• 代表です。

    最近はコミティアの常連サークルのデビューや、受賞や、コミックス発売が相次いで、嬉しいニュースが続きますが、とくに20年越しの常連とくると喜びもひとしおです。
    今日は友人のおざわゆき・渡邊博光夫婦の初コミックス「築地あるき」の発売日でした。
    おかげ様でマンガ情報サイト「コミックナタリー」でも紹介され、注目を集めています。
    昨年の白井弓子さんの「天顕祭」の時もそうでしたが、何年もずっと同人誌でマンガを描き続けてきた実績は、時間がたってもいつか評価される時がくるのかもしれませんね。

    本書は二人が定期を買うほど通いつめた築地の各お店のグルメマンガガイド。当初は同人誌で出版されましたが、築地場内市場の書店に扱ってもらうと何と600冊を売上げて大ブレイク。今回の商業出版にあたり、すべてオールカラーに描き直されました。

    しかも11/28にはその場内市場の書店で前代未聞のサイン会も開催されます。整理券は今回のコミティアの「おざわゆき・渡邊博光」のスペースでもコミックス購入者に配布されるので、「一度、築地市場の中を見てみたい」という人は、この機会にぜひ同書を携えて、築地に集合してください!

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    「築地あるき」飛鳥新社
    ページ数 160ページ/オールカラー
    定価 本体1,048円+税
    ISBN 9784870319646

    「築地あるき」発売記念サイン会
    日時:2009年11月28日(土)12:00~
    会場:墨田書房 築地店(築地市場内8号館)
    お問合せ:03-3542-2827

    では、コミティア2日前(深夜)です。
    明日は深夜設営の模様を実況中継したいと考えています。乞うご期待!?

  • 代表です。

    昨年の夏のコミティアにインド人のドキュメンタリー作家による取材が入りました。その番組がやっと来年1月頃にNHKのハイビジョンで放映になるらしいのですが、現在その監督が編集作業で来日中。

    実は昨年の取材ですっかり同人誌にはまった彼は、なんと自身の半生記を自らマンガ化し、さらに自国で同人誌を作ってしまったそうなのです。
    すべて英語で描かれているので、ちょっと読むのはたいへんですが、カメラワークの上手さなどはさすが映像作家だけあります。

    15日のコミティアでも、取材に協力した「池猫屋騒動」さんのスペースに置かれているそうなので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。

    20091113002328_00001

    では、コミティアまであと3日。
    会場で面白い同人誌に出会えるのを楽しみにしています。

  • 代表です。
    何となくCOMITIA90当日まで毎日更新を目指してみます。
    深夜になるかもしれませんが、どうぞお付き合い下さい。

    また少し遡りますが、10月の終わりの土曜日、「にいがたマンガ大賞」の審査で日帰りで新潟へ行ってきました。
    第1回から参加していますが、もう12回目になるんですね。
    ずいぶん歴史を感じるようになりました。

    この賞の審査で何より面白いのは、10代の中高生や小学生の描いたマンガを読めること。
    そこには、プロの模倣ではない、絵は拙くともストレートな主張があります。
    「自己表現」なんて言葉も知らない、まさに「描きたいから描いた」作品揃いなのです。

    とくに今年は小学生部門がすごかった。
    「ええっ、小学生でこんな難しいことを考えているの!?」
    「おー、主人公がすっごいピュアだなあ!」
    と審査が盛り上がりました。
    こういう作品を読んでいると、いつの間にか自分の眼についた「垢」がぼろぼろ落ちるようで気持ち良いです。

    彼らの何割がこのままマンガを描き続けるかは判らないけれど、この時期に自分の気持ちを込めた作品を描くのはきっと良い経験になるはず。
    彼らの成長がとても楽しみです。

    さて、COMITIA90まであと4日。当日、たくさんの作品と出会えるのを楽しみにしています。

  • 代表です。
    ちと日が経ってしまいましたが、先週の土曜日はなにげに忙しい日でした。こんな記録を日々さらりと書ければいいのにと歯噛みしつつ、振り返ってみます。

