• 代表です。

    今週末8月6日の土曜日の夕方に、米沢嘉博記念図書館で行われる
    「アズの50年、マンガ同人の50年」というトークイベントに出演することになりました。
    これは前号のティアズマガジン116の「ごあいさつ」で紹介した、
    アズ漫画研究会の記念展示「アズ50年展-マンガ同人の半世紀-」の企画の一環です。

    一緒に登壇するのは、アズの運営を長年支えてきた代表の伊藤明生さん。
    私自身も前職のマンガ情報誌「ぱふ」の編集者の時代から、
    永く同人誌の歴史を見てきた立場で、いろいろお話できればと思います。
    お時間がある方はぜひご来場ください。

    <イベント概要>
    トークイベント「アズの50年、マンガ同人の50年」
    出演:伊藤明生(アズ代表)
        中村公彦(コミティア実行委員会代表、『ぱふ』元編集長)
    日時:2016年8月6日(土) 16:00-17:30
    場所:米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
    料金:無料 ※会員登録料金(1日会員300円~)が別途必要です。
    ※会場が混み合う場合、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。

    記念展示の詳細はこちら「アズ50年展-マンガ同人の半世紀-」

  • 作画グループ代表のばばよしあきさんが6月21日に心不全で亡くなられました。
    享年68歳でした。

    作画グループは1962年に発足した、日本でもっとも古い漫研とされ、
    コミックマーケット(1975年~)などの同人誌即売会の歴史が始まる前から活動した、
    今では数少ない会員制の漫画研究会でした。

    最盛期の会員数は1000人を超え、
    初期からのメンバーには、プロ漫画家の「風雲児たち」のみなもと太郎氏や
    「超人ロック」の聖悠紀氏がいることで知られています。

    脚本・監督・キャラクターを多数のメンバーで分担して描いた長編合作を、
    『週刊少年マガジン』などの商業誌に発表したり、
    メンバーによる作品集『GROUP』を地方・小出版流通センターを通して、
    全国の書店でも買えるようにするなど、
    自主出版の立場から様々な試みにチャレンジしました。

    ばばさんはその作画グループの創始者であり、今日まで一貫して代表を務められ、
    メンバーには「オヤブン」の愛称で親しまれていました。

    代表のばばさんの逝去をもって作画グループも解散となります。

    本日は作画グループの最後の集会が開かれ、
    北は北海道から、南は九州まで、全国からたくさんの会員が駆けつけ、
    それぞれの思い出を語って別れを惜しみました。
    私もこれまでのご縁から参加させてもらいました。

    コミティアでは、98年2月にCOMITIA43の会場内で、
    「作画グループ」原画展を開催しています。

    その時のばばさんとの打合せの中で、
    「創作にプロもアマもない」という言葉が強く印象に残りました。
    この姿勢こそが「作画グループ」の真髄だったと思います。

    漫画同人誌の黎明期に、まさに「道を切り開いた」偉大な先達でした。
    謹んでご冥福をお祈りします。

    2016.7.31.
    コミティア実行委員会代表 中村公彦

    ▼本日の作画グループ集会にて。「トリオ・ザ・サクガ」の呼び名で親しまれた、
    聖悠紀(左)、ばばよしあき(写真)、みなもと太郎(右)の御三方(敬称略)。

    DSC_0985

  • 代表です。
    コミティア実行委員会も参加している、
    同人誌即売会主催者の集まりである全国同人誌即売会連絡会が
    「とにかく選挙に行こう!!」という啓発サイトを始めました。

    目的はまず、10代、20代、30代といった若い世代の投票率を上げること。
    これは具体的に誰かやどこかを支持するかという問題ではありません。

    現在、投票率の高い世代は50歳以上で、20代、30代の投票率がとても低い状況にあります。
    政治家の方々は、投票率の高い世代に重きを置いた政策を取る傾向にあります。
    近年では東京都青少年育成条例や、児童ポルノ禁止法の改定、TPPによる著作権侵害の非親告罪化など、
    私たちの同人誌の世界を含めアニメやマンガ、ゲームといった、
    若い世代の文化は様々な局面で政治の波を受けてきました。
    こうした状況はこの投票率の低さも要因の1つです。

