ティアズマガジン40 Push&Review全コメント

このアーカイブは、前回のコミティアで頒布された本に対する、
 1.ティアズマガジンPush&Review用に送られたコメント
 2.見本誌読書会アンケートのコメント
をすべてデータ入力したものです。書式は、

【本のタイトル/サークル名】
●コメント。
(投稿者の住所・ペンネーム)

となっています。掲載の順序は、サークル名が英字・ひらがな・カタカナ・漢字(コード順)となっていますが、編集の都合上順序が入れ替わっている所があります。あらかじめご了承下さい。

コメントがない葉書・イラスト主体の葉書は記載されていません。また、集計締め切り後に来たハガキも極力載せています。したがって、順位の票数と実際の掲載数が異なっていることがあります。

コミティア実行委員会

ハガキ
7 【ストロベリー/Silver speed】
5 【秋川市役所 ローラーブレード機動隊/メロン・ド・メロン】
4 【梅天27-20/てんがくえん】
4 【収穫祭/渡辺博光】
4 【プワゾン/百花繚乱】
3 【DTバニー/SONIC WORK SHOP】
3 【EXPO/expo】
3 【こんちくわかめ/いなおかひろみ】
3 【はい、およびです3/こまん堂】
3 【bootleg/プロバガンダユニオン】
3 【幻夢の○ロイン サイケデリック★マリ/大深海水淵亭】
3 【UNDER WAVE 3 中編/大村】
3 【創作少女/道楽者に月の冠】
3 【バカ殿城中記/波万波】
3 【Sally Cinnamon/夢貉】
2 【ION/ION】
2 【FLYER 19970209/Sweet!】
2 【女王様ナナカ/カレーライス師匠】
2 【なんとなくさみしい日には/こらそん文庫】
2 【ぎょっ!とパラダイス/はるまげ温泉】
2 【LONELY CHASER/インクボトル】
2 【ANGEL DIVER You/カスタムショップ大森】
2 【カミナリパンチ3/カミナリ・パンチ】
2 【ゴースト/サイエンスの幽霊】
2 【分岐点少女4/スタジオ夜行列車】
2 【うんこの町のメリー/ダリア】
2 【鳴本君/大村】
2 【橋本龍太郎の妙な冒険'97 1/2 激突世間悶絶バトル/滝季山影一国際騒動局】
2 【氷面鏡の妖姫/笛吹ワールド+綾】
2 【ハナとミズ/突撃蝶々】
2 【音泥棒/竜の子太郎】
1 【紅/ART GLAY】
1 【結晶標本2/C.H.COMPANY & MUTE Cafe】
1 【Ragenarok・4/Cis-ツィス-】
1 【SWEET DROPS/FOREST HOUSE】
1 【セントバレンタイン・デイ/GALALA Brand】
1 【SLIDE'96/JUNK MOBILE】
1 【KNIGHTS/MANON】
1 【ま○ちゃん/NON】
1 【IDEA 8/NORTH NOMAD】
1 【ぽちっとポチ/PAKKA CLUB】
1 【CHIHARU-MANIA/POWDER MILK】
1 【HEAVY NOVA/Plantation】
1 【TEMPTATION 15/Plantation】
1 【Parfait et Paris/Portemine book】
1 【おっぱい少年/SNEAKERS COMPANY】
1 【ALHIM OF TOWER/SWAT企画】
1 【キスをしてラブとかいって/Sweet】
1 【王様行進曲/TAUPE】
1 【LIE-嘘-/WARU2】
1 【死が二人を分かつまで4/WINDOM】
1 【子供らに花束を1/WORLD'S WEEKEND】
1 【コミケットの歩き方8/OB会】
1 【れいにぃ・れいん/あめふりくまのこ】
1 【3年2組のなかまたち/いばらぎや】
1 【Albusala-アルバサーラ-/うっちゃんS】
1 【縁起物・2/えぢそんず】
1 【帰郷/おがわさとし】
1 【DEPTH PSYCHOLOGY/かえる企画】
1 【あぐりとすまよspecial/かきくけ工房】
1 【水曜日の憂鬱/かまぼこプロジェクト】
1 【「あ"」/くまちゃんず】
1 【SUN☆FISH PARTY vol.4/さん☆ふいっしゅ ぱぁてぃ】
1 【ネオン5/しののめ(吉永小秋個人誌)】
1 【まよねーず・ぷぷぷ/ちゃきんずし・ぱーてぃ】
1 【ねおお6号/つばめれーべる】
1 【SODA SWEET/ななつのこ合唱団】
1 【想霞/のーすパレット】
1 【北欧へ行こう!/びいどろ亭】
1 【Happy Birth/まんまねえ屋】
1 【英国遊山3/れぷん公司】
1 【3日のいのち/アヒル艦隊】
1 【信号が赤になったら止まれ そしてさあ青になったら進め 黄色は自分で決めろ/アヒル艦隊】
1 【アロワナ通信/カネハル】
1 【Green Turf 9/グリーンターフ】
1 【RABBIT FOOT O TSUKAMAETE ACT7/グループダンジョン】
1 【菜の花夜想曲/サリーガーデンズ】
1 【ANSWER 5,6/スタッフWHY】
1 【CELESTINA/セレナフィービー】
1 【ひみつのリラちゃん/チャタベース】
1 【トリックカップル/チュンチュン】
1 【Love from the bathroom 1/プロパンダユニオン】
1 【魔女娘2/ペケペケ倶楽部】
1 【RUNNING OVTERS DOWNUNDER/ホランドテラープロダクション】
1 【たらふく2/マメダヌキ友の会】
1 【ああ云えば上祐/ユニーク学園マンガ部】
1 【KIDS/宇都宮斉作品集】
1 【カナディアン・エクスプレス/英国犯罪博物館】
1 【海岸通りでお茶を/海岸通り】
1 【PINUP GIRL'S A GOGO/喜詩屋】
1 【美しい日本語を規制の魔の手から守る本<ことわざ編>/規制絞殺同盟】
1 【JOKER/兄貴ッ娘倶楽部】
1 【半月夜に見た夢は…/月砂時計】
1 【やったね! カイザー号/光速船】
1 【シアワセ行進曲/山川直人】
1 【シュルータ/紗羅】
1 【人生8/人生】
1 【Works2/青空倶楽部】
1 【終わりの詩(はじまりの詩)/青空倶楽部】
1 【Piece(s)8/絶対安全少年】
1 【カリレオ探偵社「脅迫者」/大吉屋ファクトリー】
1 【臥竜傾城緑七十二候・十四/大魔人本舗】
1 【L.D.K. #1/地方出版】
1 【オマージュ/地方出版】
1 【ラヂオ屋の電波使い/池部ハナコ】
1 【簡易人工受精/池部ハナコ】
1 【MAGURO FACTORY 4/昼寝堂】
1 【八色伝説異聞帖-銀の章-/天倫堂】
1 【御佛前/渡辺博光】
1 【TWO-TONE2/東京あたま企画】
1 【夢見る少女になりましょう/東風の吹く国】
1 【噂の新装/日本中央競馬調教師会】
1 【奈々ちゃんが1番!/猫の手貸します】
1 【きろぽすとvol.3/年寄工房舎】
1 【炎光伝承総集編/播磨屋本舗】
1 【陰陽芸大/瓶詰天国人形地獄】
1 【WHITE SILVER/無限軌道+TRANSFORMATION】
1 【ジュークボックス/有閑貴族】
1 【あたたかい鍵盤/藍色劇場】
1 【ほんこんIMPOSSIBLE/旅は道づれ&世界征服】
1 【COTERIE/林檎堂】
1 【私立成崎学園総集編/刹那主義】
1 【空華眩眼/羅殺夜叉乃】

読書会
6 【あたたかい鍵盤/藍色劇場】
5 【バカ殿城中記/波万波】
4 【ぎょっ!とパラダイス/はるまげ温泉】
4 【やったね! カイザー号/光速船】
3 【烏/神の計画社】
3 【COTERIE3/林檎堂】
3 【Sally Cinamon/夢貉】
3 【Mari's/Mari's】
3 【王様行進曲/TAUPE】
3 【うんこの町のメリー/ダリア】
2 【府中…時の迷宮/あびゅうきょ工房】
2 【あんず山短大寮事件簿/どりあんしすたーず】
2 【英国遊山3/れぷん公司】
2 【You Love COMIC DON'T You?/アートファクトリィ】
2 【春夏秋冬/ファミリーレストラン(青翠社)】
2 【とにかく深く眠りたい/怪盗パンダ(毒ウサギ)】
2 【そこは全てが快適でこれといって不満はなかった/散歩の冒険】
2 【MAGURO PROJECT 4/昼寝堂】
2 【収穫祭/渡辺博光】
2 【創作少女/道楽者に月の冠】
2 【明電まがい/瓶詰天国・人形地獄】
1 【ともだちの条件/BAO協同組合】
1 【what shall I do Now?/BLUE TIT】
1 【Yes/CLUBフルスロットル】
1 【なみうちぎわ/COMME CHINOIS】
1 【ナチュラルウォーター/COMME CHINOIS】
1 【月兎4/CRYSTAL BOX】
1 【お茶画誌1/CoToRi-TEAM】
1 【SIESTA/FAIR-CHILD】
1 【怪傑!!らせん様/HIRO.PON出版】
1 【CONDENSED ION/ION】
1 【赤い花白い花/ISOTOPE】
1 【ディグコレ/Life Dig】
1 【月猫/Limbo】
1 【COMBINATION/M3出版】
1 【KNIGHTS/MANON】
1 【GOLI GOLI COMIC 1/ORIGINAL BOX】
1 【CHIHARU-MANIA/POWDER MILK】
1 【天使の仮面/Paper-doll】
1 【HEAVY NOVA/Plantation】
1 【火炎天女/RAIKA】
1 【a/b/SAND RAT】
1 【ストロベリー/Silver speed】
1 【LOST COLOR/ULJU】
1 【divider/WIRED】
1 【サロメ/Winter garden】
1 【みんなのうたの逆襲/X2000環境向上委員会】
1 【SORTIR/XX】
1 【50/50/m'key brand】
1 【ぺんぺん/あとりえだば】
1 【さらさら/あまちゃづる三昧】
1 【48hの住人/いちふくじん】
1 【イメイジ.オルシコン3号/いばらぎや】
1 【DEPTH/かえる企画】
1 【ひらいてごらん。/かひ&doggie chocolate】
1 【なんとなくさみしい日には/こらそん文庫】
1 【縁起物1・2/しまい屋&えぢそんず】
1 【おもいでかんづめ/つきとさかな】
1 【Marder2/どりあんしすたーず】
1 【SODA SWEET/ななつのこ合唱団】
1 【やおい本/ねね】
1 【満月/ぱわふるシスターズ】
1 【風景印・旅行貯金-第2版/ぴーち&ぴんく研究所】
1 【ハッとしてZoo/ふるぐむーん】
1 【鳥~あこがれ~/ぶちねこCLUB】
1 【西風の国/ぷらねたりうむ】
1 【クウカンウキゴロ/みりめとる】
1 【温泉さだまさし/みりめとる】
1 【ウミヒコ・ヤマヒコ/アヒル艦隊】
1 【LONELY CHASER/インクボトル】
1 【ねこばか入門/カワノさかな】
1 【ガラス通信/グループ自由巣】
1 【SONIC FRAULEINS/サークルまんてん】
1 【新自衛隊四方山話2/システム86】
1 【見えないチカラ/スイスイフロート】
1 【K/スタジオ紀行局】
1 【トリックカップル/チュンチュン】
1 【ラックスが来た日/トボフアンカル・ミニ・メディア】
1 【MELTY KISS 2/ドリームシップ】
1 【COMBI-NATION/ヌーヴェルナイツ】
1 【RUNNING OUTLETS/ホランドテラープロダクション】
1 【秋川市役所 ローラーブレード機動隊/メロン・ド・トロン】
1 【猛獣使い/ヤマダ企画】
1 【認識物理学原論/暗黒通信団】
1 【冷たい動物園/宇都宮斉作品集】
1 【カナディアン・エクスプレス/英国犯罪博物館】
1 【MODEL GUN/怪盗パンダ(毒ウサギ)】
1 【水紋/月見堂】
1 【MOON SHINE/月光密造社】
1 【明ける夜の幻想詩人/月砂時計】
1 【GoGoミカロン/元彪堂】
1 【英雄のそばに…/幸せの島】
1 【おとめときんぎょばち2/春霞】
1 【こみっくV/勝尚哉】
1 【こみっくV2/勝尚哉】
1 【アタマに野バラ/笑う魚と虫喰女】
1 【ACT 7/総合創作研究所】
1 【鳴本君/大村】
1 【暗闇天狗始末之記1・2/中村屋】
1 【銃劇/直立不動産】
1 【関ケ原・上/天下御免丸】
1 【怪盗T/唐鏡(グランド電柱)】
1 【harmony/東京自由自在】
1 【LUNAR MAZE/桃とナイフ】
1 【タカハシ/特異境界】
1 【SENTIMENTAL JOURNEY/突撃盛貴堂】
1 【夢路亭邂逅録/突撃盛貴堂】
1 【VAMPIRE KILLER/斑鳩】
1 【山海経異聞/猫眼】
1 【極東文学書報/瓶詰天国・人形地獄】
1 【東京漫画喫茶事情(第3版)/風眠舎】
1 【WHITE MAGIC/魔法のお店】
1 【コンポーザーK氏の悩み/夢幻崇烈】
1 【歯医者さん本スペシャル はがいたいということ基礎編/無限軌道】
1 【緑水劇場/藍色劇場】
1 【音泥棒/竜の子太郎】
1 【とうかい総合口座通帳 倒壊銀行/驢馬舎】

