COMITIA63 アフターレポート

そろそろ水温む頃となりました、皆さんいかがお過ごしでしょうか。2月23日に行なわれたコミティア63のアフターレポートをお送りします。
今回も東京ビッグサイトでの開催で、まずはおなじみ前夜の会場設営から始まります。実は昨年の2月は設営協力者が5人ぐらいしかおらず、コンクリートの床が底冷えする中、小人数で必死に作業したものですが、今回はなんと22名も来てくれました! うれしくて最後は記念撮影までしたほど。おかげで設営もスムーズに進み、順調に当日を迎えられました。次回もぜひ多くの方のご協力を心からお願いします。
さて当日。大きなトピックスは、同日向いのホールでフィギュア系の大イベント「ワンダーフェスティバル」があった事。そちらは3万人ぐらいの動員があり、傾向が似ていることもあってか、コミティアもついでに覗いてみようというお客さんが結構いたようです。中には「同日開催なのでワンフェスに行けなくて悔しい!」という人もいたようで申し訳ありません。
また、会場での企画として、アメコミ「マーヴル」社の作品展&持込受付と、日本の既存の出版社の出張編集部持込受付を行ないました。
「マーヴル」はアメリカから編集者が来日。アメコミショップ「BLISTER」の協力出展もあって賑やかなスペースが出来あがりました。会場ではアメコミ独特の製作方法の解説も展示し、「判りやすい」と好評。持込もおっかなびっくりな雰囲気でしたが多くの希望者が並び、双方とも大きな手応えがあったようです。「マーヴル」の編集さんも日本語で「大成功!」という言葉を残してアメリカへ帰ってゆきました。いつか日本の作家がアメリカで活躍する日を楽しみにしていましょう。
さて同様に日本の出版社の出張編集部も好調。好調過ぎて雑誌によっては3時間待ちという事態になってしまい、泣く泣く諦めた人もいた様です。それでも実際に持込んだ人からは「勉強になった」「ヤル気が出た」という好感触が多く聞かれました。40誌ぐらいにアプローチして実際に賛同して来てくれたのは10誌。発案した側も、出展する側も、そして持込んだ側も、みんなドキドキものの企画でしたが、まずは「成功」と言って良さそうです。またこの企画をやることがあったら、今回の成功を基にさらに多くの出展を呼びかけたいと思います。
さて、おかげさまで大いに賑わったコミティア63。次回は5月5日のゴールデンウイーク開催。例年もっとも多くの一般参加者が集まる時期です。多くのサークル・個人の方の出展をお待ちしております。

コミティア実行委員会代表 中村公彦

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