ティアズマガジン116 Push&Review全コメント
このアーカイブは、前回のコミティアで頒布された本に対する、
1.ティアズマガジンPush&Review用に送られたコメント
2.見本誌読書会アンケートのコメント
をすべてデータ入力したものです。書式は、
【投票された本のタイトル/サークル名】
●葉書アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
◆読書会アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
となっています。掲載の順序は、サークル名の50音順となっていますが、編集の都合上順序が入れ替わっている所があります。あらかじめご了承下さい。
コメントがない葉書・イラスト主体の葉書は記載されていません。また、集計締め切り後に来た葉書も極力載せています。したがって、順位の票数と実際の掲載数が異なっていることがあります。
コミティア実行委員会
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はがきアンケート
7 【milk 《in the milk総集編》/不可不可】
6 【EVE vol.47/ドリームシップくれすBOOKS】
4 【EVE vol.46/ドリームシップくれすBOOKS】
4 【感覚で描くパースと魚眼パースの本/パコキリン】
4 【シマライフ!/蛮仔屋】
4 【さめざめ、/落下声】
3 【RENSHI/鰯旋風】
3 【少女少年爆走中!!! 椎名かじん短編集3/馬鹿星人】
3 【貴婦人のワードローブ 完全版 1400〜1930/少女ヶ原】
3 【黙せる詩/くろしまゐ】
3 【大江戸七十七夜/クロ僕屋】
3 【みちのくに みちつくる 下巻/相模屋】
3 【Mythos ギリシア神話4コマ(2)/すちぶっくす】
3 【テヅカVS四コマ——『あずまんが大王』は『まんが道』を殺したか/前途洋洋だ会+Project Merca】
3 【ハンマークラヴィーア/ハイパーケトルイエスタデイ】
3 【ヒバナ短編集/ヒバナ】
3 【インファイティング/HEYZEY】
3 【踊り子と指輪の幽霊 [上]/ペタルダと野花の杖】
3 【軍艦武蔵の最期/松田 重工】
2 【お嬢魔女さまの受難/ARDENTMATCH】
2 【ゆきのしんぞう/アイカラッカ】
2 【アイヌのはなし/アイヌコタン】
2 【やさしさ/肋屋】
2 【キューティーローズ/アレキサンドライト】
2 【冷ごはんは温まってく/梅皿テクニカー】
2 【マガッテストレート!/衛星ベジータG】
2 【夢なら夢と、ささやいて/オダギリックス】
2 【長い滞在/球体】
2 【黒猫/魚群】
2 【母と姉/禽獣虫魚】
2 【ふたりきりのバスストップ/くまのとおるみち】
2 【創作しま戦果 総集編 1〜5/黒電話】
2 【はじめてのサークル参加/Circles' Square】
2 【yurhythm★-ゆりずむ-/Junk-lab】
2 【流行り神プロトコル/13月2日】
2 【アキと花織は 1/狩猟社】
2 【Deepredの鎖31/すが間敦子】
2 【ボンボン・ショコラ・アソート/すこやかペンギン】
2 【ポケットがいっぱいの季節/TeamInazuma】
2 【柊ちゃんと楓くん。(1)〜(4)まとめ本/月陽炎】
2 【えすえる/TNC】
2 【GIRLDECO/とおくちかく】
2 【魔王が勇者を呪う件/人界の歩法】
2 【故障少々、死を少々/Happa】
2 【ツメコイ/ビビットグレー】
2 【大田原権造探偵事務所〜最終話〜/びりおんみくろん】
2 【先生はとてもちいさい 5/まぬけ屋】
2 【青春彷徨ポートレイト/まばたき星雲】
2 【月の位相/真夜中のカフェ】
2 【餅がたり/まるちぷるCAFE】
1 【青と珊瑚の眠り姫1/藍色カルセドニー】
1 【ガールの時間/藍色劇場】
1 【ひきこもり修道女日記 総集編 上/藍色劇場】
1 【机上の欠けら/ein】
1 【コンプレックスライダー/アクセスジャム】
1 【肉まんの恩返し/朝陽 昇】
1 【都電 都電と巡る東京の四季/ASUKATRAVEL】
1 【ミラクルハンター/後野聖哉】
1 【はれのちおもち/アマグリ】
1 【この家とまれ/ARARAGI】
1 【あずきっと・まにゅある しょのよん! 人形町編/あんみつくらぶ】
1 【また、あくるひ/いきいき人生】
1 【いきもの新聞/いきもの新聞】
1 【DOMEの外へ/井口 太陽】
1 【僕たちの好きな水木しげるの小学館入門百科シリーズ/石丸まく人】
1 【WWFよもやま話寄席集 上/稲穂屋】
1 【魔王の六畳/犬ご屋】
1 【おかえりください!勇者さま/犬印パーラー】
1 【Land/岩場】
1 【夷堅志 兎ト術士ト雨夜ノ怪/うさぎ洞】
1 【HYDRANGEA/嘘】
1 【ないしょばなし/うそつきあのこ】
1 【(創作雑貨・アクセサリー)/うっとり夜会】
1 【ワルツ.02/うまちん】
1 【カメラ屋さんにはカメがいる!/ウラベヤーズ】
1 【魔女のお宅訪問記 Vol.3"飛べない魔女"の薬屋さん/エナトリウム】
1 【MGM 新聞/MGM】
1 【スク水あならいずArchive:2/Ensonode】
1 【新明解騎士逸話集 宴/大声】
1 【屋上遊園地 vol.3/屋上遊園地】
1 【どうぶつの代表 どうぶつマン「節分の代表」/ococo.】
1 【となりのバカと続く嘘(2)/おでんランチ。】
1 【好きって言いたい!!/おはぎ野郎】
1 【メゾン巣窟/オレンジ君】
1 【隣で恋して、抱きしめて。/Kyanite】
1 【妖怪愚連隊/鏡割人形】
1 【サイバネティクス・タイプワン パンフレット2ndエディション/架空世界広告社】
1 【短編集 ヒメコブシ/カスピトラ】
1 【わすれもの/かたまり屋】
1 【1年生2年生/(A)】
1 【十月くん/かねこもとき】
1 【Color Finder/ColorVarenye】
1 【相思相愛歪みナシ/ガラクタ箱】
1 【カンパネルラの魔術師/カンパネルラ&17352】
1 【GODTAC115/キセガワ上流】
1 【別冊 Cafe Monster vol.01〜06/喫茶モンスター】
1 【《竜灯屋台のリディアとルー》竜の子供が帰る家/狐灯籠】
1 【ここはサイハテではない/キノコ灯】
1 【スーパーレディレナちゃん第五部/木持アート出版】
1 【魔法少女ムサシ/キャラバン】
1 【すきのいと 1/Caramel Crunch】
1 【球体とマンガ/球体】
1 【忌憚少女/牛乳屋】
1 【the way of the evolution/kudan sogou】
1 【あなどれないサトウさん/熊団】
1 【小悪魔のスコアブック/ぐる〜ぷひのらん】
1 【アングロドン/黒ネコワルツ】
1 【剣と魔法のゆめただじ/Chromatin Chain】
1 【青が目にしみる日々/くろみや別館】
1 【山に登っています Vol.2/下山部】
1 【水神夜抄/幻想空間】
1 【チランジアやってます。/ゴースト】
1 【百合詰め/corner】
1 【末期の其他兵器集/こがしゅうと宅】
1 【しょうかんまほうの実験/虚空100万マイル】
1 【こしまが201602〜帳簿みだれる〜/腰の曲がった空間】
1 【氷の女王様/コジマコ】
1 【夢幻/Cotton】
1 【オン×オフ その2/コパ屋敷】
1 【YGGDRASIL(1)/ゴマ缶】
1 【歯車の月の寓話/暦がさね】
1 【百合とバット/こんにちはーズ】
1 【ブーさん/斉藤鈴木】
1 【魔女病とねむりのとり。/さかなのマーチ】
1 【オヤジが全力で笑わせにきてるゾ/サニーブルース】
1 【始まりの森の冬の終わり/サブマリンサンドイッチ】
1 【隠して言わずとも/鰆】
1 【猫とつぼみ/サンタロー】
1 【みっちりなるべくぎっちり/3794】
1 【出力疾患 上・下/事象モジュール】
1 【さるのこばなし/しちみ楼】
1 【汎用免罪符/私的標本】
1 【ゆりとチョコレート/sihoの部屋】
1 【モテたくて/シャザーン】
1 【(マル秘)女学生スメグマ白書〜熊子の花園〜/シャザーン】
1 【その心、泣いているね。/シャザーン】
1 【底/狩猟社】
1 【アノコニユリイカ/上下左右】
1 【11years of age /少女思考】
1 【ほんとのこと/初期形】
1 【中年ユムシ/食人大陸まうまう】
1 【Sascha/John Smith】
1 【オタク年表2015年冬版/ションテンがりあー】
1 【呪われました。/す】
1 【少女クロゼット/すあまフレンズ】
1 【頑張れ、双子姉妹/sky alliance】
1 【ポッチくん/杉崎貴史】
1 【繋がれた人/SCOPE CAT】
1 【魂の玉章(たまのたまずさ)/スタッフWHY】
1 【生ガキちゃん/酢豚ゆうき】
1 【食品サンプルの女/住処】
1 【真夜の旅人/星間ハイウェイ】
1 【Hyogo no Seifuku2/制服はん。】
1 【Farbe/serendipity】
1 【アモロサメンテ/0丁目】
1 【表裏エモーション/空色の音】
1 【記憶をめぐる、彼と少女の物語/宇宙の森】
1 【緑者定離/鯛を焼く】
1 【THE BRENNER SIX FEET UNDER/瀧川玲】
1 【乙女なイギリス/たけこの里】
1 【ひとりぼっちのメモワール1/ダンガイゼッペキ!】
1 【君に捧ぐアンコール/ダンガイゼッペキ!】
1 【ポケットがいっぱいの季節2/TeamInazuma】
1 【CUPITOR/CIELO】
1 【希望デスパレート/チカラアバレハジケ】
1 【月曜の朝には終わる とるに足らない夢/tito】
1 【white out/tito】
1 【臺灣的報告/千屋通信所】
1 【ちゃむさん4 Dear My Friend/ちゃむ屋】
1 【灼熱甲子園/ついに絶滅】
1 【きみの手は冷たい。/月陽炎】
1 【こうふくなこども/月の亡骸】
1 【月と学校と殺人/月の亡骸】
1 【終焉の波雫明けの青/月の亡骸】
1 【Explosive Bolt/T.N.T.SHOW】
1 【DAISYWORLD A GIRL MEETS HER SISTERS/DAISYWORLD】
1 【描け!ゆとりお姉ちゃん/テクノストレス】
1 【チャンバラ・ガールズ/電脳吟遊館】
1 【アカシアの箱庭/TOY・BOX】
1 【青/とうめいしつ】
1 【リズベルルの魔1+2、リズベルルの魔3+4/ときてっと】
1 【おしろにすんでいる/tot lot】
1 【しょっぱな/ともわか】
1 【USO801/トラツグミ】
1 【TRANCE CIDER/トランスサイダー】
1 【召喚中・マカパイン1/ナイーブタ】
1 【また会う日まで/なかずとばず】
1 【獣人と囚われの少女/中村呉服店】
1 【貝とオルタナロック・3/nak.moo】
1 【ぎゅうちゃんたびにでる/なるなる文庫】
1 【大森陵の食卓/にしんそば】
1 【130kgのスケブ厨/日記と言うか雑記と言うか戯言。】
1 【影月があたいになびかないのはどう考えたって都会の女が悪い/娘虎呂餅】
1 【いまひとときの恋/庭外】
1 【セツコの庭いじり 8/猫おばさん】
1 【シュノーケルはいらない 1/ねこかんロマンス】
1 【cinema/note.】
1 【いらないハンカチ/ののとこ】
1 【おさななじみ/のまない】
1 【星屑プラネタリウム/のみ屋】
1 【RUINs2/廃墟探索部】
1 【異邦洋人/Hi-UNI】
1 【眠くなる前に話したいことがあと3つあって/はしゃぐ。】
1 【8P/8月とぱんつ】
1 【leep 'Loop'/hanacocco】
1 【彼女の、/ぱへかへ】
1 【バイク泥棒/判田屋】
1 【かわいいあの子。/万里の少女】
1 【ユリ母iN/ビアチカ】
1 【WHATEVER/B-side】
1 【がらくた同盟 -隣の小風-/火色星】
1 【死体に問う/ひとりレギオン】
1 【この杏仁豆腐がすごい!/評論貴族】
1 【柳と太陽/ひより坊】
1 【PiNK 序の章/フェノメノーム】
1 【ブラックドワーフぴよぴよバズーカサークルペーパーコレクション/BlackDwarf】
1 【ボクの彼女は異世界ナウ☆/FLEW】
1 【YOKOHAMA8Q 02/Prinz】
1 【太陽の星明かり/フルクラム】
1 【おとこちゃん世界一カワイイ再録1+2/フルスイングオトメ】
1 【イケニエ戯譚/プレイス骨董店】
1 【Take On Me!/フロム脳患者の会】
1 【機械人形の使命/HEYZEY】
1 【ふるえる/星屑宝石】
1 【コレカノ16/星の彼方】
1 【御供師のおしごと/ほそスピン】
1 【学校じゃできないこと/ホットカルシウム】
1 【ぽちゃいち 2015 WINTER/マイカタ工業】
1 【あみもの小噺/前田2丁目】
1 【フラワリング/maedam】
1 【生コンX(突貫)/魔術コマ劇場】
1 【眠れる不思議のフォークロア/マタタビMIX】
1 【永遠なる時の幻影/真夜中のカフェ】
1 【ポートレート・ポートレート/円井テトラ】
1 【季刊毛玉vol.1/円井テトラ】
1 【いきものずかん UNRELEASED(1)/まるたぁ小屋】
1 【地方コミティアの旅/まるちぷるCAFE】
1 【大伽藍の穹窿の如き猿の眼/漫画の手帖事務局】
1 【おとなりさんコミュニケート/みもじ屋】
1 【いりませんか/三山真寛】
1 【ペロペロペロペロ/ミュンヒハウゼン症候群】
1 【艦艇図鑑改/民間防衛研究協同組合】
1 【マインドゲーター/mulele redux】
1 【Hourglass Fantasy—Black—/明月亭】
1 【JKエルフとスライム(♀)さん。/メイの天使】
1 【少年・少女ハート/メープル兄弟】
1 【かっぱときゅうり/めごちも】
1 【ゲーム部(10)アンダーウォーター/模造クリスタル】
1 【4(2乗)×4(2乗)=16(2乗)/もちごめ製作所】
1 【ココノツ/もちほっぺ堂】
1 【蛍石の涙/もの】
1 【理想の妻/ももこしヘッド】
1 【なじみ/やさいばたけ】
1 【日々日々記/80】
1 【叛シリーズ(1)〜(4)/谷津製作所】
1 【頭球メソッドで描くキャラクター頭部の描き方/U.M.E.Project】
1 【じょーもんぐらし(仮)/ゆきのゆきかぜ】
1 【足立区の中学生の制服/UNIFORM KISS】
1 【日暮里舎人ライナー沿線制服図鑑/UNIFORM KISS】
1 【BUNNY GIRL STYLE/UNIFORM KISS】
1 【ベイ☆くら2015/ゆみっくす】
1 【ブルーモーメント/よあけのピアノ】
1 【ヒーローズピース2/らくがき一辺倒】
1 【もちもちのもち/乱痴気事虫所】
1 【本から出るこれ/Re-Lax】
1 【死者のためのダンス療法/臨界】
1 【女児服飾考察雑記/ring】
1 【こんぷれっくす×りーずん/れふとめーる】
1 【キミの聖水に乾杯!/蓮根庵】
1 【HIRUKO-ヒルコ[2006 ver.]/六大陸の魔導師工房】
1 【本土決戦!!!!! チャンメ輪舞/ロマンティックあげぽよ】
1 【会社のおじさん/和菓子研究会】
1 【みなはむ絵/ンキッャヒ】
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読書会アンケート
11 【ボクの彼女は異世界ナウ☆/FLEW】
8 【ニナ イズ ノット Cupid./ざきおか商店】
8 【月見ヶ丘団地55号棟/CHS】
7 【アキと花織は 1/狩猟社】
6 【君に捧ぐアンコール/ダンガイゼッペキ!】
5 【私ダサくないですか/にしまつや】
5 【ツメコイ/ビビットグレー】
4 【僕たちの好きな水木しげるの小学館入門百科シリーズ/石丸まく人】
4 【君のこと/オモイダス】
4 【創作しま戦果 総集編 1〜5/黒電話】
4 【テヅカVS四コマ——『あずまんが大王』は『まんが道』を殺したか/前途洋洋だ会+Project Merca】
4 【あみもの小噺/前田2丁目】
4 【畜兵の花嫁/窓渕屋】
4 【いきものずかん UNRELEASED(1)/まるたぁ小屋】
3 【連載中止 完結篇/赤いまんまんゲノム】
3 【冷ごはんは温まってく/梅皿テクニカー】
3 【隣で恋して、抱きしめて。/Kyanite】
3 【妖怪愚連隊/鏡割人形】
3 【十月くん/かねこもとき】
3 【縁切りさん/霧雨どころの騒ぎじゃねえ】
3 【母と姉/禽獣虫魚】
3 【Deepredの鎖31/すが間敦子】
3 【1×1/2/どよんど。】
3 【召喚中・マカパイン1/ナイーブタ】