P&R葉書全感想紹介

【紅/ART GLAY】
●始めて来たコミティア37でいきなり目を引いたのがこの作品。ストーリーもさる事ながら、その画から発散するパワー&魅力は他の人の作品に混じっても、かなり上位に食い込むのではないのかと。「絵を描いている」というよりもまさに「絵を演っている」という感じです。すっげカッコイイでやんの。今回(コミティア39)では「TITLZ」という予告チラシ本しか新刊がなかったのですが、その予告見ただけでもかなり期待大です。(特にBLACK ROSEの春日ひろさんとの合作とゆーのが(笑))(埼玉県・不安区)

【結晶標本2/C.H.COMPANY & MUTE Cafe】
●遊佐未森の音楽から生まれたオリジナルストーリー集。彼女の清楚な音世界をビジュアル化した作品達です。一貫したデザインワークの美しさも見事です。(群馬県・パンダ猫)

【Ragenarok・4/Cis-ツィス-】
●カッコイイ男達には不幸な生き方をしてほしくないと思う。(暁奈は幸せになれるのかしらね…?)(東京都・ほうがめぐみ)

【EXPO/expo】
●EXPOの本は、今回初めて読みました。こんなすごい本出しといて解散なんてひどいわ。出会いが遅かったのね私たち。…とにかく、超、かっこいい。ブッ壊れ方が生半可じゃない。もう、ゾクゾク、きた。(そんな私も、きっとブッ壊れた人間なんだろう。) コミティア史上に残る名作。こういう本が永く、広く、たくさん売れてほしいと、同じまんが描く者としても切に願う。(あと、この本をイイと思う女が増えてくれることも願う。そんで、"きゃーヒタカさんすてきー"とかいう女が現れてほしい。そしたら、これをこえるまんがを、もおすぐにでも描いてくれるような気がする…。)(兵庫県・瀬尾夏代)
●なんてゆーか、「やられた」ってかんじ? ヒタカヒロフミ氏の冒頭のネームだけで。みんな切実な問題を抱えているってこと? ヒタカ氏のような、完成されたスタイルを持ってる人が、それをあえて捨てようとしている、その姿勢に共感。もっともっとスケールの大っきいことをやってほしい。まーだまだ。落ち着くには早いってこと。(東京都・キリギリス)
●メンバーの個性がバラエティにとんでいるのに本としてのトータリティが高いのが良かった。ふつうは似たマンガを描く人が集まりがちなのに…。でも、読んでいるとやはり共通点が見えてくるような気もして、以前ティアズマガジンでシテキしていた方がいましたが、「乾いている」感じがそれなのだろうか? 私がコミティアにくるようになったのは「HEAVY METAL」以降なんだけど、己れのところのサークル参加も読者としても参加もルーティンワークと化していたのではないかと考えさせられるEXPO解散であった。わしはそんなにエラクないけどね…。コミティアにくる楽しみが一つへってしまったわい。(東京都・虹野末路)

【SWEET DROPS/FOREST HOUSE】
●王国シリーズものが続いていたERIKOさんですが、今回はアヒルのニコルソン達のカントリー・ワールドでホッとひと息。ぽかぽかのひだまりで読みたい一冊です。
(群馬県・のびたっち)

【セントバレンタイン・デイ/GALALA Brand】
●コピー本なのに、キレイで、ポスター付きがよかったです。20部限定本だったので、手に入れられよかったです。又、次のイベントも期待しています。(東京都・AKIRA)

【ION/ION】
●五百蔵容さんの「Halleluiah Song」がイイ。純粋無垢な紅色の美少年・リアム君があなたのハートをゲット確実。社会や個人が内包する暴力に丸腰で立ち向かおうとする彼が、これからどう成長していくか(或いはエヴァの様に崩壊してしまうのか)とても楽しみです。(神奈川県・大塚昌)
●月刊、週刊と雑誌の発行でたとえるならコミティア刊雑誌と呼べるのが「ION」です。今回残念ながら10は出ませんでしたがそれまではコミティア毎に発行されていたのには感心させられます。
本の構成は3人の方がそれぞれの作品を連載形式で発表している同人誌では珍しいタイプです。それだけに毎回続きを読みたくてヤキモキさせられます。読み出したら離れられない魅力を持った作品ばかりですので、百聞は一見にしかずのことわざどおり自分の目で確かめてみてください。
こういう本があるからコミティアに足を運んでしまう1冊です。(東京都・YAMAKAZU)

【KNIGHTS/MANON】
●5巻完結予定の続きものの2巻目が出ました。王室ファンタジーロマン…かな、話のジャンルとしては。野真奈美さんの描かれるキャラクターは、いつも生き生きとしていて、読んでいる方も元気になりそうです。王室の権力をめぐってのドロドロとした裏の争いとかもあって、この先が楽しみなシリーズです。(神奈川県・秋葉勇士)

【ま○ちゃん/NON】
●恋愛と性的関係の狭間で思い悩む女の子に愛の悦びを教え導くためにやって来た、自称「愛の天使」ま○ちゃんのお話。江川達也の影響強し。しかし恋人達(特に女性)を見守る視線の暖かさとキャラクターのかわいさは作者自身のものだと思う。ちなみに『ま○ちゃん』の読み方と意味を知りたい人は、本を読めば分かります。(神奈川県・大塚昌)

【IDEA 8/NORTH NOMAD】
●足掛け5年ついに500ページを超える大作となりました。(全10巻を予定されているとの事です。)内容的には未来社会を舞台としたSF作品です。共通の世界観を持つ日常をテーマにした作品に対して、SF作品というのは独自の世界観を持たせるため大変な苦労があると思います。
新しく読まれる方の為にもストーリーには触れませんが、ある事件をきっかけに政府に追われる立場となった4人のESPの逃亡生活を中心に話は進みます。その中で、仲間を思いやる気持ち、心の絆が描かれます。そして仲間を思うゆえに…
とにかく「人」というものをしっかり捉えた作品ですので、SFはちょっとという方でも楽しめると思います。
5年という期間で描かれているので作者の「のわき ねい」さんの絵やページ構成等の変遷も楽しめます。(どんどん上手くなっていきます)(東京都・山下和宏)

【ぽちっとポチ/PAKKA CLUB】
●私の友人の本です。ひいき目ではなく読むと幸せになれます。生き物と一緒に暮らす幸せを実感して欲しいです(東京都・佐々木かずえ)

【HEAVY NOVA/Plantation】
●人工生命体をモチーフにつかっているけど、よくありがちな「人工物にも心は宿るか」とかそんな陳腐なテーマじゃない。コンピューターウイルスや人工生命体を扱っても、設定マンガにならず、オオノさんの独特の「感覚」での書き方には、毎度のことながらうなってしまう。「さすが!」
「伯爵」のストーリーと「ジャック・ノー」のストーリーと、ふたつおいしい話が書き込めたにもかかわらず、後者に絞り込んで前者をバッサリ切り棄てたのは英断だとおもう。ジャック・ノーというキャラクターが、よくある基本設定の中ながらとても魅力的に描かれている。(また機会があったら「伯爵」の話もかいてほしいなあ。どう? 知り合いだから頼んでみよう)
ただ一つ難点をいえば、専門用語。小道具でコンピューターウイルスが使われているが、コンピューター知らない人はここでつまづいちゃうかもしれない。でもそんなのものともせず読ませちゃうし、それがわからなくても充分楽しめる話なので平気かな? 外せない設定だし。ウイルス「キリエ」の設定を生物ウイルスにひっかけた設定にするあたり「あっそうか」って思う。(いつもだけど専門用語の卜書きがスゴイ正確。専門職の僕が見てもナルホドと思ってしまうから頭いいなぁ。)
オオノサーン! クズまんがもまってるからね!(?・?)

【TEMPTATION 15/Plantation】
●オオノさんの人間絵のまんが(?)は、ビジュアルは美しいし、題材もミリョク的だなといつも思うんだけど、毎回ネームはメチャわかりづらいと思ってました。(何回もよみ直せる楽しみもあるんだけど…)でも、この本はすんなり読めて、セリフとかもすっとかみ合っていて、おバカな私でも1回で話に入れてよかったです(神奈川県・タナカ)

【Parfait et Paris/Portemine book】
●パリ旅行記本…といってもガイドブック的なものでなはなく絵日記風にかかれていてしかも食い物の事が異様に多い!!(笑) 次はベトナム本だそうですが楽しみです。(京都府・中村オハル)

【CHIHARU-MANIA/POWDER MILK】
●メイドさんシリーズで人気の工藤ちはるさんの珍しい(?)恋愛ものです。中心となっている「猫の生活」という作品は好きな男の子に「猫みたいな女の子が好き」と言われた女の子に猫の耳がはえてしまうお話でコミカルだけど純愛の、読後感のとてもいい本です。(東京都・YAMAKAZU)

【ストロベリー/Silver speed】
●EXPOは大好きだったし、メンバー全員の漫画それぞれたのしんでたけど、解散後のヒタカヒロフミのソロ第一作目の本書は、EXPOの時の漫画より面白かった。一人になってはりきってるのか、初々しい感じがして、これからが期待できそう。もっともっと恥ずかしいマンガをいっぱい描いて、僕らを赤面させてください。(東京都・山川直人)
●短くとも作品一杯で、読んで得した気分。(東京都・武田五条)
●個人で作ることの理想的な形のひとつ。「音」を感じさせずにはいられない作者の作風が「本」であったり「漫画」であることを忘れさせてしまう。表現としか云いようのない骨のある1冊。男前。(大阪府・深沼元昭)
●この前、解散してしまった"EXPO"のヒタカヒロフミさんの個人サークルの本です。毎回毎回ヒタカさんの作品は、心にぐっとくるものがあります。御本人は「一番ヤバイ。」と書いてらした"lotte"も良いですし、中でも私は"OPENING"がスキかも。もうオススメ!(東京都・西尾ちゃちゃ)
●ヒタカ氏の作品は今回初めて読んだ。「わたせせいぞうクール」って感じで、自分には理解し難い類のマンガ、と最初は思ったのだけれど、おっかしいなあ。なんか妙にひっかかる。それは"lotte"の甘さのせいなのか、いやペーパーがイカしてたせいかな。俺もカジくん好きだし。
だけど一番の要因は、"OPENING!"の青春度合いにアテられたから。狼になり魚になり、鳥になり風になり、幾度も生まれ変わりながら、一直線に遠くの好きな女の子のものへ向かう「僕」。彼女をこの腕に抱き締めてはじめて「僕」は「僕」自身になる。世界をリアルに感じる。そこから「僕」の物語が始まる。
熱いっす。正に青春なのです。ただこれに対して胸に迫る様なリアリティを感じないのは、きっと俺がタバコも吸わないガキだからなのだろう。次も買うかどうかは分からないが、気になる存在ではあるよ、うん。(神奈川県・大塚昌)

【おっぱい少年/SNEAKERS COMPANY】
●この本について口に出すと恐いので何もいいませんが、この本について堂々と言える奴はその道の人間の中で最もフリークスな人と見た!!(神奈川県・金子久)

【DTバニー/SONIC WORK SHOP】
●もう続編がバンバン出そうな設定なので、しばらくは幸せな日々が送れそうです。あとは、良い印刷所を使ってくれることを祈るのみ…!(神奈川県・平野俊幸)
●「LOST DRAGON」もよかったですけど、これも可愛いーっ。 このタイプのノリって大好きです。次回も大キタイ!(東京都・大槻忍)
●面白いよコレ。ノリも良いし、コスプレ変身ヒーロー物(?)としてかなりチャーミングな一冊。次回が楽しみ。週刊連載で読んでみたいな。(神奈川県・大塚昌)