    午後2時、ジュンク堂書店池袋店で行われた芳崎せいむさんのサイン会にちらりとお邪魔。5年前に「金魚屋古書店」の原画展でお世話になって以来で、遠目にご挨拶しただけでしたが、お元気そうで何よりでした。
    今回刊行された「鞄図書館」は、とても芳崎さんらしい、本への愛情溢れたショートストーリー集で、読んでいるとまさに作品世界に惹き込まれます。装丁もとても素敵でした。ぜひご一読をお薦めします。
    2448

    「鞄図書館1」東京創元社
    判型:B6判並製
    ページ数:222ページ
    初版:2009年10月30日
    ISBN:978-4-488-02448-2

    さて、そこから神保町に移動し、先日開館したばかりの米沢嘉博記念図書館へ。準備期間中に幾度か中を見せて貰いましたが、無事開館して感慨深いものがあります。
    一階のショーケースには、米沢さんの趣味・興味・研究の幅を示す、マンガやサブカル系の資料がずらり。あらためて故人の底知れないスケールを実感しました。しかもその蔵書の整理はまだまだ途上。関係者の苦難の日々を心より応援するばかりです。
    200911071522001

    お次は徒歩5分ほどの明治大学で行われていた「マンガ・アニメ・ゲーム・フィギュアの博物館学」のトークショーへ。途中からの参加でしたが、コミケットの3共同代表、海洋堂社長らの非常に興味深い話を聞けました。特に主催の森川嘉一郎さんのこの仕事にかける情熱と覚悟に深く打たれました。
    200911071743000

    さて、こちらの閉会後はまた池袋のジュンク堂書店に戻って、編集者・松田素子さんのトークショーにこれも途中参加。松田さんはかつて偕成社からでていた「コミックMOE」の編集長だった方。往時少しご縁があったのですが、情熱的に仕事をされる方でとても尊敬していました。20年ぶりにトークショーの告知を見てお会いしたくなり、終演後にご挨拶したところ、私のことを覚えていてくれて感激しました。変わらずお元気で、精力的に仕事をされているご様子。お話を聞いていても、作家への深い愛情、粘り強い仕事の姿勢、真実を見抜く曇りのない眼、…ああ、本物の編集者とはこういう人なんだなあ、と深く得心した次第です。

    そんなこんなでいろいろ歩き回りましたが、実りの多い素敵な一日でした。こういう人たちとの出会いが、日々の仕事の原動力になりますね。これからもまだまだ頑張ります!

  • 代表です。

    今日はスタッフの事前集会でした。
    池袋の区の集会室でおよそ40人のスタッフが集まって、当日に向けての調整会議。今回はpixivマーケットとの合同開催やら、急遽決まった深夜設営など、イレギュラーな案件が多く、話に熱がこもりました。とくに深夜設営は泊り込みで、一般協力者を募集せず、久し振りにスタッフのみで行うので、かなりハード。でも、今日の打合せでスタッフの30~40人が参加する目処がたったので、何とかなりそうです。

    打ち上げはなじみのインド料理屋で大盛り上がりでした。

    さて、COMITIA90まであと一週間です。
    多数の来場をお待ちしています。

  • ti90_1

    さて、この週末にティアズマガジンvol.90が発売になりました。
    表紙はバターナッツ(視覚音痴)さんの可憐なジャージ少女です。
    主な記事は下記の通り…

    <FrontView>
    いのうえともこ〔いののお店〕
    鍵空とみやき〔子旅再生〕
    こーわ〔Ko-wa’s Inn〕
    器械〔秋田モルグ〕

    <外から観たコミティア特別版>
    しりあがり寿(マンガ家)×手塚能理子(青林工藝舎)×中村公彦(コミティア)

    <編集王に訊く>
    電撃大王GENESIS・高島宏暢

    販売書店については下記をご覧ください。
    http://www.comitia.co.jp/tias.html

    ぜひ、事前に入手して、チェック万端でお越しくださいね。
    (代表)

  • 代表です。

    サークル参加案内にてお知らせした、
    COMITIA90の前日設営(11/14〔土〕18:20~)は
    スケジュールの都合により中止になりました。
    今回の設営は深夜~早朝作業になりますので、
    コミティアスタッフのみで行います。
    一般協力者の募集は無くなりましたので、ご了解ください。
    開催直前になっての急な変更でたいへん申し訳ありませんが、
    どうぞよろしくお願い致します。