3 【また会う日まで/なかずとばず】
3 【グリーンウインド1/NR】
3 【「highlight」.004/highlight】
3 【順sama復活祭Report/ひつじ座】
3 【踊り子と指輪の幽霊 [上]/ペタルダと野花の杖】
3 【さめざめ、/落下声】
3 【死者のためのダンス療法/臨界】
3 【みなはむ絵/ンキッャヒ】
2 【重力少女/味-AJi-】
2 【ALGL #1 -sinner-/ALGL】
2 【夢なら夢と、ささやいて/オダギリックス】
2 【charlotte&muddy/Odette Lily】
2 【貴婦人のワードローブ 完全版 1400〜1930/少女ヶ原】
2 【mimi/KanKan】
2 【別冊 Cafe Monster vol.06/喫茶モンスター】
2 【黒猫/魚群】
2 【ふたりきりのバスストップ/くまのとおるみち】
2 【黙せる詩/くろしまゐ】
2 【チランジアやってます。/ゴースト】
2 【ブーさん/斉藤鈴木】
2 【みちのくに みちつくる 下巻/相模屋】
2 【百鬼夜行と虚言の晩餐/春秋美人】
2 【僕らの食卓 —海亀のランチ—/墨色林檎】
2 【犬ずかん/世界の犬】
2 【あのこがわたしを女にする/そそう支部】
2 【愛情乞食/ドルチェの冠】
2 【シュノーケルはいらない 1/ねこかんロマンス】
2 【cinema/note.】
2 【RUINs2/廃墟探索部】
2 【ハンマークラヴィーア/ハイパーケトルイエスタデイ】
2 【感覚で描くパースと魚眼パースの本/パコキリン】
2 【死体に問う/ひとりレギオン】
2 【ヒバナ短編集/ヒバナ】
2 【iberisu/ブルー】
2 【インファイティング/HEYZEY】
2 【漫画アシのABC 2015年冬/ぽっぽこっこ】
2 【マリーゴールド イン トワイライト 中/マシュマロ響団】
2 【軍艦武蔵の最期/松田 重工】
2 【British/MANAT】
2 【おとなりさんコミュニケート/みもじ屋】
2 【蛍石の涙/もの】
2 【大原さんと小坂くん1/悠々閑々】
2 【短篇集 サリーとアンの秘密/Little Curly】
1 【constellatio/あいいろこっこ】
1 【ひとつぶの柘榴/藍色農園】
1 【アイヌのはなし/アイヌコタン】
1 【vision/青い空】
1 【おじさんといっしょ!/青と透明】
1 【秋葉に住むVol.23/秋葉に住む】
1 【オタク×アラサ—×ルームシェア 冬コミ地獄変/あたふた】
1 【ALGL-score-/ALGL】
1 【32歳87kgのおデブ漫画家が婚活をはじめた話/いしいまき】
1 【ポッチくん/いちご太郎】
1 【御伽話のヒーローとヒロインは現在離婚の危機にあります。/愛し子にフラネーヴェ】
1 【WWFよもやま話寄席集 上/稲穂屋】
1 【SCOTT AIR/INNOCENT WORKS】
1 【RENSHI/鰯旋風】
1 【少女少年爆走中!!! 椎名かじん短編集3/馬鹿星人】
1 【ただよりたかいものは/うまのひづめ】
1 【フラミンゴ/エイトビット】
1 【ツグミリミテッド/S curve】
1 【レールウェイ プリンセス/MET】
1 【ドラコジコルディア/エメラルド】
1 【3ITCHES/LA1961】
1 【スーパーミラクルウルトラエクストラ片思い/大木荘101号室】
1 【HOKURO/カステラ堂】
1 【短編集 ヒメコブシ/カスピトラ】
1 【みぎわに立って/カネハル】
1 【World of IDEA III/kami note】
1 【ARISU/がらくたファンタジー】
1 【タナトスの恋/キズアトセカイ】
1 【別冊 Cafe Monster vol.04,05/喫茶モンスター】
1 【コイとシロ/キツネノート】
1 【ぎゃっぷ 01./ぎゃっぷ】
1 【すきのいと 1/Caramel Crunch】
1 【君はきれいだよ 中編/camp】
1 【オカけん。1+オカけん。2/Q・B・FOX】
1 【長い滞在/球体】
1 【hitotsuki hitohira/銀色ポンタ】
1 【宝屋さんの秘密/くーこの本】
1 【除夜の鐘、ハルのお願い/くぴ】
1 【百鬼夜行/Krenz's Artwork】
1 【清掃員兎村くん/クロケイ】
1 【駅蕎麦探訪イベント帰りに寄れる店/CROSSNEXT】
1 【水曜日にはあなたに愛を/ケロノワール】
1 【POWER STONE 3 天然石/幻想堂】
1 【ANTENNA 少女の耳は神の耳/鋼鉄皇帝】
1 【百合詰め/corner】
1 【氷の女王様/コジマコ】
1 【夢幻/Cotton】
1 【おまとめ ゆずせん!/Cotton Club】
1 【ぼうしといつものさんぽみち/こどくとあこがれ】
1 【細い針か丸い針か/5°/ C5H9NO4】
1 【YGGDRASIL(1)/ゴマ缶】
1 【コミックマーケット40周年史/コミックマーケット準備会】
1 【いっしょにゴハン食べたいッ 総集編 第3集/こもれびのーと】
1 【ユリアデス/サカミナ】
1 【ハードマッスルペイン/ざきおか商店】
1 【本当は怖いサクラのアトリエ/さくら研究室】
1 【庭園の彼女 卒業。/桜ミルク】
1 【飲みにきんさい岐阜の酒/ささのしずく】
1 【ENDLESS ART/the stereotone】
1 【恋の味ってどんな味?/殺風】
1 【オヤジが全力で笑わせにきてるゾ/サニーブルース】
1 【L3 case9/侍力リュウ研究所】
1 【record of murder/Salyut+38+NOx】
1 【猫とつぼみ/サンタロー】
1 【くるまのおと/視覚音痴】
1 【タナトス鬼畜劇場 さるのこばなし/しちみ楼】
1 【さるのこばなし/しちみ楼】
1 【趣味の製麺/私的標本】
1 【汎用免罪符/私的標本】
1 【お前は私の死んだ妹に似ている/ジムノペディ】
1 【行かなくてもいいけど無人駅に行こう/ジャポニカ自由帳】
1 【yurhythm★-ゆりずむ-/Junk-lab】
1 【流行り神プロトコル/13月2日】
1 【足長ギィの帰還/13月2日】
1 【secrets of leucocyte 1/12】
1 【星に掴まれた夜/シュテルン】
1 【2016/少年スピカ】
1 【シリーズおともだち/シリーズおともだち】
1 【METEORITE/深海文庫】
1 【Improvisation/森林博物館】
1 【十一月の怪物/ストラス】
1 【占術 占師/STREET.MASTER.DRAGON.】
1 【日経平均とタカシくん/スフィン子くん】
1 【生ガキちゃん/酢豚ゆうき】
1 【スタンバイ/セーブポイント】
1 【クロノチクタック/セリエリズム】
1 【名もなき死体の私とあなた3/先天性爆弾娘】
1 【猫と犬と漫画家夫婦。/ぞのさんぽ】
1 【GAG SOMINSAI/SOMINSAI】
1 【Seifuku.JK3/第3制服室】
1 【2DK/タケウ—チ】
1 【サチコの平凡フルボッコ/タケウーチ】
1 【REGALETTO 03 countryside dream/たそがれ屋】
1 【Standing in the Shadow/田中 寛崇】
1 【ここが変です! 多摩先輩/単に最高】
1 【CUPITOR/CIELO】
1 【とても昔におばあさんから聞いたお話。/chiepomme】
1 【希望デスパレート/チカラアバレハジケ】
1 【アルバイトをするために/チセノマチ】
1 【ちょっとおたくでかわいいこたちの同人運占い/ちびキャラランド】
1 【わたしたちの場合/沈黙の放課後】
1 【地下鉄に花と島唄/つらんとんてん卵に目鼻】
1 【Little Lucy/teAMMO】
1 【男子寮の風俗くん/T-NORTH】
1 【LAST DANCE/Diverse System】
1 【東京駅で買えるカツサンド/デジタル創作実験工房】
1 【江戸めし/てふや食堂】
1 【The Way of the EVOLUTION/テンサテライツ】
1 【アカシアの箱庭/TOY・BOX】
1 【EVE vol.47/ドリームシップくれすBOOKS】
1 【081 がんばりました!/夜★FUCKERS】
1 【形にしたかった物語/七ツ星】
1 【辺境警察隊/No.9】
1 【黄色い街/にっけ屋】
1 【2424party 再録集 -2015-/2424party】
1 【いまひとときの恋/庭外】
1 【ネネとスーラ イラスト本 vol.2/nekobooks】
1 【いらないハンカチ/ののとこ】
1 【神様の御下に参ります。1/PiLOT+】
1 【僕とメニの物語/ハコニワマーチ】
1 【Silent Friend Juice /はこのこころ】
1 【眠くなる前に話したいことがあと3つあって/はしゃぐ。】
1 【ユリノユリ 弐/パッセルクロウ】
1 【日本酒擬人化計画 日本酒祭り/華唄カルタ】
1 【PinkyBLUE/honey lip】
1 【N9.5/早起きあさごはん】
1 【雨の匂い、石の祈り/pamplemousse】
1 【かわいいあの子。/万里の少女】
1 【大正十八年、大阪。/秘拳アライグマ】
1 【マリンスノーの海でおやすみ/一人宇宙部】
1 【びばら芸術学園1/びばら芸術学園】
1 【ひでをの保育園記総集編13〜16 4/ひまわりの種】
1 【柳と太陽/ひより坊】
1 【ご飯つくりすぎ子と余りもの食べ男 2杯め/ひらめきWORKBOX】
1 【大田原権造探偵事務所〜最終話〜/びりおんみくろん】
1 【New York City Subway/Film Conveyor】
1 【milk 《in the milk総集編》/不可不可】
1 【バウンサー 〜うさぎの用心棒〜/梟亭と目頭アキ】
1 【失恋カウンター/藤川研究室】
1 【桜と鷹/ぶたらいす】
1 【サラダボウルの三人/FootPrints】
1 【ここのつさ新婚生活/プミラポット】
1 【YOKOHAMA8Q 02/Prinz】
1 【実録 私は漫画家になれない/Bluebird】
1 【風景ある図鑑/古河郁】
1 【君はラーメン屋で恋をする 濃厚特盛り総集編/プロペラプロンプト】
1 【夢使いうつつ/フロム脳患者の会】
1 【漢方薬局のお嫁さんになりました/※寿】
1 【ローゼリッタ/※寿】
1 【はなのいろは/ぽかぽか農園】
1 【りばてぃふりーざむdeわーるど/星の追憶】
1 【学校じゃできないこと/ホットカルシウム】
1 【語りべ少女 ほのか/ほのかプロジェクト】
1 【MOONNIGHT Good Sleep Show!/MARBLE DOG】
1 【アクリルガラスのあいだ/まよなかラボラトリー】
1 【地方コミティアの旅/まるちぷるCAFE】
1 【山の辺の道を歩いてみた/丸ゆべし愛好会】
1 【ピクニックに行きませんか?/マンガ描くぞ!】
1 【マンガ論争 vol.14/マンガ論争取材チーム】
1 【今川アニメーション1/三浦炒飯専門店】
1 【猫を殺す仕事/みかんの星】
1 【渡り鳥は道を知る #2-β/misto】
1 【CHAIRS/『もっちり』】
1 【かっぱ村/moffle】
1 【黑いモサモサ/薬缶猫】
1 【日々日々記/80】
1 【日曜日のうさたんカフェ/やまねさんandうさたん】
1 【Mary and Weird Family/YumYum】
1 【まんが短編集 YSATM/やる気ない病】
1 【頭球メソッドで描くキャラクター頭部の描き方/U.M.E.Project】
1 【おしっこ友達/雪宿り亭】
1 【珈琲読本 volume.8/柚子屋茶寮】
1 【ゆトリ島/ゆトリ島】
1 【BUNNY GIRL STYLE/UNIFORM KISS】
1 【制服にさよなら/よあけのピアノ】
1 【漂泊/よまいごと】
1 【ゆで時間のほん/らくでく】
1 【WREATH/Lapis Lazuli】
1 【やめて!それ以上俺の精○吸い取らないで!!/ラピスラズリ】
1 【しゅーるうえるだん/りずむ】
1 【gift -きみへ、あるいはわたしへ-/Rit.】
1 【オトメヒーロー/りりこめっと】
1 【WITH COFFEE/rain shallows】
1 【あさきゆめみぢ/ys.】
1 【週刊少年ガール終了記念誌 ふしぎ/WAKASA-1】
1 【会社のおじさん/和菓子研究会】
1 【笑いのライセンス15/笑いのライセンス】
1 【美大をめざした君たちへ/をでらきょうか】
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【お嬢魔女さまの受難/ARDENTMATCH】
●魔法に失敗して幼女になってしまった魔女。魔法に関する知識と経験を失ってしまった彼女だが…。執事のジャック・オ・ランタンの変態っぷりが光ります。巻末4コマに出て来た4人の下僕も気になるので、是非続きが読みたいです。(東京都・クロ)
●齢一〇四〇の美しき大魔女ロゼ。しかし魔法の失敗で幼女になってしまった(しかも魔法が使えない)! 執事のジャックは、ここぞとばかりに可愛い服を着せたりテーマパークへ連れてったりと大喜び! 基本的に四コマで進むギャグですが、後半のロゼとジャックの出会いを描いた6P漫画がシリアスでキャラに深みを持たせています。巻末四コマに出ている他の従者たちも個性豊かで、続きが楽しみです。(東京都・維夏)
【constellatio/あいいろこっこ】
◆水彩で描かれたオリジナルキャラのイラスト集。ほんわかしていて個性的なキャラが一人一人可愛い。(埼玉県・太村)
【青と珊瑚の眠り姫1/藍色カルセドニー】
●サークルカットで少し気になってましたが、見本誌コーナーにて見ると絵がステキだったので買いました。第1巻とのことで、つづきがたのしみです(まんがの本です)。続編モノをはじめて買ったので、次回からのサークルチェックをがんばらなくては!! 手描き感たっぷりの線画、大スキです。かわいい!!(千葉県・まつもと)
【ガールの時間/藍色劇場】
●元、ガールスカウトの女の子たちが、偶然早朝の空港で出会うところから始まる物語。キャンセル待ちの便を待ち急ぐ二木さんのワケとは…? 少しずつ少しずつ話の本筋に近づいてく描き方が上手く、最後は涙が出そうになったほど。短編だけど、とっても素敵なガールの友情のお話でした。(東京都・クマ)
【ひきこもり修道女日記 総集編 上/藍色劇場】
●世を憂い、自宅で修道女となった女の子を描くシリーズの総集編。引きこもりと言いつつもドタバタ走り回るコミカルさに惹かれながらも、後半は気になる展開に…! 世界は美しくないかも知れないけど、明るく暮らすことは出来るはず。そんな気持ちにさせてくれる作品。(東京都・まぜんた)
【ひとつぶの柘榴/藍色農園】
◆巻頭の川原由美子「空の中音」が、瑞々しくて良い。「せつなくてしにそうになったことある?」とピンクあたまの少女に問われたら、同じ歳(小学1年)の自分ならどう答えるだろう。物語は成長して再会する二人を描く。あの時の「宿題」の答えを探して…。質のよいジュブナイルを読むような読後感が爽やか。(東京都・杉並区民)
【ゆきのしんぞう/アイカラッカ】
●雪が降った時だけ三姉妹の前に姿を見せる「ゆき」。少年の姿をしたその存在が見つめる先には何があるのか。気になってならない妹は「ゆき」に会い続ける。ある日、不意に別れは訪れて、その心臓を「あたたかいもので溶かして」という言葉とともに託されたが…? 切ない冬のファンタジー。(東京都・アイアス)
●雪が降ると現れる「雪の客人」。誰にでも見える訳ではない「ゆき」の姿。消えるときに遺したものとは。少し切なくもあり優しくもある物語。空気感がとても好きです。(東京都・ワタリ草)
【アイヌのはなし/アイヌコタン】
●アイヌのことを4コマで紹介する本です。説明セリフが多いですが、個性的なキャラクターが楽しい。(東京都・センゴク)
●「アイヌ文化のゆる4コマ」。アイヌ文化を丁寧かつ面白く解説するものになっており、絵柄とギャグの完成度も高い。大学の卒業制作として制作されたもので次回のサークル参加予定はないというが、Webサイトにて更新を続けるとのこと。続きにも期待したい。(東京都・芝田拓)
【机上の欠けら/ein】
●TRPGが題材だけれど、リプレイではない。フォーカスはプレイする人たち。久しぶりにTRPGをプレイする友人と、初めて遊ぶゲームで初のGMを務める主人公。そこには苦難もあるが、それを乗り越えて得られる楽しさもある。TRPGプレイヤーなら共感できるのではないだろうか。それにしてもヨウヘイの行動力はすごいなあ。(栃木県・柿)
【vision/青い空】
◆図と色両方も美しい!! すごく好きな画風です!(東京都・ノミミ)
