季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。5月5日に行われたコミティア108のアフターレポートをお送りします。
今年最初の東京ビッグサイト3ホール開催は、募集数の5000サークル近くが参加してくれて、大いににぎわいました。場内は閉会間際まで終日、人で溢れており、途中で「館内の二酸化炭素濃度が高過ぎ」という観測データの連絡が来て、急遽エアコンを入れたほどでした。
さて実はサークル数が増えると一番大変なのは、開会前の参加サークルの巡回受付と見本誌回収作業。いつもは参加サークルの方の協力で成り立っているのですが、これだけブロック数が増えるととても人手が足りず、一般参加者の協力を募ってやっと回った感じです。一般参加の方には事前の講習会に一度参加していただく必要がありますが、今年はまた募集する機会があると思いますので、ぜひご協力ください。
当日は午前中が少し雨模様。今回はGWの来場者増に対応して、開会前の一般参加者の行列を場外の駐車場を借りて形成しました。そのため雨の影響に少し不安がありましたが、大きな混乱は無く運用できたようです。今後は場外駐車場での待機列形成が基本になりますので、開会前に来場される方はそのつもりでよろしくお願い致します。
また前日設営にも100人近い一般協力者が集まってくれて、大変有難かったです。いつも言うことですが、こうした協力者の方のおかげで、スタッフも前日の負担を減らして当日の作業に集中できる面もあるので、今後ともご協力よろしくお願い致します。
そんなこんなで、今回はまずはその3ホール開催の規模の影響が大きかったです。単純にいつもの1・5倍の参加サークル&一般参加者な訳で、サークルアンケートを見ていても、参加サークル数が多いと埋もれてしまうという声と参加者が多いからいつもより見てもらえたという声の2つの反応に分かれました。この辺りはそれぞれの作風やジャンルの傾向もあると思うので難しいところですね。サークル参加する側としても、年4回のコミティアの中で都合の良い回を選んでもらえたらと思います。
さて、当日のトピックはコミティア30周年記念作品集「コミティア30thクロニクル」第1集の発売。何しろ1冊640P・重量700g・厚さ46mmという大ボリュームですから、販売するのも一苦労。梱包を剥いても剥いても剥いても終わらない~と悲鳴を上げている内に12時半頃には完売してしまいました…。これは嬉しいというよりも せっかく買いに来てくれた人たちに申し訳ない という気持ちでいっぱいです。また、後日読んでくれた人からもたくさんの好評の声をいただいているので、買いそびれた方はぜひ一般書店でご購入ください。そして、8月、11月の第2集、第3集もよろしくお願い致します。こちらの詳細は公式サイトの『コミティア30thクロニクル』特設ページをご覧ください。
ということで、30周年記念YEARの2回目、5月の3ホール開催も無事終了しました。残るは8月と11月の2回。とくに11月は第1回が11月18日開催だったので、まさに30周年記念回としていろいろ企画を練っています。ぜひ楽しみにしていてください!
コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ108より)