【ALHIM OF TOWER/SWAT企画】
●商業誌に連載していたマンガの再録集なのですが、最近、ゲームばかりの北神さんの久々のオリジナルです。進研ゼミという特殊な場で発表(連載)されていたもので、大衆的な冒険ものになっていますが、明るく(多少ふざけた部分もまぁありますが)それでいて、考えさせられるストーリーになっています。
ただやはりどこかあっけない終わり方は、もの足りなく感じる方も多いのでしょうが、対象が小学生の雑誌(なのか?チャレンジは)だからでしょうね。
でも、なつかしのキャラも有り、止まっていた他のオリジナルの続きにも期待させてくれる一冊です。(東京都・七緒凪)

【FLYER 19970209/Sweet!】
●もはやこれはチラシではない。両面フルカラー。小学生が主人公のかわいいお話入り。無料配布だ。いいのかタダで。申し訳ないけど、優しい。
小学生がジャリだなんて思うのは自分が年をとったせいなのだ。小学生は大人が思う程子供なんかじゃない。
「ひみつのトトロ」が延期になったとのこと。配偶者裏切りモノは反発を抱く人もいよう。私も期待してたけど、延期という選択も納得がいくような気がした。作者はきっと優しい人なのだと思う。
繰り返すけれど、これはただのチラシではない。立派な漫画作品なのだ。(大阪府・ナツミ)

【キスをしてラブとかいって/Sweet】
●…やっぱラブだよね…。ラブがなくちゃね…。ふう…。平岡さん(作者)は、ラブを描こうという、ラブに向き合う姿勢も、自分の本に対するラブも、深くて、まじめで、素直なんだなぁ、と思う。(ホメすぎか?) まんがだけ読んでてもわかんないそういう所が、ライナーノーツで読みとれる。P32の最後んとこは女として作者としてちょっと感動した。(小澤健二みたいだけど、泣けた…)(兵庫県・瀬尾夏代)

【王様行進曲/TAUPE】
●とてもよかった。読みおわったあとに、曲が(エンディング曲)がながれてきて、じーんとなった。ぎゅっとしたくなった。何度も何度もみたくなった。(千葉県・DA)

【LIE-嘘-/WARU2】
●男性の視点から見た「女の子」への愛のあふれんばかりの"うそ"は、ロリータの心をくすぐる。Hシーンがメインの"エロ"、しっかりと生々しく、本番シーンを描く様はさすが男性。彼の目から見た女の子がまた、愛らしい。小さいなりに懸命に尽くそうとする女の子、男心は複雑らしく、心の中でそっと彼女に語りかける。「君が傷つかない様に僕はやさしくてエゴに満ちた嘘をつく。」そして、物語の結末(性欲の結末)の男の言葉に、やわらかなため息がもれる。(三重県・匿名)

【死が二人を分かつまで4/WINDOM】
●吸血鬼もののシリーズですが、ありきたりの吸血鬼小説で終わらないのが前田栄さんたるゆえでしょう。続いていてもそれ1冊で読めるので、吸血鬼にされてしまったカールの苦悩とカールをめぐる人間もように興味をもたれた方におすすめします。(東京都・七緒凪)

【子供らに花束を1/WORLD'S WEEKEND】
●今、一番気になるサークルさんです。発行されてからだいぶ経っているのですが、1票。続き楽しみにしてます。(千葉県・兄貴ッ娘)

【女王様ナナカ/カレーライス師匠】
●夏コミで買ったのに、ドサクサで行方不明になってしまい、今回友人が買ったのを見せてもらいましたが会場で読んで後悔。涙が!!(笑) 「ここで読むな」といった友人の言葉の意味が身にしみました。(埼玉県・甘栗妹)
●凄かったです。すべてムチ打ってシメてるところとか。「打って終わる」本でした。同人誌では、私にとっての初めて買ったぶ厚い本でした。それが女王様の本。うーん。記念ですね。しかもこの本はテーマが女王様ですがちっともHじゃなくて、むしろ感動して泣けてしまう本です。女王様に憧れる人は読むべし!と思います。商業誌で連載してただけある…という読みごたえのある本でした。(東京都・KAY)

【コミケットの歩き方8/OB会】
●コミケット準備界スタッフを中心とするメンバーによる、内幕暴露及びコミケットをめぐる諸問題への意見表明を旨とする評論誌。良くいえば悪びれず率直であるし、悪くいえば実もフタもない。しかしこうした本(場合によっては恥部の公表になりかねない)をあえて出す人々の勇気には敬意を表します。良くも悪くも、コミケットの現状を示すものと言えましょう。ただそれ以上に私が感じたのは「表現は、表現者の言わんとするところ以上に、表現者の人格そのものを伝える」ということです。あとは皆様でこの本を手に取って各々の考えをめぐらせて下さい。(千葉県・堅井雲孝)

【れいにぃ・れいん/あめふりくまのこ】
●りゅうらさんの素敵な絵本、第2弾です。出張先のホテルで何度も読み返してました。 悲しい顔をしてると悲しくなる。明るい表情でいるなら、きっと楽しくなる。それを知っている作家さんだからこそ、この方の描く子供達の笑顔は一層素敵に見えるのでしょうか。 原稿はカラーとのこと。ぜひ色つきで見てみたい! そんな気持ちになる、あったかい1冊です。(千葉県・大澤肇)

【こんちくわかめ/いなおかひろみ】
●「いなおかひろみ」は芸術家だ。"同人誌界"などというけったいな世界とは一線を画している。彼女のつくるものは大らかだ。そして、強い。やさしい。同人誌即売会でしかさばけないあたしの"モノ"とはわけがちがう。
彼女の"モノ"ならどんな国籍、どんな年齢層の人でも、同人誌即売会でも街角でも売れてしまうだろう。商業誌だろうが、ギャラリーだろうが、自費出版だろうが、彼女"モノ"はメディアを選ばず世界を渡ってゆくだろう。あたしはうらやましいし、彼女を尊敬する。貴重だ。大切に見守っていたい。…というあたしの心を彼女の作品は守ってくれている。そんな気がスル。(奈良県・森真理子)
●「同居人」の先生の家の住所をおしえてほしいナー。(千葉県・DA)
●「キッチンスタジアム」にはいろんなことをおしえて、いろんな人にみせたくなった。「同居人」すごーく大好きです。この本を妹にプレゼントしちゃおうと思いました。(また自分の分も買いにいこうと思いました。)(千葉県・DA)

【3年2組のなかまたち/いばらぎや】
●この作品を読むとランドセルをしょっていたころの自分を思い出します。学芸会の演劇でキンチョーした事とか、宿題忘れて居残り(別名、居残り大王。(笑))した事とか。とにかく、一度読んでみてください。あったかい雰囲気の作品です。背景の絵もいい味、出してます!(東京都・D急品川)

【Albusala-アルバサーラ-/うっちゃんS】
●実は、妹が買ってきた本なのですが、いいなと思ったので一票。創作でこういう厚い読みきりはあまりないので嬉しいです。感想はと言いますと、ばくぜんと「命って何だろう」と考えさせられました。他人の命を断つことは必ずしも悪につながるのか、又己の命の場合は?そして名誉の死とは、残された者達にとってもそうであるのか?結局、その結論は作者側から読者に押しつけられることなく終わっています。自分なりに考えてみろということでしょうか。なのにストーリーはとてもきれいで、気持ちよく読めます。でも、もう少し長くてもよかったかも。(東京都・羽柴湧貴)

【縁起物・2/えぢそんず】
●・・これも「日常本」になるのでしょうか? 作家さんの、イベントでは見られない表情がたくさん見られて面白かったです。 少々内容が危険(?)なようですが、次回があったらまた読んでみたいです。(千葉県・大澤肇)

【帰郷/おがわさとし】
●読んだ人全員がハガキ出すと思うけど俺も出す!! ちょっとまってよ、なんでこんなに泣けるんだよ、寝る前に読むんじゃなかったよ。「忘れないから」って、あーもーそんなコト云わないでよ。(東京都・室姫おるこ)

【DEPTH PSYCHOLOGY/かえる企画】
●やたらHくさい本。内容はイラスト数枚と短編のマンガ2本とゆー構成で、イラストはSMモノやビザール系のいかにもえっちっぽい代物なのだけど、特筆すべきは2本の短編の方。女の子同士のキスと、ラズベリーまみれになった女の子の手を舐め上げる男の子の話がやたらとなまめかしい。えっちでなまめかしいクセに、よくあるオカズ本のような媚びの無い、好感の持てる本です。(でも一番好きなのはオマケマンガのける夫婦の出産とそれにともなう破局)(埼玉県・不安区)

【あぐりとすまよspecial/かきくけ工房】
●ものすごーく丁寧でコピーならではの凝った本です。猫好きにはたまりません。 同じく猫本を出している私なのでもっともっと頑張らなくちゃと思います。(東京都・佐々木かずえ)

【水曜日の憂鬱/かまぼこプロジェクト】
●私はあまり"絵ゴコロ"はないけれど、背景がうまく描けていると思いました。わりと好きですよ。ミステリーもの。(東京都・AKIRA)

【「あ"」/くまちゃんず】
●ちいさい本で「がらがっしゃん」に会いたくなりました。(千葉県・DA)

【はい、およびです3/こまん堂】
●久々の新刊、妙にマニアックな小道具や力強いギャグがすごい。しばらくお休みするそうですがなるべく早く帰ってきてほしいです。(東京都・吉田かずのり)
●コミティアでは珍しい気のする、パロディ的でない純粋なギャグまんがです。いやーなんか、ベタなんだか不条理なんだかよく判からんところが面白い! 絵も妙ーに勢いがあって好きです。何も考えず笑いたい人におススメ! アレがネコっつって話が通ってんのがスゴイよ。(神奈川県・タナカ)
●鳴呼、このシリーズ結構好きだったのに、これで終わりなのね…。 下町に住む貧乏な正義のヒーローと、東京を滅ぼそうとしているセコい悪の結社の軽い(日常?)を描いたショート・ストーリーです。アナクロい絵柄とマニアックな展開と25禁ネタ(笑)が、いい味出してます。(神奈川県・あんどんねこ)

【なんとなくさみしい日には/こらそん文庫】
●商業誌に描いてらしたころから好きだったし、同人誌を出されるようになってからも、本をずっと買っていたけど、なんとなくファンレターも出してなかったなぁ…。 スミマセン。 と、いうわけで、とりあえずこのハガキでラブコール。 とにかくこの人のセンスが好きで好きで…本を手にすると「ほーっ…」としちゃいます。この本もそうだけど、最近は短編が多いので、ぜひ、また長編を描いてほしいです。そして、できれば、またプロに戻ってほしい人です。(静岡県・榛葉尚巳)
●ばけこ様の物語はあったかい。冬の陽だまりで、ほっこり日向ぼっこをしている心地良さ。何もかもうまくいかなくて落ち込んでいる時、思いがけずかけてもらったやさしい言葉。そんなぬくもりがある。ささいなことかもしれないけれど、このぬくもりとうるおいがあれば、人生は何倍か豊かになると思う。(埼玉県・清水悦子)

【SUN☆FISH PARTY vol.4/さん☆ふいっしゅ ぱぁてぃ】
●この中で、友永拓美さんの作品「夢のひき潮でおやすみ<問題提起編>」が良かった。「夢と現実」をテーマにした幻想的な作品。絵が親しみやすく。画面構成もわかりやすい。そして少女漫画的なテイスト、何か底に透明で純粋な空気が流れていて好きだ。
このシリーズは、SUN☆FISH PARTYのlol.1~にも載っている。また、同じ作者の個人誌で、SF系の「TOO LATE」もおすすめ。(神奈川県・松崎潤)

【ネオン5/しののめ(吉永小秋個人誌)】
●バイト青年・星野くんとへんなサラリーマン、カマタさんのお話 第5弾。また新しいキャラクター(秀ちゃん)が出てきて、これからどうつながってゆくのか、楽しみです。(神奈川県・末吉薫)

【まよねーず・ぷぷぷ/ちゃきんずし・ぱーてぃ】
●いつも奇抜でかわいらしいタイトルの、Reikoさんの久々の新刊です。何でも、これ作ってた為に遅刻したとか。ふにふにで、どっしりした(笑)キャラが相変わらず魅力的です。(神奈川県・あんどんねこ)

【ねおお6号/つばめれーべる】
●意欲的な作品ばかりですので、ティアズマガジンで紹介してあげてください。いやマジで。(東京都・武田五条)

【梅天27-20/てんがくえん】
●よく、テスト前になると、ファミコンがやりたくなったものだ。作者の庭にかけるエネルギーはそれに近いんじゃないだろーか? …現実逃避…(埼玉県・ヒロアキ)
●不思議とはまってしまう本。次はどんなのが…? とついつい思ってしまいます。(福島県・美夢)
●シリーズモノ(?)のガーディニア本。なんとなく笑えてしまえて好きです。(埼玉県・てるてる)
●絵の上手な人だと思う。12ページから15ページまでのマンガがいい。動いている。上手いけど動いてないマンガも多い中で。(滋賀県・KAYO)

