイラストは、細かいところまで描きこんでるものがあれば、遊び心を感じるコミック調のものまで。イラストの周りは、その時々のテーマ(小学校、給食、お茶、台所、バー、御節、ドライフルーツなど色々)に関する手書きのエッセイが彩る。特に24号のトルコ旅行編のペーパーは、イラスト・エッセイの配置センスやデザインが絶妙で、じっくり読んでもぼんやり眺めてもいつまでも飽きさせない。(東京都・bullet)

【ちんぷんかんぷん/payjama】
●総集本その1。虚ろな瞳のキャラや不思議な展開など、一見するとシュールな印象に目が行くが、その世界にある圧倒的な説得力こそが、面白さのキモ。一つ一つ丁寧に築き上げた納得、その上に生まれる感慨が堪らない。第3の目が開かれ、2つの目のみで認識していた世界との別れ。音楽の意味を失う寂しさと、確かにあったものが続く事への慈しみ。素晴らしい。(奈良県・おか)
●少女たちの自由自在な思索と脱線トークぶりが楽しい、ファンタジーありギャグありの短編集。不条理な出来事も彼女たちにかかればただの日常のヒトコマに…。時に哲学的に、時にミもフタもない会話の掛け合いにより、読み手の思考の裏をくすぐられる不思議な感覚。(東京都・たいらさと)

【coffee and glass/Pastime Cafe】
◆メガネとコーヒーがテーマのアンソロジー参加者それぞれの作風が楽しめて面白かったです。おいしいコーヒーが飲みたくなります。(東京都・有馬英知)

【チヨちゃんの嫁入り/はちしろ】
●合法百合シリーズの番外編とも言える作品で、今回はお姉さんと幼女というカップリングで楽しませていただきました。穏やかな雰囲気の中で進んでゆく物語もやはり良いものですね。(茨城県・鈴木9号)

【幻獣アマビコ/ハッカ雨】
◆永き眠りから目覚めた幻獣、アマビコ。煙を上げて走る鉄の車や、毎日同じ服を着てもふもふしにくる学生にとまどいつつ、過去の辛い思い出を忘れようとする生活。歴史と現在、そして未来は繋がっているんだなということを再確認させてくれました。(埼玉県・gori.sh)

【死期折々/Happa】
◆いきなりメインキャラクターが死んでびっくりしたが死に方が面白かった。(?・鎌田貴裕)

【スノーゲイザー/Happa】
◆真っ白な世界にいる男女2人のラブコメ。ラストの展開は小気味よく、おーみやさんらしい。(埼玉県・上山大介)

【Attention plz!/ハッピーエンドに憧れて!】
◆客室乗務員の話ですが導入から引き込まれて楽しく話が進んで面白かったです。続き(完全版)が次回発行ということでぜひよんでみたいです。(東京都・有馬英知)
◆苦労人(実はお嬢さん)のマルチリンガルなCAさんとプロポーズしたお客さんの話。続きが気になります。お客さんの名前が木乃伊=ミイラなのも気になる…。(?・?)

【happily ever after/ハッピーエンドマニア】
●遊園地で風船を配るロボットと、彼に「香り」を教えてくれた女の子。春が来るたび成長していく彼女と、いつまでも変わらない彼。表情の見えないロボットと次第に成長していく少女のやりとりの詩的さがたまらない。画面全体の明るく切ない雰囲気も物語の大きな一部となっている、魅力的な1作です。(神奈川県・マチダコウスケ)

【オリジナル病み百合アンソロジー chouchou vol.3/HappyYellowRabbit】
◆「病んだ百合」をテーマにした3人誌。無邪気で一途な彼女の裏の顔や、自分の身体への痛みをねだる女の子など、ちょっとドロドロした物語が楽しめます。それでも読後感は思いの外すっきりしていて、同性として共感できる部分も。可愛いだけの百合じゃ物足りないあなたに。(愛知県・えび子)

【Attention plz!/ハッピーエンドに憧れて!】
●国際線のキャビンアテンダント・響子は、その美貌と知性で同僚や乗客の憧れの的。しかし、勤務時の華やかさからは想像もつかない、プライベートでのやさぐれた感じもまた好いな、と。まだ未完成版だそうですが、続きが幸福なエピソードであるよう期待しています。(神奈川県・江ノ島在住)

【油尾探偵事務所/心臓屋】
●レトロで優しいお話。でもところどころにスパイスのような毒が散りばめられていて、とても印象に残りました。男性キャラも女性キャラもとても魅力的です。(東京都・愛田ぱん)

【スリラーマガジン死/バトルジンギスカン】
●『戦え!!』霧隠サブローが無情なる現世を生きる者へ贈る闘魂みなぎる一冊(メッセージ)!!(東京都・宏井あたる)
◆マンドラゴラ抜かされる犬の表情がいい…と小学生が。(?・?)

【ゆくウマくるメエ/花霞幻燈】
◆小さいけどちゃんと読むことができた。ウマから羊になるところがおもろかった(小4)(?・?)

【斎藤先生の高台寺潜入日誌/花てまり】
◆主人公の「斎藤先生」が非常にカワイイ。弟子たちの傾倒ぶりが面白い。幕末や新撰組のコトはよく知らないので考証的にはどういうものか知りませんが、漫画として普通に面白かったです。(神奈川県・高杉ナツメ)

【この宇宙の川端さん2/ハヒプの】
◆川端さんの日常まんが。川端さんにとっては日常なんだろうけど、ちょっとずつのスパイスが効いた不思議な生活。…いや、宇宙エネルギーを使ったオーブンを作動させすぎたせいで銀河連盟からの刺客が謎の小動物を拉致に来るのが日常なはずは無いか。(埼玉県・gori.sh)

【黒タイツあるある本/ぱへかへ】
●黒タイツのあるあるネタまんが。といっても私、黒タイツを履いたことがないので「へえーっ。そうなんだ。」と思ってしまう本でした。(茨城県・ガクヤ)

【針子少女3/針子少女】
◆登場人物の心情にすごく共感できた。絵柄もすごく好みでとてもいい作品でした。(東京都・かおり)

【こいこい30/はれぱる】
◆家族との関係が何となくぎくしゃくし、周りの友人達は結婚し、でも自分は恋愛に積極的になれないアラサー干物女子の日常。一見達観した風だが、この年頃の女性が抱える心の機微を的確に描く、同じ様な状態の女子達への応援歌。(?・紀子)

【今日のお通しvol.3/PalePale】
◆身体が弱っているときはなによりもおいしい食べ物ですよね。(埼玉県・この世の果てから)

【little Bisque/バレリーズ】
◆おもしろかった。(東京都・かおり)

【風のこピュルンとちいさなちいちゃん/ばんそうこう。】
●ペン画の白黒絵本。丁寧なペン画で描かれるちいちゃんやピュルンが表情豊かでとても可愛いです! 文字の間に挟まれる絵など紙面構成も工夫されていてお洒落。物語もほっこり温かくて、冬の寒さも春の暖かさも楽しみになるお話です。(埼玉県・AYK)

【ぼくとじじい/パンダがてんこもりI+∞】
◆無くなった祖父母のことのいろいろな事を思いだしてしまった。(千葉県・高山)

【ちなみにある/パンダのせろ】
◆日常ゆる4コマ本。ち○こネタの天丼やら、うさぎネタに笑いました。(東京都・?)
●しょーもないギャグだなと思いつつ笑ってしまう。ちんこネタとうさぎの態度が最高です。(茨城県・ガクヤ)

【魔法使いの猫 シャンテ/ぱんぷきん堂】
◆猫の少女と魔法使いが織り成すハートフルストーリー。四コマ形式で細かいオチもクスっとできて読み易い。猫耳ロリは正義だからしかたないんだ!(静岡県・ポテトアタック)
●魔法使いに拾われ、使い魔として人間の姿を与えられた雌の野良猫・シャンテ。ロリコンの主人や主人当たりが強い仲間の使い魔たちとドタバタしたり、悪者たちを純真な心で追い払ったりと、シャンテの可愛さで動く物語が面白可笑しい。心に染みる清涼剤のような作品である。(大阪府・あまいも)

