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    会長・中村です。
    今日は吉祥寺gallery shell102で開催されている、いしいひさいち「ROCA」原画展に行ってきました。

    9月3日のCOMITIA145の会場内企画でも大好評だった同展示ですが、今回の展示は作者ご本人の自主企画です。

    「吉川ロカファーストストリートライブ」と銘打たれているように、ギャラリーのセンターに主役2人の等身大スタンドが置かれ、マイクセットや譜面台、CD販売のPOPなど、ストリートライブの雰囲気を模した作り込みが楽しかったです。

    原画の点数はコミティア会場より少な目ですが、なんと作品のアイデアノートがコピーでファイリングされて展示されており、ファンにとっては垂涎の物。
    ぜひ見逃さないで欲しいです。

    期間は11月20日(月)までなので、行かれる方はぜひお急ぎください。

  • こんにちは、スタッフ(く)です。

    12月3日開催のCOMITIA146のカタログ『ティアズマガジン146』が今週末(11/19)より発売開始となります。

    TIAs144_hyo14_Blog
    表紙イラストは、ちょめ(サークル:室外機室)さんに描いていただきました!
    表・背・裏表紙と繋がる一枚の絵になっていますので、是非お手に取ってご覧ください。

    取扱書店や通販情報は【カタログ販売情報】をご覧ください。

    ・実店舗の店頭販売は、流通の都合により発売日に入荷しないことがあります。事前に電話で確認をおすすめします。一部都内の書店では前日(11/18)に入荷次第、販売が開始されます。
    ・通信販売は、現在予約が始まっている書店があります。開催直前になると注文が締め切られますので、開催1週間前までのご購入をお勧めします。

    ▼カタログ『ティアズマガジン146』の主な内容
    ———————————-
    【FRONTVIEW】
    zinbei[瀝青の海]
    ぽろ山[平行線の夢]
    イマイマキ[あのこが好きだった本]

    【連載記事&コラム】
    サークルNOW!
    東京好奇心散歩「クイズバー スアール」ナイタロー/爆発電波(弐人国家)
    「人生思考囲い コミティア出張版」中野でいち・あらばき・ピエール手塚
    創作の中のコミティア
    会長 中村公彦のコミティア的日常
    BELNEのCOMIC WORK SHOP in TIA’S

    のん「bar図書室だより」
    てふや食堂「カンタン修羅場めし」
    ケロ「漫画家ちゃんが作曲をするようです」<最終回>
    こねやまこねお「マンガ編集者は静かに暮らしたい。」

    表紙イラスト:ちょめ(室外機室)
    ———————————-
    ・全ての参加サークルのPRカット、サークルや同人誌の紹介記事やインタビューなど読み物満載のコミティア公式カタログです。
    ・PCやスマートフォンからサークルのチェックや会場図の印刷などが出来る「WEBカタログ」の利用が可能になる「アカウント作成コード」が付属します。

    お知らせは以上です。
    よろしくお願いいたします!

  • 会長・中村です。
    昨日は日帰り出張でにいがたマンガ大賞の2次審査会に行ってきました。
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    本賞は新潟市が市民のボランティアメンバーと共に運営するもので、1998年にスタート。私も新潟コミティアのご縁から、立ち上げ段階から関わらせてもらいました。ここ5年ほどは別のスタッフにバトンタッチしていたのですが、今年は会長就任に伴い、久し振りに審査員に復帰しました。
    この賞の面白いところは、2次審査で在京のマンガ編集者10数人を含めて、現役のマンガ家や大学教授、そして同人誌即売会関係者の私など、多士済々のメンバーが審査すること。
    昨年まではコロナ禍でリモート開催だったそうですが、4年振りに対面で開催された2次審査会は大いに盛り上がりました。作品も多様ならば、審査員の推し作品も多様。侃々諤々の議論の末に選出された作品が、審査委員長で新潟出身のマンガ家・魔夜峰央さんによる最終審査に向かいます。結果発表は来月12月予定とのことなので、私も楽しみに報告を待ちたいと思います。