【SODA SWEET/ななつのこ合唱団】
●今市子様の「千金の夜」シリーズが最終回を迎えた。とうとう終わったかと思う反面、え、これで終わりなのという気持ちもある。肩すかしをくったような気分なのだ。
私は、どんな結末を予想していたのだろう。少なくともこんなおだやかな終わり方をするとは思っていなかった。決定的に壊れてしまうのではないかと恐れながらも、それも高木と松永にとっては仕方のないことかもしれない、一度徹底的に壊れたあとでなければ二人の再生はないような気がしていた。そして再生は、二人の別れを意味していた。最後の数ページは、私には余分なことのような気がした。
さまざまな想いはあるもののとにかく長い物語が、ピリオドをうった。今市子様、御疲れ様でした。(埼玉県・清水悦子)

【想霞/のーすパレット】
●作者は登場人物の苦悩ぶりを描きたかったのだろうが、どうだろう。最終シーンのラブラブ爆発に又腰をくだかれてしまった。タイトルは造語。画質的にも新刊ごとに上達している。見開きの水に浮かぶ「さくら」の絵は、少年の真っ白な想いが不安定にゆれる様を象徴している。男同士だからとて、2人の心が同調しはじめたら、こわいものなど何もない。手をとりあって歩んでいけるのだ。たくさんたくさん悩む分だけ。…それにしても、真っ昼間、男2人が道端だきあってからに…。 はずかしい…。(三重県・匿名希望)

【ぎょっ!とパラダイス/はるまげ温泉】
●今回のコミティアの中でも思わぬ拾い物がこの本でした。ペットと飼い主の愛の発展の典型といって良いのでしょうか。それにしても今の一人暮らしの人間に誰か一人はこの物語の様なのが居たりして…(神奈川県・金子久)
●一人暮らしのコウキ君の所に、金魚と猫が変化した可愛い女の子2人が居候してきたという(何とも羨ましい)ほんわかコメディです。金魚ちゃん(名前そのまんまやんけ)の、可愛いのと健気なところにクラクラしてしまい、一日でもいいから貸してほしい…いや本当に…。ひな氏の商業誌に連載中の再録本ですが、かなり読みごたえのある一冊です。今年中に2が出るようなので、そちらも楽しみです。(北海道・佐古公信)

【北欧へ行こう!/びいどろ亭】
●北欧4ヶ国についての旅行記&ガイドブック。載ってる場所はマイナーなところが多いのですが、(このあたり、独断と偏見になってますけど)、かえってそれで、この本らしさが出ていると思います。また、写真や地図などを配して、見やすいレイアウトになってるし、レタリングもこっていたりと、文章のみですが、読みやすいです。乗り物好きの方らしく、船や夜行列車での旅も特徴的です。そして、ホテルの部屋の見取り図や、市内の交通機関、宿のとり方の説明もあって、実際の旅行の時は、市販のガイドブックと併用するといいんじゃないかと。北欧に1度行ったことある私もまた行きたい!と思います。興味のある方はぜひご一読を。あ、本の形がA5判変型(たてなが)というものガイドブックっぽくて良かったです。今回(2/9)のイチオシ。でした(神奈川県・夏川薫)

【Happy Birth/まんまねえ屋】
●結婚・出産本は数あれど、これ程読んでて幸せな気持ちになったのは久々です。シリーズ化を期待してます。でも、たまには少女漫画も描いて下さいね。(神奈川県・あんどんねこ)

【英国遊山3/れぷん公司】
●相変わらずボリュームのある内容で、読んでいるこっちも満腹感あり。(東京都・橘まひる)

【3日のいのち/アヒル艦隊】
●見本誌コーナーを見て、「まだサークルの方が帰ってしまっていませんように」と祈りつつ歩いたのはじつに久々でした。絵も私好みだし、工作用紙(でしたっけ?)やカラーコピーの使い方も気がきいてていい。それにこの人の話は、気色悪い生暖かさやただ「かわいいかわいい」と絵だけで満足していることもなく、適度な毒があってそこがまたいい。(茨城県・北村日草)

【信号が赤になったら止まれ そしてさあ青になったら進め 黄色は自分で決めろ/アヒル艦隊】
●本当は、創作の即売会に音楽・芸能モノがあるのは嫌なのです。たとえどんなに好きな作家の方のものでも。小説やマンガのキャラクター同様、既存の人格に入れ込んで、対象への愛を語っているだけのものが多いですから。しかし、これはくすぐりが効いていて、小沢・小山田を知らない友人も「面白い」といってました。もちろん、2人への作者の「気持ち」もあるのですが、話とそこに施してくれた仕掛けがおもしろいのです。小沢・小山田、それにあおむしくん(?)を知っていれば尚可、ということなのでしょうか?(茨城県・北村日草)

【LONELY CHASER/インクボトル】
●例えそれが旧来の「熱血ヒーロー」という図式を笑うという形であろうとも、時代はまた「巨大ロボット物」に"熱"を求め始めているように見受けられる昨今、志宇舞氏の『LONELY CHASER』が1冊にまとめられたのは、誠に時宜を得たものと言えるでしょう。
宇宙か遺族の策謀の影が忍び寄る地球に降り立った宇宙警察官、フリッカー・シンの常軌を逸した大活躍。全編通して溢れるパワー、スピードあーんどラヴ。勿論、鼻血ぶーっも有る。よしよし、「巨大ロボット物」斯くあるべかりけり。(神奈川県・佐藤和夫)
●市宇舞さんの話、相変わらずスっとばしてます。(千葉県・兄貴ッ娘)

【ANGEL DIVER You/カスタムショップ大森】
●主人公のYouちゃんがとてもかわいいです。変身シーンもとてもよいのでよかったです。第二弾を楽しみにしています。(東京都・AKIRA)
●…の本が一おしです。キャラもメカもかわいいし、ストーリーもヒーローもの(主人公はヒロインだけど)しててGood!! てきの怪人も何かイイ。変身シーンも色っぽいよ。(神奈川県・なるなるみんこ)

【アロワナ通信/カネハル】
●夢路行様独特のこんな不思議で楽しい物語が、自費出版でなければ読めないというのは、今の商業誌が、どこか、おかしいのではないのかと思う。(埼玉県・清水悦子)

【カミナリパンチ3/カミナリ・パンチ】
●こーいった人の心の内面に関するシリアスな考察をポップに見せられるのが、マンガのいいとこだ。ちょっとかまえすぎの気もするけど、大人(もしくはそうなりたい人)向けの絵本ってとこかな。(東京都・キリギリス)
●山川さま、内田さま、いつもお世話になっております。お2人と一緒に御本を作れる事を大変嬉しく思っております。これからも、お2人の足を引っぱらないように、その時々の自分の描きたいモノに正直に、楽しくやっていきたいと思います。(千葉県・古谷トシタカ)

【グリーンターフ /グリーンターフ】
●辛口のコメントが良いです。競馬界の将来を真剣に考えてることが、すごく伝わってきます。条件場や障害レースのお馬さんを紹介するコーナーも楽しみです。これ以上、中身の濃い無料本(!)は無いでしょう!!(埼玉県・ながす・くじら)

【Green Turf 9/グリーンターフ】
●最近コミティアにもケイバ系サークルが増えてきてうれしいですね。私が始めてコミティアにケイバのエッセイ本を持ち込んだころは、ケイバ系のサークルなんか3つくらいしかなかったのに。で、今私が一番気に入ってるサークルはグリーンターフ。ケイバマンガプラスケイバ評論・解説とゆースタイルで毎コミティアごとにコピー誌を発表しているサークルです。マンガの方はかなり前から気に入ってましたが、今回はその腕前を数段レベルアップさせてました。今世の中はケイバ雑誌創刊ブームですが、そのためにケイバマンガ家の絶対数が足りないらしく、「これでもプロか!?」とゆーひどいマンガをよく見かけます。今こんな状況ですから、この人も十分プロとして通用すると思います。
一方評論のほうですが、実のところこっちの方は、「あ、そう」程度にしか思ってませんでした。これくらいなら私にも書ける、くらいにしか思ってなかったのです。しかし、最新刊のGreen Turf 9の中の評論には脱帽してしまいました。今のケイバ社会が抱えこんでいる問題に鋭く斬り込んでいるからです。しかし、その文章が100%正しいとは思えませんが、これを読めば、この作者がよっぽどケイバを知り尽し、ケイバを愛し、ケイバに情熱を込めていることが手に取るようにわかるのです。対して自分のケイバにエッセイはとゆーと、自分の馬券作戦ばかり。恥かしい限りです。そんなわけで、今回私は、グリーンターフのGreen Turf 9を一推します。(神奈川県・小笠原和寛)

【RABBIT FOOT O TSUKAMAETE ACT7/グループダンジョン】
●前作からかなりインターバルがあったせいか、以前よりテンションが落ちていないか心配しましたけど、一度ページをめくったらそんな不安はどこ吹く風。前回のコミティアで出した「APPLE AND GUITAR」の様なしっとりとした作品も良いですが、やっぱりこのシリーズでなくてはいけませんよ。(神奈川県・金子久)

【ゴースト/サイエンスの幽霊】
●コミティア1回休んで来てみれば、天野春彦坊さんが久々に本を出していらっしゃるではないですか。しかもティアズマガジンの表紙まで。喜びいさんで買いに飛んで行ったら、予想外にもスペースの方は暇そうでした。余計なお世話ですが昔の本も売っておられたし…。(失礼)
独特の絵柄がとっつきにくいのでしょうか? でも、説明不足分内容不足になりがちな創作同人誌の中では、むしろ(外見に反して)ナルシスティックではないと思うのですが。(この作品は投稿されたものだというのでより読み易くなっているのでは)
ぜひぜひ他の方にも読んでみてもらいたいと思います。(茨城県・北村日草)
●友人と読ませるためにふたたび購入。やっぱり好き。でも感想はナイショ。(?・長縄)

【菜の花夜想曲/サリーガーデンズ】
●タイトル文字のデザインと表紙の色あいが気に入っています。本文に収められているお話は表紙からの期待どおりの逸品です。心に、ほっと、春の花が香るような心地好さです。(群馬県・パンダ猫)

【分岐点少女4/スタジオ夜行列車】
●シリーズものだが、この本だけでも独立した作品として十分に楽しめる。なにしろ、明朗快活な女子高生のSFコメディだった1~3とは打って変わった、「今度は戦争だ!」という言葉がぴったりの、血しぶきと死体と爆発あふれる異世界SFアクションなのである。登場人物もぜんぶ違う。新刊を待ち望んでいた私は、あまりに意表を突く展開に、読んでみてびっくり。この2つの異なる物語を、どのようにして絡めていくのか、次の5がとても楽しみだ。(新潟県・星野信明)
●私前から思っていたんです。もの静かでやさしげに話すこの人のどこからあの力強い絵のパワーが生まれて来るんだろうって。話のすごい展開にドーっと押されてしまうネ。ラストでちょっぴりだけ出てくるホノボノムード、両方共好きなんです。これからも頑張ってそのパワー分けて下さい。(千葉県・うさきち)

【ANSWER 5,6/スタッフWHY】
●Vol.1~6をまとめて買いました。巻を重ねる毎に全体のレベルも上がっている様子ですが、僕が最もひかれるのはVol.5から参加の東夷あまさん。氏は自身の性格を「陰湿かつ偏狭」と分析されています。それをそのまま紙上にぶつけた様な作風は、作者の根っこが見える感じで好感の持てるものです。もっとマンガを読んでみたいです。またVol.6に掲載されている外山マヤトさんの「色硝子」は、当り前な日常を振り返り、そこに再び価値を見い出すことの大切さや嬉しさ(マンエリズムに陥るなってこと)をさり気なく描いていて、いい感じです。(神奈川県・大塚昌)

【CELESTINA/セレナフィービー】
●「セレナフィービー」さんの本は、安心して買える(中身を買う前に見なくても)ので好きです。絵もキレイサワヤカで花丸。ぜひティアズマガジンの表紙を描いて欲しい。(神奈川県・ごまだんご)

【うんこの町のメリー/ダリア】
●内容にウダウダ言えない。面白い。怪作そして傑作。(神奈川県・大塚昌)
●面白かったです。あんまり面白くて、次のページをめくるのがもどかしいくらいでした。全体のストーリーもさることながら、小さなギャグのキレ、ワンシーンごとのテンションの高さに感服しました。絵がめちゃくちゃにうまいですね。読んだあと、手塚治虫の「来るべき世界」を思い出しました。前にこんなふうに思ったのは大友克洋の「童夢」を読んだとき。それ以来の感動でした。「寄生獣」の10倍は面白かったです。表紙もカッコイイし、この本に出会ったことで、同人誌即売会に参加しててよかったと思えました。(東京都・山川直人)