【J先生とよもぎ(1)/HERO.com】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【このいりこがすごい/東相模原研】
◆いりこがいっぱい! だしを取るだけでなく、食べることもできるいりこ。好きです。(東京都・桃山)

【ハロー、プラネット/一人宇宙部】
◆同サークル発行の同人誌「さよなら、プラネット」のスピンオフ。原作者のたんていさんに加え、雨戸さんも執筆した合同誌。幼なじみの小学生から大学生の関係を、緩やかな喜怒哀楽で紡いだ物語。まるで、ずっと彼等の側にいたような錯覚を覚えます。原作を読んでいなくても十分楽しめます。(東京都・ミユキ)
◆前作(本作)を知らないので、この番外編は少々訳分からんところがあったけど、それでも何だか引きこまれました。(埼玉県・やみくろ)

【空間乙女 〜丸ペン一本勝負〜/ひょうたん島】
◆本を読んで涙を流す女子学生に一目ぼれした女子学生が告白するまでの1年間を、"電車の中"という舞台だけで描いているのがグッと来ました。(サブタイトル通り)丸ペンだけというのも勿論ですが、擬音と車内アナウンス以外は文字がないのに女の子たちの表情だけで解るのはスゴイなと思いました。(東京都・アオヤ)

【ドリドリドリンク/昼寝堂・ナゲチック・ほしのゆりか】
●職場の自販機に時々ゲテものちっくなジュースが出てて、たまにアタリだと思っても半年も経つと消えている、そんなことを思い出す本。(東京都・河村)
●色々な昔あった飲み物が出てきて面白かった。(愛知県・中林聡)

【地下街をゆく/昼寝堂】
●かなり前のコミティア読書会で読んだ本に会場で巡り会えた。昔ちらっと見たがもう一度見る機会がなかった本を入手できた時はこそ本読みの喜びである。 駅前に地下街が新しく発見されたという。女子生徒が探検に行く。地下街の入り口はビルの十階にあった。地下街なのに十階に!? いや近くに地下鳥がいるからここに間違いない。十階から別にエレベータに乗るでもなく、十一階ぶんの階段を降りるでもなく地下街に着く。人の気配はしないが店舗がひしめき稼働はしているらしい地下街を抜けると他のビルの屋上に出る。むろん十階ぶん階段を登ったわけでもない。 背景効果による演出は基本的になく、秋葉原のビル内や大阪の地下街などを思い起こさせる地下街の背景描写で物語は淡々と進む。本来建物というのは壁で分断されていて建物から建物に移るには出口を出て別の建物の入口に入るという動作が必要である。しかし都会の建物の中にはビル同士が地下通路や連絡通路でつながっているものがある。子供の頃、駅とデパートが連絡通路でつながっている構造のビルとかがなぜか好きだった。道路で分断された敷地の学校に、道路をまたいで校舎が二つ建ち、連絡通路でその道路の上を超えて校舎を行き来できる構造の学校を見たことがあってこの学校に通いたい! と思ったものだ。つながっている建物にはロマンがある。飲んでいる飲みものが砂糖水であったりと謎のディティールも好き。(千葉県・クロ僕屋)

【広瀬さんは市長/昼寝堂】
●小学校を10歳で卒業して市長になった少女が市役所前広場に魔法陣を設置する。実は街中にあるマンホールとか街灯とかも魔法陣の一種なのだ。まじか。最近でかいスーパーが建ったせいで市内を流れている「市流」が変わり、昔からあった商店街が潰れてしまった。経済的問題じゃなくて魔術的問題だったのか…。魔法陣で市流の流れを変えてシャッター商店街に活気を取り戻させるのだ。勿論魔法陣は地元の建築業者と魔術業者(?)に発注するのだろうな。五年後、活気あふれる商店街のおでん屋で、市長の任期が終わり中学生になった主人公がクラスメイトとおでんを食べる。主人公は、彼女の活躍を知る商店街の人々には市長というあだなで呼ばれるが、中学校のクラスメイトはそのことを知らないのだ…市長の飲んでるものが「市役所コーヒー」だったり食べるおでんの具がくじらだったりする(超高価らしいぞ)謎のディティールも楽しい。(千葉県・クロ僕屋)
●飛び級の天才少女が市長となり、衰退した商店街の復興をめざす。彼女だけが知るその街の秘密とは…。素朴で可憐なキャラと不思議な設定、何気ない会話が魅力の作者がその持ち味を活かして描く新境地。少女も街も緩やかに成長するそんな風景がとても素敵な余韻の物語。(東京都・たいらさと)

【後半生/ファンクラブ】
◆間とか構図が面白かったです。(埼玉県・ノラ)
◆かわいいのにブキミなかんじもあり不思議なかんじでもありでテンポよくておもしろかった。(神奈川県・いぬいたまき)

【サラと春と運命の散文/Phantasmsnow】
◆よく動く、バトルシーンがかっこイイ!! 続きが気になる。(東京都・ぼたん)

【跪き永久の愛を乞いたい/funtasma】
◆悪業の結果、殺された民から、機微から上を失った状態で生き続けられる呪いを受けた亡国の王子、ファノン。血に塗れながら彷徨い続ける彼を、恐れる事も気味悪く思う事もなく受け入れる純白の少女。切り絵と出会った事で止まっていた、ファノンの時間が動き出す。倫理が欠けているからこそ惹かれ合う2人の愛のまねごとはおぞましくも美しい。微笑ましいやり取りをしながら旅する首なし男と少女の行方が気になるシリーズだ。(神奈川県・くらげ)

【硫酸のプール/ファンタジーソング】
●野暮な後輩君のおかげで可愛いシーンが見れました!(愛知県・タルヤ)
◆屈折した自意識と人生の行き詰まりのような閉塞感が軽妙な会話を通して映し出される。スレンダーな女体の鉢本氏をむっちりしたドム氏の対比も中々。(神奈川県・山像)

【うちの猫のことですが その(4)/Fantastic Green】
◆猫のマンガ。ネコのあるある集。写真つきなので、癒されながら読む。(千葉県・結城都)

【ゆうしゃはめくる!▼/PhysicsPoint】
●女神に託された『聖剣チラリズム』で世界中の女性のスカートをめくり、世界を救え! 開始2Pで痴漢現行犯逮捕される勇者メクルと個性豊かな仲間たちの4コマ漫画+ギャグ漫画です。メクルは至って大真面目に世界を救おうとしているのが面白い。ツッコミ担当のドロワーズ警部がテンポ良く話を進めてくれます。「勇者」「パンチラ」のキーワードに惹かれた方は是非!(東京都・維夏)

【いきすぎちゃってずぼら/BooteLace】
◆ずぼらなくせに自分にできる最大限のことを彼女にしちゃう彼氏さんと、甲斐性ないこと全部分かってて不満も溜まってる彼女さんが、やっぱり好きだと思いの丈をぶつけあっちゃうのがすがすがしくもあり、初々しくもあり。(東京都・Sophorus)

【じゃよいカルタ日記/フェノメノーム】
●フナヤマ氏のメインキャラやよいちゃんが妖怪化。しかしその生活は…。めくるのが楽しくなる一冊でした!!(埼玉県・小澤レコード)
●サークル『フェノメノーム』のマンガのキャラ「やよい姉ちゃん」が妖怪化した「じゃよいちゃん」。彼女のコミカルな日常と活躍がイラスト付きのいろはカルタに。貧乏に負けず、適わず散った淡い恋心にも涙を見せない姿は心底愛でたくなる。ツボった札は「ふ」の「ふるさとは だむのそこ」。(東京都・bullet)
●「コミティア雑記集」でお馴染み、フナヤマヤスアキ氏のカルタ風1コママンガ集。じゃよいちゃん可愛い…そして1コママンガっていうのも面白いんだなあ。ちょいちょい同人的あるあるとかハプニングとかはさんでくるのもいいですね…あいたたた…。(栃木県・jsahsi)