  • 代表です。
    今日はティアズマガジンの入稿前後から久し振りの一日休みでした。
    そこで思い立って、中央線一人旅に…。

    ■武蔵境駅
    駅前の「イトーヨーカドー」地下のフードコートをうろうろしました。
    駅は工事中でスポットが微妙に移動した感じ。
    200910301543000

    ■三鷹駅
    駅近辺を一周してやっとスポットを発見。
    200910301620000

    ■吉祥寺駅
    うーん、どうも思った場所が見当たらない。
    ここかなあ…?
    200910301702000

    ■西荻窪駅
    実は時間の都合でここが振り出し。
    200910301455000

    都合によりここで一駅飛ばして…。

    ■阿佐ヶ谷駅
    この辺からもう夜です。久し振りに行った「書原」の凄さに圧倒されました。
    200910301721000

    ■高円寺駅
    うーん、この駅も思った場所が見当たらない。
    高円寺文庫センター」に行ったらお目当ての物が品切れでガックリ。
    200910301901000

    ■中野駅
    ここは判りやすいけど、もう夜で駅の看板のバックライトで駅名が読めません。
    200910301733000

    さて、私は何のためにこんなことをしているのでしょうか?
    ヒントは今週末のティアズマガジンvol.90の私の編集後記をご覧ください。
    (この期に及んで引きですかっっ!???)

    …ということで、済みません。
    明日の土曜日は一日新潟出張なので、この続きは日曜日に。

    —————————————————————
    さて続きです。
    まず、残りの最後の一枚の写真を。

    ■荻窪駅
    実は我が地元駅です。
    200911011424000

    という訳で、この一連の写真は、
    「ジャポニカ自由帳」でコミティアにも参加する小坂俊史さんの
    『中央モノローグ線』(竹書房)のラストページの各駅の場面を
    実地で写真を撮ってきたものです。
    BlogPaint

    元は各駅の書店で同書を買うと貰えるペーパーをコンプリートしようと
    つい勢いで出かけた小旅行?でしたが、
    折角なのでこの風景を探して写真を撮ろうと思い立ったが運の尽き。
    撮影スポットを探して駅周辺をうろうろ歩き回る羽目になりました。
    (いや、作中に迷い込んだ気分でとても楽しかったのですが…)
    200911011150001

    あらためて、この『中央モノローグ線』は、
    ちと気が早いですが、個人的今年ベスト1マンガです。
    舞台となる中央線の中野~武蔵境の各駅に住む女子の日常から
    こぼれ落ちる独白(モノローグ)のセンチメントが胸を打ちます。
    中央線沿線の住人としては涙なしには読めません。

    個人的な思い入れで長々と申し訳ありませんが、ぜひ、ご一読下さい。

    chumono

    『中央モノローグ線』
    ■出版社:竹書房
    ■著者名:小坂俊史
    ■定 価:780円 (税込)
    ■発売日:2009年10月17日
    ■ISBNコード:9784812471715

  • 200910191655002

    代表です。

    無事、大阪から帰ってきました。
    写真は帰りの新幹線の中から見えた富士山です。

    昨日の「開会!」の記事は実は生まれて初めて携帯からの更新でした。
    しかし残念ながら会場写真のアップは叶わず。
    デジタル未開人なのでまだまだ道は険しいです。
    もうちょっと勉強します。

    さて、昨日の関西コミティアは大盛況でした。
    嬉しかったのは閉会近くになってもたくさんの人が残って、
    なごやかに楽しく過ごしていたこと。
    ああ、定着したんだなとしみじみ安心しました。

    はじめて広いOMMホールに進出した時は、まだまだ恐る恐るでしたが、
    あっという間に2ホールが普通に埋まる状況に。
    来年5月はなんと3ホール・700スペース募集です。
    いままで気になっていた人も、良かったら一度参加してみませんか?

  • 関西コミティア開会しました! 東京の委託本をたくさん持ってお待ちしています。(代表)

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