【ひみつのリラちゃん/チャタベース】
●この本はいきなり「乱暴な犬の本」とあった。普通はホメ言葉や愛情いっぱいの説明入るのに。この言葉につられて、犬を飼ってない私がつい手に取ってしまった一緒にもらったチラシは、「愛と野望のリラ・プリクラ戦記」という4コマ付きで、やたらおかしい。犬というより、この犬を飼う人達が面白いので、これは誰にでもおすすめできる犬本だと思います。この本の作者の視点は、少し変わっていて楽しいので、きっと他の本も出したら、凄くいいと思います。とにかくこの本の面白さは読んでみてください。笑えます。(東京都・実は犬苦手です)

【トリックカップル/チュンチュン】
●原画展示の美しさに思わず買ってしまいました。めちゃくちゃキレイなイラストがぎっしりです。(千葉県・兄貴ッ娘)

【bootleg/プロパガンダユニオン】
●恋愛の楽しさや、幸せな不安心をえがいた本だと思う。本当に身近にある、たわいのない男女間の互いの心の入り乱れ、それによって起きる自分勝手な妄想、イラダチ、相手のつかみ所のない気もちとわかってもらいたい自分自身…恋愛ってこーゆーもんなんですよねきっと。自分もこのマンガの登場人物達といくらも変わんないし、同じ立場になりうるわけなんですよ。ドリームだけではなく甘ずっぱい現実、主人公になりきってしまうくらい、等身大のお話がつまっていた本です。是非読んでほしい一冊です。特に男の方には女心のカワイサを知ってほしいという点でオススメします。(?・匿名)
●無造作な会話。弾丸のような言葉がポンポン飛びかう。人物が動く。日常の渦。毒もミツも、原石の中にしみこみ断片を見つけ、1人でドキドキする。体感。プロパガンダは健在。(三重県・匿名希望)
●コピー本の再録だそうです。内容は「女の子のきもち」がぎゅっと満載。私は読んでいて胸につきささる何かを感じます。痛いのだけど、なんかツボにはまってるというか、針みたい(笑)…この痛みが快感でなかなかやめられないんですよね。本当に気持ちよいっていうか。「Spiritual Vibes 2」(屍姦本)の時には感じなかった部分でした。あー、そうそう。「女」じゃなくて「女の子」の自分が良いと思った本ですので。 男性や他の方々がどう感じるかまでは知りません。 ただ、私自身「逃げ」たモノしか描かないので、こんな風に気持ちがバーンと出てくる作品がすごく良いなぁと、すごくあこがれるなぁと思ったのでした。私ももう逃げられない所へきたなぁ…と、ついふり返りながら。(新潟県・シマウチ)

【Love from the bathroom 1/プロパンダユニオン】
●だんだんと僕らは『肉体感』とか『現実感』とか原初的でフィジカルなものと切り離されてきている。そーいう失なわれていくものを取り戻そう、とする方向性がアダルト物の正しさなわけだ。とかなんとかこむずかしいことかいてみたけど、異性といっしょにお風呂入んの、楽しーよね。(東京都・キリギリス)

【魔女娘2/ペケペケ倶楽部】
●人間界に降りて来た、かわいい魔女娘。彼女は魔女でありながら、教会に身を寄せた。1巻で丸く収まったと思ったら、2巻で早くも波乱の予感。掟により魔女は魔界に帰らねばならないのです…。手塚治虫を思い起させる、ふんわりとした小品です。やさしくなれそう。(神奈川県・大塚昌)

【たらふく2/マメダヌキ友の会】
●ぶらぶら歩いてたら見つけた本。JUNE系のサークルさんなのでティアズマガジンだけではチェックしてなかった。自爆本は実力が無いと出来ないと思うので他の本もチェックするべきでした。(東京都・吉田かずのり)

【秋川市役所 ローラーブレード機動隊/メロン・ド・メロン】
●今回初めて、コミティアに参加しましたが、上記の本、なかなか良かったです。ぜひ続きが読みたいです。阿部くんの今後の活躍に期待。(群馬県・麦わらとんぼ)
●皆様是非御覧下され。(栃木県・いしい哲哉)
●表紙につられて買ったら「あたり」でした。"ダサカッコイイ"彼らのお仕事をぜひ読んでみて下さい。(栃木県・天川にゃお)
●"市役所"というのでカタイ本かなーなんて思ったのですが、予想外すぎました。まず、ローラーブレードをはいているという所がかっこいい!! 登場人物も、それぞれ個性が豊かで楽しいです。サングラスとかかけてかっこいいのに、どこかヌケてて、"ダサかっこいい"ところがステキです。表紙・裏表紙も流れがあって、目を引きました。次回Act.2が待ち遠しいです!(栃木県・小島和代)
●楽しそうな職場かもしれないが、自分は進めたくないな~。(ノリは好きなんだが…)(東京都・ほうがめぐみ)

【ああ云えば上祐/ユニーク学園マンガ部】
●松田・君の文章がとてもおもしろかった。これからは文学系でがんばって下さい。(東京都・武田五条)

【KIDS/宇都宮斉作品集】
●とにかくすごいです。内容も凝ってるし、表紙からして見せてくれます。ストーリーの鋭さ、というか、突き放し方は目を見はるものがあります。また、"自分ならこの世界にどう決着をつけるか"といったような、描き手としての勉強もさせられます。とにかく大好きです、こういう本。(神奈川県・水瀬和人)

【カナディアン・エクスプレス/英国犯罪博物館】
●旅行記を出す人は・グループは多いですが、ここのようにテーマを絞り込むというのは、いい方法の1つだと思います。(そのテーマが好きなものであればなおGood) 楽しく読みやすく仕上がっています。
又、テーマについて、(意図的であるにしろないにしろ)よく調べてあります。旅行後も時間をかけて(?失礼)本を作ってあるので、内容が落ち着いてまとまっています。
(又、すでに巻末のリストにはありませんが、「ケェストエンドへ何マイル」は、私が初めて買った同人誌であり、この道(同人誌&ミュージカル)へ入り込むきっかけになった本です。これも面白い本なので、どこかで見かけたら、読んでみてください。)(東京都・宮川博史)

【PINUP GIRL'S A GOGO/喜詩屋】
●まるで宝箱をひっくり返したようなふじぎでかわいいおはなしが3本、収録されてます。私はあまり少女マンガを読む方ではありません。友人にすすめられたり、それ位なので、かえってフツーの少女マンガよりも、更に「よいもの」を求めてしまう。例えば、その作品に対する気合いの入れ方だとか。パワーであるとか。(100Pだよ?) 夢を叶えるのって、ムズかしい。でもでも、その夢にむかってがんばる姿って、すごくかっこいい。そういうところも含めてすきです。(大阪府・青木みどり)

【美しい日本語を規制の魔の手から守る本<ことわざ編>/規制絞殺同盟】
●差別用語・表現を含むとして規制されることわざ集。「はじめに」からは編集の意図はわからないが、これだけたくさんの言葉を「差別!」として狩ることに血道を上げてきた人々の心に飽きれと哀れみを感じる。私は「群盲、象を評す」は誰一人真理全体を知りえないことの自覚と、それ故に見解の異なる他人を導生する必要性を訴える最も適切な言葉と思うのですが…。言葉狩りをする人は、「差別語」を憎むあまり「差別する心」を憎むことを忘れてしまったのではないか、それだから事態が改善しないのだというのがわからないのか、そう考えてもどかしい思いを感じます。(千葉県・堅井雲孝)

【JOKER/兄貴ッ娘倶楽部】
●まるで映画を見ているような、独特の世界です。(千葉県・YF)

【半月夜に見た夢は…/月砂時計】
●こー結う雰囲気と絵に弱いんです…。(神奈川県・小林久見子)

【やったね! カイザー号/高速船】
●「カイザーペンギン」に載った作品を集めた本、らしい。内容は、ただただバカ&下品。でもギャグセンスと間の取り方が最高で、とにかく笑える。この本みたいな中学生の友達がいたら楽しいだろーな。またこんなバカなマンガを描いて下さい。(神奈川県・大塚昌)

【シアワセ行進曲/山川直人】
●ラブラブ。な幹太と絵美ちゃんは、見ているだけでHappyになれます♪(群馬県・青い三角定規)

【シュルータ/紗羅】
●コピー誌の小説本ですけど、短編ですので読みやすいです。チョココルネファンタジー(笑) 私、もう10数年以上チョココルネって食べてないんですけど、食べようかなー。あっ、魅力的なキャラはダフォルティン&シュルータです。 でも、けっこう気に入ってたライカさん…欲望に負けてグチャグチャになってしまったよ。あああ。 なんてこと。(神奈川県・小林久見子)

【人生8/人生】
●笑わせてくれる。スペースにある本全部買っておけばよかった。特にいい味出てるのはミス・ダンディ蓮城輝氏と宍戸絵梨花の2人。思わず見えてしまった輝氏のふあんしーな持物にきゅんとくる絵梨花。今後の二人を楽しみにしている。相手が男性であれ女性であれ自分に好意を持ってくれるのはうれしいことである。(滋賀県・KAYO)

【Works2/青空倶楽部】
●いつもなら、多分手にすることのなかった内容の本。この本を読んでみようと思ったきっかけは、「ティアズマガジン」の西沢一岐様のインタビューを読んだから。それだって最後のページの西沢様の母親が精神を病んで、自殺したという話がなかったら、多分、すごい人もいるなあと思って、それでおしまいだったかもしれない。精神を病んで自殺した、西沢様の母親の話は、人事ではない、私もこれ以上家族に迷惑をかける前に自分の手で、人生に決着をつけられたらとねがっているから。
そんな育ち方をした人が、どんな物語を描くのか、興味があった。「Works」を読んで、なんて健全な精神を持っている人だろうと思った。戦争、貧困、私が目をそむけてきたことがこの本では、正面から、しっかり見据えて描かれている。同情ではなくて、今生きている対等の人間として、インドの最下層で生きている人々と接している作者の態度のいさぎよさ、泣くべき時に泣くことができる自分への正直さ、言いわけばかりうまくなっている私には、まぶしすぎる生き方だ。(埼玉県・匿名)

【終わりの詩(はじまりの詩)/青空倶楽部】
●「ずっとまんがをすきでいよう」。本を手に取ってパラパラとめくったら、このセリフが目にとびこんできた。泣きそうになった。前作WORKSとくらべればページ数も少ないが、この最後のセリフは雄弁に僕に語りかけてきたのだ。これから先漫画家として生きていこうという西沢さんのかたく、そしてどこか切ない想いのつまった本だった。当分コミティアで西沢さんの本が読めないのかと思うと少しさみしいが、いつかもっと多くの人に読まれる日が来るのを祈っている。タイトル通り、これは西沢さんにとって「終わり」であり「始まり」なのだ。(千葉県・さくらのりたか)

【Piece(s)8/絶対安全少年】
●この話の主人公の透くん、すごくすごく繊細な人で、なんて辛そうなの!! と毎回思います。でも、ある意味うらやましいです。こんな話描くなんて素敵な人だ。(埼玉県・甘栗妹)

【カリレオ探偵社「脅迫者」/大吉屋ファクトリー】
●主人が留守中の探偵社を守る画家、楠刀の元に、楠刀の住むアパートの大家であり、殺人容疑で拘留中の二ノ宮依子の夫が助けを求めに訪れる。いや、実際に探偵社を切り回しているのは説教好きのオウム・ガリレオだ。カリレオにしかられながら事件を追う楠刀は、大家の意外な過去を知る-。様々に交差する人間模様とミステリ独特の息をつかせぬ展開。親しみやすい文章で気楽に読める。(群馬県・のびたっち)

【幻夢の○ロイン サイケデリック★マリ/大深海水淵亭】
●'95夏に出したコピー本『4410』の再録本とのことですが、「お弁当++」からのファンの私にとっては涙モノです。今回これをgetできただけで、来た甲斐があったというものです。凄く笑わかせて頂きました。
しかし紅茶羊羹さんの作品は、相変わらず風刺がほどよく効いてて、良い。しかも随所に出てくる小道具や落書きがなかなかマニアックでニヤリものです。言葉遊びも巧みでセンスがいいし。今、一番注目してる方です。何でも、印刷ミスで特別無料配布とか。\400でも買ったのに。流石は、こだわりの人だ。(神奈川県・あんどんねこ)
●乱丁本なので無料、って言ってましたがどこが乱丁なのかわかりませんでした。 やっぱクスリはいかんよ、ウン。次に出る「完全版」はちゃんとお金はらって買います。(東京都・吉田かずのり)
●「こんあ人だとはおもわなかったのに!!」っていうのが正直な感想。「ヒス起こしてアラブとか行って」同様紅茶羊羹さんの本領発揮といったところか?いい意味で「裏切られた」1作。個人的には「ジェラシックパーク」がブラックでいてかわいい。これで乱丁だから無料だなんて、言わなきゃバレないのに!(笑)(千葉県・さくらのりたか)