【おじさんといっしょ!/青と透明】
◆テンポが良くてサクサクと読み進められました。話もクスっと笑ってしまうようなものが多く、楽しめました。(埼玉県・一夜ひいろ)
【連載中止 完結篇/赤いまんまんゲノム】
◆「あいこのまーちゃん」騒動で一躍時の人となった、やまもとありさ氏の同人エッセイ本完結編。今回は、自身の漫画家生活を延べ12日間ネット配信した記録(睡眠から入浴迄!)と、単行本発売迄の紆余曲折を描く。漫画家としての覚悟と矜持が感じられる、爆笑と感動の一冊。(?・案乃定)
【秋葉に住むVol.23/秋葉に住む】
◆秋葉原終電マップは使える。(千葉県・ましゅー)
【コンプレックスライダー/アクセスジャム】
●幼なじみの水樹と涼介は高校の同級生で親友。奔放で、彼女をとっかえひっかえする涼介の姿に真面目な水樹はうんざり。だが、誰も知らないそのいらだちの正体がクラスの女子・岡田に露見したとき、物語は大きく動き始める…。多感な10代のもどかしさがこの上なく丁寧に描かれた佳品。(東京都・アイアス)
【肉まんの恩返し/朝陽 昇】
●コンビニで買った肉まん。早速食べようとした途端、宙に浮かび「願いを一つ叶えて差し上げます」と迫ってきて——。呪いが解けて元気いっぱい、でも願い事の「カレーまんが食べたい」に大ショック。それでも願いを叶えるため、カレー鍋に飛び込んで戻ってきた肉まんから滴るルーは、まるで汗か涙。外見は本当にただの饅頭でしかない肉まんを、不思議なくらいとても表情豊かに描けている。(東京都・bullet)
【重力少女/味-AJi-】
◆ある日突然人類の重力が反転してしまう。宇宙へと飛ばされてしまった人も大勢いる中で、少女は重力の反転しない「旧人類」として残された。反転した世界に順応した人々を、巧みな言葉使いとあふれる想像力で見事に描き出している。(東京都・sophorns)
◆重力の反転した人間が多数派で、昔のまま、つまり地に足のついた人間が少数派となった世界が舞台のSF。ふしぎな生活と、少数派である主人公の孤独が面白い。つづくようなので期待しています。(茨城県・しゆ)
【都電 都電と巡る東京の四季/ASUKATRAVEL】
●タイトル通り、都電荒川線の四季写真集。路面電車ならではの、地域の光景に紛れ込み溶け込んだ都電の姿が見られる。線路に生えたタンポポなんて、鉄かつメルヘンチックで一挙両得! 美しい東京の地べたの景色を楽しめる。(東京都・皿洗い)
【オタク×アラサ—×ルームシェア 冬コミ地獄変/あたふた】
◆オタクアラサ—女性2人によるルームシェアを描くコミックエッセイ第二弾。今回はさよりさんの冬コミ参加を巡るお話と言うことで作業を分担して協力するタキさんの姿にルームシェアの良さが表れていたように思う。修羅場時の2人の食生活が壊滅的なので体を壊さないことを祈るばかり。(神奈川県・れのそ)
【ミラクルハンター/後野聖哉】
●タイトルといい絵といい昔懐かしい感じのヒーロー物…と思ったら実際に25年前から続いているシリーズなのだという。知らなかった…まだまだコミティアには水底を見せない奥深さがある…。(千葉県・クロ僕屋)
【やさしさ/肋屋】
●ギャグマンガサークルの中でも抜きん出た会話のテンポ感と切れ味の鋭さにいつも唸らされてます。この新刊では、尻上がりに笑いのレベルを高めていく「恩返され」シリーズが出色の出来。アロエの恩返しって。落ち着いた雰囲気の「手編み」は、オチのメリケンサックの破壊力が格別。(東京都・bullet)
●『やさしさ』をテーマにしたギャグ連作集。倫理観の欠ける登場人物達の織り成す日常はツッコミ所が多すぎる。悪魔の常識人ぶりがありがたみすら感じる(ただし田中君のライフポイント使用)。(神奈川県・十万石)
【はれのちおもち/アマグリ】
●未曾有の大災害、終わる文明の中、大好きなお餅を食べるために走りまわる前向きな主人公。お話が大変おもしろく、読んでいる私までおもちが食べたくなりました。(埼玉県・梅茶)
【この家とまれ/ARARAGI】
●不動産会社で働く主人公の安土は良い立地の物件ばかり狙って土地の売買契約を試みますが、大手の別の不動産にいつも先に成約されてしまい途方に暮れてしまいます。ところがある日、一人の不思議な少女に誘われて安土は大地主の邸宅にやってきます。少女の正体は一体…? 大正時代のようで昔話風な雰囲気の物語に読んでいて胸が温かくなりました。(千葉県・かんろ)
【ALGL #1 -Sinner-, ALGL-score-/ALGL】
◆油彩がステキでした。(東京都・夏目あみ)
【ALGL #1 -sinner-/ALGL】
◆画面が広々して人脈がしなやかでキュート、謎めいたストーリー、魅きつけられます。(東京都・・-korge-・)
【キューティーローズ/アレキサンドライト】
●萌えの力によって変身したムキムキマッチョのキューティーローズがリア獣をぶちのめす。力を吸収され元の美人に戻ったキューティローズが、天井×床という無機物擬人化の絡みを想像し力を取り戻しちょっとゴツくなりつつある絵がいい。(千葉県・クロ僕屋)
●20代の作家らしい勢いのある作品だと思いました。画面的にも見やすく、読み手をぐいぐい引き込んでいく力があります。しかし、情報の出し方の部分では荒削りな所もあり、「腐女子」や「受け・攻め」、「リア充」などの用語解説が不十分だったり、場面転換や構図の一部が分かり辛いと思った箇所がありました。キャラ設定の段階で「名前-性格-容姿」の関連付けがテーマに添ってもっとしっかりしてると更に内容にまとまりが出てくると思います。(東京都・ホップ&フライ)
【あずきっと・まにゅある しょのよん! 人形町編/あんみつくらぶ】
●あんこ大好きのあずきちゃんが甘味処を紹介します。どのお店もホントに美味っ!! たまりませんっ〜。『上野』『銀座』『神田』『人形町』どこまでもついて行きますっ!!(東京都・桃山)
【また、あくるひ/いきいき人生】
●作者の小学生高学年時代の思い出などを描いたエッセイ漫画。段ボールでの隠れ家作りに始まり、小学生女子の不可解な恋愛感情や怖い都市伝説、テレビ番組に影響されて子役タレントを目指した話等々、誰しも小学生時代に一度は経験する出来事に懐かしさを覚えるのではないだろうか。中でも、ダサい児童が集う「昔の遊びクラブ」経験者には、懐かしさ以上の感情を呼び覚ます可能性大。(愛知県・水野)
【いきもの新聞/いきもの新聞】
●新聞の体をとって、いきものの特集記事を掲載しているフリーペーパー。内容は驚くほど密で勉強にもなるのに、唐突に妄想の生物について解説したりするのでうっかり騙されそうにもなる。危ない。夜を徹して築地見学に行ったりホヤを食べてみたりと、実はなかなか苦労していることも分かる一枚。(東京都・皿洗い)
【DOMEの外へ/井口 太陽】
●少年がDOMEっぽい所から外へ出るSFっぽいお話。ネタバレになるので最後は書けませんが、かなり驚きました。こういうのを叙述トリックって言うんですかね。(東京都・エルデ)
【32歳87kgのおデブ漫画家が婚活をはじめた話/いしいまき】
◆絵がかわいし、応援したくなった。ガンバレ—(東京都・佐伯くみこ)
【僕たちの好きな水木しげるの小学館入門百科シリーズ/石丸まく人】
●数多くの人々に『妖怪とはどんなものか』というイメージを定着させた漫画家、水木しげる先生が手掛けた『妖怪なんでも入門』を始めとした『小学館入門百科シリーズ』。児童書らしい平易な口調で語られる解説、おどろおどろしくもどこか愛嬌のある水木絵、突っ込み所満載なコメントの数々など、様々な魅力の詰まった入門百科シリーズの水木先生著書の一覧と、それらを解説した一冊です。かつて読んでいた人はもちろん、これから読もうと思っている人にもお勧めなガイドブックです。(東京都・砂村 正彦)
◆昨年亡くなられた水木しげる氏の筆により、小学館から1974年から89年までに発行された21冊にも及ぶ「入門百科シリーズ」を紹介する1冊。子供の頃に手にした記憶がある懐かしい本が並ぶ。ページをめくりながら、氏の博学ぶりにつくづく凄い人だったなと思う。(栃木県・おもちゃのまち)
【御伽話のヒーローとヒロインは現在離婚の危機にあります。/愛し子にフラネーヴェ】
◆主人公の王女が長年苦しんだ呪いを王子様が颯爽と解き、晴れて二人は結ばれる…となったその後の話。結婚したものの相性がよくないことに気づいた二人は、お互いのため別の相手を探そうと決意する。主人公らの過去を踏まえた細やかな心理描写がよい。みなに幸せと祝福あれ。(千葉県・¥)
【WWFよもやま話寄席集 上/稲穂屋】
●一話あたり1〜4ページ程度で収まる短編ストーリー集。本のタイトルに「寄席集」を謳っていることもあり、落語や漫才を見ているかのような、オチまでしっかりつく非常にテンポの良い構成。ストーリーの引出しも多く、本の名前に恥じない内容でした。下巻も是非とも楽しみな作品。(神奈川県・KAH)
◆魔法科学に基づく現代社会風の架空世界で、共存する人間や亜人や獣人など、それぞれ登場人物の日常の断片を切り取った短編集。淡々としていながら各話の着想がユニークで、登場人物同士のゆるい結びつきが垣間見えて味わい深いです。(埼玉県・埼玉三区)
【魔王の六畳/犬ご屋】
●平和になった世界で、魔王と部下の猫(ワーキャット)がのんびり日常を暮らすアットホームコメディ。良識ある魔王と、忠誠心の欠片も無い猫との軽快なやり取りが面白い。妙に生活感のあるネタと、空気を全く読まない猫の行動が後を引く。(東京都・Sophorus)
【おかえりください!勇者さま/犬印パーラー】
●ヴェルト大陸という異世界を舞台に、かつて魔王を倒した勇者の孫娘が、魔王の城を訪れた事でドタバタ喜劇が起こります。ほわっとした可愛い絵柄で描かれた、魔王陣営のキャラクター(人外)達にノックアウトされました。(神奈川県・TJ)
【SCOTT AIR/INNOCENT WORKS】
◆絵がうまいです。(東京都・夏目あみ)
【RENSHI/鰯旋風】
●主人公の男子高校生の直は、幼なじみのひなたが好き。恋のキューピッドに長年背中を押されるも、なかなか告白できない。そんなある日、高スペックな転校生が現れ…。恋に振り回され、動揺したり空回りしたりする主人公に、読者として一喜一憂しました。こんなに楽しかった少年漫画ラブコメは久しぶりです!(東京都・m&m)
●学園のアイドル「ひなた」と、仲の良い幼なじみだけどその他大勢でしかない「ナオ」。いつまでもくっつかない二人に業を煮やしたキューピッドは——。可愛いヒロイン、応援したくなる主人公という基本に忠実な、コテコテのすれ違いラブコメ。丁寧な作画と構成に好感。生原稿のおまけつき。(東京都・bullet)
【Land/岩場】
●ファンタジーや現代、ややローアングルな視点から画面一杯に広がる風景、そこで生活したりあるいは旅をする人物、落ち着いた色彩と巧みな描写で、それぞれの場面でふとしたシーンをそのまま切り取ったかのような作品が多数収録のイラスト集。(愛知県・タルヤ)
【夷堅志 兎ト術士ト雨夜ノ怪/うさぎ洞】
●中国短編小説を元に描かれた獣人達を登場人物にした短編。雨の夜禁じられていた夜遊びから濡れずに帰るためにした事が大騒動に。志怪小説などで見られる理不尽さもありながらも一件落着という着地地点。お見事。(神奈川県・量産型)
【HYDRANGEA/嘘】
●物凄くエロいのに、とても切なくなります。シリーズで出ていた本の総集編で完結編。でも、この二人の物語は、まだ見たいなぁ。(神奈川県・ひだかれい)
【ないしょばなし/うそつきあのこ】
●嘘・心・秘密をテーマにしたイラスト集。どの作品も誰もが一度は抱えたことがあるはずの気持ちを丁寧に拾い上げ、はっと息を呑むイラストに仕上げられています。ポップで可愛らしい絵柄と、見る者を圧倒する、情報量の多い画面はいつまで見ていても飽きません。貴方もきっと心に刺さる作品が見つかるはず。(千葉県・ほんな)
【(創作雑貨・アクセサリー)/うっとり夜会】
●本ではないのですが、雑貨にて個性的なお品物で素敵でしたのでこちらにて。ピアスを購入させていただきました。"文字"をウリにされている珍しいアクセサリーサークルさん、紙物、レターセットなども販売されているようです。コミティアさんでも雑貨が増えてきたように感じます、ピックアップされてみてはいかがでしょうか!(千葉県・マグノリア II世)
【少女少年爆走中!!! 椎名かじん短編集3/馬鹿星人】
●ノンケとホモの怪談バトル! あの伝説のタイトルオチ漫画『ホモ怪談』収録!! 百合もあります!! ウマシカシスターズもあるよ!(東京都・皿洗い)
●父は仕事で単身赴任、母は失踪、二人暮らしの姉妹、馬子と鹿子の日常を描いた『馬鹿(うましか)シスターズ』。割と思い設定であるにも関わらず、予想の斜め上をいく展開の連続と、そんな展開に翻弄され、文字通り変貌していく鹿子がツボで、ある種の中毒性を感じます。他にも百合、BL、魔法少女もの、ギャグから切ない恋愛ものまで取り揃えられた短編集です。(東京都・砂村正彦)
●椎名氏の3冊目となる短編集。百合はもちろんBLから魔法少女の裏方まで、370ページ、厚さ2センチ超えの超大ボリューム。腹筋がとても持たないので一気に読むのはお勧めしない。毎度の強烈な出オチから見事な収束を見せる作品の数々がこうして一つの結晶となった事はファンとして本当に嬉しい。(愛知県・タルヤ)
【ワルツ.02/うまちん】
●下描き状態の本ですが、むしろメインキャラ2人の熱量が伝わってきてグッときました。続編をいつまでも待っています。(埼玉県・くまい)
【ただよりたかいものは/うまのひづめ】
◆駅で女の子2人がただしゃべってるだけの漫画。「ふへへ」とか「プ」とかの笑うシーンで何故かツボに入ってニヤリとしてしまいました。(東京都・R-O)
【冷ごはんは温まってく/梅皿テクニカー】
◆ミュージシャン志望の冷蔵(れいくら)は、活路を見出せず漫然とコンビニでバイトする日々を送っていた。ある日、コンビニ常連の電詩(でんし)という青年が隣に住んでいたことが判明し、彼に気に入られてしまった。彼の暖かさに触れる過程で、当初は彼を疎んじていた冷蔵の心にも変化が生じていく。物理的な「温かさ」と心の「暖かさ」がリンクする描写が面白い。(東京都・CROSS)
●2年前に発行された話のリメイク。表題どおり、「冷ごはん」だった主人公が温まっていく様を描く。随所で効果的に使われる「ザザッ」などの効果音、表紙と裏表紙の絵が印象的な一冊。(東京都・芝田拓)
●この物語はコンビニでバイトする冷蔵(れいくら)さんが、コンビニの常連で彼女に馴れ馴れしくしている電詩(でんし)くんに店へ来る用を無くさせるために食事を届けますが、逆に彼女は彼に施されてしまいます。隣同士の部屋に住む二人の関係は今後どうなってしまうのでしょうか。作者であるえきあさんが勢いあるギャグだけでなく繊細な恋愛模様をも緻密に表現されていて、これからの氏の作品に益々期待できる一冊でした。(千葉県・かんろ)
◆音楽の道を志して引っ越してきたものの、フリーターとしてコンビニで働く冷蔵は変わり映えのしない日々を送っていた。ある日、常連の電詩廉二がアパートの隣人であることを知った彼女は、日頃の言動から彼をコンビニに来させまいと廃棄用の弁当を届けるようになるが…人の温もりに触れた冷蔵の表情の変化が素敵だった(神奈川県・れのそ)
【カメラ屋さんにはカメがいる!/ウラベヤーズ】
●カメがかわいかったです。先輩なのにドジばっかやってる女の子が良かったです。(?・三ノ宮みらい)
【マガッテストレート!/衛星ベジータG】
●2005〜2009年の間の4作品が収められた「厚い本」で、4作品それぞれ毛色が異なります。最近のこの作家様のオリジナル作品は百合が多いので、きっと近年の作品しか読んだことのない方にとっては、少年キャラの生き生きとした活躍が新鮮に感じられるかもしれません(自分もそうですが)。1冊まるまる内容紹介すると冗長になってしまうので、その中の1作品だけ挙げると、2本目に収録されている「青春デイドリーマー!」という作品、16ページなのですが、自分のように人名を覚えるのが苦手な人は「少し読み進めて→少し戻って→また読み進めて→また戻って→…」を繰り返す作業が必要になり、読み終えるのに普段の2倍くらいの時間がかかります(しかもそういう読み方をしやすいような親切設計)。個性的な高校生達による日常話の中で「自称平凡な」主人公まひるちゃんが埋没されそうになりつつも、ラストでしっかり主人公やっていて「めでたしめでたし」と思わず脳内で呟きそうになりそうなお話です。あと、3本目の「また、明日。」で黒タイツ履いているヒロインのスカートが捲れるシーンが何箇所かありますが、パンツ透けて見えないんですね。(千葉県・高木 晋一郎)
