都条例改正反対記者会見

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代表です。
昨日は東京都庁で行われた「東京都青少年健全育成条例」改正反対の記者会見に行ってきました。

<登壇者>
河合幹雄(桐蔭横浜大学法学部法律学科教授)
呉智英(評論家・日本マンガ学会会長)
こうの史代(マンガ家)
高沼英樹(出版倫理協議会委員)
竹宮惠子(マンガ家、京都精華大学マンガ学部学部長)
西谷隆行(児童と表現のあり方検討委員会委員)
前田能成(出版労連)
山田健太(日本ペンクラブ 言論表現委員会・委員長)
山中 恒(児童文学者)
藤本由香里(明治大学教授准教授)
山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)

とくに児童文学者の山中恒さんの
「児童向けの作品の規制から、戦前の言論統制は始まった」
という指摘はたいへん重く、深く考えさせられるものでしたし、
こうの史代さんは現在「古事記」の漫画化を準備中とのことで、
こうしたことが規制されることへの危惧を表明されていました。
私達もこうした条例による表現規制には今後も反対してゆきたいと思います。

さて、この6日(月曜日)夜には緊急シンポジウムも行われます。
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「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、
 都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」

主催:東京都青少年健全育成条例改正を考える会
   共同代表:藤本由香里(明治大学准教授)・
    山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)
協力:コンテンツ文化研究会

日程:2010年12月6日(月曜日)
場所:なかのZERO西館小ホール(東京都中野区中野2-9-7)
   ※JR・地下鉄「中野」駅南口下車 徒歩8分 【アクセスはこちら
時間:18時30分(開場)
    19時~(開会)
     ※全席自由。途中の入退場も自由です。
閉会:21時15分(予定)
料金:入場無料ですが、当日カンパ箱を設置しますので、ご協力いただけると幸いです。

▼ゲストなどは決まり次第、山口弁護士のブログで随時報告します。

▼来場できない方には「ニコニコ生放送」もあります。
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この都条例の改正問題は、私たち同人誌に関わる人間にとっても大変影響のある、重大な問題であり、また、この問題を広く世間にアピールするためにも、多くの人にこの集会に参加してもらいたいと思います。
会場にてお待ちしています。

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