【UNDER WAVE 3 中編/大村】
●すごい。「1」の方は読書会で読ませていただいたのだが、とにかくすごい。ロリコンネタをこんなにもリアルに描くだなんて! グッときた。プロパガンダユニオンのお姉様方にすすめられて前編・中編両方買ったが大正解だった。ありがとうプロパの姉さん方(笑)
さて内容だが進むにつれディープに、そしてシビアな方へと向かっている。大学生と小学生の恋に肉体的な問題もからめているのだからこっちの方向に進むのも必然といえば必然なのだ。では果たして2人の恋はHAPPY ENDとなるのだろうか!?今一番目が離せない作品の1つだと言えるだろう!!(千葉県・さくらのりたか)
●高村保さんの問題性愛をテーマにしたシリーズ第2作目の中編です。かなり扱いにくい題材と思える少女愛を正面から捉えています。今回は修羅場を迎える展開ですが、主人公の痛みが伝わってくるような描写は見事の一言です。前後編の予定が延びたとのことですが、中編のラストは時間的に間をとったほうが良いように思えたのでこれで正解と思います。是非ご一読を。(東京都・山下和宏)
●すべてのキャラがいとおしく切なく、恋とか愛の痛みに震えている。その痛みの前では、大人も子供もない、と思う。それから解放されるにはまた愛しかない、と知っていて行動を起こすのが大人で、ピーピー泣くしかできないのが子供かなぁ、と思う。がんばれ、あゆるり! と、高村さん!(兵庫県・瀬尾夏代)

【鳴本君/大村】
●鳴本という兄弟の個々の恋愛を描いた作品です。兄の方が男性の視点から、弟の方が女性の視点からとちょっと工夫してあります。高村保さん独特の活きの良いキャラが本当に表情豊かに駆け回っています。特にP39の1コマ目の表情は絶品です。恋愛してる人に特に読んで欲しい1冊です。(東京都・山下和宏)

【臥竜傾城緑七十二候・十四/大魔人本舗】
●竜さんが本当にかっこ良かったです。それにしても、竜さんて謎の人かも…。(東京都・ほうがめぐみ)

【橋本龍太郎の妙な冒険'97 1/2 激突世間悶絶バトル/滝季山影一国際騒動局】
●大相撲議員…何すかアレは…もう最高ッス…。(東京都・横川始拓)
●このシリーズを読むと、本を書かれた時期の、国内外の政治の動き、世間の流行物がすぐ分かる。しかも、昔のシリーズをいま読んでも、全然ギャグが古びて見えないのだ。本の隅々まで、政治・経済・小説・映画・芸能・漫画・アニメ・ゲームと、ありとあらゆる情報が満載されており、政治に興味のない人でも、間違いなく笑えるギャグがひとつ二つあるはず。滝季山さんの博識おそるべし。
で、今回の本で一番笑わせられたのは、奥付の一言「次回配本は橋本政権崩壊後の予定です」の一文だった。次の新刊はすぐに出ますよ、という意味なのだろうか?(新潟県・星野信明)

【L.D.K. #1/地方出版】
●強いて言うなら、「非日常」が共通のテーマだろうか。漫画2つ、小説1つが載っている中で、深川直美さんの漫画作品、「日はまた昇る」が不思議でよかった。
おかしな格好をした人達が、おかしな会話をし、おかしな事をしている。はげた男が水びたしの部屋にボートを浮かべてアコーディオンを弾き、その向かい側ではウサギのようなものが魚をとっている。という具合に、そして全体にだるい雰囲気が漂う。
僕は水と入道雲が浮かぶ空から、台風の夜の少し興奮した不思議な気分を思い出した。(神奈川県・松崎潤)

【オマージュ/地方出版】
●描き手さん3人ともすごく個性的で、独特の味があります。どの本を推すか迷いましたが、新刊の「オマージュ」を。三者三様の「オマージュ」。どれも好きですが、「ダナエ」が特に好き。(神奈川県・末吉薫)

【ラヂオ屋の電波使い/池部ハナコ】
●思わず…きゅっ。…としてしまいたくなる本でした…。ストーリーはほのぼの妖怪ものかなー? おススメですッ!(東京都・おくとばここ)

【簡易人工受精/池部ハナコ】
●簡易人工受精…ええ確かにそのやり方は簡易な人工受精の方法ですけど…恐いなちょっと。男として私も。(後になって真実聞かされよーものならパニくるだろーなー、現実としてならば)この簡易人工受精にしてもそうですが、池部さんの作品というのは、心のどこかをナイフで静かにサクリと刺されるような、優しさと哀しさと恐さがありますね。あと池部さん本人から買った商業コミックはコロンが吹きかけてあって良い香りで気分良く本を読ませていただきました。(埼玉県・不安区)

【MAGURO FACTORY 4/昼寝堂】
●なんだかインパクトのある作品集。淡々とした人物の会話のみで、奇妙な世界はくり広げられる。ギャグなのかシリアスなのか、まるでわからない。なんだか面白い。「魔法少女みたいな」は、原油流出問題をあつかった、問題作品(?)。「あなたか地球を救うのです。」「なんでわたしが。」 なんでわたしが。そう、とっさに飛び出す言葉達。架空の世界の中で、生々しい現実の影がちらつく。淡々とした会話の中から。なんだか妙なフィクション中のノンフィクション。(三重県・匿名)

【麗華苑の魔王・氷雪山の騎士・氷面鏡の妖姫/笛吹ワールド+綾】
●友人の薦めで買った小説です。1話完結のシリーズもので、結構頁があるにも関わらず、一気読みしてしまいました。読みやすい達者な文章で、筋も、難しいことは言わず、明るく、楽しく、ロマンティックに仕上がったFTです。発行ペースも、ずいぶん早いようで、続きを期待しています。(千葉県・伊藤伸子)

【氷面鏡の妖姫/笛吹ワールド+綾】
●小説は読んでみなけりゃわからないというこで二の足を踏んでる方も多いんじゃないでしょうか。そんなあなたに絶対おススメなのがこの一冊。ツボをおさえた展開におもわずニヤリ。ファンタジー好きにはたまりませんね。(埼玉県・ゆうとりぃ)

【八色伝説異聞帖-銀の章-/天倫堂】
●今まであまり小説は買わなかったのですが…これはコピー誌の入門編と共に買ってしまいました。表紙など編集がかっこいい…し、しかし。わたしは家に帰って読むまで、タイトルを「八犬伝説異聞帖」と思い込んでましたー。 すみませーん。 あっ、銀ちゃんかっこいいです。(神奈川県・小林久見子)

【御佛前/渡辺博光】
●すごくツラくなった。(?・長縄)

【収穫祭/渡辺博光】
●かっこ良すぎるぞ、渡辺博光! 渡辺漫画には、決してそのすべてに共感するわけではないし、時には理屈に合わない理屈もあって「?」となることもある。しかし、漫画の存在感の力でもって読まされてしまう。リアリティーなんて甘いもんじゃない、ゴロリとした存在感。それは、「なぜこんなことが?!」と驚かされる、事件報道みたいなもの。(東京都・山川直人)
●この方の作品は読むたびに心が震える。喜び、悲しみ、怒り。人間として生きていく様を抽象的に描かれているところが好きです。『幸せ』の種が欲しいな、と思いましたけど、もしかしたら、この本自体が『幸せ』の種なのかも。(埼玉県・関智水)
●気分をひっぱり上げられました。(?・長縄)
●渡辺博光はおそらく、己の人生と格闘している人である。いや社会に出、自立して生活している人は皆そうなのかも知れないが、渡辺博光は自らのそういう姿を作品として非常に分かり易くストレートに表現し、読み手に示してくれる。
渡辺博光は海に出て強くなろうとする川魚を優しく見守り、向上心旺盛なライオンを応援し、荒野にあってなお咲きたいと願う花の種にエールを送る。人生の苦みを味わいつつも旅に出ようとし、自分の幸福について葛藤しながら、幸せの順番待ちはせずに自分ではたけを耕してそれを収穫しようとする。
達観しないし、悟りも開かない。渡辺博光はあくまでこちら側にとどまって、この場所から前に進もうとする。そしてこれらのメッセージは、誰よりもまず渡辺博光自身に向かって発信されている。そんな渡辺氏の人間的で真摯な姿勢に、僕は心から敬意を表する。ヌル~い日常を過ごしている僕みたいなのが言うこっちゃないかも知れないが。(神奈川県・大塚昌)

【TWO-TONE2/東京あたま企画】
●セックスは恋愛におけるいちばん簡単でわかりやすくて楽しくてせつないコミュニケーションだ。更に作者は人間であることのいとおしさとか哀しさだとかもそのマンガのワク外にうつしだしていて、美しい描線に生命を与えている。(大阪府・深沼元昭)

【創作少女/道楽者に月の冠】
●水人葛楽さんの総集編本ということで、楽しみにしていました。芯の強い、ご自身の感情を忠実にとらえて描き出されている作品世界は、読んでいる者の心を衝く勢いを持っていると思います。(群馬県・パンダ猫)
●水人蔦楽氏の、91年から95年までの作品をまとめたものである。内容に関しては特に説明は、いらないでしょう。水人氏の作家としての歴史を知ることが出来て、大変興味深い1冊です。(しかし、トルーパーやっていたことは知らなかった…)(北海道・佐古公信)

【ハナとミズ/突撃蝶々】
●ハナミズ本である。にも関わらず、何度も読み返した1冊でもある。人間だれしも鼻水で悩んだことはあるだろう。そのせいか妙な現実感があり、楽しめた。ハナミズで振られる女の子の話は可笑しさと切なさが同居した傑作だと思う。(やさおとこマンも描いてほしかった)(茨城県・江葉)
●山名沢湖の"独自の少女漫画への挑戦"はつづく続く。ハナミズのメルヘン。「あなたにふられわたしは蝶になる」と軽やかに歌いながら涙のかわりにたれたハナミズのティッシュをポイとほおりなげる。スピッツを聞いて涙を流してみようと思うこと、それは少女の持つ「もろさ」を知っての行為だろう。「ハナミズは私を笑わせる」。この言葉の中に、わたしは彼女が自在に使い分ける「もろさと生存力」が微妙にくずれてまざりあう様が、潜んでいるように感じた。それこそ、少女<ヤマナ>の心のアンバランス。(三重県・匿名)

【噂の新装/日本中央競馬調教師会】
●究極のガセネタ同人情報誌!! 同人誌界さっぱりわかりまへんの人にオススメの本なのら~。(東京都・篠崎瑞江)

【奈々ちゃんが1番!/猫の手貸します】
●自分の本にも一票入れさせて頂きます。自分でいうのも何ですが自分ではとても面白いと思っています。1人でも多くの人に読んで頂いて少しでも幸せな気持ちになって頂けたらと思っていつも描いています。(東京都・佐々木かずえ)

【きろぽすとvol.3/年寄工房舎】
●テーマは「やさしくなろう」ということだそうですが、収録された「十日夜」「トラベルガール第19話」やエッセイを読むと、作者のともみさんはもっと深い所へたどりついているように思えます。やさしさとは、他人の悲しみを我が身に引き受けることのできること。そのためには、自分にとって辛いことであっても引きうけられる強さの裏打ちを必要とするのでしょう(多分強さや、やさしさの裏打ちを必要とする)。その強さは、自分を含めたあらゆるものが存在することの不思議さに驚き、畏れ、またその奇跡を喜ぶことから生まれるのではないか? そんなことを思い、温かな物語の中に日頃の自分の弱さをやんわりとたしなめられる気がします。(千葉県・堅井雲孝)

【バカ殿城中記/波万波】
●今回いっちゃんウケまくった本はこれ! しかし実はこの本、スペースから15分だけ席を立ち、隣のJ・ガーデンなるイベント会場へ入りこみい、フラフラ歩いて「あっ!これはJUNEじゃない。」と購入したものなのです。(JUNE系onlyの即売会に行って、それ以外の物を求めるって、私って私って…。)内容の面白さに「絶対プッシュ!」と思いつつ、これは他のイベント参加サークルの本、コミティアの方では以上、書くわけには…と、サークルアンケートではプッシュを断念。けれども2時すぎに男性がわざわざJUNE系onlyに足を運んで本を求めるだろうか?いや、その可能性は少ない、と。そして3時を回った頃、席を立って歩いた私はついに委託とメモ貼ってこの本を置いているサークルを発見したのでした! ああ嬉しい。 これで堂々とプッシュできる!! コミティア会場にも置いてあったんだもんね。そんな訳で一言!『バカ殿道中記』は良いぞっ! 買いだぞ! 武者絵のよーな浮世絵美人画は笑えるぞ~。(岩手県・朝倉佳)
●時代劇ファンにはたまらない1冊です。 表紙の葵のご紋にひきつけられ、中身をパラパラ…と見て「うっ、お、面白い…これは買わねば!」と思い購入しましたがー。いやあー久々に笑わせていただきました。 登場人物が皆ユニーク。(神奈川県・紗耶木ひさみ)
●時代劇を見てて、笑える部分ってのがありますよね? 例えば必ず出てくる由美かおるの入浴シーンとか、必殺にルービックキューブ出てきたりとか。そういうテイストが主な理由で時代劇ファンという人には超オススメです! 絵がお上手なのが又、すごく笑えるんだよなー。愛情も感じるよ。(神奈川県・タナカ)