●青春の初々しさが詰めこまれた一冊。お互いのことを意識し始める過程を素直な言葉で描いた作品が並ぶ中、表紙の少年が活躍する短編が秀逸。ただひたすら剣道を愛していた彼が、高校生という現実を受けとめて、凛々しく成長する姿がかっこいい。(東京都・Sophorus)
【フラミンゴ/エイトビット】
◆人間が動物化する奇病が蔓延した世界、自身が動物化する時まで人間らしく生きようとする少女と、動物化するならばフラミンゴになりたいと願う少女。人間であったかも知れない動物を殺し、また、動物化した人間が人間を殺す世界において、人間らしく生きるという事は何か? ラストのフラミンゴの群れが綺麗です。(東京都・砂村 正彦)
【ツグミリミテッド/S curve】
◆なんだか不思議な世界にさらりとひきこまれて。それを支えるリアリティに脱帽!(東京都・こっきー)
【魔女のお宅訪問記 Vol.3"飛べない魔女"の薬屋さん/エナトリウム】
●旅する記者クランクが魔女の薬屋を取材するという内容のファンタジー本。イラストもさることながら、こまごまとした薬草の挿絵もかわいらしいです。(神奈川県・家元)
【レールウェイ プリンセス/MET】
◆アクシデントで列車を一本見送り、お詫びのだるま弁当を一緒に食べた鉄道好きな女の子は、新しく通う高校の先輩だった。色々と巻き込まれつつ、一緒の個室寝台で一夜を明かすまでの関係に…。でも、恋愛をするまで時間がかかりそうな二人のほっこり感が読みどころ。(東京都・上州朝がゆ)
【MGM 新聞/MGM】
●MGMのカタログではあるのだが、中の記事が気になります。コミティア批判が載っているのですが、ちょっと、考えさせられます。中村氏の反論を期待します。(神奈川県・ひだかれい)
【ドラコジコルディア/エメラルド】
◆王道のファンタジーという感じで最後まで一気に読んでしまいました。ドラゴンのデザインもとてもよかったです。(東京都・エルデ)
【3ITCHES/LA1961】
◆三人の魔女とそれぞれのチームのメンバーを描いたイラスト集。アメコミチックな絵柄と濃淡がはっきりしたビビットな色使いがめちゃくちゃクール! 三人の魔女の三者三様な個性がイラストでしっかりと表現されている。キャラクターの表情がとてもいきいきしているのも素敵。(東京都・熊)
【スク水あならいずArchive:2/Ensonode】
●ますこれだけの量のスク水を集めていることが趣味といえどもすごいの一言! スク水1着1着に愛情をこめてデータリングして紹介しています。スク水の写真紹介も大変貴重なものですが、健全で元気な女の子のイラストもすばらしい。とても資料性の高い本だと思います。(東京都・夢詩)
【スーパーミラクルウルトラエクストラ片思い/大木荘101号室】
◆ポップでキュートな4曲+1をぎゅっと詰め込んだミニアルバム。前半のキャッチ—な楽曲は少し甘めのボーカルもあいまって、アニメチックなラブコメ気分。後半のしっとりとしたバラードも含めて、まるで聴きなれたアルバムのような安定感だ。(神奈川県・シュワシュワ)
【新明解騎士逸話集 宴/大声】
●最初にチラッと見たときに、とても重厚感あふれる雰囲気に圧倒されました。読んでみて騎士のことは私が不勉強なので、理解しきれない部分が多いのですが、とても読みごたえがありました。また別の話も読みたいと思いました。(千葉県・K・風鈴)
【屋上遊園地 vol.3/屋上遊園地】
●デパートなどの屋上にある遊園地の写真集。レトロな色合いの写真だがufoキャッチャーにふなっしーが入っていたりするのでわりと最近のものだろう。屋上ゲーセンはいい。(千葉県・クロ僕屋)
【どうぶつの代表 どうぶつマン「節分の代表」/ococo.】
●すごくシュール(笑)。(京都府・木下ふもと)
【夢なら夢と、ささやいて/オダギリックス】
●折に触れて妄想に耽る女の子の話。一見したところ想い人と結ばれるハッピーエンドだが、読めば読む程、様々な解釈ができるプリズムのような物語。私は段々と怖くなり暫くの間、身震いして動けなかった。(埼玉県・上山大介)
●作者は熱でも出したのか!?と疑ってしまうほど、このサークルには珍しいハッピーエンド。しかし、読み終えてからふと、「あれ、これってもしかしてバッドエンドなんじゃ…?」と不安になり、じわじわ効いてくる苦い読後感に苛まされる。こんなに怖いハッピーエンドは初めて読んだ。(東京都・皿洗い)
◆内気で妄想癖のある少女が、ひそかに想いを寄せる同級生への逡巡を描く短編。この作者独特のドンデン返しがいつ炸裂するかとドキドキしましたが、こういう展開で逆に虚をつかれました。ラスト1ページがまるで絵画のようで、とても好きです。(東京都・たいらさと)
【charlotte&muddy/Odette Lily】
◆メイドのマディは勝手で自由なシャーロットに仕える身。奔放なシャーロットに振り舞わされながらも今の生活が嫌いではないマディの笑顔は安堵を与える。巧みなコマ割りと繊細でシャープな線が鮮烈な印象を残す。(東京都・アイアス)
【となりのバカと続く嘘(2)/おでんランチ。】
●前作につづき、あるいみカワイイ二人がただイチャコラしているだけのお話です。…だがそれがいい! 正直、「大好物です!!」以外の感想がでてきません。ありがとうございます。(東京都・ワタリガニTc64(初回限定版))
【貴婦人のワードローブ 完全版 1400〜1930/少女ヶ原】
●15世紀から20世紀初めまでのドレスの特集・完全版。濃密な内容ときれいな絵で、資料としても頼れるし、見ているだけでも実に楽しい。史実的なドレスと、現代版アレンジ案が一緒に載っているのも尚良し!(東京都・皿洗い)
【好きって言いたい!!/おはぎ野郎】
●共倒れエンドが…!(千葉県・長和)
【君のこと/オモイダス】
◆同人誌即売会でバッタリ顔を合わせてしまった学生男女の青春物語。単なるクラスメイトからお互い意識し合う存在へ…。二人の関係が発展するプロセスが丁寧に描写されている。作中の台詞の通り「マンガみたい」なストーリーだが、このようなドラマチックな作品、好きですヨ!(神奈川県・N氏)
【メゾン巣窟/オレンジ君】
●毎回紙媒体の使い方の限界に挑み続けるオレンジ君先生。今回はあるアパートを輪切りにした断面図が4ページ続く。1ページ目は玄関、2ページ目は部屋の手前、3ページ目は部屋の奥、4ページ目でベランダと、断面が1ページ毎に進んでいく。9つある部屋のそれぞれで同時にイベントが起こってる。最終的にそれらが互いに関連しているのがすごい。(千葉県・クロ僕屋)
【隣で恋して、抱きしめて。/Kyanite】
●10歳で出会ってふとしたきっかけで好きになった同級生の男の子。しかし引っ込み思案な性格から、幼馴染という立場のまま7年。その間につのる想いが溜まり、思春期になって噴出したその時…。もじもじ彼女とツンデレ彼氏の微妙な遣り取りが、こそばゆくも羨ましい。(?・紀子)
【妖怪愚連隊/鏡割人形】
●舞台は妖怪が存在する現代日本。陸上自衛隊に妖怪のみで編成された特殊部隊が存在していた…。「妖怪支援法」が可決されようとする中、総理、テロリスト、陸自、妖怪達のそれぞれの思惑がスリリングに交錯していく様を見事に描く。妖怪が活躍するであろう続刊に期待。(東京都・国里)
【サイバネティクス・タイプワン パンフレット2ndエディション/架空世界広告社】
●タイプワンというアンドロイド商品の架空パンフレット。細かい設定や扱う上での注意点まで紹介されていて漫画とは違った面白さがあります。(東京都・エルデ)
【HOKURO/カステラ堂】
◆働いたり恋をしたり家族を想ったり…普通の毎日を一所懸命生きている市井の人々のドラマを、体の一部として見守り続けている「ほくろちゃん」にまつわるショートストーリー集。シンプルな絵柄と映画の絵コンテのようなコマ割りのせいか、脳内で映像として再生して楽しめました。(東京都・A田)
【短編集 ヒメコブシ/カスピトラ】
●卒業式、満月の夜、春の気配にPCエンジン…。騒々しいほど元気で、時々幻想的な短編集。勢い良く描かれたキャラの喜怒哀楽と、細かく描かれた背景のバランスが心地よい。青春の1ページも化物たちの争いも、あっけらかんとした筆致で描かれるのが面白いです。(神奈川県・ハイツ菅生)
【わすれもの/かたまり屋】
●しなま(作家名)が過去商業誌からの再録集に書き下ろしを加えた内容で、三作と少なめだが全作品が女性に愛される一冊になっている。ジャンルの性格上、女の子が看板となっているが、書下ろしの『真夏の雪』の主人公・亮が作者からの愛情が深く、これが現時点での作家性を現す。予定では三冊だが亮くんの幸せも三巻連続エンドレスで続くのだろうか?(東京都・555)
【1年生2年生/(A)】
●女の子の会話が「(ハート)」「!」「ZZ」だけにはおどろいた。作家さんのセンスを感じた。(東京都・泣き虫スナフキン)
【十月くん/かねこもとき】
●十月くんはカワイイあの子のパンツがどうしても見たい。それはもう、時間を戻してでも。ポップな絵柄でテンポよく展開される話は、すこぶる下品でくだらない。男子中学生のどうしようもない執念が事態を大げさにするけれど、本当に君、それを捨ててもいいのかい?(神奈川県・ここり)
【みぎわに立って/カネハル】
◆独創的でいい。楽しめました。(東京都・佐伯くみこ)
【World of IDEA III/kami note】
◆ピクトグラムで表示された記号的な世界観の表明と、500字程度の文章のかたまり。それが毎ページ、さまざまなアイディアに満ちた世界を描く、万華鏡のような文芸作品でした。(茨城県・しゆ)
【Color Finder/ColorVarenye】
●かなう氏によるイラスト集。フレームがしっかりした感じの眼鏡っ娘たちがあったかい服装で柔らかく微笑みながらこちらを見る姿がとっても可愛らしい。すらっとした眉とつぶらな瞳、口元の女の子らしい表現がまた素敵。(愛知県・タルヤ)
【ARISU/がらくたファンタジー】
◆発明好きで、機械を人と同様に扱える少年・ヴィオは、ある日精巧にできたロボット・アリスと出会う。「ロボットと人間が手をとり合える社会」の大切さを説くヴィオだったが、アリスは頻発していた「発明家狩り」の犯人だった。様々な事実が一つの驚くべき結末へと収斂する様には、会館と感動を覚える。(東京都・CROSS)
【相思相愛歪みナシ/ガラクタ箱】
●ヤクザ×大学生のお話。前回の"あなたに伝えてもいいですか?"とはうって変わっての内容でした。攻めはヤクザと言ってもオラオラ系ではなくどちらかというとさわやか系。ページ数の問題でかけ足が否めませんが、エロス度は前回の本よりも高めです。あとがきにて静養されていた旨を知り、体調がお悪い中描かれたのだとBLへの情熱を感じました。きっとこのようなお気持ちを持って創作される方は人の心を打つ力をお持ちであると思います。これからも無理せず、自由に描かれることを願って止みません。応援しております!(千葉県・マグノリア II世)
【mimi/KanKan】
◆学校に通う半獣人の少年・ミミの日常を描いた作品です。ミミの一挙一動が可愛く、少女とのやり取りもとてもほほえましいです。(?・消炭)
◆母が獣人、父が半獣人であるミミは、喋り方や考え方もほぼ人と同じだが1つ、耳の動きで相手に感情がわかられてしまうところがあった。主人公のミミがとてもかわいらしく、あかりとのほのぼのとしたやりとりに心があたたかくなった。(東京都・持田)
【カンパネルラの魔術師/カンパネルラ&17352】
●続編を楽しみにしております。(?・三ノ宮みらい)
【タナトスの恋/キズアトセカイ】
◆白永子規は死んでも日付変更で蘇る体の持ち主。ある日病院で医者の黒崎が屍体愛好者であることを知り、本当に死ぬまで自分を殺してもらう契約をする。黒崎を一方的に思う子規の心境が切ない。死体の自分ではなく、生きてる俺を愛して欲しかったと呟く場面が心に残った。(神奈川県・紫)
【GODTAC115/キセガワ上流】
●グルメまんがはいくらでもあるが消しゴムグルメまんがとは? 消しゴムを料理して食べるところがいい。(千葉県・クロ僕屋)
【別冊 Cafe Monster vol.04・05・06/喫茶モンスター】
◆喫茶店イラストレポート本。落ち着いた色合いの絵にほっこりします。文章も面白いです。お店の人とのコミュニケーションを楽しんでいるのが伝わってきて良いなぁ…と思いました。(東京都・ムツキ)
【別冊 Cafe Monster vol.01〜06/喫茶モンスター】
●イラストレーター、飯塚めりさんの喫茶絵日記をまとめた冊子です。ポップなイラストに、一気に読ませてくれるコメントが楽しいです。特にチェーン喫茶レビューと、街の属性を「カフェ」から導き出す企画の、するどいツッ込みに声を出して笑わせて頂きました。(埼玉県・くまい)
【《竜灯屋台のリディアとルー》竜の子供が帰る家/狐灯籠】
●角と竜翼を持つ少しミステリアスな雰囲気の美女リディアと可愛らしい獣耳少女ルーニャは、ある日怪我をした仔竜を拾い、親を探しに出かけます。 竜骨を使った屋台や、絶海に立つ『柱』など、世界観が垣間見える雰囲気の中、二人の絆にほんわかするファンタジー漫画です。『おねロリ百合ファンタジー』シリーズだそうですので、美女と少女が仲良くしてるのがお好きな方は是非。(東京都・維夏)
【コイとシロ/キツネノート】
◆幼い頃に迷子になったところを、コイに助けてもらったシロ。二人は仲良しになるが、ある日シロは修行に出てしまい…から始まる、幼なじみ再会BL。化け狐と人間が共存している世界で、初々しく告白し合う二人がラブリー。冒頭、獣型のコロコロした二人が超かわいっす★(東京都・蜜柑)
【ここはサイハテではない/キノコ灯】
●キノコ灯、桐沢十三さんの描く創作は、それぞれのキャラが活き活きしてて、感情移入がしやすい。(京都府・木下ふもと)
【スーパーレディレナちゃん第五部/木持アート出版】
●びっくりすることに194頁ある手製本。 元太郎と総一郎の切り盛りする釜飯屋。バスガイドで働くレナちゃんの代わりにレナの姉のララが手伝いにやってきた。いうまでもなくモデル体型のスーパーレディだ。しかも実は女神。<この味付けわたしがしたのですけれど味のほうはいかがかしら?><あなた程美しかったらもう味なんてどうでもいいですよ>いいのか!? 二巻で進行を開始したマリンドラゴンがついに来た! レナちゃんと新キャラの美花ちゃんが襲われる。実は美花ちゃんもスーパーレディなんだけどレナちゃんの前で変身したらミラクルガールだってことがバレてしまう…レナちゃんも自分がスーパーレディだということが美花ちゃんにバレてしまうので変身できない…という展開は篤い。レナちゃんが知らない自分の姉妹で月影一刀流斬鉄の剣を使う美花ちゃん…一体何者なんだ…<あなたが、私の妹のミラクル星のプリンセスマドリアと浮気したこと私は、まだ、はっきりと覚えています>ってカオス王の王妃シーナが言ってるから美花ちゃんは浮気相手の腹違いの子なんだな…しかも妹ということは子供が出来てから浮気したのかよカオス王! まあギリシア神話ではよくあることだし。じゃあレナちゃん数千歳なんですね…マリンドラゴンは意外と正々堂々した武人的強キャラだった。そしてシーナ王妃自らが出撃する。どうなるんだ!? 武田信玄と上杉謙信を召喚する作戦は? 西部開拓時代のガンマンを呼ぶ話は第6部に持ち越しらしい。鉛筆書きでトーン指定が残ってるのが気になる…楓のトーンはあんまりたくさん貼らなくてもいいんじゃないかな…人間界パートが女神パートより長く、どういう物語になるのか未だわからないので不安になる。でもそんな細かいツッコミをぶっ飛ばすパワー! 描きたいことを描けばいいのだ!(千葉県・クロ僕屋)
【ぎゃっぷ 01./ぎゃっぷ】
◆歳の差男女がテーマの2人誌。1作目の38歳リーマンと12歳少女のままごとの様な同居生活は、少女の純粋な積極さに、彼が徐々に惹かれていく様を描く。2作目のやり手女性上司とヘタレ新入社員のコンビは、厳しさの中に垣間見える彼女の優しさに惹かれる。両作品とも年齢+αのギャップ感が良いです。(?・Mickey☆Bear)
【魔法少女ムサシ/キャラバン】
●オッサンが魔法少女というふれこみに惹かれて手に取りましたが、てっきりギャグかと思いきや相当真面目に魔法少女していました。オッサンが。フリル満載の服着て。そしてストーリーは愛をめぐるシリアスな物語。少年漫画並みの熱いバトル。随所にギャグが挟まれていてテンポよく読めます。(栃木県・苺大福)
【すきのいと 1/Caramel Crunch】
●ある日突然生徒から告白された高校教諭の天野。ちょっとクールでドライな天野先生は、過去の経験から「すきというきもち」がなかなか受けいれられない。生徒鈴村の気持ちは届くのかな…。一生懸命な彼女を応援したくなりました。(東京都・楽)
