「考える夏」の話

代表です。
昨日は夏コミ2日目に参加してきました。
コミケ参加歴30余年ですが、これほどの暑さは余り記憶が無く、
ビッグサイトの会場上方には湿気で霞がかかって見えたほど。
あるサークルさんとの昔話で、晴海の初期にやはり同じ状態になり、
湿気が冷房の配管に結露してポタポタ水がたれて来た話をしたら、
「私はサークル参加で机に座っていて、屋内なのに雨が降ってきたのかと思いました」
と言われ、驚きました。
私は一般参加者でしたが、実害をこうむった体験者には初めてお会いしました。
いやはや、コミケに歴史あり、参加者にも歴史ありですね。

さて、閑話休題。

昨日は夕方5時から西のアトリウムで、
アメリカでコミック表現規制の問題と取り組んでいる
CBLDF(Comic Book Legal Defense Fund/コミック弁護基金)
事務局長のチャールズ・ブラウンスタイン氏の来日講演会があり、
海外の事例など非常に興味深いお話が聞けました。
とくに「日本で規制が進めば、海外の活動も影響をうける」という話が気になります。

氏はこのまま日本に滞在し、18日のコミティアにも出展参加されますので、
興味のある方はぜひお話してみて下さい。
通訳は兼光ダニエル真氏(翻訳家)が対応してくれます。

また、10日11日はりんかい線の国際展示場駅前で、
「みんなの党」の山田太郎議員が児童ポルノ法案改定案の反対演説を行っていました。
炎天下の中、2時間もエネルギッシュに訴える姿には心を打たれました。
今回の「ごあいさつ」にも書きましたが、この問題はこの秋に再燃すると思われます。
ぜひ、みなさんも「考える夏」にしてください。

それにしても、今日はコミケの3日目。
酷暑の中、設営日から4日間頑張っている
コミケスタッフの皆さんには本当に頭が下がります。
最終日の今日がどうか無事終わりますように!

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