あむぱかおでんランチ。
- 生年月日…1月2日
- 職業…会社員
- 趣味…漫画を読むこと・描くこと
- コミティア歴…コミティア107から
- http://www.pixiv.net/member.php?id=241598
”恋人ごっこ”をし続け触れ合っているうちに男子のことをデレデレに好きになる女子や、毎日幼馴染の唾液をねだる女子…。自らも「恥ずかしくて読み返せない」というくらい、ヒロインの可愛さに身悶えそうになるラブコメを描くあむぱかさん。彼女はどのようにその魅力的な作品やキャラを作り出すのか――。
漫画を初めて描いたのは中学3年の時。高校では漫研に所属し、そこで漫画を描く楽しさに目覚めた彼女は、美術の勉強もできるデザイン系の学校に進学。しかし就職後、仕事が忙しすぎて漫画を描く時間が殆どなくなってしまう。そんな状況が落ち着いた2014年、コミティアに初参加して発表した『きみのせい』は、なんと7年ぶりの創作漫画になった。好きな「女装男子」を題材にした同作は「初めてのラブコメ作品」という言葉に驚くほど完成度が高く、手応えもあった。以来、積もった想いを解き放つかのように、ラブコメを中心に毎回楽しい新作を発表している。
彼女の漫画の魅力は、「女の子をもっと可愛く見せるにはどうすれば良いか、よく考えます」と語る通り、女の子の表情や仕草が可愛いことだ。『きみのせい』は女装男子というテーマに合わせ、「ギャップ萌え」の可愛さを追求。主人公の可愛い系の女装男子が恋する相手、強面だが本当は引っ込み思案なだけのヒロインが実に可愛い。最新シリーズ『となりのバカと続く嘘』は幼馴染・大志に「唾液を摂取しなければ死ぬ不治の病」という嘘をついて毎日キスをねだる女子・悠里が主人公。バレないように嘘を重ねるシチュエーションが痛快な作品だ。「男子視点で女子を描いた方がより可愛い」と昔から好きな少年漫画の発想で考え描いた、大志視点のパートが良いオチになっている。そんな恋する女子の内外のギャップの面白さ、可愛さが読者の心を掴み、同作はコミティア114の見本誌読書会投票で一位を獲得した。
その創作意欲の源は「漫画の表現が好きだから描いていて楽しいし、読むのも大好き。漫画に囲まれていると幸せです」というくらい溢れる漫画愛。そんな彼女は今年一月、『まんがくらぶ』(竹書房)で「となりのバカと続く嘘」リメイク版で商業デビューも果たし、より今後の活動が楽しみな状況だ。「自分が面白いと思うものを発表し続けたい」という漫画への情熱を胸に、自分も読者も楽しませる漫画を世に送り出し続けて欲しい!
漫画を初めて描いたのは中学3年の時。高校では漫研に所属し、そこで漫画を描く楽しさに目覚めた彼女は、美術の勉強もできるデザイン系の学校に進学。しかし就職後、仕事が忙しすぎて漫画を描く時間が殆どなくなってしまう。そんな状況が落ち着いた2014年、コミティアに初参加して発表した『きみのせい』は、なんと7年ぶりの創作漫画になった。好きな「女装男子」を題材にした同作は「初めてのラブコメ作品」という言葉に驚くほど完成度が高く、手応えもあった。以来、積もった想いを解き放つかのように、ラブコメを中心に毎回楽しい新作を発表している。
彼女の漫画の魅力は、「女の子をもっと可愛く見せるにはどうすれば良いか、よく考えます」と語る通り、女の子の表情や仕草が可愛いことだ。『きみのせい』は女装男子というテーマに合わせ、「ギャップ萌え」の可愛さを追求。主人公の可愛い系の女装男子が恋する相手、強面だが本当は引っ込み思案なだけのヒロインが実に可愛い。最新シリーズ『となりのバカと続く嘘』は幼馴染・大志に「唾液を摂取しなければ死ぬ不治の病」という嘘をついて毎日キスをねだる女子・悠里が主人公。バレないように嘘を重ねるシチュエーションが痛快な作品だ。「男子視点で女子を描いた方がより可愛い」と昔から好きな少年漫画の発想で考え描いた、大志視点のパートが良いオチになっている。そんな恋する女子の内外のギャップの面白さ、可愛さが読者の心を掴み、同作はコミティア114の見本誌読書会投票で一位を獲得した。
その創作意欲の源は「漫画の表現が好きだから描いていて楽しいし、読むのも大好き。漫画に囲まれていると幸せです」というくらい溢れる漫画愛。そんな彼女は今年一月、『まんがくらぶ』(竹書房)で「となりのバカと続く嘘」リメイク版で商業デビューも果たし、より今後の活動が楽しみな状況だ。「自分が面白いと思うものを発表し続けたい」という漫画への情熱を胸に、自分も読者も楽しませる漫画を世に送り出し続けて欲しい!
TEXT / SEIJI OCHIAI ティアズマガジン115に収録