◆立ち居振舞いが格好いいため女生徒に告白されてしまう女教師。しかく過去の経験から、つとめて距離を置こうと心がけるのだが…。教え子との難しい関係性に取り組んだ百合作品。続きものらしいので、二人の関係をじっくり見守っていきたい。(千葉県・ちょゆめ)
【君はきれいだよ 中編/camp】
◆コンビニバイト仲間・ユウがホモ属性だと知って以来、不埒な奉仕行為をさせる篠宮。今回はユウが中学生の頃、男性教師に対する性の目覚めが夏のプールで発覚。それ以来心に傷を抱えるという過去が明らかに。ユウの生きづらさが鮮明になるのと相まって、篠宮の心の動きが気になる。(東京都・螺)
【長い滞在/球体】
●森の中の開けた草原に男が住んでいる。生活に必要なものは空から飛来する巨大な手が届けてくれる。永遠に繰り返される日常。男は決して森の中には入らない。ある日森の中から謎の白い布を被った女性が現れる。彼女は男にとって特別な存在になっていく…森の中で孤立した全く変わらない日常というものには心惹かれるものがある。それを打ち破る結末が力強い。(千葉県・クロ僕屋)
●一日一回、大きな手が空から落とす食料と本で毎日を繰り返す「J」。ある日、「あなたに会いにきた」と「N」がやってきて——。「N」との出会いで自分の孤独に気づいた「J」の真実が「私」の独白で明かされる衝撃と、「J」再生の抽象的描写に目を見張る。ラストで文字通りの地平線へと走り出す「J」が美しい。(東京都・bullet)
【球体とマンガ/球体】
●600頁近い分厚さに驚く。重い。(千葉県・クロ僕屋)
【忌憚少女/牛乳屋】
●大正時代的な世界、屋敷に軟禁された美少女たまこの世話をすることになった男、司乃。たまこが艶麗である。司乃がたまこの首に手をかけながら話すシーンがいいが、やや唐突である。たまこにひどい意地悪を積み重ねられそのストレスをぶつけるように司乃がたまこの首に手をかけたなら、名シーンになっただろう。キャラが美麗であるので、キャラに負けない、大正趣味の屋敷の背景が欲しい。(千葉県・クロ僕屋)
【オカけん。1+オカけん。2/Q・B・FOX】
◆高校入学を機に寮生活を始めた津島。だが入寮したその日から、子供やら女の子やらの幽霊が「視える」ようになってしまう。困惑する津島だったが、クラスメイトの今泉が追い打ちをかけるように「オカルト研究部」の創設を宣言し、次第に巻き込まれてしまうことに。親しみが持てる活き活きとした幽霊や、何かが起こりそうな締め方も良い。(東京都・CROSS)
【黒猫/魚群】
●エドガー・アラン・ポーの「黒猫」のように、男が妻を殺して壁に埋める奇譚。ガーンという音を鳴らすボタンを持っている医者が妙にキャラが立っている。(千葉県・クロ僕屋)
◆所々に入るユーモラスな描写が、主人公の孤独を引き立たせている。今際の際に妻と再会できてよかったね… と一瞬思ったけど明らかに妄想なんだよな…。(東京都・海本広樹)
【縁切りさん/霧雨どころの騒ぎじゃねえ】
◆良縁を結ぶために、悪縁を「切る」神社のお話。少女姿の神様・ちよみ、強引マイペースな坊さん・道生、2人のドタバタなやりとりが凄く良い! 精神年齢はちよみ寄りだけど、たまにオトナを見せる道生に胸キュン必至。ハラハラ展開からの予想外なオチも最高でした。(埼玉県・寺本)
【hitotsuki hitohira/銀色ポンタ】
◆淡くもあたたかい色彩と、かわいらしい絵柄で満ちあふれたイラスト集です。人と背景の境界をあいまいにしてみたりして、それでも決して気取ったものではなく、あくまでかわいらしく楽しめる一冊でした。(茨城県・しゆ)
【母と姉/禽獣虫魚】
●突然の「母」の死。自分を縛り付けていた母を回想する「姉」。帰りが遅くなった母似の「妹」。もう自由になれると自分に言い聞かせる姉だが、彼氏と一緒の妹を目撃し、迸るように言葉をぶつける。このシーンの緊迫感と、本当は誰が誰を縛っていたのかに気づくラストの読み応えがすごい。また、キーアイテムとして出てくる能面は、視点を変えると、母や姉ではなく、母の死を経ても大きな変化の見えない妹にこそ相応しいように思える。(東京都・bullet)
●Pixivで見かけたマンガが印象的で、今回の本はどんなものだろうとドキドキしながら読みました。作者の人物の描き方は、リアリティがありながら、どこか能面のようにつるっとしていて、表情豊かではないのに心の中がざわつくような不思議な魅力があります。今回の本の主人公も淡々とした描き方の中、時折見せる表情は不気味で、恐ろしいけれど目が離せない。そんなお話でした。別の合同誌の短編も面白かったです。(?・あさひ)
◆母の死を契機に露わになる姉妹の姿。母から逃れようとする姉、母のように几帳面な妹。静かに淡々と描かれる家庭の様子、冷たい会話に読み手の身も震える。能面のような表情の背後に隠された想いは果たして何なのか。何度も読み返して想像を膨らませてしまう。(神奈川県・マチダコウスケ)
【宝屋さんの秘密/くーこの本】
◆いつも繁盛している街の宝石屋さん。その理由は、綺麗な宝石と店の奥さんの魅惑的な美しさだという。そんな宝石屋に出入りする青年が、その奥さんの秘密を偶然知ってしまい…。どことなく淫靡で魅惑的な画風、しかし読み終わると何だか爽やかな気分になる素敵な作品でした。(東京都・華氏)
【the way of the evolution/kudan sogou】
●ラスベガスで開催されたevoという格闘ゲームの世界大会に参加した記録。現地でチケットを買えば誰でも予選には出られるらしい。ラスベガス旅行記としてもおもしろい。(千葉県・クロ僕屋)
【除夜の鐘、ハルのお願い/くぴ】
◆憧れの桐生くんに恋する女子・波瑠の話。思春期特有の過剰な思い込みや自信喪失がもどかしくも愛おしい。ふとしたキッカケで勇気を出したヒロインには、必ず良いことが起こるというお約束に安堵。(東京都・アイアス)
【あなどれないサトウさん/熊団】
●読書家でソフトボール部でちゃっかり朝シャン。こんな友達、学生時代いたな〜と思わせてくれるほのぼの日常マンガです。(東京都・こっきー)
【ふたりきりのバスストップ/くまのとおるみち】
◆純情な少年とクールビューティーな少女のバス停での出会いが初々しく甘ずっぱい。続きが読みたくなる作品。(神奈川県・十万石)
●甘酸っぱい。タイトルからして甘酸っぱい。わずか8Pの作品だが、青春の甘酸っぱさと心ここにあらずという幸せ絶頂を描き切っている。モノローグから会話シーン、最後は一切の台詞を排除して絵だけでその一瞬の時間を切り取るラストで締める。気持よく読み終えます。(神奈川県・量産型)
【小悪魔のスコアブック/ぐる〜ぷひのらん】
●ロリエロマンガならこの人! 日焼けスポーツ少女責めの第二弾。前作の空手少女に続き、今度は野球少女。新しいコーチの性的関心を引こうと、前のコーチにされた悪戯の詳細をハキハキ話す少女に、NTR感を覚えてさらに興奮。脱ぐ前の色気皆無なユニフォームとのギャップもいい。(東京都・bullet)
【百鬼夜行/Krenz's Artwork】
◆かっこいい本でした!(東京都・夏目あみ)
【清掃員兎村くん/クロケイ】
◆親友のホテルマンをクレーマーに殺された王堂は、仇討ちのためホテルの清掃員になる。清掃員のリーダー兎村は真面目そうな外見と明るい性格だが、身体にはとある秘密があった…。絵で見せるのが上手く、特にアクションシーンは迫力がある! 少々残酷描写があるので注意。(神奈川県・わたり羽衣)
【黙せる詩/くろしまゐ】
◆まだ日本が戦争をしていた頃、帝国芸大の西洋画科で出会った三人の青年の青春が描かれている。画壇を変えてみせる! と熱く議論しながら絵にはげんでいる様子がほほえましいです。「心に響く絵が本当の芸術だ!」等、印象に残るセリフがたくさんあって何回も読み返したくなる作品です。(埼玉県・じゅん)
●戦時を彷彿とさせる背景の中、画を描き続けるために必死に生きようとする3人の人生に心打たれました。最後までひきこまれる作品です。抗えない運命に巻き込まれその中でそれぞれの人生を全うしようとする切ないお話です。この作品に出会ってよかったです!(東京都・雫石)
●帝国芸大に属する3人の若者。彼らは性格こそ違うものの、「画壇を変える」という野望に燃え切磋琢磨していた。だが、忍び寄る戦争の影に、彼らの運命は大きく翻弄されてゆく。徴兵、国策画家、自宅療養と全く異なる環境下でも「描く」ことに命を燃やした彼らの姿に思わず息を飲む。(東京都・CROSS)
【駅蕎麦探訪イベント帰りに寄れる店/CROSSNEXT】
◆りんかい線の国際展示場駅のあずみは機会に恵まれず入った事がなかったが、ビックサイトに行った時に入ってみようと思う。(千葉県・髙山)
【創作しま戦果 総集編 1〜5/黒電話】
●お金欲しさに同人誌売りのバイトをするつもりが、部長に嵌められ漫画部に入りBL本を出す羽目に。コピー本4話と書き下ろし1話の総集編。はじめてこの作品を手にした人は同人あるあるを楽しめる話になっています。旧作読んだ事ある人には主人公が同人誌で大金を得る為のたくさんのフラグを楽しむ事も出来ます。この後どんな展開が待っているのか続きが気になりますね。ちなみに総集編と主人公の初コピ本が同じ値段です。(長野県・ゴンたん)
【アングロドン/黒ネコワルツ】
●怪奇とエロが上手くMIXされていてレベルが高い。コピー本の短編をまとめて再録した本だが、作品と作品の間の短い文章(小説)は作品世界をセンスよくつなげまとめている。(千葉県・Luemo)
【大江戸七十七夜/クロ僕屋】
●ほろりとくる人情ものから背筋のさむくなるようなホラーまで、さまざまな時代劇ものをまとめた一冊。特に好きなのは、表紙にもなっている「江戸の質屋むじなや」武家に婿入りする主人公が、女主人の営む質屋に父の形見の春画を質入れする話、といってしまえば笑い話になりそうなストーリーを、少年時代、青春時代と別れを告げ父になるという、なんともほろにがい読了感をあじわえる一作となっている。オチがあるのもいい。(愛知県・数多節)
●毎回楽しみにしている作家さんの時代モノ作品集。もともと彼の画風は黒ベタが大胆に多く濃い絵柄。また、デッサン力はちゃんとあるが、ドラマ的に誇張して魅せたいシーンでは、あえてデッサンを無視してでも迫力ある人体図を描くタイプ。これらは日本画、和風モノと相性が良く、昨今の超精密なCG映画と真逆を行くような、『カッコイイ、イキな平坦画』である。シナリオもハッピーエンド話から背すじのゾットするホラーバッドエンドまで、ひとつひとつしっかりオチがついており、今まで読んできたこの作家さんの作品の中でも、特に「作家性と作品のマッチ」がスバラシかった。追記:故・水木しげる先生に読ませたらすっごい喜びそうな気がする、この話。(東京都・井口太陽)
●巻頭収録の「江戸の質屋 むじなや」。婿入り費用のため、思い出の春画を質草に入れた武士が、毎月の利子払いに質屋へ。青春の象徴を手放すことへの迷い、その良さを理解してくれる質屋の女主人との心地よい時間がほろ苦い味わい。踏ん切りをつけ手放すシーンもしっとり切なくて良い。(東京都・bullet)
【剣と魔法のゆめただじ/Chromatin Chain】
●シリーズ外伝と銘打ち、厳しい寒さのある世界で「刺青さん」が剣を振るい、ドラゴンを倒し、最後は夢オチ。ラフ描きながら、本編では見られない気迫に溢れる刺青さんのシャウトを堪能でき、ファンとしてうれしい限り。冒険者ルックな外観が刺青に覆われた細マッチョ体型によく似合う。(東京都・bullet)
【青が目にしみる日々/くろみや別館】
●コピー本の表紙にラミネートをかけて、片面ひっぱがしてPP加工!という無茶しやがって装丁で私の心をわしづかんだまま数年。今も他には無い日常ネタで楽しませてくれるギャグマンガです。ちょっとキッツいのが気持ちいい。(東京都・エメリエル)
【山に登っています Vol.2/下山部】
●圧倒的なまでの写真の迫力に心を打たれました。まだVol.2と、これからのサークルだと思いますので、要チェックです。(東京都・へいにゃん)
【水曜日にはあなたに愛を/ケロノワール】
◆学校の先生(人間)と、短命の種族の奥さんとの夫婦愛を描いたファンタジー。2人のラブラブな会話がとても良い…。せつなく、心暖まるストーリーです。(東京都・ムツキ)
【水神夜抄/幻想空間】
●ある夏の日少年は祖父の言いつけで「務め」をはたすために郷を訪れる。そこで出会う少女。敵意を向けてくる少女との逢瀬を重ねる内に距離を縮めていく二人。少年少女の淡い恋に民話的エッセンスを加える事でより幻想的な話になってます。(神奈川県・量産型)
【POWER STONE 3 天然石/幻想堂】
◆日本のみならず海外のコミックイベントでも活躍する「しいたけ」さんの、宝石をテーマにしたイメージイラスト集。石の色合いに合わせた配色の妙、細部まで凝った服飾デザインの楽しさ、なにより作者の特徴である深い瞳の描き方など、安定したクオリティを見せる。(東京都・杉並区民)
【ANTENNA 少女の耳は神の耳/鋼鉄皇帝】
◆人々の心の中にある願いを、意図せずとも聞き取ってしまう少女、アンテナ。美しい祈りも身勝手な願望もスケールの大小に関係なく聞き届ける。全ての願いを、出来る事なら叶えたいと思っているアンテナには、何か他に特別な能力があるわけではない。他人の願いを叶えようと悪戦苦闘するアンテナからは、ともすれば願いに押し潰されてしまいそうな危うさを感じてしまうが、周囲の大人があたたかく見守り、手助けしてくれるので安心できる。ほっとする読了感の作品。(神奈川県・くらげ)
【チランジアやってます。/ゴースト】
◆土を必要としない不思議な植物チランジア(エアープランツ)の園芸エッセイです。水も必要としないということで、園芸初心者でも育てられるかと思いきや枯らす人が続出しました。どうすれば上手に育てられるかや、楽しみ方、その他マメ知識が描かれています。私ももう一度、育ててみたくなりました。(埼玉県・じゅん)
●園芸エッセイでおなじみの著者によるチランジア(エアープランツ、土不要の植物)育成エッセイマンガ。試行錯誤しながら育てていく中で、失敗や発見した時の著者のリアクションがおもしろい。チランジア愛あふれる一冊。(神奈川県・檜田ヒノキ)
◆チランジアという植物を全く知らなかったが、この本を読んで実物を見たくなってしまった。チラの特徴、水やり方法、観賞方法、購入場所と時期についてなど、分かりやすい情報が満載。何よりもチラへの愛が伝わってくる。百均で売ってるらしいので今度見に行こう。(神奈川県・やゆよ)
【百合詰め/corner】
◆百合ショートストーリー詰め合わせの短編集。様々なシチュエーションが勢い良く展開されていて楽しめた。特に歳の差百合の「大人げない」と「袖をギュッ」の年長側の可愛さがたまらない。(千葉県・ちょゆめ)
●百合作品のショートショート。わずかなページ数で悶えさせてくれる展開が良かった。年上のお姉さんが揃って魅力的に描かれていたところも好きです。(東京都・ハラペーニョ)
【末期の其他兵器集/こがしゅうと宅】
●商業出版されたもの。兵器の資料として高クオリティである。(千葉県・クロ僕屋)
【しょうかんまほうの実験/虚空100万マイル】
●召喚魔法の授業を習う高校生とそのクラスメイト達の、にぎやかで楽しい日常が描かれています。皆、とても良い子達ばかりなので、読んでいて優しい気持ちになれます。登場人物の笑顔がとてもかわいい!(東京都・ムツキ)
【こしまが201602〜帳簿みだれる〜/腰の曲がった空間】
●「世間の通念」を嫌う主人公しずるんは、生徒会会計にも関わらず、間違いだらけの乱れた帳簿を作製する。周囲の非難に対するしずるんの主張は暴論ではあるが、自分のアイデンティティを守ろうとする必死さは心を打つものがある。躍動感のあるキャラクターの動きもポイントです。(東京都・Sophorus)
【氷の女王様/コジマコ】
●人間関係に興味が薄い女の子が、自分の作ったお話にそっくりな惑星があると知って…。静謐な筆致で語られる美しい物語に引き込まれました。ラストがとても良いです。(東京都・ムツキ)
【夢幻/Cotton】
●幻想的な空のイラスト集。どの空もコントラストがきれいで、見ていると引きこまれるような魅力があります。(岩手県・じゅん)
◆響いてました。(東京都・ノミミ)
【おまとめ ゆずせん!/Cotton Club】
◆不器用で引っ込み思案な柚之木さんとポーカーフェースな古四緒先輩。テニス部の七緒君も交えた少し不思議な二人の関係を描いた百合ストーリーの総集編。あまり感情を表に出さないけど柚之木さんのことを大事に思っている古四緒さんが可愛い。(千葉県・ちょゆめ)
【ぼうしといつものさんぽみち/こどくとあこがれ】