【竜剣〜大菩薩峠 第三章/ふくふく団】
◆幻の劇画家・ふくしま政美氏がKindle配信に挑んだシリーズを紙で出版。ブラウザを意識した横長&横開きのフルカラー画面は斬新で、かつての劇画世代の進取の気風を思い起こさせる。ほぼ全編が斬り合いシーンで、視点を自在に操る巧みさと画面から迸る殺気に気圧される。(東京都・杉並区民)

【つなぐ手のひら/藤川研究室】
●四年前に休刊した「上級恋愛ミント」掲載作から単行本未収録作をまとめたひさわゆみさんの再録集です。恋愛感情とセックスを繋ぐ心理描写が細やかな作風で、ティーンズラブジャンルのなかでも、清廉なヒロイン像が不思議と優しい印象を与えてくれます。(埼玉県・埼玉三区)
◆女性向けの再録集ですが、男性の私が読んでもグッときました。(千葉県・クレーン)

【環と守 第1回 第2回/藤本和也】
●なぞのお姉さん・環さんと守くんの、とっても不思議な珍道中。かわいらしくて、ちょっと怖くて、何度も読み返してしまう。とにかく不思議でぞわぞわする。第3回まで出ています。(東京都・しば太)

【どーきゅう!/ぷち星人のこべや】
●「かっこいいから」と言う理由でビリヤード場を訪れた二人の女学生の、ビリヤード初体験を描いた4コマ本。ルール・勝負は二の次で、緊張感など一切無く、プレイ中にはtwitter。そんな「ビリヤードをする自分達」を楽しむ彼女達の、ゆるゆるな一時をご堪能下さい。(秋田県・やなしたわたる)

【オバケのサリー/FUNUKE LABEL】
●児童誌で連載されていた作品。友達がほしいイサムとオバケのサリーが交流を深め、徐々に友達の輪を広げていく話にほんわかします。子供のために描かれたく品です。連載そのままなのでカタカナにルビが振ってあったり、コマに番号があるのも懐かしかったですね。(神奈川県・量産型)

【とよ田みのる COLOR WORKS 2011〜2014/FUNUKE LABEL】
●商業作品を中心としたカラーイラスト集。雑誌掲載時のカラーがまとめて読めるファンにはありがたい1冊。自分がとよ田みのる作品に惹かれる理由を再確認できた。(神奈川県・量産型)

【最近の赤さん ハイハイ編/FUNUKE LABEL】
●よその赤ちゃんの妙な行動はなんでこんなに面白いのか。この本に出てくる赤ちゃんも例外ではない。育てる親からすれば大変な事もあるでしょうが、端から見てる分にはとても楽しいです。(千葉県・黒いG)
●漫画家とよ田みのる氏によるツイッターでの子育て漫画をまとめた作品集。体いっぱいで表現する赤さんの喜怒哀楽がとても可愛く面白い! 4コマと5コマ漫画が自在に組み合わされ、コミカルなキャラが楽しく動き回る。娘さんへの愛と奮闘ぶりに幸せな気分になれる一冊。(東京都・たいらさと)

【パンくうむすめKOBE/Plastic Age】
◆やばい、神戸に行きたい。(?・小谷津)
●神戸人はパンが好き! 生まれも育ちも神戸の作者が贈る、女子高を舞台に繰り広げられるパントーーク。単なるパンの紹介ではなく、日常の中で語られる好きに「神戸に住むとゆーことはこういうこや」と頷いてしまう。こだわりは爆発だ!(千葉県・GM研)

【割れ鍋にスカート/プラチナブロンド】
●幼少期の刷り込みのせいで、異様なまでに男嫌いになった女性。彼女に言い寄る男性に悪意は無かったのだろうけど、彼女の追いつめられようは見ていてぞっとする。彼女に救いの手を差しのべるのは、なぜか女装しているアパートの管理人さん(男)。彼らの心の底が知れない。(東京都・Sophorus)

【goodbye parade/Plum Wine】
◆キャラクターたちが日常の中で体験する「不思議」を描いた短編集。何かが起こりそうな期待感で始まりつつも、終わってみれば最初と何も変わっていない、回帰する物語が病み付きになりそう。特に、死に関連した話には独特の重みがあって良かった。読み応えのある本だ。(東京都・冬の灯)
●著者の再録短編集。タイトルの通り「別離」のお話が多いが、その他にもバラエティ豊かなキャラクターによる会話劇が読んでいて非常に楽しい。そして圧倒的なボリュームに満足。(埼玉県・この世の果てから)

【みにくい人魚姫/FLEW】
◆絵が上手でストーリーもほのぼのしていておもしろかった。(千葉県・?)

【初期形 Vol.02/ぶるかにろ博士と東と培養研究所】
●今までにない「ケモノ・人外」同人をテーマに、4人の作家による4作品を収録。リクウシの「月見石」は、十数トンはあろうかという巨大生物の重量感、スケール感の描き方が見事。不思議な目玉が自宅を飲み込み猫のような生物に巨大化する過程や、背景の縮尺との対比によって、ずっしりした読み応えを与える。夜のダム湖でこれまた巨大なウミウシ的生物と遭遇し、相手を上回る巨大化・変異の末、雨雲をまとい悠然と飛び去っていく姿も壮観。東(あずま)の「むこうがわ」は、絵の奥行きと構図の巧みに唸らせられる。冷戦時代のベルリンのように川で分断され、モロッコのメディナのような角型の家屋が並び立つ街。ある荷物を任され、東から西へ川を渡ろうとする山羊族の少年少女が、不安定な屋根の上や川に渡した細いロープを山羊の足で事も無げに歩を進める。通常なら歩いてなどいけない場所や、今にも落ちておかしくないロープの上での、銃を構えた東西の兵士との緊張感のあるやり取りを、絶妙なパースで切り取り構成している。(東京都・bullet)

【グレイブロビング/ぶるかにろ博士と東と培養研究所】
●ともするとかなりシリアスなSFストーリーが、むにっと可愛らしいキャラクターと絵柄で描かれていて、ラストまでさらっと読ませる作品です。装丁もおしゃれでかわいい!(東京都・はせる)

【乙子ちゃん、世界一カワイイ/フルスイングオトメ】
●乙子ちゃんがカワイすぎる!! ※男なのに…攻なのに…笑。もちろんネコせんせいもかわいいです。(東京都・楽)

【巡る、蒼天/float】
◆雰囲気よい(千葉県・山田ケイ)
◆繊細でかわいらしい線に魅かれて読んでみました。イラスト+文章の本は良く見かけるけど、最後まで読んで、ああストーリーがあるのか、と気付いて少々驚きました。いい本です。(東京都・・-korge-・)

【言ったよ、きいちゃん1/文明】
●実質5コマな4コマ漫画で、ツッコミの的確な面白さがなんとも面白い作品です。またアホなことをする主人公も、同系統のアホ系なキャラクターに持ってしまいがちなイライラ感を持たされることなく、気分の良いボケを楽しむことが出来ました。素晴らしい作品です。(千葉県・長屋屋)
◆人の話を聞かないきいちゃんは、勝手な行動の末にシャウトするギャグ漫画。一コマの時点で想定外の発言なのに、補足四コマがさらに上を行く展開で爆笑。この奇抜な発想がうらやましい。(東京都・Sophorus)

【となりの勇者さま/平凡堂】
●王道ストーリーかと思いきや、ひねりが入っていて良かったです。女の子の方が強いのは時代ですかね(笑)。(?・三ノ宮みらい)

【イベントを主催したら脅迫が来て警察沙汰になりました。(1)(2)/Penny Lane】
●黒子の一件などで脅迫の影響力を知っただけで、その裏側というか当事者の話は知らなかったので楽しめました。あと、自分もアイマス好きですが、こんなことあったのは知らなかったので…。(埼玉県・ミリータちゃん)
●今いるジャンルでオンリーができたら…!という話が出ていたので何かあった時の心がまえ…?もかねて…!美人刑事さんの登場などでまろやかに仕上げてありますが、本編でも精神的に不安定になった等の記述もありましたし、ただでさえ大変なオンリー主催にこんなことまで加わってポメさんの心労察するにあまりあるなと…(おつかれさまでした…!)。ループエンドでおわっているのが気がかりですが、本のネタになっているということは解決した…のだと信じたい…!(東京都・小松千鶴)

【ノミとミミ/HEPTAD】
◆ちいさな生き物の絵本。ひたすらかわいい、てかはしゃぎすぎですw…どんだけきんつば好きなのwww(?・?)