【プワゾン/百花繚乱】
●とにかく惣領さん絵がかわいい。きゅーんとしてしまう。香水の本。右に香水の紹介、左にそれをイメージしたイラストとショットポエムが載っている。会社に入った時、インストラクターの先輩がいつも香水をつけていた。この香り何かなぁと思いつつ、最後まで聞けなかった。そんな遠ーい記憶を蘇らせてくれた本。(滋賀県・KAYO)
●ポピュラーな香水を取り上げていたので興味深かった。香水のネーミングとかのエピソードもそえてあってイラストとマッチングしていてよかったと思います。今度はメンズもの、取り上げて欲しいです。(埼玉県・てるてる)
●香水が紹介されていて、何を買おうかちょうど迷っている時だったので、参考になりました。1つ1つにちょっとした、ショートポエムのような言葉とイラストが添えられていて、最後まで読むと、1つのストーリーになっているんです。「さすが」って感じです。(東京都・あさみ)
●香水好きの人はもちろんだけど、あまり縁のない人でも楽しめる。香水をきっと買いたくなる本。表紙のCGイラストがとてもステキでした。(福島県・美夢)

【陰陽芸大/瓶詰天国人形地獄】
●高川さんの作品は、良い意味でヒューマニズムが無い。人間も動物も植物も、そして妖怪も、すべてが優劣がない存在として描かれている。時には残酷な結末を迎えることもあるが、「残酷」と感じること自体が、人間中心の考え方なのかもしれない。
貧乏美大生が主役の本作にも、やっぱり高川さん独特の雰囲気がある。課題に追われる毎日、貧しい食生活など、懐かしい学生時代を思い出させてくれる日常生活の描写でまず笑ってしまう。それに加えて、読者を人間中心の考え方から少し話して、新しい世界を見せてくれる。ぜひ続編を読みたい。(新潟県・星野信明)

【Sally Cinnamon/夢貉】
●せつない話でした(神奈川県・末吉薫)
●装丁までもがキャラクター(サリー・シナモン)をほうふつとさせる美しい本。物語も瞬間の美しさに満ちている。(大阪府・深沼元昭)
●外国短編映画のような味わいの本。ラストで胸がきゅん、となってしまいました。(東京都・橘まひる)

【WHITE SILVER/無限軌道+TRANSFORMATION】
●チラシコーナーに無造作においてあったCM本なんですが(笑)、中の漫画が医用に…もとい、異様に面白かったので。ネタも細菌・猫・歯医者とバラエティに富んでて、飽きません。(神奈川県・あんどんねこ)

【ジュークボックス/有閑貴族】
●今回偶然スペースがななめ向かいだった知り合いのサークルの本です。P.N.も知らなかったけど、本見たらどれ描いたかすぐわかったわ。本人そのもので(笑)。お友達の健吾さんの砂漠マンガが良かったです。話もコマ割りもアバカブくんも好みだなぁ。もうすこし絵が丁寧だといいですね。(埼玉県・甘栗妹)

【あたたかい鍵盤/藍色劇場】
●指が腐っていく。かつて、美しい音を織りあげた者は、ゼロ地点に立たされる。「工場」という無機質な人々の住みかで、音は作られていく。何もかも失ってしまった所からうまれ、作り出されるメロディーは美しく、人の可能性は無限なのだと作者はつぶやく。人の心から心へと流れるあたたかい音の可能性…。(三重県・匿名希望)

【音泥棒/竜の子太郎】
●果竜さんのトークは読んだ後でいつも考えさせられます。「うんうん!あるある」だったり「ふ~ん、そうなのかな・・」だったり。人というものを良く見つめていらっしゃるのでしょうか。 そんなトークと、「音」にまつわるさまざまなショートストーリーとがぎっしりのこの本。良いです。(千葉県・大澤肇)
●果竜さんの描く女の子はとってもかわいいので大好きです。「音」をテーマにしたかわいいお話が詰め込まれた1冊です。楽しんで描いている感じがしてとても素敵です。(茨城県・江葉)

【ほんこんIMPOSSIBLE/旅は道づれ&世界征服】
●人の多い電車では見ない方がいいかも。顔が笑ってブキミがられるぞ。私だけか!? こんなにウケルのは。この本…旅行記だよねぇ。ちがった? 特に太目の方におすすめ。いっしょに笑いましょう。でも笑える私って悲しい、カモ。(千葉県・うさきち)

【COTERIE/林檎堂】
●高校2年の5月、ハンドボール部を中途退部した僕は、「放課後帰宅部組」となった。僕の田舎(茨城県・S市)は、当時電車が1時間に1~2本しかないという、本当のイナカだった。そんな、電車の時間調整の為に、帰宅部組の連中がやることといったら、マンガ、アニメのカルトな話題で盛り上がることだった。 今を去ること14、5年前、田舎の高校生は都会で同人誌即売会が行われていることなど、これっぽちも知らなかった。この本の主人公、祥太郎の様に。高校生ながら、コミケに参加するという事など、不可能なことだった…。 来月、3/15(エヴァの劇場公開日)当時の帰宅部組の1人と、14年ぶり(高校卒業以来)に再開する。そいつの結婚式に出席する為だ。 そいつは、今医者だ。そして僕は、同人の世界に生きている。14年の年月は長すぎた…。 祥太郎の今後がどうなるのか? 自分の高校時代を思い出しながら次巻を楽しみにしているこのごろである。(埼玉県・阿部紀巳夫)

【私立成崎学園総集編/刹那主義】
●1冊の中に全部で8話、入ってます。1年8ヶ月の間に描きためたものを一冊の本にしただけですが。読みごたえは嫌!! という程有りマス。全話読み切り。(愛知県・よね)

【ねこに小判くらぶのGoods/?】
●本ではありませんが、とっても可愛いし、とっても安いのでおススメです。スタンプの他、クリップボードやマグカップ、レターセットなどがあります。同人誌とはエンのない人々にも喜ばれると思いますよ。猫ずきにはチョーおススメ!! ぜひぜひのぞいてみて。(群馬県・南屋はじめ)

【ワンダーパフューム/?】
●昨年1月に亡くなったワンダーパフュームの追悼本。とてもかわいらしい絵で、彼女のイメージにピッタリ! それだけ作者さんは彼女を愛していたんだなぁと思うと、泣けてきました。(埼玉県・ながす・くじら)

【黄金の堕天使/?】
●神話に忠実に、そして上手く自己流にアレンジしてあるのが良い。(神奈川県・土方勇)

【幾億年の空の夢/?】
●人間とは?生きる上での罪とは?色々と考えさせられる作品だった。(神奈川県・土方勇)

【帰ってきた2人/?】
●アイスダンスのトービル&ディーン本。アイススケートの本は初めて見ました。6.0が並んだボレロの中継の時、ちょうど晩ごはん食べてて、演技のあまりのすばらしさにおハシが止まってしまったのを思い出しました。こんな形で彼らに「再会」できるなんて! 今回一番ウレシかった本です。(埼玉県・ながす・くじら)

【金の時銀の月/?】
●ファンタジックな作品で好感が持てた。特にラストが感動だった。(神奈川県・土方勇)

【空華眩眼/?】
●「神の遺伝子」は彼女にしては異色のSF! 読んでいたらなんか、大正から昭和初期の香りがこう、ほのかに…。博士の助手が、なんだか愚かしくて切なくて愛しい。自分がクローンである事も、狂人じみた(ある意味親である)博士を殺した事も自問することを忘れて欲した、「夢」。歳月は彼から全てを奪い、その「夢」によって大きな過ちが引き起こされようとしている。でも、彼が求めたものは、愛した女性とともに暮らすことだったのに…。坂口安吾をほーふつとさせます。(東京都・待宵沙樹)

読書会アンケート全感想紹介

【ともだちの条件/BAO協同組合】
●やさしさが好きでした。あたたかくて、さいごにはふと笑みをもらしてしまうような、そんなやさしさでした。(東京都・さのようこ)

【Yes/CLUBフルスロットル】
●筆者自身が、のびのび描いてみたかった、とコメントしている「数cmのスクリーン」が、とても良かったです。上手いものを描いてやろうという話は、やはり読んでわかる。しかし、この作品にはそれが無い。読んでいて、気持ち良いものがありました。もっとたくさんマンガを描いて、もっと納得の行く作品を描いて下さいね。って云いたい。(東京都・益子麻里子)

【ナチュラルウォーター/COMME CHINOIS】
●そそる。(神奈川県・末吉薫)

【お茶画誌1/CoToRi-TEAM】
●「ドコン城大血戦」のパワー凄すぎ。必読。(神奈川県・紅茶羊羹)

【月兎4/CRYSTAL BOX】
●久々にであった「本格的なファンタジー少女漫画」である(昔の「コロネット」を読んでるようだ) 連続モノは前のストーリーがわからないと、読むのが苦痛になるのだが、この本ちゃんと3巻までのあらすじがある。よし次のコミティアではシリーズ出ている分全て買おう。(埼玉県・阿部紀巳夫)

【SIESTA/FAIR-CHILD】
●きのこの山の栗味は美味しい。(東京都・塚田康太郎)

【CONDENSED ION/ION】
●大辻寛人誌の作品、絵が面白かった。(東京都・Belne)

【赤い花白い花/ISOTOPE】
●前の話を知らないけれど、あらずじをつけてあるので簡単に(?)入っていける。よくある伝記物ではあるのですが、構成も絵もしっかりしていて安心して読める本です。(東京都・七緒凪)

【ディグコレ/Life Dig】
●ようやるわ…このまま精進してください。(神奈川県・紅茶羊羹)

【月猫/Limbo】
●台詞がほとんどないマンガなのにすてきな絵で読ませてもらいました。(雰囲気が大好きでした。)(?・?)

【COMBINATION/M3出版】
●元気のよいのが良い。(茨城県・まぐろ)

【Mari's/Mari's】
●ていねいな作品。(東京都・桧木倭世)

【GOLI GOLI COMIC 1/ORIGINAL BOX】
●いい瞳をしている。(?・?)

【HEAVY NOVA/Plantation】
●「自分が楽しいコトが絶対条件」というのがわかりました。キャラクターたちが楽しそうに動いていて、話がイイテンポで進んでいく。表情もなんかイイです。(東京都・岩田恵里那)

【CHIHARU-MANIA/POWDER MILK】
●耳の生える話と、歌のわからん話、ほのぼのしてて良かったっす。(?・?)

【火炎天女/RAIKA】
●かっこいい。(東京都・スチュウアートリービー)

【ストロベリー/Silver speed】
●ジャンルは少年だったのかーっ、知らなかったっス。テレちゃいます。でも、もっと言ってぇ~っっ。(東京都・山川黄予美)

【王様行進曲/TAUPE】
●レゲエのおじさんと意志が通じる猫と現実逃避して遊びに来る大学生のハートフルで、切ないストーリー。1人でも多くの人に読んで欲しい。(神奈川県・行灯猫又)

【divider/WIRED】
●絵も暗いが文も暗い。(東京都・本谷生史)

【みんなのうたの逆襲/X2000環境向上委員会】
●通信カラオケのともとなる?通や趣味人に便利な検索早見表。何げにページを開くだけでも、初代ガンダムのOP.EDの歌手がグロイザーX歌ってたり、石川進の「ど根性ガエル」はどの機種にも入っているのに、「ど根性でセンス」はU-KARAにしか入ってないとか、生稲晃子の「麦わらでダンス」はそーか「とんちんかん」で使ってたのか!などと新たな発見も楽しめて、カラオケ好きでない方・おニャン子ファンにもおすすめ。(?・飯田橋くらら)

【ぺんぺん/あとりえだば】
●かわいい。とにかくかわいい。何がって、そりゃあもう、全部。(千葉県・Y・F)

【府中…時の迷宮/あびゅうきょ工房】
●昔住んでいた街、通っていた学校等、なつかしい場所を訪れるとどことなく不思議な、時間のずれを感じることがある。この本はその「ずれ」をうまく表現している。(埼玉県・阿部紀巳夫)

【イメイジ.オルシコン3号/いばらぎや】
●読んでいてほのぼのした。昔通っていた学校の近くのイメージに似ていてなつかしい気分になりました。(?・?)