    同賞の面白いポイントは、小学生部門、中学・高校生部門があり、プロを意識しない10代の自己表現として描かれたマンガが読めること。小学生の描く、まずキャラを立ててそこから思いつくままに展開してゆく大胆なストーリーや、中高生の現在進行形のリアルな悩みを作品化したものなど、この賞の応募のために描いてみようと思ったであろう、生(き)のままの作品と出逢えるのはとても価値のあることと思います。
    以前に同賞について書いた私の「ごあいさつ」はこちら→ティアズマガジン63ごあいさつ

    審査会終了後は、会場のすぐ近くにある新潟市マンガの家で開催中の新潟コミティア58見本誌読書会も覗かせてもらいました。写真のように開架状態で、着席で自由に読むことが出来ます。11月21日まで開催中ですので、近隣の方はぜひご覧ください。
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    ということで、駆け足ながら充実した新潟出張でした。
    マンガ大賞運営メンバーの皆さんお疲れ様でした!

  • こんにちは、代表の吉田です。
    2023年11月5日に開催された北海道COMITIA18に参加してきました。
    中村会長は先の記事の通り前日11月4日にみちのくコミティア11に参加したためお休み。ということで私が代打でレポートします。

    今回の札幌市民交流プラザは初めて使用する会場で、2018年に出来た比較的あたらしく、非常に綺麗な施設でした。

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    これはいつも使用している札幌コンベンションセンターが大規模改修工事により長期休館中となった影響を受けたもの。
    2F(SCARTSスタジオ・モールC)+3F(クリエイティブスタジオ)の2フロアを使用しているものの十分な面積ではなく、いつもの半分以下の150スペース募集。
    そうした事情でサークル参加申込は先着順で早期に満了、出張編集部などはお休みと、いつもとちょっと趣の異なる回となりました。

    当日は気温は低めでしたが快晴のイベント日和。会場が時計台やテレビ塔の近くの好立地で参加しやすい環境ということもあってか、サークル数に対しても多く、終日賑わっていました。
    施設内の図書館やカフェにも人が多く、かつ他の催し物も開催されていたので、思いがけず立ち寄った方もいたんじゃないかと思います。

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    東京コミティアの出張委託販売コーナーもいつもより取扱数を絞って持込をしたのですが、予想以上に多くの人が立ち寄ってくれて売れ行きも好調でした。
    いつもと使い勝手の違う会場で、運営の苦労も大きかったのではないかと思いますが、新しい良い出会いも多い良い回になったのではないでしょうか。

    次回の北海道COMITIA19は2024年6月23日、札幌コンベンションセンターに戻って開催となります。
    大規模改修工事でどんな姿になっているのか楽しみですね。

    そして来年は10周年&20回目の節目を迎えるそうです。
    東京コミティアも40周年、150回目の節目を迎える年になりますので、一緒に盛り上げていきたいです!

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    会長・中村です。
    昨日11月4日に開催されたみちのくコミティア11に参加してきました。
    仙台と郡山で年1回づつ、代わりばんこに開催されるみちのくコミティアですが、今回の会場は郡山のビッグパレットふくしま。1年振りにオールジャンルイベントの「THE ADVENTURES」との合同開催でした。
    おかげ様でそれぞれの参加者も多く、とくに地元のマンガ・アニメ系の専門学校とのタイアップでは50人前後の学生さんが入場していたようで、全体に平均年齢が低いのが印象的でした。こうした若い世代が次のステップでサークル参加してもらえると良いですね。
    東京コミティアの出張委託も終日たくさんの人が立ち寄ってくれました。

    イベントの後半には「THE ADVENTURES」のコスプレステージ撮影タイムもあり、華やかな雰囲気でした。
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    ということで、3週連続の私の地方コミティア行脚はここで終了。
    なかなかにハードな日々でしたが、各地のアフターコロナの盛り上がりも感じられ、これからの復調が楽しみです。