【セーラーイン/ヘルガリーベ】
◆視点に工夫があって、面白いイラストでした。(東京都・・-korge-・)

【BAKA 創作百合アンソロジー/veronique】
◆望月カイコさんの四コマ作品が面白かったです。ギャグに思わず笑ってしまいました。(東京都・三五二)

【同じクラスの玉木くん/ポ!】
◆短いけどわかりやすい。テンポがいい。(埼玉県・ノラ)

【虚構記録者 2014.12.1-12.31/咆哮剤】
◆作者・山像氏が2014年12月に1日1ページずつtwitterで発表した嘘日記。同人仲間との会話や、読んだ作品の話など創作周辺の話題が中心。現実と虚構が入り混じるトリップ感、ヒネた視点だけれど好感の持てるネームが味わい深い。(神奈川県・kokkuri)

【よる、窓際にて。/放送事故を待つくらいなら】
◆直属上司の親父に怒られ、失敗続きの女子社員・山下。憂鬱な日常が、夜になると家の窓辺に訪れるようになった猫によって変化する。チャーミングな一面があったかいんだからあ、な和める一作です。(東京都・ケモンパス)
◆会社でうまくいっていないOLさんの話。落ちこんでいる時に来てくれたネコが実は…。いいよみきりでした。(東京都・?)
◆無駄のない見やすい絵が良い。一OLの日常という感じの話だが、とてもよくまとまっていて良い短篇に仕上がっている。掌編小説を一本読んだ感じがした。(神奈川県・高杉ナツメ)

【竜の森/亡命ロココ】
◆古い言い伝えによると、竜が巨樹に姿を替え、主として森を繁栄させた。しかし時を経て、衰え始めた彼の地に手乗りサイズの竜が現れ、「主の寿命が尽きる」と言うのだが…。ファンタジーとしての竜の設定が秀逸で、思わず引き込まれた。この世界の理をもっとじっくり描いてほしい。(東京都・杉並区民)

【ぽこぽこ! 邦人作曲家すぺしゃる/poco a poco】
◆滝廉太郎や山田耕筰、明治の作曲家&作詞家のエピソード盛り盛りの一冊。彼らの音楽をBGMに読むとまだgood!(東京都・桃山)
●邦人作曲家の明治とか昭和とかのエピソードを漫画化した一冊。珍しい話がいろいろ読めて楽しいが、もっと漫画部分が多いと尚いいなと思った。(東京都・皿洗い)

【ビスケット症候群/Poke】
●アイデアマンガ。転んだりぶつかったりすると分裂してしまう病気になった男の子。勢いとかわいい絵柄で突っ走る。(奈良県・おか)

【パンダグラフ9/ボストーク通信社】
●おなじみイラストとそのコメント作品集。手書き文字で書かれたコメントとイラスト合わせて一つの作品ですね。一度目にしたイラストもコメントを読むとまた楽しいです。一つのイラストに描き手が込めた思いを知る機会になる本です。(神奈川県・量産型)

【ファミコン兄妹5 ファミコン兄妹コンプリート/POPBASE】
◆ゲームのあるある、特にカービィ、ドラクエに共感できて、たのしく感じられた。登場人物たちの話がほのぼのしていてよかった。(千葉県・高山)

【ファミコン兄妹。コンプリート/POPBASE】
◆タイトル通り、ゲーム大好きな兄と妹がファミコンを始めとするレトロゲームをプレイする日常系4コママンガ。古きはインベーダーゲームから新しきはモンハンにいたるまでマイナーなものもメジャー所も幅広く話題にしている。ネタが判らなくても全部読む者の琴線に触れるからだろう。ゲームに興味がなくても、ほのぼの4コマが好きならお勧めできる作品である。(神奈川県・くらげ)

【漫画アシのABC その15/ぽっぽこっこ】
●アシスタントのブラックな話。笑い事じゃないのに笑えたりする。(千葉県・結城都)

【かわいくないひと。2/Poppy Seed】
●かわいい。(東京都・河村)

【種を撒いた話/ホリゾント】
◆読みやすかったです。シンプルで良かったです。(埼玉県・ノラ)
●文章のリズムが美しくて惹き込まれる。詩のように凛とした話運び。シンプルな絵で絞られた焦点が、情景を端的に表す。恋人にもらった道端の百合の行く末は。良い本に出会えた。(奈良県・おか)

【自殺しないための99の方法/polocco】
◆「目覚めるまで寝る」「決めない」「比べない」など、著者がもがきつつも得たメッセージは示唆に富み、説教臭さがない、見開きでまとまった紙面。自殺に思い至る瞬間は何かと考えつつ読んでいたが、軽快な読後感も大事な点だと思った。結論に納得。脳天気な私にもお勧めだ。(東京都・人生楽)
●考え方は人それぞれです。だからこそ、一人でも多くの方が、このように声を上げてくれると、それだけで救われる人も増えると思います。勇気ある告白をしてくれた筆者に敬意を。(神奈川県・tara)

【恋に恋する/PORORIYA】
●なんだか気になるーから始まって、いつの間にか恋という感情に。ヒーローとヒロインの距離が近づいていく過程も面白かった!(千葉県・結城都)
◆担任に恋しているヒロインとヒロインが気になっているヒーローの話。気になってから、恋に発展するってことあるよね!って納得させたれる作品。(千葉県・結城都)

【冒険者記録帳/White Alice】
◆キャラがかわいい。特にセレネがかわいい!!(東京都・ぼたん)

【土を捲く -マサト- 改訂版/本フェチ倶楽部】
◆母の自殺によって家庭が崩壊、やるせない気持ちも消化できずに無気力になってしまった真人。それでも真相をつかむべく、当時の相手であった暴走族の総長ユージに接触。歌舞伎町を舞台にユージに帯同しつつ真人が得た母の真実は。侠と侠の契りを中心に描くライトBL作品。(東京都・侠)

【ぽちゃいち/マイカタ工業】
●「ぽっちゃり」という甘美な響きに寄せられた者の集う合同誌だけあって、どの作家の作品も全方位に尖りまくっていて油断なりません。全年齢なのに性的とはどういうことなのか…。(埼玉県・この世の果てから)
●ぽっちゃりの良さがわからない? ならばこの本を読んでください。ぽっちゃりの可愛さ、ぽっちゃりの魅力、ぽっちゃりのすばらしさがわかります。だがなんといっても、この本を描いている人たちがぽっちゃりが大好きであること。何よりも一番ぽっちゃりの良さを教えてくれます。(神奈川県・量産型)

【ホタル帰る/街田チカ】
◆実話だからかも知れないけど切々と物哀しく思わず涙ぐんでしまいました。(?・萬屋博美)

【少年師匠の大きなお弟子さん/まつかさ師匠の沈黙工房】
◆回復魔法を使う白魔道士の上級魔道士、ティリーの下に、自分より年上で大柄な元兵士ロークが弟子になりました。師匠であるがまだまだ子供であるティリーと、大人であるが年下の師匠ティリーを慕うロークの、変わった立場ゆえのやり取りが微笑ましいです。教える立場になって見えてきた自分の未熟さを踏まえ、現状を変えようと期するティリーの成長も見ものです。成人向けBLの要素はありますが、男性の方にもおすすめです。(東京都・砂村正彦)

