見本誌の盗難についての報告

残念なお知らせをしなければなりません。
ここ数回のコミティア会場の見本誌コーナーで見本誌の盗難が続いています。
完全にチェックし切れているわけではありませんが、毎回20冊程度の被害があります。
多くの人が出入りする見本誌コーナーでの盗難防止には限界はあるとはいえ、
こちらの管理不足を深くお詫びします。

発覚以来、見本誌コーナーを利用する方に出来るだけ負担をかけない形で、
いろいろな対策を試みたのですが、この犯罪行為を防ぐことが出来ないでいます。

多くの人に読んでもらうためにサークルの人たちが提出してくれた見本誌を、
不法な手段で手に入れようとする行為をけして許すことは出来ません。

そこで、これまでは盗難について公表せずにスタッフ内での対応を行ってきましたが、
これからは参加者の皆さんに公表した上で、より厳重な警備を行うことになりました。

今後はコミティアのスタッフだけではなく、
制服の警備員を配置して見本誌コーナーを監視するようになります。
物々しい雰囲気になりますが、仕方のない事情ですのでどうかご理解ください。
そして、もし不審な行為をしている人物を見かけたら、
すぐにスタッフか警備員にお知らせください。

コミティアは、多くの参加者の善意と信頼によって成り立っています。
けれど、もし誰かにその信頼が裏切られたら、
今回の場合は「見本誌コーナーの廃止」という最悪の事態も有りえ、
結果として多くの人が本に触れる機会を奪うことになります。

たくさんの人に利用され、新刊を知ってもらう効果の大きい見本誌コーナーは
出来るかぎりコミティアの会場内で維持していきたいと考えています。

参加者の皆さんのご理解とご協力を切にお願い致します。

2016年10月23日
コミティア実行委員会代表 中村公彦

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