    なお、本日11月5日にみちのくコミティアと一日ずれで開催された北海道コミティア18は流石に体力的に厳しく、別の担当者に参加を任せました。こちらも無事に開催されたようですので、後日のレポートをお待ちください。

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    (写真は開会前のサークル入場時)
    会長・中村です。
    10月29日に開催された新潟コミティア57に参加してきました。
    今回の会場は初めての新潟市マンガ・アニメ情報館 企画展示室。新潟市が運営する常設のマンガ関連の施設です。
    場所が繁華街の中にあるファッションビルの一角で、しかも当日はビルの周年祭の日だったこともあり、会場の目の前の道路ではテントが並んだマルシェが行われていたり、楽しいロケーションでした。
    そのおかげか、たまたまイベントをやっていたので覗いてみたという雰囲気の子連れのお客さんがいたり、この場所で開催した効果を感じました。新潟コミティアでもそれに対応して、小・中学生の参加者に500円分の「お楽しみこどもクーポン」を無料で配って、サークルさんからお買い物ができる企画を行い、かなり反応があったようです。
    会場が展示室なのでフラットな空間ではなく、壁で仕切られる構造のため、東京コミティアの出張委託コーナーは小部屋の形式になりましたが、たくさんの人が入ってきてくれてよい手応えでした。

    新潟コミティアではおなじみのベルネさんのコミックワークショップも好評で、初めて見学した東京のスタッフも大いに感銘を受けていました。
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    次回の新潟コミティア58は2024年6月9日に朱鷺メッセで開催です。
    またぜひお会いしましょう。

    そして、今週末は11/4(土)みちのくコミティア11、11/5(日)北海道コミティア18と連日の開催。
    なかなかの過密スケジュールですね。私はみちのくコミティアの方に参加します。
    どちらにも東京コミティアの出張委託コーナーはありますので、それぞれご来場をお待ちしています!

  • 会長・中村です。
    時系列が逆になりましたが、関西コミティア68の前日土曜日に京都入りして、恵文社一乗寺店さんに行ってきました。
    京都の上の方の叡山電鉄の沿線の駅にある街の本屋さんですが、とても素敵な場所だったのでご紹介します。

    古いビルの1階を占有する形の店舗の外観はかわいらしく、まるでおしゃれなカフェか服飾雑貨店のよう。
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    ところが一歩中に入ると少し薄暗い店内には、人文から芸術系の本がみっしり。背表紙を眺めているだけで、一本筋の通った選書を感じます。この雰囲気はお店のサイトTOPの写真ギャラリーを見てもらうのが一番伝わることでしょう。
    「本にまつわるあれこれのお店」というお店のキャッチコピーが表しているように、本の他にも生活雑貨や、アート系の小物、布、絵など、お店の色に合う品々も様々に扱われています。
    でもその核の部分に「本」の存在がしっかりとあり、その紙の手触りを大切にしながら、空間に合うように周縁を広げていく感じが素敵なのです。
    ギャラリーやイベントスペースも併設され、興味深い企画がいろいろ行われています。何より併設ゾーンは隣のビルの1階にあり、裏庭の側から通り抜けられるのも、秘密基地に入るようでワクワクさせてくれました。

    実は今回の訪問の目的は、今年の2月に刊行した私・中村公彦の著書『コミティアの創り方』を直取引で扱ってもらっているので、その様子をみたかったからなのです。
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    しっかり置いてありました!(撮影許可済み)
    見本も付いていますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね。

    そしてこの10月31日~11月13日には、この本の表紙を描いてくれた山川直人さんの原画展も行われるとのこと。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

    ということであらためて、恵文社一乗寺店さんはとても素敵な本屋さんでした。
    京都ならではの趣味性が高いお店ともいえるでしょうし、叡山鉄道は途中に大学も多いので、学生さんやそのOBも通ってきているのかもしれません。
    こういう本屋さんと出会うと、新しい発見や体験を求めて、またつい本を買いたくなってしまいますね。

    多くの人にとっての「本」との出会いの場所として、このお店が長く続くことを願っています。
    きっとまた伺いますね!