【剣司ゆるり草〈二〉 冬木立/松ノ木公民会】
●物ぐさだが腕の立つ美剣士シュリをはじめ、魅力的なキャラ達が織りなす冒険ファンタジー短編集。軽快なコミカル劇から決死のサバイバル活劇までをシンプルかつ端整な筆致で描ききる。そのシャープな線や乾いた空気感が300ページをストレス無く読ませる作者の力量。(東京都・たいらさと)

【思い出し旅行記 ペルー編(2)/摩天幽谷企画】
◆行ってみたいなペルー。 高山病との戦いだろーなあ、でも見たいなあマチュピチュ… お疲れさんでしたっ!!(東京都・桃山)

【思い出し旅行記/摩天幽谷企画】
◆ガイド的な旅行本も増えていきている中で後書きでも書かれている通り「本人の主観」をマンガで現わされていて、読んで楽しいい。何より、よけいに行ってみたくなる魅力があります。(埼玉県・シイナサトシ)

【リトルシーショア/まばたき星雲】
●大学院生の男の子と、その子のお風呂場に突然やってきた元気一杯な人魚とのラブストーリー。この人魚ちゃんがとにかく可愛い! 途中に挿入される海の中のシーンもとても美しくてうっとりしちゃいました。人魚姫の童話も盛り込みつつ、最後はちょっと感動的なエンディング。二人の表情に思わず私も泣きそうになっちゃいました。(東京都・たまごライス)

【ねこゆる〜猫とのゆるい日常〜/まむぼん】
◆ねこのことも描いてあるが、半分くらいは作者のコミックエッセイ。ゆるーい感じが何とも言えない(笑)。(千葉県・結城都)

【川西拉麺屋奇譚/まるちぷるCAFE】
●ラーメン屋が麺を湯切りして時空移動する(書いててカオスだ…)という発想がユニークです。(千葉県・クロ僕屋)

【漫画の先生ep3./まるちぷるCAFE】
●漫画家兼マンガ講師の美晴先生奮闘記である本編と、本編をテキストにしたなるほど解説である本題との2部構成からなるシリーズ(のはず?)。今回は本編と本題のリンクは薄め。そのためか、本題の主人公と主役の違いの説得力がちょっと低いか? 本編では差し迫る圧倒的修羅場展開に、次巻への期待が高まる。(奈良県・おか)

【Mid Winter/まるともい】
●山を散策したり雪原を歩いたり。男の子の淡い情感と、ネコの現実的な発言の掛け合いで展開する、ちょっとした遠出の風景。その旅の終わりの、後髪を少し引く心持ちを残しつつも、暖かく心地良い、繊細な空気を醸し出す。良作。(奈良県・おか)
◆いまいちだけど、他との比較すると読めた。(東京都・ブリキの太鼓)

【ebdless rain 雨の女神と風の神/マンガ描くぞ!】
●いつも頭上に雲があって雨に濡れている雨の女神(見習い)に傘をプレゼントする風の神(見習い)の活躍をサイレントで描く。動きがダイナミック。カラー表紙がきれい。(千葉県・クロ僕屋)

【500 vol.2/マンガ描くぞ!】
●合同まんが誌。「Walking in the rain」…事故で失った両足の治療をしていたラボが火事にあってやけどを負い歩けなくなり記憶喪失になった…多少設定がだぶついているかな。雨の中義足だけが歩いているという画面の不気味さが良い。これを3ページ以内でもう出しておくべきだった。他のコマはバストアップが多くやや単調かもしれない。奥さんかわいい。「風邪の仕組み」…風邪にかかった少女の体内でのウィルスと免疫の闘いをテロリストと軍隊の闘いで描く。ロリコン爺医者とかテロリストとかのキャラが立ってる。ウィルスと免疫の区別がややつきにくいのが難点か。最後、病院に行き風邪が治りかけた少女は炎天下のパチンコ屋の駐車場の車内に放置され命を失いかける。免疫に破れ三途の川を渡るウィルスと同じ船に乗る少女はウィルスから、生き延びるためには勝手に車外に出るという親に禁止された「悪いこと」もしていいんだ、と教えられ一命を取り留める。悪が人助けををする、ここがよかった。(千葉県・クロ僕屋)

【満月のカミュ/まんがの富士屋】
◆作った作品が売れない、アイデアも出ない等、
色々八方塞がりの漫画家の皆さん。そんな時にはオリゴ糖。ネタが湧き上がりネームは出るし、たまった便秘は一発で解消!? 創作者の生みの苦しみと変な宇宙人の地球侵略が絡まった、少し不条理だけど生活感満載の一冊。(?・案乃定)
●掲載のあてがない原稿を風船につけて飛ばした売れないマンガ家。できた嫁に発破をかけられても、ネタ出しはうまくいかず。そこに、飛ばしたはずの原稿を抱えて、押しかけアシスタントとして月から「カミュ(神)」がやってきて——。妙ちきりんなカミュの押しの強さに負けない、マンガ家と嫁の物怖じしなさが面白おかしい。というか、こんな嫁さんが欲しい。(東京都・bullet)

【トレス可能な男子ポーズ集(1)/漫博堂+男子ポーズ.com】
◆漫画を描いていて、キャラクターのここが描きづらい!と思うカット・アングルが豊富に載っています。これは次回ぜったいに買いに行かなくては!(埼玉県・きよすみ)

【221Bのメイドさん/三日月少年】
●シャーロック・ホームズと同名の人々がくらしてる世界なのですが、メイドのアリアちゃんのかわいいのなんの…! そんな彼女と住人達のほがらかな日々のつづられたかわいらしいお話でした。(東京都・小松千鶴)

【新宿トムキャッツ 1/水田本舗】
●現代風の世界、遊郭の中で生きる男娼たちの日常を描いた作品。日々、衣装や化粧で自分自身を飾り、肉体を客に売りながら生きる少年たちの苦悩が心に突き刺さる。過酷と表現しても過言ではない世界だが、その中にも人情味に溢れる物語があって、大きく感情を揺さぶられた。(東京都・風来坊)

【ハートフル地球侵略/mikko】
◆とにかくかわいいお話! 天然で一途な宇宙人の兎仲と、彼が思いを寄せる天涯孤独な蒼太。ちょっと寂しがりな二人が素直に思いを通わせていく様子が、初々しくもかわいいのです!! 学園ものBLはこうでなくっちゃ(笑)。兎仲サイドの宇宙人パートも読んでみたいです。(東京都・いか)

【レクレーション Vol.5/ミラクルvs葛根湯】
●「少年」をテーマにしたギャグ2本を収録。烏田カッコンの「土から生えた田中くん」のバカバカしさがもう。埋められてた理由を聞かれて嘘ばかりつく田中くんと、律儀に突っ込む山根くん。どれもこれも嘘だと思いきや、唯一本当だった、美○明宏似のお姉さんの見開き登場シーンで爆笑。"たけのこにょっき"ならぬ"まつたけにょっき"で耳から飛び出す土筆(つくし)くんもいい味だしてる。(東京都・bullet)

【ことけんジジョウ vol.2/moon cat】
◆幼児だったころの弟が可愛くて可愛くて仕方の無い姉と、今の姉が好きで好きでたまらない弟のフルカラー4コマ。お互いが好き合っているのにケンカばかりしている、すれ違い姉弟。超気になるところで終わっていてやきもきしてます。(埼玉県・gori.sh)

【Menuet Antique/夢國】
◆良家のお嬢様と使用人として使えることになった娘との、恋人未満な百合物語。互いの存在に恩を感じ、身を寄せ合い、月日を共にする。幼い2人のまっすぐな想いが力強く感じられ、可愛らしい絵柄に一本芯の通った素敵な作品でした。(東京都・白い恋人)

【ファンタスティック・ワーキング/むしむしプラネット】
●世界を股に掛けたアルバイターの不思議な経験が語られた、ちょっとシュールで幻想的な章編集です。するすると頭に入る読みやすい文章で綴られているのは、奇妙なアルバイトの数々。失われたものを思って時にしんみりしたり、珍妙な生き物たちの生態を味わったりと、不思議な世界を幾つも堪能できる一冊です。(北海道・藍間)

