代表です。
5/17の関西コミティアでは多数の来場有難うございました。
会場で行いました『[コミティア30thクロニクル]完結ありがとう祭』
地方コミティア連続トークショーの第1弾を飾る、
京都在住の水谷フーカさんと私・中村公彦のトークショーも、
100人近い人が聴きに来てくれて、おかげ様で盛況でした。
ゲストの水谷さんの作風もあってか、温かい感じの方が多かったのが印象的です。
当日は、水谷さんが過去に作った同人誌を一通り持参してくれて、
それを元にお話させてもらいました。
中には、初めてのオリジナル同人誌であり、その後、商業コミックス化されて、
ご自身のデビュー作となった「夜盗姫」の初版コピー本(2005年)もありました。
ご本人も「トレーシングぺーパーが大好き」と語っていたように、
表紙はトレーシングペーパーにフルカラーで印刷したとても素敵な装丁。
すべてご自身の手製本だったそうです。
この実物を見て思い出したのは、当時初めて見本誌で読んだ時の興奮。
一読して大きな可能性を感じました。
あらためて、ティアズマガジン72のPush&Reviewで紹介するのですが、
ご本人に「P&R掲載のお知らせ」の手紙が届いた時には、
「何かのサギではないか?」と疑われていたようです(笑)。
その後の活躍は皆さんもご存じのとおりです。
「同人誌は装丁ありき」という水谷さんの同人誌の多くは手製本の物。
トレーシングペーパー、クラフト紙、わら半紙、などを使って、
紙の手触りや視覚的な効果を生かしたり、
自宅のプリンターで本文を二色刷りしたり、どれも凝ったものばかり。
お話でも「装丁愛」を熱く語っていただきました。
この他、商業誌と同人誌の意識の違いや、これから作りたい同人誌のこと。
そして「コミティア30thクロニクル」の感想や、
掲載作の中から好きな作品を教えてもらったりして、
(クロニクルPush&Reviewに投稿いただいたので、後日公開します)
あっという間に楽しい時間が過ぎてゆきました。
水谷さんお忙しい中、関西コミティアの会場までどうも有難うございました。
心より御礼申し上げます。
さてさて、あれからあっという間に日が過ぎ、今夜はトークショー第2弾の東京編。
神保町の書泉ブックマートにて、高野雀さん、ばるぼらさん、野中モモさんをお迎えして行います。
お時間のある方はぜひお越しください。
詳細はこちら→コミティア30thクロニクル特設ページ