◆捨てられた仔犬を優しいおじいさんがひろい、1人と一匹の生活が始まります。仔犬はバタプーフ(ぷにぷに)と名付けられ、大切に育てられます。バタプーフは、おじいさんの帽子が大好き。彼らが歩く海岸沿いの海の匂いや風の音を感じます。生命感とあたたかさを感じます。(埼玉県・じゅん)
【細い針か丸い針か/5°/ C5H9NO4】
◆やけに空気を読まない同僚刑事・野宮からかかってくる急用の問い合わせは「痛くないワクチン接種はどっちだ?」という、心底どうでもいい話題。応答の攻防も面白いけど、さらに新人女子が対野宮防衛に参戦してきたのに爆笑した。癖のある面子の楽しい職場、僕は好きだな!(東京都・今半)
【オン×オフ その2/コパ屋敷】
●女の子の秘めたる「オン・オフ」が見られる幸せな画集でした!(愛知県・タルヤ)
【YGGDRASIL(1)/ゴマ缶】
●動物や植物と心を交わしながら森で暮らす少女イルは、ある日、旅人の青年ユウと出会う。イルは初めて出会うヒトの存在に喜ぶが、そこへイルを連れ去ろうとする侵入者が現れ…。異世界を舞台に繰り広げられる、不思議な力を持つ人々の物語。まだ序盤ですが、ちりばめられた謎やイルの素直な性格にひきこまれます。(東京都・m&m)
【コミックマーケット40周年史/コミックマーケット準備会】
◆いつもお世話になっています。コミックマーケット。ずっと一緒に歴史を歩いてきたけれどこれからもずっと一緒に歩いていきたいです。(東京都・桃山)
【いっしょにゴハン食べたいッ 総集編 第3集/こもれびのーと】
◆こもれびのーとさんの本領発揮、フルカラーで美味そうな料理の連発。でもそれだけじゃないんです。幸せなふたりが食べてるから読んでるこちらも幸せになるんですね。いろんな意味でお腹いっぱいになる作品です。(埼玉県・gori.sh)
【歯車の月の寓話/暦がさね】
●ある事情から地球で1人ぼっちになってしまった青年と、文明を支配したロボットと、人間の作ったエサしか食べられない獣の物語。お互い共存生活をしなければいけないのに青年がはんぱつしているのが物悲しい。ラストはほんの少し涙が…。(東京都・うきうき)
【百合とバット/こんにちはーズ】
●男子野球が廃れた一方、華やかなコスチュームに身を包んだ女子野球が人気を集める時代。ある破天荒な一人の少女が、周囲の度肝を抜く肌色多めなオリジナルユニフォームを考案した…という体のイラスト集。どう見ても野球をやる格好じゃない、というよりスポーツに不向きだよ? グラブにピンクのリボン、バレエシューズにスパイクといったごちゃまぜ感も異彩を放つ。ただ、限りなくファッショナブルで、かつ煩悩を刺激することは請け合い。(東京都・bullet)
【はじめてのサークル参加/Circles' Square】
●「同人誌即売会にサークル参加したい」、「今すぐとは言わないまでも興味はある」、「しかし、何をすればいいか分からない」、「そもそも、自分にできるのだろうか」。本書は、そんな人達の背中を後押しするための、同人サークル参加のためのガイドブック的存在で、サークル参加についての基本的な仕組みやノウハウを紹介しています。サークル参加は大変だけれども、サークル参加でしか味わえない楽しさがある。そんなサークル参加の魅力を教えてくれる一冊です。(東京都・砂村 正彦)
●サークル参加をしてみたいという人向けの本。サークル参加の基礎のいろはが載っており勉強になる上、サークルで出ている人からしても読み物として楽しい。(埼玉県・アガホホットケーキ)
【ブーさん/斉藤鈴木】
●可愛い表紙なのに内容はとてもシビアで…。まさか泣かされるとは思いませんでした。心が健康であっても身体が不健康であれば何れ破綻し、逆であってもそうなってしまうと覚えがあるために、心に刺さりました。だから読んでくれた人は心も身体も大事にして、と言ってくれているようでした。(千葉県・K・風鈴)
◆最後ほっこりできて楽しかったです。(埼玉県・一夜ひいろ)
◆心さみしく、つらかった頃の思い出を綴った本。自分を嫌っていた日々は、ブタとの偶然の出会いで変わり始める。その後、彼女に初めてできた友人の一言が主人公のみならず読者の胸をつき、ブタが実在したかどうかも些細なことでしかなくなる。本当に出会えてよかった一冊。(東京都・アイアス)
【魔女病とねむりのとり。/さかなのマーチ】
●色んな世界を旅するハーピー?の絵本。コロコロと変わる表情がとても可愛らしいです。(岩手県・じゅん)
【ユリアデス/サカミナ】
◆引っ込み思案な女子高生のヒロイン。中学時代の出来事が原因で男性不信になってしまった彼女だが、体育の時間に助けてくれたクラスメートの女の子に一目惚れ…。重い心理描写を勢い良い絵柄で描いていて独特の雰囲気のある百合作品だった。(千葉県・ちょゆめ)
【みちのくに みちつくる 下巻/相模屋】
●全長700kmの遊歩道「みちのく潮風トレイル」を踏破するロードムービーの形で、復興の進まぬ東北の現実を描く物語の後編。被災地から遠く、何も出来ずにいる自分にとって、こうして「現地を歩き」「マンガを描く」ことで伝えようとする作者の思いに深く胸を打たれる。(東京都・中村公彦)
●震災で津波に見舞われた東北地方を、実際に歩いて作者が感じた事を三人の登場人物に語らせるコミックエッセイ。未だ色褪せぬ現実を語るには作者の独白では難しいのだろう。幸いにもコミックスとなる。ちょっとした観光案内としてでもいい、多くの人が手に取り何かしら考えてくれる事を切に思う。(栃木県・日光の猿)
【ニナ イズ ノット Cupid./ざきおか商店】
◆定時上がりが最優先、やる気のない恋の天使・ニナが、恋の弓矢(ライフル銃型)で乙女の恋の悩みをさっさと解決! しかしお相手の男子が、なんと悪魔に取り憑かれていて…。ニナのコミカルなキャラクターがヒロインの純粋さをより際立たせる。楽しいラブコメ漫画でした。(東京都・DRW)
【ハードマッスルペイン/ざきおか商店】
◆シスコンの兄が妹を守れる身体になるために、ジムに通ってムキムキのマッチョを目指す。ジムでの色々な人との出会いもあります。主人公のシスコンぶりが熱い!(埼玉県・じゅん)
【本当は怖いサクラのアトリエ/さくら研究室】
◆作者の勤め先の社長が愛人作った結果、それが原因で、会社が倒産するまでの話なんだけど、どこまで本当の話なのと思うぐらいヒドイ。バッドエンドは確実なんだけど、そこに至るまでの話が是非読みたい。人の不幸話って本当にオモシロイよね。(栃木県・壬生狼)
【庭園の彼女 卒業。/桜ミルク】
◆転校先で出会った紀子に惹かれていく真央。お互いがにじりよってはすれ違いの繰り返し。愛憎入り乱れる想いが紀子の踏み込む勇気によって繋がり、過去のトラウマから解放される。繊細な心象描写と、儚くも凛々しい少女達の想いを花言葉に託した青春物語の完結。(栃木県・阿部紀巳夫)
【飲みにきんさい岐阜の酒/ささのしずく】
◆酒となべが合いそうで、酒店とかにおいてあったら、一緒にセットで買うかな?と思いました。(東京都・夏目あみ)
【ENDLESS ART/the stereotone】
◆軽快なギターサウンドの上でニヒルな言葉を歌い上げる男声ボーカル。それに抑揚に重点を置いた女声サブボーカルが重なり、疾走感にあふれた6曲となっている。特にツインボーカルの掛け合いは、緊迫した音色を奏でる楽器としても味わえることだろう。(神奈川県・小狸)
【恋の味ってどんな味?/殺風】
◆ビッチなギャル女子高生・立花の視点で、男性教師と真面目な黒髪女子高生との三角関係を描くショート。「寂しさ」と「好き」の間で、人の関わり方に悩む立花の姿が切ない。久々の同サークルの作品が何より嬉しかった。(東京都・国里)
【オヤジが全力で笑わせにきてるゾ/サニーブルース】
●大学生の慎太郎が帰省した時、オヤジのカツラはズレていたー! タイトルや出だしからギャグ漫画と思って読み始めるが、だんだんとキャラクターの作りこみの深さと物語の温かみが明らかになってきて、最後には読む者の胸に感動が残る、驚異的な作品。(東京都・アイアス)
◆笑うのと泣くのをこらえるのが大変だった。安さにもびっくり…。(東京都・佐伯くみこ)
【始まりの森の冬の終わり/サブマリンサンドイッチ】
●アルドゥイナは森に住む神様。でもあんまり神様っぽくないから、みんながお供えをくれなくなっちゃった。あーあ、わたしって神様向いてないのかなあ。そんなほのぼのテイストで始まる物語ですが、終わらない冬に焦った村人たちや、アルドゥイナの過去など、だんだんほろ苦いビターな展開に。最後は暖かくて少しせつない、複雑な感動が味わえました。心に響く素敵な作品です。(東京都・維夏)
【L3 case9/侍力リュウ研究所】
◆あとがきが本編ってどういう本なの?! 弁護士は儲からない仕事なのか? なぜこんな事になっているのか。テンポよいかけあいで弁護士の仕事の裏切りをかいま見ることができます。(東京都・R-O)
【record of murder/Salyut+38+NOx】
◆殺人がテーマのマンガ三編を収録した一冊。設定も描き手も異なる三編に一貫しているのは、殺人を犯す者のエゴを描く点だ。鮮血の中で己の罪を正当化する殺人鬼から目が離せないのは、そこに情理を捻くる生物の姿があるからだ。これもまた人間を描くことに他ならない。(神奈川県・コイピー)
【隠して言わずとも/鰆】
●話の構成力が素晴らしい。"起"で惹きつけておきながら"結"まで持っていくシナリオ力があります。個人的に、DKネタでここまで個性を出せる方は少ないかと思います。セリフ回しエロス度ともに二重丸でした。今後に期待の作家さんです。強いて言うなら裏表紙に一工夫が欲しかったところです。(千葉県・マグノリア II世)
【猫とつぼみ/サンタロー】
◆ずっと好きだった女の子に彼氏が出来た。落ち込むヒロインのもとに迷い込んできたおかしな女性。悩みなどなさそうな彼女と暮らすヒロインだが、失恋の傷に苛まれ…。恋の悩みを優しく癒してくれる爽やかなお話。ラストの解放感が良かった。(千葉県・ちょゆめ)
●同性のゆうちゃんに恋愛感情を抱く章子は、ゆうちゃんに彼氏ができたことを知ったその時から暗澹たる想いに包まれる。その帰り道、捨て猫のような謎の女性「ウメダ」と出会ったことで、章子の日常は一変する——。嫉妬や羨望といった負の面を臆さず描き、さらにその先を示す筆力はお見事。(東京都・アイアス)
【みっちりなるべくぎっちり/3794】
●みっちり絵と文でTRPGの話題を書いたもの。絵がいい。(千葉県・クロ僕屋)
【月見ヶ丘団地55号棟/CHS】
◆ちょっと古めの集合住宅に住む女性マンガ家。スランプで悩む日々だがある日、下の階に越してきた女性と仲良くなって少しずつ作品も前向きに。しかしその女性はいくつもの名前を使い分けていて…? ミステリアスな彼女の秘密が気になって一息に読めるラブストーリー。(千葉県・ちょゆめ)
【くるまのおと/視覚音痴】
◆コミカルな絵柄と軽妙なノリ。雑学の面白さで、車に興味がなかったのにすいすい読めました! メーサシューミット、KR200、物語に登場させたいですね!(茨城県・しゆ)
【出力疾患 上・下/事象モジュール】
●鞄の取っ手が伸びたり、食べるものが砂に変わったりと身の回りの物体が変化してしまう怪奇現象に襲われるようになった少女。謎の呪術師の男がその現象の原因を調査していくと、彼女の過去のある事件が浮かび上がる。 街の絵がいい。街中の歪んだパースが主人公の不安を代弁する。逆に、事件が解決した後の田舎の夏の絵はすがすがしい。これは2010年の作だが、2015年の次回作演算疾患ではさらに街の描写が精密になっている。 少女がフェティッシュである。やや病的な危うさと美しさを持っている。あいうえおの50の言霊が世界の構成要素の根源であるという世界観がいいが、物語中の事件とはやや関連が薄いように思える。なぜ食べ物が砂になるのかがわからない。言の葉が世界を構築しているというイメージの、口から植物のようなものが飛び出てくるという抽象的な絵が美しい。(千葉県・クロ僕屋)
【さるのこばなし/しちみ楼】
●いかにもこどもむけ絵本っぽい表紙、開けるとやたら渋い猿の絵。人生の苦味を知った男の面持ちである。昔話の通り猿は桃太郎についていくのだが、桃太郎は正義を盲信する狂信者でしかも強い。犬、雉も彼を盲信するが、猿は一歩引いた視点から彼らの狂気を見つめる。猿が渋い。(千葉県・クロ僕屋)
【タナトス鬼畜劇場 さるのこばなし/しちみ楼】
◆童話『桃太郎』の猿が『猿蟹合戦』の猿として登場する物語。『正義』の名の元に、悪者を懲らしめる登場人物達の純粋過ぎる残酷さ、綺麗過ぎる目にただただ恐怖を感じます。そんな登場人物達の姿に疑問を抱き、童話通りに退治された猿が辿ろうとする『孫悟空』は、果たしてどんなものになるのだろうか?(東京都・砂村正彦)
【趣味の製麺/私的標本】
◆手延の麺はうまいっスよー。おなかがすく本でした。麺すごいと思いました。(東京都・夏目あみ)
【汎用免罪符/私的標本】
●コ○ヨの領収書を模した免罪符。しかもカーボンの複写式で芸が細かい。天国のルターさんは大激怒してるようだし、まずは一枚使ってルターさんに謝ろう。後は印刷所さん入稿遅れてごめんなさいだろうか? 一生分の罪をこれから書き重ねていきます。(栃木県・おもちゃのまち)
【ゆりとチョコレート/sihoの部屋】
●高校生活最後のバレンタイン、いつも通り同性から大量のチョコをもらう唯と、その処理に付き合う杏子。そんなふたりの、少しほろ苦いかと思いきやチョコレートよりも甘い百合なお話。杏子が鼻血を出して横になるところから二人の距離が自然と近づく流れがまた素晴らしい。(愛知県・タルヤ)
【モテたくて/シャザーン】
●待ってましたシャザーン!! 圧倒的な画力を以てして描かれるナンセンスワールド。中毒性やばし。(茨城県・創紺屋)
【(マル秘)女学生スメグマ白書〜熊子の花園〜/シャザーン】
●女子高の超現実的な日常を描いたコメディー(だと思う)。乙女の性への関心の持ち方や、性への目覚めなどが生き生きと表現豊かに描かれてます。ここに登場する女子高生たちはいわゆる美少女ではないのですが、恥らったりキュンとなったりする仕草を見るととても可愛らしく思えてきます。男性誌に持ち込みをすると編集は決まって「女の子はカワイクまたは美人に描け」と言いますが、容姿でなくともカワイク描く方法があるんだなーと思いました。(東京都・ホップ&フライ)
【その心、泣いているね。/シャザーン】
●大きく"糞"と彫られた机。その前で薄ら笑いを浮かべる「うん子」。(大丈夫)(いじめなんかじゃない)。いつものように自分に言い聞かせていたところ、突然、クラスメイトの「キララ」が「これっていじめぢゃん!」「弱い物いじめはやめようよ!」とクラス中に呼びかけ——。「うん子」「キララ」のキャラクター、作画がとにかくインパクト大。重いテーマを扱った緊迫の冒頭が、まるでコメディドラマの一場面。教室での一件から靴を隠された「キララ」が「あたしかわいそぉぉぉぉ」と大声で泣く場面は、良い奴なんだろうけどウザい感が絶妙に表現されていて特にいい。ラストは、「キララ」のように他人へ心を開いてみようと思い始めた「うん子」…では終わらず、見開きで特大リアルのウ○コがお目見え。そこまでの展開もあって思わず笑ってしまったが、いじめの理不尽さを象徴するこのシーンこそ、作者が描きたかったことに見える。(東京都・bullet)
【行かなくてもいいけど無人駅に行こう/ジャポニカ自由帳】
◆たったの4ページながら、無人駅の楽しみ方がぎっちり詰まったエッセイ。淡々とした誘い口調を聞いていると、なんてことのないヨド物置さえも愛おしいものに思えてきます。(埼玉県・gori.sh)
【yurhythm★-ゆりずむ-/Junk-lab】
◆ユウカとリンは、とある国民的アイドルグループの研究生。同期生として努力してきた彼女たちだが、ある日社長の思いつきで「百合」ユニットとしてデビューすることになる。「百合」を装う2人が、いつしか本当にひかれ合っていくという、表裏のギャップがこの作品の味だ。(東京都・CROSS)
【足長ギィの帰還/13月2日】
◆世界感も面白いし、ギィのデザインもかっこいい。物語を読みすすめていくうちに、ひしひしとギィのさみしさがつのってきて、ラストの帰還にほろりときました。(千葉県・十七子)
【流行り神プロトコル/13月2日】
●キャラがかわいい。(千葉県・クロ僕屋)
●ファンタジーのようなホラーのようなミステリー。不動産屋が一番怖いような…。前作「足長ギイの帰還」と同様、表紙がいまひとつ。もったいない。(東京都・センゴク)
◆ぼろアパートの一室にいたのは、座敷童。…本当に? 部屋の中で物を動かすことしかできないその子を見つめる男の子の瞳は何故か悲しげ。後半になりこの部屋と座敷童、そして住人の正体が分かってから前半を読み直すと、仕掛けと同時に彼の心情がわかる構成が上手い。(神奈川県・ここり)
