代表です。
今日はコミティア常連サークルのおざわゆきさんの原画展に行ってきました。
おざわさんの「凍りの掌」は、彼女のお父さんが実際に体験した過酷なシベリア抑留の様子を直接聴き書きし、2年半の歳月をかけ、全3巻の同人誌として完結させたドキュメンタリーコミック。発表当時、コミティアでも大いに話題となりました。
身内の実話であるが故にリアルな体験が語られ、極限状況を生き抜こうとする人間の慟哭が胸に響きます。戦争体験者が高齢化している現在、こうした形で生の声がまとめられたのは貴重な記録と言えるでしょう。
この原画展は9.19の毎日新聞でも紹介されています。
追記、9.23.の東京新聞でも紹介されました。
当時の資料なども含めて、作品をより深く読み解けるような内容でした。
お時間のある方は是非、足をお運び下さい。
会期:9月22日(木)~30日(金)/10時~18時(最終日は14時まで)
会場:四谷ひろばランプ坂ギャラリー ランプ3
住所:東京都新宿区四谷4-20
電話:03-3359-3413
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