【髪結いの最期/むんむん大佐】
●幕末の変革ですべてをなくした藩主と、髪結い役の家来の物語。失敗した時頭を丸めて再出発するように、全てを捨てるということを髪を切るということで表現する。姫かっこいい。(千葉県・クロ僕屋)

【ジルバさんと旦那様の幽霊/メアリー】
●メイドのジルバさんと幽霊の旦那様。奥様のことが大好きでちょっぴりお茶目な旦那様が可愛いです。旦那様に振り回されるジルバさんは大変そうですが、引き続き強気で健気に頑張っていただきたいです。シリーズ続刊と併せて楽しませていただきました。(埼玉県・AYK)

【着物をそれっぽく描くポイント/名称未設定】
●着物の袖付の位置、衿の描き方、帯位置の注意点などを文章とイラストで分かりやすく紹介。特に帯結びの構造と、衿袖裾には何本線を引けばいいのかの説明イラストはとても分かりやすく実用的。袴及び巫女さんの衣装も載ってるので、お好きな方は購入するべし!(神奈川県・わたり羽衣)

【マイスターオブライフ/メコメータ】
◆おもしろかった。(東京都・かおり)

【My Star of Life vol.4/メコメータ】
◆ワンコ系救急隊員×天然系救命医のWEB連載をまとめた長編シリーズ、感動の最終話。ラブラブカップルに訪れた人生の分岐点。互いの仕事に誇りを持つ二人が選んだ未来とは…。救命医療の現場や、主人公達を取り巻く人々も魅力的に描かれていて、充実の読み応えです!(東京都・A田)

【釣りの帰りに/メタ・パラダイム】
●秋元さんの無料配布本でしたが、原発について考えさせられる、とても中身の濃い作品でした。もし、沢山のいん石が落ちてきてそれが不幸にも原子力発電所に落ちたら…キレイなイラストとともに、やさしい語り口で語られる、平和への理想が心にしみ入りました。(東京都・はらだ)

【ねずみさんにっぽう/METRON】
●気弱なOLの女の子と、ちょっとエッチなねずみのおっさん…いえ、お兄さんのお話。心優しい主人公も、関西弁の自由人なねずみさんも、共に可愛いラブコメディでした!(埼玉県・AYK)

【家出したおうち/mercy lokki】
◆ちらかし放題のハロルドに嫌気が差し、もっといい人に住んでもらうためこっそり家出をする家の物語。数々の住人を経て、最後に家をふたたび迎えたハロルドの一言がすてき。ハイセンスで温かみのある絵も美しく、大切な誰かに贈りたくなる一冊です。(大阪府・ぐり子)

【神様がくれた花冠/Mellow Merrow】
◆民族音楽主体の曲が軽快に流れ、欧州のどこかの街角で、くるくる回りながら歌い踊っていそうな、そんな姿が思い浮かびそう。癒やしやふわっとした要素だけでなく、所々で言葉のリズムを操作し、聴き手を引き込む。ファンタジー作品を読むときのお供に良さそうだ。(東京都・おでん)

【SM彼女/xoxoメロン】
●「眼鏡の時はドSな女王、外せば淫らなM娘」。そんな二面性を持ってしまった少女・緋萌(ひめ)と、彼女をサポートする為に同居する事になった少年・悠紀(ゆき)の、波乱(エロ成分多め)に満ちた生活を描いたシリーズの第1弾。今は女王と下僕の関係な二人ですが、今後の変化に注目です。(秋田県・やなしたわたる)

【チグハグなバレンタイン/めんどくさがり屋】
◆とにかく普通ではないバレンタイン漫画と思って読み進めていたら、オチで良い意味で脱力してしまった。(埼玉県・この世の果てから)

【気配/mogravity装置】
●のっけからやばい感じのシーン。小学生と思われる女の子が、背の高い草で覆われた小屋の中で、目隠しと後ろ手にしばられた状態で放置されている。そして側には季節の合わない服を着た別の女の子。なんともシュールな情景がリアルに表現されていて読んでいて不思議な感覚におちてしまう。(愛知県・タルヤ)
●廃屋に監禁されている女子小学生A、その傍らに別の少女Bがいる。監禁されているAは目隠しをされて何も見えないがBの気配だけは感じる。Bはとくに何をするでもなくAを眺めているだけである。謎。少女Bはまだ暑そうな秋口なのに冬服を着ている。そして、線が多く物体の影まで描きこまれたこのまんがで、影が描写されていないように見える。犬と物理的接触をしているが犬の飼い主には気づかれていないような描写もある。少女Bは幽霊なのだろうか? 物語は次巻に続く…のか?(千葉県・クロ僕屋)
●人気の無い廃屋で目隠しをされ、後ろ手に縛られたノースリーブワンピースの少女。その少女を不思議そうに見つめるニット帽にハイネックセーター、ハーフコートという出で立ちのもう一人の少女。ワンピースの少女は拘束を解くように訴えるが——。目隠しをされたまま、脂汗を流し精一杯の力で脅しすかし、取引をもちかけるワンピースの少女に対して、まるで場違いな悲しげな顔や呆けたような顔で暖簾に腕押しなニット帽の少女。最初は気づかずとも、何度か読んでいるうちに幾つかの違和感と共に(もしかして…)と感づくものがあるはず(たとえば、後半に出てくる犬と散歩途中の親父はタンクトップに汗をかき、蚊に吸われている)。それに思い当たると、物語の様相はガラリと変わる。トーンを使わない、気合の入った書き込み(特に表紙!)とベタが、殺風景な印象をよい感じに強めているのもポイント。(東京都・bullet)

【何も聞かずに泊めて下さい。/もすまん】
●見ず知らずの家出少女から、泊めて欲しいと突然のお願い。遊び慣れてるようには見えないのに、妙に積極的な彼女にはある秘密が…。紳士的だけれどもギブ&テイクと割り切った男性側と、少女の想いのすれ違いが微笑ましいです。体格差のあるベッドシーンも見事でした。(東京都・パヤッサム)
◆女の子が片思いの末押しかけてくるのかわいい。でも、リアルだとこわいですねw 絵がきれいだし丁寧でオススメ。(?・?)
●表紙を見て思わず衝動買いしてしまいました。恋する女の子の大胆さは誰にも止められないのかもしれませんね。(茨城県・鈴木9号)

【プリズム/餅ット】
◆最初の話の、二人の関係性が良かったです。もしかして、二人の恋は実らないのかな? と、思いながら読んでいましたが、結ばれてホッとしました。(東京都・三五二)

【cranky!/もち定食】
◆イケメン俳優の駒井は演技派の「役者」になりたいが、BL映画に無理矢理出演させられる。BLを「下」に見ていた駒井だが相手役のアイドル、穂村の演技の上手さと作品に真剣に向き合う姿勢に心が動かされていく。穂村の良い人ぶりに私もホレる(笑)。表紙の印刷が荒いのが残念。(神奈川県・わたり羽衣)

【ZOMBIE BOOK/moccoweb】
◆黒くてゆるい、ユーモラスなホラーイラスト。面白くて印象に残りました。(東京都・・-korge-・)

【魔女の庭/motoi】
◆味わい深い絵柄と、人と魔女の心が通じ合う物語が、とても印象的でした。(千葉県・世津路章)

【戦画2/本蔵】
◆B4サイズという同人誌としては異例の大きさにまず圧倒される。中身も素晴らしく戦闘機の精緻な描写や富士山の山肌の表現には、思わず唸ってしまった。(埼玉県・上山大介)
◆力強かった。(?・?)