【secrets of leucocyte 1/12】
◆「黒ツグミが歌い続けるのは宿命なンデスよ」。オンガクが「業」みたいになってる女の子二人が、誰に、何に執着を見せているかがわかってくる。ちょっとネジくれた経過を見せつつ超絶的な声を、音を、解放していく群像錯綜青春物語。続刊待ちます。(東京都・菅谷亮子)
【星に掴まれた夜/シュテルン】
◆一人暮らしの社会人女子の前に突然現れた宇宙人・セリオ。しかも出会い頭にキスされて…!? 子供のような容姿でキラキラ愛想をふりまきながら強引系。こんな年下っ子に迫られたら陥落待ったなしですよ! 年下男子ワッショイなお姉さま方にはたまらないであろう一冊。(埼玉県・手毬)
【アキと花織は 1/狩猟社】
●これまでも青年のもやもやを独特な視点と切り口で書き続けてきたすぎさき瑛梨氏の、今新作の舞台は学園モノ。今作の導入ではコンプレックスを抱いたアキが恋愛に向き合う丁寧な感情の起伏を描いている。だが「とにかく普通に終わらないのだろうな」という、続編への期待が膨らむ引き。早く続きが読みたいです!(埼玉県・きよすみ)
◆主人公は太めで成績も低くてサエない男子高校生。美人で成績の良い女子生徒ととなりの席になり、初めて女子から机をくっつけてもらってから彼女のことが好きになり、彼女の理想を目指してがんばる話。主人公がどんどん変わってゆき、ワクワクしながら読み進められます。人を好きになるっていいことだなと再認識させられました。(埼玉県・じゅん)
【底/狩猟社】
●摂食障害(過食嘔吐)のミュージシャンと、吐きにくいパンを差し入れする女ストーカー。音が先か、ビジュアルが先か、どちらを選んでもジレンマがついて回る。確かにバンドマンの体型の伸び縮みっていちいち話題になりますよね。ショービジネスの歪みがここに。(茨城県・創紺屋)
【百鬼夜行と虚言の晩餐/春秋美人】
◆自称・強盗の不法侵入少年が目撃したのは、首を吊ろうとする小説家。強盗少年に縛られた小説家だが、命乞いして金を差し出すどころか、人を煙にまきつつ強盗少年の真実をいぶりだす。加害者は被害者で、トラウマは廻り廻って。不可思議でズシンと沁みる。(東京都・乳白色の猫)
【2016/少年スピカ】
◆コミティアで毎度おなじみの川名すずさんの本。いつもはコピックを主に使った女の子の絵のイラスト集だが、今回の本はメイキングがメインになっている。絵のどこに何番のコピックを使ったのかが事細かにかかれている。(埼玉県・太村)
【アノコニユリイカ/上下左右】
●数学の才能に恵まれながら要領が悪く、結果を出せずに悩む少年。下校の道すがら、雨上がりの水たまりですれ違った「あの娘」のスカートの中を見る為に一念発起、三角関数を駆使して目的に果敢に挑んでいく。少年の行動力全てを見透かしている様に微笑む「あの娘」。「求めよ、さらば与えられん」と言わんばかりの表情、仕草が堪らないです。(千葉県・おやじ虫)
【11years of age /少女思考】
●繊細で綺麗な絵柄と仄暗いストーリーがとてもマッチしておりとても印象的でした。少女との出会いで少年が明るくなっていく展開には読んでいる自分もほっこりしたのですがその分、最後の別れではとても切なく感じました。これからも応援しています。(東京都・ノリ)
【ほんとのこと/初期形】
●つい最近まで戦争が続いていたらしい、パレスチナ〜イスラエルを想起させる土地に暮らす、猿族の人間と山羊族の人間。ある日の学校で、今し方終えた進級テストに自信のない山羊人の生徒が、「山羊人だからIQが低い」という受け売りを口にして——。猿人の同級生を巻き込んで食い下がる生徒に、さも当然のように「そんな事目をつむれ」「戦争よりはマシだろう」と告げ、あっさりその場をまとめてしまう兵隊帰りの先生のキャラクターが光っている。後半、拾った銃をめぐり揉める生徒と不良を兵隊帰りの技で軽くいなし、銃を捨てさせるため生徒たちを引き連れて海に向かうシーンは、前半とほぼトーンが変わらず、いつもの日常の一幕のように進行する。その描かれ方が、争いと平時の狭間にある土地の空気感をうまく引き出しているように思う。(東京都・bullet)
【中年ユムシ/食人大陸まうまう】
●合同誌。表紙がまがまがしい。巨大な鬼がラーメン次郎のラーメンを持って人を襲うという意味不明な絵がいい。しかもホログラム加工である。目立つ。表紙通りアクの強いまんがが揃っている。{人肉検索もみじ}[戸塚こだま] 死体を食べて味から死体の身元を特定する手がかりを得る人肉検索官もみじ。この世界ではふつうの仕事として淡々とこなしている雰囲気がいい。(千葉県・クロ僕屋)
【Sascha/John Smith】
●女の子の手足がなまめかしくて美しいです。(埼玉県・くまい)
【オタク年表2015年冬版/ションテンがりあー】
●親世代も楽しめる1959年からのオタク年表。本やイベントの詳細も見やすくてなつかしい。また、作者さん&ゲストさんのオタク年表(歴史)を知れたのは貴重でした。友人・家族各々の思い出を語りながら読み進めてました。(東京都・ピエール)
【シリーズおともだち/シリーズおともだち】
◆動画サイトに投稿していた自主製作アニメの総集編DVD。かわいい3人の女子中学生たちを中心とした、ほのぼの学校生活…の中に見え隠れする不穏さ、不条理さがじわじわ来る。クセになる面白さ。シュール系ギャグアニメ好きな人にぜひオススメしたいです。(東京都・漏電遮断)
【METEORITE/深海文庫】
◆かわいいです。(東京都・夏目あみ)
【Improvisation/森林博物館】
◆どんな芝居も喜劇にしてしまう俳優と悲劇にしかならない脚本家がタッグを組んだ話、自分の作る雪の結晶が気に入らない天使の話。音楽活動もこなす、さささ氏による、ツイッター発表作をまとめた、ちょっと不思議な、リズムがあって読みやすいファンタジー短編8編。(東京都・おでん)
【呪われました。/す】
●散歩中、唐突に「あなたは呪われました」と告げられる少女。解呪の方法はなく、そこに現れた呪った張本人の少女の話でも分からない。打つ手なしの状況に追い込まれるまでのテンポがグー。呪いの理由のくだらなさも良いアクセント。最後、二人があっさり友人になるのは少しオチとして弱い。(東京都・bullet)
【少女クロゼット/すあまフレンズ】
●女の子のワードローブを紹介する本で、本ごとに異なるタイプの女の子の洋服と短いお話がかかれてます。洋服ごとに番号がつけられており、どんな服を持ってるのかと、どの服を組み合わせているのかが分かるようになってます。かわいい女の子、服好きの方オススメです。(東京都・きだいまきえ)
【頑張れ、双子姉妹/sky alliance】
●単眼の双子の姉妹アンジェリとヘクセが、友達へ贈る誕生日プレゼント選びに悩む4コマ漫画と単眼少女のイラスト本。ほのぼのとしたギャグを交えた4コマ漫画も魅力的だが、後半のイラストにはどこか狂気を孕んだ魅力を感じさせられる。イラストには興味が浅い自分ですら、深みにはまりたくなるほどに。(愛知県・水野)
【Deepredの鎖31/すが間敦子】
●スキージャンプに挑み続ける男の生きざま。31巻を描き続ける執念に心打たれる。(千葉県・クロ僕屋)
◆悪くない(東京都・ブリキの太鼓)
●ジャンプ競技中の事故がトラウマとなり飛べなくなってしまった跳人。再び飛べる様にと彼を応援する多くの人達に励まされ、K点を超えることになる。幾たびの困難に向き合いながら飛ぶことが出来た彼と、ここまでのドラマを描き上げた作者にエールを送りたい。そしてまだまだ続く物語に楽しんでいきたい。(栃木県・壬生狼)
【繋がれた人/SCOPE CAT】
●戦場で体を失ったサイボーグ兵士がジャンク屋に拾われて、鵜飼式と呼ばれる、母機にコードで繋がれた形式のサイボーグにされる。コードが抜けると1時間で死ぬので事実上ジャンク屋のオヤジに飼い殺しされ、強制労働させられる立場である、だがそのオヤジが死に、今度は別の施設につながれることになる…。別の施設で仲間が問題を起こしたため、手足を奪われ、ただコードで繋がれただ生かされている状態がさびしい。まるで子宮の中のへその緒で繋がれた胎児のようでもある。母機から伸びるコードから離れると死んでしまうというアイディアがいい。 施設が放棄され動力が止まり、ついに母機が停止する。へその緒で母体に繋がれた胎児と同じく、男は母機が停止しては生きていけない。長い長い時を繋がれて過ごした男はいったいどうするのか。結末がすがすがしい。(千葉県・クロ僕屋)
【ボンボン・ショコラ・アソート/すこやかペンギン】
●ふかさくえみ先生のチョコを購入した気持ちになれる本です。表紙が、花柄がカワイイ!! メインヒロインがふてぶてしいアンニュイ系(※ホメてます)。カワイイ!! そして…別れの時のやさしさ(切ない!!)。そしてまさかのラスト!! 読んでみてね!!(埼玉県・くまい)
●主人公の検見川くんは、幼なじみで風変わりな天才の上星川さんからバレンタインに新発明のボンボンショコラを貰います。しかし、そのチョコレートには一つ一つ二人の思い出の瞬間が詰められていて、次の日彼女は突然転校してしまいます。上星川さんの検見川くんへ伝えたかった真意とは!? 最後のオチにはきっとほっこりします(笑)。(千葉県・かんろ)
【魂の玉章(たまのたまずさ)/スタッフWHY】
●弱気な少女が謎の魔術師から性格を変えられるという魂の玉章をレンタルする。魂の玉章には死んだ人の魂がおさめられていて、長く身に着けているとその魂と人格が融合していくというアイテムだったのだ。魂の玉章のおかげで少女は社交的になっていく。だが中に入っていたのは中年のおっさんの魂だったのだ。多分人懐っこい営業職のガッハッハ系スケベオヤジだろう。弱気な少女が性格だけおっさんへと変わっていく。おっさんの魂を宿した女子高生…新しい世界が見えそうだ。しかもハッピーエンドというのがスゴイ。 街がなんとなく1990年台の感じがする。年代を特定する手がかりはなにもないのだが。この魔術師は他の巻ではジャズ喫茶が流行している頃から活動している。魔術で長命なのだろう。女の子が死ぬほどかわいい。なんなんだろうこの妖艶さは。あいかわらずおまけページの説明文が途中でホワイトで塗りつぶされたかのように不自然に途切れてるのが謎。女子高生なのに玉叉(たままた)フグリという名前が気の毒すぎる。魂の玉章というタイトルもタマタマと略せるようにだろう。(千葉県・クロ僕屋)
【Mythos ギリシア神話4コマ(2)/すちぶっくす】
●前回はメデューサ(萌えっ娘)メイン、今回はオイディプス王の伝説を漫画化。可愛い絵で描いてもやっぱりこの本はえげつない。ひどい。救いはない。しかし漫画自体は興味深くすいすいと読ませてくれる、不思議な魅力がある。(東京都・皿洗い)
●ギリシア神話で一番不幸な英雄と言われるオイディプスの4コマ漫画です。可愛らしい絵柄と軽快なギャグで初心者にも分かりやすく説明しています。ギリシア神話大好きな人にもあまり詳しくない人にもオススメです!(東京都・維夏)
●オイディプスの神話を四コマ化。スフィンクスが「朝は四本足昼は二本足夕は三本足」というクイズを出すあの神話である。キャラがかわいい。元が複雑な神話らしいので短い四コマにすると親子関係などがやや複雑ではある。おまけの神社レポートマンガは面白いがどこに行って何をするのかが1ページめでわかるとよかった。(千葉県・クロ僕屋)
【十一月の怪物/ストラス】
◆偏屈な魔法使い・ヴィクターは、自ら作り出したロンサールと谷で暮らしていた。つがいを欲しがるロンサールの為に、美しい恋人を用意するが…。求めるが故に恐れ、遠ざけてしまう愛の歪さ。大人の為の童話のような、示唆に富んだ物語。深い哀しみを湛えた余韻が切ない。(東京都・なめろう)
【占術 占師/STREET.MASTER.DRAGON.】
◆占い入門書。占い要素を作品に盛り込む時、座右に置いておくとミスを防げ便利。(千葉県・ましゅー)
【日経平均とタカシくん/スフィン子くん】
◆新刊落ちましたコピー本なのに相場この内容。この感想が載るころには持ち直すといいですね…。(千葉県・長和)
【生ガキちゃん/酢豚ゆうき】
◆とりあえず生がきが食べたい。(埼玉県・太村)
●つぶらな瞳の生ガキちゃん。喋る生ガキちゃん。インパクトが凄まじい作品。3作目が楽しみです。(東京都・こぶたちゃん)
【僕らの食卓 —海亀のランチ—/墨色林檎】
◆女友達の家に寄り試験勉強。強気で短気な一人が、ひとつ残ったケーキを狙って難問クイズを仕掛けるが…? 徐々に恐怖に彩られる室内。女子特有の「コイツは私より下」と軽蔑してかかる侮辱挑発。かりそめの友情が、そのまま惨劇ルートの入口に! 女子高生イズ闇だすな。(東京都・アブサン)
【食品サンプルの女/住処】
●食品サンプルのアクセサリーを付けて生活し、部屋が埋まるほど食品サンプルを集めている女。結婚を機に食品サンプルを集めるのをやめてくれと男に言われるがそれを断って振られる。その直後から、普通の食べ物が食品サンプルと化す怪現象が発生し何も食べられなくなってしまった… たしかに食品サンプルにはなにか心惹かれるものがある。本来はごくごくと飲み干せるはずの液体が、個体として凍りつきなお外見は食べ物であるという非日常感が人の心を惑わせる。 おいしそうに見えるのに食べられない、という事態は食品サンプルにかぎらず実は日常の世界によくある。美味しそうに見えたのに実際食べてみるとそうでもないな…ということはあるだろう。食品サンプルのように料理を綺麗に作るのは難しいし、放っておけば醜く腐ってしまう。食品サンプルのようにきれいな結婚というものにあこがれてはいるが、実際の結婚は本物の食品のように冷めて腐ってしまう可能性もある…。綺麗な偽物で部屋を一杯にしていたほうがあるいは幸せなのではないか。(千葉県・クロ僕屋)
【真夜の旅人/星間ハイウェイ】
●二人の旅人。彼等が旅道中、汽車の個室で出遭う、どこからともなく現れた一人の少年。不思議があちこち至る箇所に散りばめられた世界。セリフ、コメントの細やかさと配置等々、作者の方の強い愛情を見た。この先続く3人の道、どんな素敵な場面が流れてゆくのだろう、などと物語の続きを妄想してしまう。真夜の少年、彼の、瞳の中に映る光が眩しくて、本当にどこからやってきたのか。白黒刷りの筈なのにそうとは思えない、鮮やかなキラキラとした印象が残るのは何故。(愛知県・関)
【Hyogo no Seifuku2/制服はん。】
●今までいくつもの制服ガイドを見てきましたがこの本のガイドの女の子たちは躍動感があって、とても魅力的です!(東京都・うきうき)
【スタンバイ/セーブポイント】
◆女の子ふたりがテキトーに過ごすゆるい4コマ。定期的に突然入ってくるシュールなネタに脱力されていると、4コマという形式で遊んでやるぜ、という作者の遊びゴコロが最後に爆発します。(埼玉県・gori.sh)
【犬ずかん/世界の犬】
◆犬は最初だけで、正体不明の生き物が次から次へと出てきて笑いました。(東京都・・-korge-・)
◆『いろいろな犬を紹介する』という前書きが書いてあるが、2ページ目から『ねこ』、しかもこれ、1ページ目の『犬』のほぼ色違いバージョンじゃあないか。ページを進めると『キヌン』『ゾヌ』? そして、4本足の『トヌ』に思わず失笑。これはなかなか中毒性が高いです。(東京都・砂村正彦)
【クロノチクタック/セリエリズム】
◆とても美しです!(東京都・オウ テンイン)
【Farbe/serendipity】
●カードゲーム等のイラスト集。色遣いがとても煌びやかで豪華絢爛な印象。(岩手県・じゅん)
【アモロサメンテ/0丁目】
●Pixivで見かけて、気になりつつも前回買えなかったので、今回ティアマガで紹介されてるのを見た時すっごい嬉しかったです。絵のタッチやお話の流れなど、あったかくて、やさしくて、読後もほっとするような、そんな素敵なお話でした。(?・あさひ)
【名もなき死体の私とあなた3/先天性爆弾娘】
◆芸能の世界のナマナマしさの中でゆれ動く二人の恋心。良かったです。メイちゃんがめんどくさかわいい!(?・ニードル)
【テヅカVS四コマ——『あずまんが大王』は『まんが道』を殺したか/前途洋洋だ会+Project Merca】
●伊藤剛とやごさんの座談会が遂に実現。『テヅカ・イズ・デッド』論を踏まえつつ、アニメ・ゲーム的な想像力と手塚周辺の証言を引き、「手塚治虫という円環」の外側から四コマというマンガ表現に光を当てる。近現代のマンガ史の地平を切り拓く端緒となるべき対談である。(埼玉県・あまいも)
【あのこがわたしを女にする/そそう支部】
◆規律の厳しい女子校で、王子様的ポジションで人気者の主人公。ところがある日、ちょっと浮世離れした転校生と知り合い、段々彼女に惹かれていくことに…。彼女の三つ編みを編んであげる場面が繰り返されるごとに二人の仲が縮まっていくのが良かった。(千葉県・ちょゆめ)
