会長・中村です。
本日はマンガ大賞2023の授賞式に行ってきました。
私も同賞の選考員を務めさせてもらっているので、その一人としての参加でした。
発表された今年の大賞は、とよ田みのるさんの「これ描いて死ね」(小学館)。
高校生の女子たちが初めてマンガを描き、本を作って同人誌即売会に参加する本作品には、コミティアが重要な舞台として登場しており、作者のとよ田さんご自身も同人誌を作って何度もコミティアに参加されています。私も一ファンとして応援していたので、とてもうれしいです。
授賞式の質疑応答で、とよ田さんがコミティアに初めて参加した時の印象を尋ねたところ、作中の主人公同様に、たくさんの創作者が「表現したい」という純粋な気持ちでここに参加していることに衝撃を受け、コミティアを好きになった、と答えてくれました。また、いま参加しているサークルの皆にも、これまで通り好き放題に描いて欲しい、とも。
こうした部分はこれからの作品の展開にも重要なテーマとなるようです。
あらためて、とよ田さん、「これ描いて死ね」のマンガ大賞2023大賞受賞おめでとうございます!
この素敵な作品がさらにたくさんの読者に読まれることを心から願っています。