代表・中村です。
お台場の日本科学未来館で開催中の第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展に行ってきました。
コミティアではおなじみのbelneさんが今年の功労賞を受賞されたことは、9/4のCOMITIA141会場内企画でもお知らせしたとおり。
記念展示ではマンガ教育者としてのbelneさんの軌跡を辿ったり、今回の審査員のマンガ家おざわゆきさんとの対談映像が見れたり興味深い内容でした。
また、今回のマンガ部門の受賞者でも、コミティアに縁のあるマンガ家の和山やまさん、西村ツチカさん、トキワセイイチさんの展示もあり、全体に見応えがありました。
エンターテインメント部門では「浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~」が受賞していて、思わぬ切り口に感心します。
アート・エンターテインメント・アニメーション・マンガの4つの表現をまとめて「メディア芸術」として扱うこの芸術祭の作品展は、相互の表現が越境し、影響しあうような楽しさがありました。
しかし既報のようにこの文化庁メディア芸術祭も今年で最後の開催となるようです。
私も2013年(第17回)で功労賞をいただいたので、この歴史が途切れてしまうのは残念な気持ちでおります。
また、この芸術祭の、商業作品も同人作品も区別なく扱う審査姿勢だからこそ、評価され発掘されたような受賞作品が多いことも、コミティアを運営する立場では大いに期待していました。
また何らかの形で再開されることを願っています。
ということで今年が最後の貴重な機会ですので、お時間のある方はぜひ足をお運びください。
第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
会期:2022年9月16日(金)~26日(月) 10:00 ~ 17:00
※9月20日(火)休館
会場:日本科学未来館(東京・お台場)
※サテライト会場あり
入場:無料
主催:第25回文化庁メディア芸術祭実行委員会