COMITIA145 レポート

アフターレポート

COMITIA145は新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行してから迎える初めてのコミティアでした。開催日の9月3日は最高気温33度。曇り気味の天候だったこともあり猛暑日とはなりませんでしたが、それでも湿度が高く暑い一日となりました。

会場の冷房は9時から16時までフル稼働させていましたが、場所によっては効果が不十分だったように感じています。いずれも軽い症状で大事には至りませんでしたが、4人の方が熱中症の症状で救護対応となってしまいました。会場である東4・5・6ホールの空調設備が老朽化していることは懸念点です。会場の空調使用料は高額なため、見合うだけの効果が欲しいところです。今年末から2026年末にかけて東京ビッグサイトで行われる大規模改修工事では空調設備にも手が入るという話があり、今後の環境改善には大いに期待しています。

さて今回は「5類」移行により、144まで行っていた検温やリストバンド交換などの「入場手続き」を大幅に簡略化することができました。スムーズな入場になり参加者からも好評でしたし、スタッフとしても多くの人手が必要な作業を一つ減らせたのは助かりました。

参加サークル数4165は夏の回のコミティアとしては過去最多。参加サークルのアンケートには「活気が戻ってよかった」「海外からの参加者や若い参加者が増えた」といったコメントが多数ありました。久しぶりに参加できたサークルも少なからずいて「以前と雰囲気が変わっていなくて良かった」という言葉も。参加者の数は「戻った」と言えますが、今回の参加サークルで言えば約1/4が初参加。新しい参加者が急激に増えている状況でもあります。サークルからも売れ方に変化があったという声もありました。

13時から行ったトークショー「ちばてつや×鳥嶋和彦 公開対談『マンガの話』」は、開演30分前には約150席が満席状態で立ち見をあわせて300人以上が集まり大盛況。元『週刊少年ジャンプ』編集長・鳥嶋和彦さんが敬愛するマンガ家・ちばてつや先生とマンガのあれやこれやを語る貴重な時間となったと思います。熱心な鳥嶋さんの質問に、経験に裏打ちされたマンガ愛に溢れる回答を返すちば先生が印象的でした。このトークショーの様子は9月27日よりコミティア公式サイトで無料配信を始めましたので、見逃した方はぜひご覧いただければと思います。

もう一つの会場内企画「いしいひさいち『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』原画展」も終日人が絶えず好評。繊細なタッチを目の当たりにできる生原稿には、思わず見入ってしまう魅力と迫力がありました。原画はWEB上での公開不可という条件で撮影可となっており、ロカと美乃の等身大ポップを飾ったフォトスポットとあわせて熱心に撮影する方も多かったです。

閉会1時間前の15時からは久しぶりに入場フリーとしました。コロナ以前はカタログ完売後に流動的に行っていたものですが、当面は今回と同様の方針で行う予定です。15時までにカタログが売り切れた場合は「一般参加用入場チケット」の販売に切り替えることになっていましたが、完売しなかったため実施はしませんでした。ただ残部は残りわずかでしたので、概ね想定通りの参加者数に収まったと考えています。

今回も参加者の皆さんのご協力のおかげで、大きなトラブルなくイベントを開催することができました。得られた反省点や課題を元に、より良い形を目指していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

コミティア実行委員会代表 吉田雄平

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