【DEPTH/かえる企画】
●これはイベント中でも気になっていました。こういうの、好きです。(?・有明綾)

【ひらいてごらん。/かひ&doggie chocolate】
●小っこい、しかけ絵本。してやられたって感じ。なぜかって? 私も、やりたかったから。仕掛けおもしろかったです。一粒食べて二度おいしいって感じでした。(神奈川県・シマリス)

【なんとなくさみしい日には/こらそん文庫】
●ばけこさんの再録含み個人誌、だそうです。アニパロコミックスのころから好きな方でした。今日突然この本に出会えてとても幸せな気分になれました。じーんときます。今度は買いにいく!(神奈川県・中村歩)

【Marder2/どりあんしすたーず】
●ここのシリアス本はずっと好き。(?・みずの)

【やおい本/ねね】
●おもしろかった。いいパイロットになれるな。(?・?)

【ぎょっ!とパラダイス/はるまげ温泉】
●単行本にならなかったそーで残念…。すんげーかわいいです。(埼玉県・楠原柾)

【満月/ぱわふるシスターズ】
●作曲家ものにこだわってますね。めずらしくっていいっス。パッションもあるし…。(東京都・山川黄予美)

【鳥~あこがれ~/ぶちねこCLUB】
●たぶんこれ詩、白にあこがれるからすの詩がなんともいえなく心にきた。(東京都・尾白鴉)

【温泉さだまさし/みりめとる】
●このサークルはいいです。入れてください。(?・?)

【英国遊山3/れぷん公司】
●濃い。とにかく濃い。(?・?)

【You Love COMIC DON'T You?/アートファクトリィ】
●例の「何故、同人誌を読み描きするのか?」の答えがここにある。(神奈川県・行灯猫又)

【ガラス通信/グループ自由巣】
●絵本調でおもしろい。ただよくできてるけどいま一歩まとまりすぎの気がする。(?・有明綾)

【SONIC FRAULEINS/サークルまんてん】
●元ネタ知ってると倍面白いです。(?・みずの)

【K/スタジオ紀行局】
●サイコーのノリです。読んでください。(神奈川県・佐藤由紗)

【うんこの町のメリー/ダリア】
●これも買いのがした本。3分の1ぐらいまで読んで、すげえ!と思いました。びっくりしちまいました。天才にはかないませんね。(東京都・室姫おるこ)
●初めて知ったわけではないのですが、これ以降、他の本を読む体力がなかったので仕方なく。体力使いました。スゴイ。コメントする気力も失せて…。(?・?)

【トリックカップル/チュンチュン】
●上手い。マンガもちゃんとマンガになってるし。(?・みずの)

【MELTY KISS 2/ドリームシップ】
●厚さの割に、凄く軽い本で、持った時思わず驚いてしまった。 私みたく大量に買う奴にとって、持ち帰る時非常に有り難い。(神奈川県・行灯猫又)

【COMBI-NATION/ヌーヴェルナイツ】
●いきおいがある絵と話というのはそれだけで価値があると思う。(?・有明綾)

【春夏秋冬/ファミリーレストラン(青翠社)】
●当日小説ジャンル回ってても(行かなかったのですが)、多分手に取ることはなかったと思います。…出来すぎの本ってどうも苦手で。本の造りといい、文のレイアウトといい、何の破綻もなくさらっと、凝ったと思わせないくらいの完成度。読書会でじっくり目を通してみないと本の良さって気づかないもんですね。今度買いに行きたいです。(?・飯田橋くらら)
●とても温かい丁寧な本。サイズがもう少し小さければ字を追うのが楽だと思うんですが(上下まぜるのが疲れる…) ちゃんと整っていて、ふりがなもあっていいと思う。(?・?)

【秋川市役所 ローラーブレード機動隊/メロン・ド・トロン】
●「ローラーブレード」というアイテムの発想が新しい。話の展開は、ちょっとクサだけど、スピーディでギャグもきいているのでけっこう楽しめた。(?・?)

【猛獣使い/ヤマダ企画】
●すごく、こういうの好きで…。(?・有明綾)

【認識物理学原論/暗黒通信団】
●コミティアで論文が…しかもおたくマニアなのが読めるとは。いいですね。自分が興味ある分野なので楽しかったです。(神奈川県・カツホユイ)

【カナディアン・エクスプレス/英国犯罪博物館】
●読みでがあった。(東京都・Belne)

【水紋/月見堂】
●よくありそうな少年と少年の友情物語なんだけど好き。(東京都・尾白鴉)

【明ける夜の幻想詩人/月砂時計】
●古き良き時代の少女マンガ風(…失礼かな?この言い方)でよいです。(神奈川県・中村歩)

【やったね! カイザー号/高速船】
●ほのぼのとした絵柄と、ちょっとお下品なギャグがgood。(?・?)
●激烈に面白い。(?・?)
●かわいいシモネタが良いです。(神奈川県・佐藤由紗)
●これもギャグ。とにかく笑えた。いきおいで読ませる感じです。(神奈川県・長屋晃)

【そこは全てが快適でこれといって不満はなかった/散歩の冒険】
●こういう、日常的にあって、それでもふだんより勇気のいるようなっていう1コマをかく人、あんまいないんですよね。私、こういうの好きなんで…。(埼玉県・楠原柾)

【こみっくV2/勝尚哉】
●女性投手が右投げというのに違和感があるのは、自分だけだろうか? やはり野球狂の歌、赤毛のサウスポー、勝利投手など過去の作品が影響しているのかもしれない。(東京都・佐藤佳久)

【アタマに野バラ/笑う魚と虫喰女】
●テンションが高くて(詩集なのですが)本のつくりもこっていてよかった。(?・?)

【烏/神の計画社】
●矢の刺さった烏を助けた女子高生が、家庭の事情で追い込まれて自殺しようとする話。彼女の寂しさと心情の変化がひしひしと伝わってきます。…でも烏ってトリ目だから、夜放されても飛ばないと思う。(神奈川県・行灯猫又)
●親と子のディス・コミュニケーションってすごく興味あるテーマだし、それを上手く表現できていると思う。(千葉県・さくらのりたか)

【鳴本君/大村】
●今回買い忘れてしまったのでここで読めて良かった。やっぱ大村のマンガはいい。(?・?)

【暗闇天狗始末之記1・2/中村屋】
●買いのがした本です。 やっぱり買っておけばよかったと思いました。ちょっとクセっぽかったり、表現がストレートすぎるのも気になりましたけど、読み進めるうちにどんどん面白くなってニヤニヤしてました。次、買いに行きます。(東京都・室姫おるこ)

【MAGURO PROJECT 4/昼寝堂】
●くだらなくて笑えた。絵はヘタですが見づらさはありません。(神奈川県・長屋晃)

【関ケ原・上/天下御免丸】
●作者の言う通り十何年か前のテレビでやっていたのを下じきにしていますが、擬人化した犬を登場人物に置き換えた解釈の仕方が、これはこれでご愛嬌様!!(神奈川県・うさぽん)

【収穫祭/渡辺博光】
●「幸せ」をある方向から描いた作品。今の私には胸が痛くなってしまいます。(東京都・塚田康太郎)
●人間って弱いなあ…そう思わせてくれる作品です。(?・?)

【harmony/東京自由自在】
●情けない男が主人公なので、一発ケリ入れてやりたくなる。でも、「生きていくってことはこんなもんなんだ」とか、「こんなやり方でもいいじゃないか、自分!!」っていう風な、自分をはげましたい時には、もってこいの作品かもしれない。人間誰もがもっている気弱な部分を、カル~く描いて下さった、ステキな(それでもってノスタルジックな)作品だと思いました。(東京都・益子麻里子)

【LUNAR MAZE/桃とナイフ】
●てらいのない線がとても好感のもてる作家さんです。(神奈川県・平野俊幸)

【創作少女/道楽者に月の冠】
●レズビアンを扱った作品が主なのですが、重いものを軽くさっぱりと読ませてくれます。考えさせられると言うより、別にいいんじゃないのかな、おかしくなんかないよ、自分に自信さえ持てればね、と感じました。この本は機会があれば買って何回も読んでみたい。(神奈川県・長屋晃)
●今回の読書会で一番の収穫です。ぜひ一度読んでみてください。(千葉県・Y・F)

【SENTIMENTAL JOURNEY/突撃盛貴堂】
●本誌そのものより地球上を汚染し尽くし、ドームカプセルで生き延び、それでもなお、心が荒廃した人々を描く「FAKE IN THE SKY」が気に入りました。(神奈川県・うさぽん)

【夢路亭邂逅録/突撃盛貴堂】
●いい感じ。ただのH本なだけじゃなくて、大正ロマンの+αが効いてる。本編を読んでみたくなった。(?・みずの)

【山海経異聞/猫眼】
●むちゃくちゃ気にいってます。すごく、きれい。(?・有明綾)

【バカ殿城中記/波万波】
●おもしろかった。これはよい、一気に読み込んでまた読んでしまった。あのバカ殿って…なんか「○村○ん」のバカ殿を思い出してしまうが、それは許してください。(神奈川県・シマリス)
●時代劇もテンポがいいとついついのめりこんでしまう。自分には重いテーマ、情緒あふれる作品より、このような作品が面白い。(東京都・佐藤佳久)
●読んで笑う、ここまではふつうのギャグですが、この本、思い出して又笑えます。バカ殿の顔が浮かんでくるのです。家に帰ったら、又思い出して「ウフフ…」とか言いそうです。(独り暮らしなのに…。)(埼玉県・楠原柾)
●コメディ時代劇のノリで、絵とお話がとってもマッチしてると思います! 笑えました。(神奈川県・秋葉理恵)

【VAMPIRE KILLER/斑鳩】
●骨組がしっかりしている。シリーズもの1作目のようで、先が楽しみ。(神奈川県・末吉薫)

【極東文学書報/瓶詰天国・人形地獄】
●レトリックな描写と、文字の使い方が何とも言えない。(神奈川県・うさぽん)

【明電まがい/瓶詰天国・人形地獄】
●タモリの音楽は世界だ、をよく見ていたので明電がその後、どうなっているのかは気になっていたので、ここで、この話が読めるとは思わなかったです。明電のような会社に入社したかった。(千葉県・若林文子)

【東京漫画喫茶事情(第3版)/風眠舎】
●あの「東京オタッキースポット」にものってない、漫画喫茶がいっぱい。でも、悲しいかな埼玉県民の私にはあまり使えないのだ。どなたか「埼玉版」出してくんないかなー。(埼玉県・阿部紀巳夫)

【WHITE MAGIC/魔法のお店】
●「熱血刑事伝説・独来署日常」が最高イカス。(神奈川県・紅茶羊羹)

【コンポーザーK氏の悩み/夢幻崇烈】
●深層心理の人形(自分自身の)があったらこわいけど、でもK氏の様に楽しめるかも、って思うと、ほしいような。でも、自分のではなく、友達のとかだったらもっと楽しいかも、って思います。話が判りやすくって、いいです。(千葉県・若林文子)

【Sally Cinamon/夢貉】
●少女サリーの視点やものの考え方と、無垢な彼女に優しくあろうとする兄クリスのそれぞれの表現が素晴らしいです。また丁寧に描き込まれた生活感のある室内の光景も、物語により深みを与えてくれている様に感じました。(群馬県・関直人)

【歯医者さん本スペシャル はがいたいということ基礎編/無限軌道】
●「まじめにかこうとすればするほどむずかしくなってゆく…」と筆者はなげいていらっしゃるが、まじめに描いて下されば下さるほど、読んでいるこちらは面白い。とってもブラボーな歯医者漫画。絵と話のバランスが絶妙!! どんどん、ボンノー全開で描いて欲しい御仁です。(東京都・益子麻里子)

【あたたかい鍵盤/藍色劇場】
●ストーリー構成というか…なんか血のかよったお話だった。読んでてとまんなくなった。上手い!(千葉県・さくらのりたか)
●次はこの作家さんの本を、幾多もの本の間から、確実にすくい上げられるようにしたい。(神奈川県・平野俊幸)

【緑水劇場/藍色劇場】
●何回も読みました。愛することの不安と絶望、ハッピーエンドで良かったな、マジで。(東京都・塚田康太郎)

【音泥棒/竜の子太郎】
●かわいくて、いいと思う。センスいい。(?・有明綾)

【COTERIE3/林檎堂】
●これだよ!と思った。「おたく」って差別されることをおそれて自分の好きな事をあきらめちゃうのが絶対に嫌だったから、その考え方をそのままズバリ言ってくれたことに拍手。(千葉県・さくらのりたか)
●後ろの四コマが良いです。(神奈川県・佐藤由紗)
●「ガンダムだけがガンダムなんだ~」満さん、私もそう思います。でも0083は認めてあげても良いのでは…。(?・?)


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