    また、今夏より適用される「18歳選挙権」により、10代の投票率が非常に注目されています。
    もし10代の投票率が高い結果となれば、政治家の方々も若い世代の意見をより考えてくれるようになるはずです。

    いま、私たち同人誌を愛する者たちが投票所に行って、投票の形で自分たちの意思を示すことが大切です。

    直近では、7月10日に参議院議員選挙があります。
    ぜひ、まずは実際の投票所に足を運んでほしいこと、
    また、そうした行動を広げるためにこのサイトを活用してもらえたら幸いです。

    2016.6.29.
    コミティア実行委員会代表・中村公彦

    啓発サイト「とにかく選挙に行こう!!」
    ツイート添付用画像

  • 代表です。
    報告が遅れてしまいましたが、
    8月21日のCOMITIA117の申込を〆切りました。
    今回は3400を超えるサークルの申込をいただきました。
    たくさんのお申込有難うございました。
    募集数以内ですので、著しい書類不備などを除き、
    申込された全てのサークルのスペースをご用意できる見込みです。
    サークル申込情報にメールアドレスを登録していただいた方には、
    今週末くらいに申込受領報告メールをお送りする予定です。
    会場図面やスペース№などを記載した参加案内書の発送は7月中旬を予定しています。
    お手元に届くまで、どうぞいま暫くお待ちください。

  • 代表です。
    COMITIA116で本部に設置しました震災救援募金のご報告です。

    平成28年熊本地震募金 154517円
    東北大震災募金 60767円

    どちらにもたくさんの募金をいただきました。
    皆さんのご協力に心から感謝致します。

    こちらは日本赤十字社を通して、それぞれの被災地に送らせていただきます。
    熊本県あるいはその近県の、そして東北の1日も早い復興を願っています。

  • 代表です。
    昨日のCOMITIA116無事終了しました。
    ここのところ天候に恵まれない開催が続いていましたが、今回は見事な晴天。
    GW開催もあってか、おかげ様で一般参加の人数も大幅に増え、
    入場待ちの行列が入りきるのに12時過ぎまでかかったほど。
    場外待機列担当やゲート販売担当のスタッフも大変でした。
    かなり多めに用意したティアズマガジンも2時過ぎに完売。
    たくさんのご来場、本当に有難うございました。

    会場内企画の諸星大二郎「マッドメンの世界」原画展、BELNEマンガ家40周年展もそれぞれ大盛況。
    長年のファンは勿論、ここで見て初めて知ったという若い世代からも興奮の声が聞かれました。

    さて、来週末日曜日の5月15日はCOMITIA116の見本誌読書会。
    明治大学駿河台キャンパスで開催します。
    詳細はこちらをご覧ください。

    今回は久々のビッグサイト3ホール開催で、
    スペースを回りきれなかった人も多いはず。
    ぜひ、見逃した本を探しに読書会に来てみてください。
    たくさんのご参加をお待ちしております。

  • 代表です。
    30周年記念グッズとして作られた「きみぴこ」ぬいぐるみの在庫が残り少なくなりました!
    きみぴことモルツ

    5月5日のCOMITIA116で売り切れる可能性も高いので、ぜひお早めにお求めください。
    当日の会場本部にて販売しております(価格1000円)。
    ※プレミアムモルツは付いてきません。

    そして、お知らせです。
    きみぴこの産みの親である作者Matsuzakiさんが、「きみぴこ」のツイッターを始めています。
    ぬいぐるみを購入してくれた方の投稿写真を元にした新しいきみぴこ絵がたくさん!
    ぜひフォローして、新しいきみぴこと出会ってください。
    きみぴこ漫画

    きみぴこ自画像ツイッターアカウントはこちら→きみぴこ@KimipikoJp

    コミティアのスタッフ募集マンガから産まれたきみぴこを
    ご存知ない方はこちらのサイトをご覧ください。
    きみぴこのきみぴこによるきみぴこのためのきみぴこじょうほうぺいじ

    ということで、きみぴこが売り切れないうちに購入希望者はお早めに!