【えのぐのすーとぬりえの国/モトネコ屋】
●可愛いイラストと物語が綴られた豆本。いろいろな豆絵本を作られていますが、どのお話もとても可愛く、そして奥深いです。(大阪府・エミコ)

【いいかげんにしてアルパカ君/もとのモト】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)

【幸福のエレワ・ハルトラン/モリノウミウシ】
◆妖精を宿す指輪を見つけたヒロインが、国の権力争いに巻き込まれるファンタジー。様々な立場の思惑が絡む複雑なストーリーですが、重くなりすぎない雰囲気と丁寧な感情描写が良かったです。物怖じせず快活な主人公と調子の良い妖精のキャラクターに引き込まれました。(東京都・メドゥワダ)

【むか〜しメイド/薬缶猫】
●原始時代にいた「むかしメイド」の一日を描く、このサークル定番の仕掛けマンガ。主人のマンモス狩りをサポートするため投擲した網、種火をもらいに登った火山、主人の子の熱を冷ますため背負って運ぶ大量の雪が、こちらに飛び出してくる。そんな仕掛けの面白さだけでなく、文句を言わない働き者で時にちゃっかりさんなメイドは、そっと影から応援したくなるようなキャラクターとしての魅力にも溢れている。(東京都・bullet)

【High-Key/屋根裏眼鏡】
●「From Dark Room」シリーズの一作。主人公の男の子が思春期で、部活の先輩たちとうまくいってないようす。そんな男の子をやさしく見守る写真暗室「籠り庵(こもりあん)」の店主と、母親であり写真家の藤子(とうこ)さんの、ゆるやかで暖かな空気が流れる、ここち良い作品でした。(東京都・はらだ)
●プロ御用達写真暗室に集まる人々。何気ない日常の中、相手への思いやりと確かな意志を感じさせる会話の間が気持ち良い。感情の滲む写真は良い写真。(奈良県・おか)

【十三世紀くらいのハローワーク/山田養蜂場】
◆Twitterで見かけ存在は知っていたのですが、実物はすごいですね! 手元にほしい!(千葉県・世津路章)

【バイユーの攻略本/山田養蜂場】
●中世の刺繍絵巻(タペストリー)解説本と銘打って、ゲーム攻略本のような解説とイラストを載せている。よくこの味気も素っ気もない中世絵からここまで描けるな!と感心すること請け合い!! 参考文献を見てニヤッとしたい。(東京都・皿洗い)
●中世に制作された絵巻物「バイユーのタペストリー」の解説本を謳う本書は、クォータービュー形式のシュミレーションゲーム風に書き起こされたイラストに目を奪われがちであるが、絵巻物に織り込まれた場面の解説はもとより、登場人物や時代背景もわかりやすく紹介され、日本一わかりやすいバイユー攻略本といえる。市販されているゲームの攻略本と同じB5判サイズという遊び心も評価したい。(東京都・水野)

【山本アットホーム123/山本アットホーム】
◆山本家のフリーダムで不条理な日常を描くギャグ漫画シリーズの1〜3巻総集編。いきなり仏像を建立したり、対消滅したり…。かわいい絵柄で描かれたキャラクター達の、シュールで突拍子もない言動のギャップにやられること間違いなし!(神奈川県・狗)

【ヤクザイシが市販薬の選び方をざっくりと解説する本 VOL.2 胃薬編/ゆいみる堂】
●薬剤師さんが市販の胃腸薬を解説してくれる1冊。最近ストレスで胃が痛い自分にはありがたい1冊。薬を買うときに聞かれて困る痛みの擬音から解説してくれて非常に助かります。市販の薬を選ぶときの参考になります。そして一緒についてきた小冊子2.5腸の薬編もありがたい。(神奈川県・量産型)
◆何気なく見ている、飲んでる薬の話を、すごい分かり易く説明されていて、今後の薬選びですごく役立ちます。(埼玉県・シイナサトシ)

【破壊せよ、と彼女は言った/有機的ナ曲線】
◆預言者の家系に生まれた少女・マグリが辿る数奇な運命を描いた物語。同じ能力を持っていた母親への対抗心に掻き立てられ、王に仕えることになったものの、自らの預言によって苦しみを味わう姿が切なかったです。苦悩の末にマグリが下した選択、ずんと心に響きました。(神奈川県・川崎市民)

【胃カメラレポ本/有線ワイヤレス】
●タイトルの通り、筆者KRSG氏による胃カメラ体験レポ。ご本人の代役で可愛い女の子が鼻から入れるタイプの胃カメラに挑戦。口から入れるより苦痛が少ないという事前情報が見事に崩れ去る様がノーカットで描かれている。せめて今だけは他人事として大いに笑わせて頂いた。(愛知県・タルヤ)

【こみらふ!Comic Life!/ユキノハラ】
◆あまりイメージ通りのイラスト(マンガ?)が描けない私だが、「描ける人は描けるひとなりの苦悩があるのね」と思った作品。(千葉県・結城都)

【ベイスターズマックス/ゆみっくす】
●横浜ベイスターズ2014年の戦いを振り返る。開幕投手が炎上したりエースが不調で2軍に行ったりケガ人続出したけど、交流戦勝ち越しと巨人戦3連勝で今年こそCSに行けるかも!?と言うベイスタへの愛と期待が感じられる。結局5位に終わったけど、去年とは違うのだよ去年とは!!(神奈川県・わたり羽衣)
●横浜ファンの野球シーズンは、この漫画を読むまで終わらない! 今年もお騒がせノリさん解雇、消えるセカンドに続く「避けるセカンド」爆誕、筒香覚醒→衝突…艱難辛苦を乗り越えて、どすこいさん先発転向成功、先発二桁勝利と光明も…来年こそ優勝記念本を読みたい!(千葉県・GM研)

【KOG/ゆるゆるブックス】
●とにかく女の子が可愛すぎて死にそうです。(岩手県・川原睦穂)

【わたしの王子様5(終)/ヨーグルツ】
●「百合」というテーマの本質は「許されぬ仲」に向き合う彼女らの葛藤にあるだろう。本作の主人公たちは共に複雑な家族関係を背負い、惹かれたり、反発しながら、分かちがたい仲となってゆく。絡み合った運命の糸を見事に解いた作者の、彼女たちへの深い愛情が心に響く。(東京都・杉並区民)

【(イラスト)/よこ】
◆ポストカードとてもキレイ。今度買いに行きます。(東京都・樵美兎)

【πr2/吉田悟郎商會】
●病院の手違いで豊胸手術を受けてしまった男の子のお話。男の娘コメディ。最初は嫌がっていたけれど、クラスメイトの優しさで、だんだんまんざらでもなくなっていく主人公の様子に笑ってしまいました。(東京都・愛田ぱん)

【藤納戸/終夜商店】
◆小池早恵さん作品でからかさが「プチ整形した?」といった所と1つ目(もと)小ぞうが顔をひっぱたいてはなすとき「ぶるんっ」という所がおもしろかった。(?・?)

【口から強酸が出る女の子の本/ライカ探偵局】
◆居眠りをすれば机を溶かし、魚を食べれば骨までいただく系の探偵。新人の男の子とのコンビは、探偵よりもいたずらしあう方が!? ふざけ合いながらも距離が近づいていくこのふたりから目が離せません。(山梨県・やまさん)
◆このくらい滅茶苦茶で自由な作品は読んでいてとても気持ちが良いです。(埼玉県・この世の果てから)

【HORNS/life-is-free】
◆角が生えている女の子、角っ娘をテーマにしたフルカラーのイラスト本。力強く、神秘的な雰囲気を持つ角と可愛らしいタッチで描かれた女の子が合わさり、不思議な魅力を醸し出している。普通の美少女キャラとは一味違う角っ娘の魅力をフルカラーで存分に堪能できる一冊です。(東京都・らすく)

【貴方にすべてをささげると私の眼球はそういった。2/ライ麦畑を捕まえる仕事】
●仄暗い夕方の教室で繰り広げられる、A子とB子の眼球を巡るラブストーリーの続編。教室の中で繰り広げられる眼球舐め(!)の艶かしさにドキドキしつつ、狂気を孕みながらもどこか純粋ですれ違う2人にニヤついてしまう不思議。暗い甘さに満たされながらも、どこか暖かいラストも秀逸です。(神奈川県・マチダコウスケ)

