代表です。
昨日は日本SF作家クラブの主催する第37回日本SF大賞贈賞式に参加してきました。
今年の大賞受賞はコミティアの常連参加作家でもある白井弓子さん(サークル「メタ・パラダイム」)。
受賞作は「WOMBS」。全5巻(小学館)
「妊婦」が特殊能力を持つ「転送兵」として闘うという、斬新な設定の本格SF作品です。
何よりその年に発表された小説、マンガ、映画、アニメ、評論まで含めたSF作品から、
「もっとも優れた作品」として、SF作家団体から評価されたのがうれしいですね。
白井さんは、2007年度文化庁メディア芸術祭で
同人作品として初めて奨励賞を取った「天顕祭」で注目されましたが、
本作では掲載誌『IKKI』の休刊を乗り越え、
描き下ろし単行本の形で最後まで描き切った渾身の大作です。
あらためて、白井さんの日本SF大賞受賞に心よりお祝い申し上げます。
本当におめでとうございました。