  • 代表です。
    今日は5月5日のCOMITIA116に向けて、スタッフの事前集会でした。
    1年ぶりのビッグサイト3ホール開催に向けて議論が白熱しました。
    たくさんの来場に備えて、うまく運営できるようスタッフも鋭意準備中です。
    参加者の皆さんもご協力よろしくお願いします。
    BlogPaint

  • 代表です。

    昨夜発生した「熊本地震」による災害により、
    被災された方々にお見舞い申し上げると共に、
    亡くなられた方のご冥福を心からお祈り致します。

    5月5日のCOMITIA116では、
    毎回行っている東日本大震災の募金箱と並べて、
    熊本地震の募金箱も設置します。
    被災地の災害復興のためにどうぞご協力をお願い致します。

    また、このCOMITIA116については、
    すでにサークル向けの参加案内書を送付し、
    参加サークルリストも公開されておりますが、
    被災地にお住まいの方の中には、震災の影響で、
    コミティアへのサークル参加が難しくなった方も居られると思います。

    そこで通常の規定では申込〆切後のキャンセルはお断りしていますが、
    熊本県、またはその近隣にお住まいで、今回の地震で被災された方については
    5月10日までキャンセルの届出を受付けることにしました。

    キャンセルを希望される方は、下記の必要事項を記載して、ご連絡ください。
    ・申込時の代表者名
    ・申込時のサークル名
    ・申込時の住所
    ・現在の連絡用E-mailアドレスもしくは電話番号
    ・返金用指定口座
     <銀行名(ゆうちょ含む)、支店名、口座種別、口座名(カタカナで)、口座番号の5点>
    ・キャンセル理由、あるいは被災の状況を簡単で構いませんのでお知らせください。

    <送り先>
    郵送:〒170-0013東京都豊島区東池袋3-9-6-3F コミティア実行委員会「5/5キャンセル」係
    E-mail:info@comitia.co.jp
    FAX:03-5953-3873
    ※電話では受け付けた内容が不正確となるため、なるべくご遠慮ください。

    返金は銀行口座への振込みとなりますが、事情で郵便為替による郵送を希望される場合は、
    その旨と送付先を書き添えてお送り下さい。
    なお、返金の手続きはCOMITIA116開催後1ヶ月以内となります。

    まだ、震災の被害の全容もつかめず、交通網の復旧も見通せない中、
    被災地の復興には時間がかかると思われます。
    義援金の募金など、多くの皆さんのご協力をよろしくお願い致します。

    2016.4.15.
    コミティア実行委員会代表 中村公彦

  • 代表です。
    先日よりお伝えしていたTVドラマ「重版出来!」
    コミティア会場風景のシーンのロケに昨日参加してきました。

    すでに4/12に第1話が放映されましたが、
    主人公の黒沢心を演じる黒木華さんがまさに原作そのままで驚きました。
    ドラマもとても面白く、これからの展開が大いに楽しみです。

    さて、以下はそのロケの写真ルポです。
    まず、まだサークル参加の皆さんがスペース準備中の会場風景です。
    ちなみに壁のホール表記は北5ホールです(笑)。
    R0020153

    そこに一般加者のエキストラさんがが入るとこうなります。
    R0020259

    現在、役者さんの出展するサークルブースを撮影中。
    R0020231

    出張編集部のコーナーでは作中の舞台となる「週刊バイブス」編集部のブースがドーン。
    R0020177

    出張編集部の案内図もこの通り。芸が細かい!
    R0020185

    過去のコミティアのチラシポスターも掲示されました。
    R0020186

    当日のエキストラ参加の皆さんには5/5のティアズマガジン116がプレゼント。
    R0020221

    サークル参加の方には「コミティアに行ってきました。」どら焼きを、
    コミティアより差し入れさせてもらいました。
    R0020206

    という訳で、想像していたより大きく、しっかり作りこまれたセットにびっくりしました。
    出展してくれたサークル参加、一般参加、企業参加の皆さんに心より御礼申し上げます。

    今回のロケでは、主役の黒木華さんを間近に見れましたが、
    まさに華があって、とても素敵な女優さんでした。
    撮影の空き時間には、スペースを回って、参加サークルの方との交流もあり、
    同人誌を買ってくれたりしていたようです。

    果たして作中でコミティアのシーンがどのように映るのか判りませんが、
    5月3日の放映をドキドキしながら待ちたいと思います。
    どうぞお楽しみに。

2024年9月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
最新記事