【カラス大魔王の日常?/ラウンドロビン】
◆悪役が発明の天才だったり、そのくせうまいことがないドジッ子だったり、ベタではありますが、カラスの風貌とあいまって愛嬌たっぷりで、やる気なさそうな子分たちもかわいい。(東京都・カズ子)

【ちくわぶはおいしい/らくでく】
◆東京育ちにはあってあたりまえの「ちくわぶ」。小麦粉ねりものへの愛があふれています。ビバ「ちくわぶ」。おでんには欠かせません。(東京都・桃山)

【女神の左目/落花星人】
◆家のつぼを割ってしまったことにより幸運の女神に憑かれてしまったチエ。最初は煙たがっていたチエだが、一緒に生活するうちに徐々に女神と仲良くなっていく。天真爛漫な女神と、彼女を煙たがるもまんざらでもないチエのやりとりは読んでいてニヤニヤが止まりませんでした! (東京都・らすく)

【青春アブノーマルズ 1,2,3!!/LAD SYNDROME】
◆題名の通り、青春を謳歌する学生達のアブノーマル性に注目した物語。驚きの展開に、何度も「え!?」と声を上げてしまいそうになる反面、「魔がさす事って誰にでもあるよね…」と、共感もしてしまう不思議な作品です。普通に見えてアブノーマルなキャラクターも魅力的。(東京都・ミユキ)

【いつプーの2014年ダイアリー/ラブスパーク】
◆普通の日常絵日記です。でも一年分あります。見知らぬ人のとりとめもない日常を、とりとめもなく読むのは楽しいですよね。人の日記や人の絵馬を読むのが好きな人におススメ。ぶ厚いので読みごたえあります。(東京都・かなびん)

【博士は木曜の午後に/ラルゴ】
◆貴族の伯母の援助を受けて変わり者扱いで物理研究を続けるサエコ。その伯母の命令で、金持ち子息の未熟な研究論文を推敲するという依頼が来る。金持ちの強引要求バーサス、研究者の意地というバトル。気持ちのいい読みごたえでした! 博士カフェから連想した話とあり、ナイス。(東京都・籾)

【立体と平面の行ったり来たり/乱痴気事虫所】
◆絵もストーリーも構成もすごく良かったです。特にうさぎが気に入りました。(東京都・かめきち)
●作者が学生時代に、立体や平面の作品を制作している時に考えたことをテーマにしたエッセイまんが。立体と平面は全くの別物に見えて、実は密接に繋がっているんですね…。作品の受け手には見えてこない悩みや思考が垣間見えて、興味深かったです。(大阪府・河瀬雅人)

【テレビ電影さん/乱痴気事務所・ぷちまるCAFE】
◆昭和30年代に生まれたにはなつかしい話が多く、うんうんこうだったね?と思いながら読みました。(?・萬屋博美)
●テレビの歴史と作者夫婦の歴史が分かりやすくまとめられていて面白かった。(愛知県・中林聡)

【ミサイル寝ているそばにいる/らんぶる】
◆猫と同棲中の彼とのつれづれ日常漫画。美化もまるでないバンカラ風味(?)の持ち味が楽しいなあと読んでいたら、後半、彼・おにぎり氏の重篤事故というハードな事態が発生。でもその次第もおかしみで読ませる。このバンカラ風味で…。作者の「えっちゃん」、親しめます。(東京都・セブン)

【佳人の肖像/Little Garden】
◆永遠の時を生きる吸血鬼の少女と、彼女の贄となった少年。時が経つうちにお互いに恋心が湧く。だが、命の長さの違いを自覚すればするほど苦しみ、やがて必然に訪れる別れの時…哀しく切なく儚くも美しい、ファンタジックな物語。(栃木県・阿部紀巳夫)

【クグツの歌/料亭なろに】
●時は平安時代、芸などをしながら各地を渡り歩く民「クグツ」の青年と箱入りで少しおてんばな貴族のお姫様の出会いと交流、そして陰謀による危機——軽快なコメディタッチで進むかと思えば幻想的なシーンやアクションシーンも盛り沢山で、とても読み応えがありました。気持ちの良いラストで読後感もとても良い作品です。(東京都・維夏)
◆日本の古代? 中世あたり?を下敷きにしたファンタジーでした。クブツという3人組と貴族の姫の交流を通して、現代でも問題になる差別や貧富の差を越えてまっすぐに物を見、人を向き合う事の貴さを描かれているように見えました。重たいテーマなのにキャラの明るさやテンポのよさ、交えてあるコメディ引き込まれる表情なので最後まで一気に読み終えました。すごく面白かったです。(千葉県・K)
◆旅芸人一座と貴族の娘との物語。というと、何となく平凡にきこえますが、それぞれのキャラが立っていて、とても面白かったです。(兵庫県・naka)

【KEEP BREATHING/臨界】
●自分も小学生の時似たような経験があったなと思い、なつかしかった。(愛知県・中林聡)

【となりで咲く花/林檎園】
◆幼なじみの恋愛。男目線の恋愛モノが新鮮で、おもしろい!(千葉県・結城都)

【西島さんが我慢できない話/ROOM#310】
◆絵がかわいくて登場人物もわかりやすくて良かった。萌えるシーンもあって満足でした。コマ割が好みでした。(東京都・藤島あかね)

【いぬぐれす/黎明ネルトリンゲン】
●イングレスを実は犬もやっていたという本。散歩中の電柱のマーキングや変なものを持って来たりなどの何気ない行動が全て関係していたのかと思うと面白い。(茨城県・ガクヤ)
◆いつも通りの飼い犬の散歩。町内をうろつき回り目立つモニュメントにマーキングし…これってまるでアレじゃないですか、そう実はわんこはイ○グレスのエージェントだったのです!というほのぼの漫画。彼らにも彼らの世界があり、日夜精力的に活動しているのですね…!(東京都・水野輝夫)

【終電ちゃん 中央線のクリスマス/歴史資料館】
◆主人公は中央線の最終電車。雪で遅れる山手線を待つうちに、乗客の怒りのボルテージは上がっていく。それでもクリスマスの夜、新宿駅に取り残される人を出さないために発車時間を延ばす姿はうっかり涙を誘われてしまいました。(東京都・Sophorus)

【SHOUT! 01〜03/れっせぱっせ】
●初出は2011〜2014年のネット発表。"福音"と呼ばれる奇跡の力をもつ少女「ラザミ」と、教会のある派閥から少女を守ろうとする男「バルタス」の物語。3冊で500ページ近くになる一方、まだ序盤という感じ。明るいラザミと、敵側だけど巨乳のシスターには幸せになって欲しいです。(東京都・bullet)

【Lovely but Lethal/六花弁三片紅】
◆あとがきに小説風のテキストはでっちあげと書いてあったけど、イラストの雰囲気にぴったりで好きです。キャラクターの瞳がすごく好みでした。(千葉県・原田美恵子)

【ゴリラのメリーちゃん/ワークショップいふ】
●メリーちゃんが頑張って成長していく話の第二弾!個性的なキャラクター達に囲まれてメリーちゃんは勘違いしながらも少しずつ成長していくのが魅力!! 聴いていてほんわか出来るのでまったり聴ける。何回も聴ける。是非聴いてみて!(埼玉県・たべ版)

【地味男に恋して何が悪い!! 後編/わさんぼん】
●前回のコミティアに出てた「地味男に恋して何が悪い 前編」の続きモノ。二つの恋の物語だが、心理描写が特に心ひかれる。恋だから、好きになっちゃったんだから!感がハンパない(笑)。(千葉県・結城都)

【メイド喫茶でアルバイトを始めました/ワタシはタワシ】
◆内容はタイトルまんまだが、メイド喫茶の裏側(苦悩)をかわいらしく描いてある作品。(千葉県・結城都)

【ROUGH ARCHIVE 2011-2014/ONE VISIONS】
◆上手いーーーー。(千葉県・山田ケイ)

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