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    会長・中村です。
    10月22日に開催された関西コミティア68に参加してきました。
    今回の会場はインテックス大阪を離れて、久しぶりの京都パルスプラザ。
    アフターコロナも定着して、海外からの観光客も増え、京都は街全体が大賑わいでした。

    おかげ様で関西コミティアにも多数の来場があり、入場証となるカタログ『ティアズマガジン』も13時半頃には完売。
    東京コミティアの出張委託コーナーも11時に開会してすぐに人垣ができ、閉会まで購入者が途切れることはありませんでした。

    今年は関西コミティア30周年ということで、歴史すごろくや参加者が思い出コメントを書ける記念コーナーもあり、発足に関わった人間としてはしみじみしますね。末永く続いて欲しいです。
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    次回の関西コミティア69は2024年1月21日にインテックス大阪で開催です。
    またぜひお会いしましょう。

    そして、今週末は新潟コミティア57です。
    ということで、3週連続の地方コミティア行脚が始まりました。
    各会場にてご来場をお待ちしています!

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    会長・中村です。
    先日、毎年行っている神戸芸術工科大学の「マンガ原論」の授業に出張講義に伺いました。
    ずっとお声がけいただいていたしりあがり寿先生は昨年で退任されたのですが、今年も後任の泉政文先生に引き続き呼んでもらえました。

    1年生の学生の皆さんにマンガ同人誌のことを知ってもらうのが目的で、現在のコミティアの会場の様子を動画で見せたり、マンガ業界での位置づけの説明し、そしてこれまでコミティアで刊行された同人誌の実例を見せながらの講義になります。皆、熱心に聞いてくれて手応えを感じました。

    2コマ目は、一転して学生の皆さんが自分で作った「自分マンガ史」の発表タイム。一人づつの発表を聞いて、泉先生と一緒にコメントしてゆきます。10数人の方の発表を聞きましたが、海外からの留学生も多く、それぞれの国情も分かって興味深かったです。
    驚くのは男女を問わず、小学生期の『少年ジャンプ』の人気の高さ。マンガ家志望の学生の皆さんというバイアスもあるかもしれませんが、この時期にマンガに夢中になって、沼にはまるというパターンが多いようです。
    それぞれの学生の皆さんの志向や方向性を踏まえて私からもコメントさせてもらいました。これから大学でマンガを学ぶ上での役に立てばよいのですが…。

    また、ちょうど今週末の10月22日に京都パレスプラザで行われる関西コミティア68の宣伝もさせてもらいました。会場に学生の皆さんが足を運んでくれたら嬉しいですね。現場を見るのが何より理解が深まると思うので。

    ということで、これからもこうして学生の皆さんに、コミティアのことを知ってもらう講義を続けていけたらと思います。
    今後とも引き続きよろしくお願い致します。

  • 会長・中村です。

    村岡栄一さんの「去年の雪」(少年画報社刊)を購入しに、神保町の書泉グランデさんに伺いました。滑り込みでしたが、10/15まで同作の原画展示が行われているのです。
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    「去年の雪」は村岡さんの幼少期から、漫画家デビュー当時の思い出話を描いた短編集で、この時代の空気が濃密に感じられます。登場人物にはすでに物故された方も多く、何とも切ない気持ちになりました。貴重な時代の記録としてぜひ読んでもらいたい一冊です。

    作品は当初はwebで公開され、その後、同人誌でも刊行。コミティアにもサークル「去年の雪」で参加されています。
    コミティア参加の経緯は、村岡氏の実娘であり、本作の担当編集者でもあるM女史さんのこちらのポストをお読みください。

    村岡さんは脳出血で倒れられ、現在は闘病中。
    回復されて、また筆を執られることを心より祈っています。

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