【猫と犬と漫画家夫婦。/ぞのさんぽ】
◆漫画家夫婦の愛猫"しらたま"ちゃんと愛犬"あんみつ"ちゃんの温もりある日常を描いた四コマ漫画+描き下ろし。原稿中の2匹の連携攻撃エピソードは最強(恐?)でした。続きもぜひ拝見したいです。(東京都・しんらゆき)
【GAG SOMINSAI/SOMINSAI】
◆前半はかわいい人面犬の通常4コマ。後半はラッパーになるワイド4コマ。どちらも3コマ目でひとオチしてから追撃してくるタイプの油断ならないシロモノでした。(埼玉県・とりどる)
【表裏エモーション/空色の音】
●タイトルのようにこの作品のテーマは女の子の「表と裏」にあり、男のような思考回路を持つ結子が親友の栞にときめいたり、文化祭用のドレスを作る千沙に演劇の役者の奏が結婚の話を持ちかけたりと、表に隠れた裏の感情を細かに描いています。天風そらさんの描く百合はきちんと登場人物の心にフォーカスが当てられているのが素晴らしいと思います。(千葉県・かんろ)
【記憶をめぐる、彼と少女の物語/宇宙の森】
●触れた者の記憶は失われるという「遺却の湖」。そこで記憶を捨てた少女と捨てられなかった男の、出会いと交流を決断を描いた小説作品。失われた記憶を求めて奔走する少女の活力は、男の怠惰な日常を変えるも、二人の平穏な日々の継続を運命は許さなかった。 続刊の予定も有り、今後も楽しみなシリーズです。(秋田県・やなした わたる)
【Seifuku.JK3/第3制服室】
◆イラスト本の中でもよく見かける制服本。この作品は実際の女子高生がどのようなアイテムを使っているかにフォーカスしており、お洒落に制服を着崩してファッションを楽しんでいるのがよくわかる1冊となっています。もちろん、基本的な制服のカテゴリー解説などもしっかりと押さえてます!(神奈川県・大月駿介)
【緑者定離/鯛を焼く】
●不思議でとても引きこまれるお話でした。シリーズで続感が出ているようなので、とても気になりました。(千葉県・K・風鈴)
【THE BRENNER SIX FEET UNDER/瀧川玲】
●ベタの効いた画面でマフィアとの戦いを描く。冒頭で、マフィアが墓穴を掘る。そこに主人公ブレナーの写真が投げ込まれる。これからブレナーをこの穴にぶち込んでやるぜ、ということだ。このシーンがいい。台詞はないので読解に集中力を必要とする。ブレナーは上司がいるので私立探偵という雰囲気ではないが、警官なのかマフィアなのかはこの話からはわからない。ブレナーのシーンに移る時の背景に警察署かヤクザの事務所かわかる建物が描いてあると分かりやすかったろう。女っ気がほぼなく、喪服の濃ゆいおっさんばかりなのが渋い雰囲気を醸し出す。ブレナーを止めた門番が次の齣で死体になっているような殺伐としたテンポが良い。(千葉県・クロ僕屋)
【2DK/タケウ—チ】
◆しゅみの合う友人とルームシェア…うらやましい(東京都・佐伯くみこ)
【サチコの平凡フルボッコ/タケウーチ】
◆竹内佐千子さんの商業未単行本化エッセイコミックをまとめた一冊。担当編集との仲良しぶりや、趣味に夢中になっている様子が楽しい。作家は日常の悲喜こもごも全てをネタにして、心身ともに削っているんだなぁ、と改めてしみじみ感じました。健やかに長生きして下さい…。(東京都・Fe)
【乙女なイギリス/たけこの里】
●『乙女旅』をテーマとする英国旅行記。現地で出会った人・モノ・コトが、画面いっぱいの写真やイラストで色鮮やかに紹介されています。飾らないコメントや実録漫画には思わずくすっとすること間違いなし。何より字体やレイアウトのこだわりは必見。(東京都・すぎゅ)
【REGALETTO 03 countryside dream/たそがれ屋】
◆ぺい氏による風景画集。都会や地方など、何気ない日本の風景を色鮮やかに描き出している。特に素晴らしいのは光の表現。日が傾き、空がオレンジ色に染まる夕暮れ時を切り取った作品群は一見の価値あり。初めて見る作品なのに、既視感を覚えてしまうリアルさは見事。(神奈川県・美大通行人)
【Standing in the Shadow/田中 寛崇】
◆街角で学校で…ふと見かけた女の子のほんの一瞬を切り取ったようなイラスト集。リアルな描き込みと、スタイリッシュな色彩のバランス感覚が絶妙。ありふれた景色の中にいる女の子たちの誰に見せるわけでもない表情が、確かに「そこに彼女がいる」と感じさせてくれる。(東京都・白焼き)
【ひとりぼっちのメモワール1/ダンガイゼッペキ!】
●勘違いされがちな主人公と純粋で天然なヒロインの掛け合いが面白かった。続き物なので今後の展開が気になる。(東京都・川本)
【君に捧ぐアンコール/ダンガイゼッペキ!】
●健気なフランカちゃんが可愛かったです。あと最後の方のベルの笑顔が良かったです。とても面白かったです。これからも応援しています!(東京都・ノリ)
◆ある日突然死んでしまったアーデルノルトは、一人残してきた少女・フランカのことがとても心配だった。条件付きで1日姿を変えて生き返らせてもらったが、フランカはじぶんがいなくなっても全然気にしていない様子で…。物語を通じて描かれる2人の成長と心情、切なくも暖かい作品だと思います。(?・消炭)
◆予期せず事故で死んでしまった主人公には一つ心残りがあった。それは一緒に住んでいた少女のこと。少女に対して盲目的に過保護だった主人公が最終的に自分の答えを見つけ、前へ進む展開が春という出会いと別れの季節にかけあわせてあることがとてもよかった。読後は切なさとともに爽やかさが残る一作。(東京都・持田)
【ここが変です! 多摩先輩/単に最高】
◆先輩がかわいい! 仏像を探しに2人で行く旅など見てて楽しかった。成仏しちゃうけど読後感が良かった。(東京都・ハンバーグ)
【ポケットがいっぱいの季節2/TeamInazuma】
●これでもかと言わんばかりにカワイイお話がつまったまとめ本です。これ一冊あればしばらくは安全ですので、皆も読むと良いのです。(滋賀県・クッキー)
【ポケットがいっぱいの季節/TeamInazuma】
●鍛冶屋見習いのリュートと、縫い物上手なお姉ちゃんのベル。二人を取り巻くのは、小さいけど目まぐるしく回る優しい世界。飴玉のようなゆっくり味わいたい甘さで、ずっとこの空気にひたっていたい。(東京都・aono)
●直近のコミティアで発表された作品と新作を合わせた、とある幼い姉弟の日常を描く小品集。姉思いの弟と、実は寂しがり屋で怖がりな姉の毎日は刺激と楽しさに彩られている。表紙が気になったらまずは衝動買いを。牧歌的な空気に是非癒されてほしい。(東京都・CROSS)
【CUPITOR/CIELO】
◆どこか暖かい色合いでファンタジーな内容になっているイラスト集。ネコ、クマ、カエル、妖精といったキャラクターが可愛らしいのに加え、人間も可愛い。(埼玉県・太村)
●サークルカットのイラストが気になって、見本コーナーで見て即買いしました。色味と表情と動物たちと…すごくやわらかくて、あたたかくて、やさしくて、好きです! イラスト本です。(男子の表情がたまらなく好きです〜☆)(千葉県・まつもと)
【とても昔におばあさんから聞いたお話。/chiepomme】
◆ジャンルにこだわらず、意欲的に楽曲を作り続けているchiepommeの新作は、イラストレータぴよ氏とのコラボ作品。二羽のうさぎをテーマとし、世界観を共有したファンタジー色の強い物語。音楽の森に迷い込んだ私を迎えるうさぎはどんな表情を見せてくれる?(東京都・卯年の人)
【希望デスパレート/チカラアバレハジケ】
●ファンとアイドル。生徒と教師。彼らがどんな思惑を持って近付こうが、その関係性を壊さない限り2人は決して結ばれることはない。愛し合いたいと願いながらも、恋愛のスタートラインにすら立つことを許されなかった男女の、絶望と諦めを描いた物語。(東京都・CROSS)
【アルバイトをするために/チセノマチ】
◆大学生のあきは、ラノベの主人公がバイトしながらアイドルを目指してることをスゴイと思い、アルバイトを始めようとする。しかし履歴書の入手も書き方も友人のみひろ頼り。ダメすぎるあきに笑えるが、面接で緊張する姿は自らを見るよう。想像以上にいい話でした!(神奈川県・わたり羽衣)
【月曜の朝には終わる とるに足らない夢/tito】
●コミティアでの活動を中心にプロ漫画家を目指す女の子と、その友達の友情ストーリー。はじめはコミティアあるある4コマだと思って読み進めたら最後にはジーンとくるものがあり、なかなか印象深いものがありました。ゾンビあり、単眼あり、エロもあり、ちょっと百合っぽいのもあり…で、読み手を喜ばせたい気持ちが伝わってくるようでもありました。個人的にはスモーゾンビを倒すゾンビハンターのお話が読んでみたいです。(東京都・ホップ&フライ)
【white out/tito】
●セフレの糸川さんと本間くんにはそれぞれ彼氏と彼女がいる。いくら身体を重ねても、相手の一番には決してなれないことを知っている二人は、だからこそ関係を続けていられる。けれど糸川さんの胸中に去来する想いは儚くて…。さびしさとあたたかさが共存する読後感が真冬の空気を思わせる。(東京都・アイアス)
【ちょっとおたくでかわいいこたちの同人運占い/ちびキャラランド】
◆コミケ合格運がオブラートにつつまれるような書き方で歯がゆい。コミケあるある物として見たらおもしろい。(千葉県・ましゅー)
【臺灣的報告/千屋通信所】
●中とじフルカラーの台湾バックパッカー系旅行同人誌。宿泊先のデータもくわしく、参考になる一冊。男性向けなのでバジェット旅行オンリーのおばちゃんにはうらやましい限り。(東京都・エメリエル)
【ちゃむさん4 Dear My Friend/ちゃむ屋】
●『本当の友達って?』無理して合わせること? 何をされても文句は言わないこと? 物事ハッキリ言ってくれること? シンプルで身近で大事なことがテーマの女の子同士のお話です。(東京都・楽)
【わたしたちの場合/沈黙の放課後】
◆学校の外で見かけた先生に、思わず声をかけてしまって付き合うことになった女の子。シンプルでショートな百合ストーリーだけど、意外に人間関係が錯綜していて面白い。この二人の関係の続きを読んでみたい気になった。(千葉県・ちょゆめ)
【灼熱甲子園/ついに絶滅】
●甲子園に9人の戦士が出場する。サッカー部キャプテン所沢、鬼塚千尋、うるち米、ヨード卵、有田焼、ワルサー…野球する気あるのか? 甲子園初戦で主人公以外の八人が死ぬ。野球? どうも野球とはバットとボールを敵にぶつけて倒す競技らしい。「僕はみんなの墓標にトロフィーを飾らなきゃいけないから」「バットを投げたんだ お前の顔面をぶち抜くためにな」など台詞が妙にかっこいい。野球? 「本来なら次の頁からこのページをコピーしたものを張っていって兄弟を倒していく展開になっているのですがコピー代がもったいないのでこのページで青空6兄弟は5人目まで倒したという体で次に進んでください」という注釈でページ数を5頁節約するのに絶句。(千葉県・クロ僕屋)
【柊ちゃんと楓くん。(1)〜(4)まとめ本/月陽炎】
●同姓同名(&同居、同僚、同職場)な男女たちの日常を描いた、大好きなシリーズのまとめ本がついに…! 本編はもちろん、名古屋コミティアのペーパー漫画や各キャラの"身上書"までついていて数年来のファンでも楽しめる仕様です。ゆるい日常の中に時折ピリッと辛い"現実味"…彼女らは、彼らは、これからどうなるのか、はたまたどうにもならないのか!? まだまだ続く「柊楓」シリーズ、今後も楽しみです。(栃木県・たんたか)
●"同姓同名同居中"の柊くんと楓ちゃん。ふたりの日常と、ふたりの働く「Bar柊」を訪れるお客さんのお話。愛ではないのに、恋でもないのに、登場人物たちがそろって見事に萌えさせてくれる。以下続刊。たのしみ。(東京都・軽工業)
【きみの手は冷たい。/月陽炎】
●ピアスじゃらじゃらなチャラ男くんと昭和の雰囲気漂う着物眼鏡さんの、一見ちぐはぐなほっこりBL…の、続編出た…! 紆余曲折あってもやっぱりこの2人、最終的には「ごちそうさまです」! しかもこれ、またもや続きそうな暗示…!? 「柊ちゃんと楓くん。」本編と共に、彼らのお話もまだまだ待ってます…!(栃木県・たんたか)
【地下鉄に花と島唄/つらんとんてん卵に目鼻】
◆銃をもつ島唄のおねえさんがかっこいい! 3者の悩みと想像力が地下鉄にまざりあって、面白い構成になっています。ラストのさわやかな読後感がすばらしい。(千葉県・十七子)
【Little Lucy/teAMMO】
◆横浜港太郎氏によるダンスホールで演奏されているかのようなファンキーでポップなバンドミュージックと、水都みらい氏の可愛らしい?格好いい?歌声がばっちりあってる! 体を揺すりたくなる元気でリズミカルな曲たちは、不思議な親しみを感じさせてくれて心地いい。(埼玉県・落合)
【Explosive Bolt/T.N.T.SHOW】
●エネルギーが枯渇したため、宇宙空間に日光を電力に変える「黒い皿」という施設が開発中である世界。熱を電力に直接変換できる「白い皿」を開発した科学者がエネルギー省に追われる…「白い皿」を実際にパスタ皿として使っている描写がいい。王道SFである。表紙から中身が想像できない。(千葉県・クロ僕屋)
【えすえる/TNC】
●何も起きない。なのにどうしてこんなに読ませるんだろう? 暑い夏の日、後輩に手伝わせて、引越し作業をする先輩。ただそれだけの話。最終ページに辿りついた時、ここで終わり?となった。でも何故か満足感がある。どんなオチが待っているんだろう…とページを読み進めていたときのワクワクが、嘘になったりはしない。いい感じに力の抜けた絵とスイスイ読めるネームが一役買っていることは間違いないが、さらに別の雰囲気作りの上手さを感じる。(東京都・bullet)
●会社の後輩をお供に、軽トラで暑い中引越しする一幕。荷物運び終えたら中古も含めて家電揃えてピザ頼んで、あーだこーだ言いながら一人暮らしの始まりを楽しんでいる様は見ていてこちらも楽しい。シンプルに要所をとらえた線でキャラも魅力的。おおらかな感じの先輩が面白い。きっと後輩もそんなところを気に入っていると思う。(愛知県・タルヤ)
【男子寮の風俗くん/T-NORTH】
◆成人向け男の娘モノの一年半ぶりの新刊です。男の娘の肩幅や胸のサイズの微妙なサジ加減が実にイイです。妹の医療費のために高校の男子寮で売春している主人公が、転校生の御曹司に本気で惚れるスピーディーな展開には純度の高い様式美的な快感があります。(埼玉県・埼玉三区)
【DAISYWORLD A GIRL MEETS HER SISTERS/DAISYWORLD】
●女性と少女の出会いをそれぞれの視点から描いた作品で、読み始める面によって内容が違う。別視点から同じ物語を観るというアイデアと作品に漂う「生きる」という事へのメッセージ性が合わさって、思わず手を止めて物思いに耽ってしまう魔力がある。今作で初めてこのサークルさんの作品に触れたのですがここの別の作品も読みたい!と熱望してしまいました。(千葉県・萩)
【LAST DANCE/Diverse System】
◆全12曲インストで、情感豊かで壮大な曲から、激しいビートの戦闘シーンを思わせる曲など色鮮やかに感じる見事な音とスピード感のあるリズムでまったく飽きがこない。ゲーム音楽のようにシーンを連想させる豊かな描写力を持った曲の数々に聞き惚れるアルバムです。(埼玉県・道夫)
【描け!ゆとりお姉ちゃん/テクノストレス】
●プロ漫画家にして同人活動もしている姉がコミティア新刊の為に奮闘する話。作者本人の経験談なのか創作なのか、どちらにしろ作家さんの苦労が偲ばれます。(千葉県・クロ)
【東京駅で買えるカツサンド/デジタル創作実験工房】
◆お腹が鳴りまくりの美味しそうなカツサンドの写真の数々…。私のイチオシは"まい泉"のヒレカツサンドじゃっ!(東京都・桃山)
【江戸めし/てふや食堂】
◆おいしそう〜。よだれがあ〜。煎り酒ってこうやって作るんですネェ。スゴイ!!(東京都・桃山)
【The Way of the EVOLUTION/テンサテライツ】
◆アメリカで毎年開催される格闘ゲームの世界大会「The Evolution Championship Series」に参加した作者の旅行記。予選出場の感想や決勝戦の雰囲気など参加したからこそ分かる情報が満載。開催地のラスベガスでの様々な体験についても載っている。海外のゲームイベントに興味がある方にオススメです。(東京都・らすく)
【チャンバラ・ガールズ/電脳吟遊館】
●不死者と化して江戸時代から現代まで存続している大名が日本征服を目論む。それを人斬り許可証を持ったチャンバラガールズが食い止める。絵は精緻さに欠けるが勢いがある。ストーリーは怒涛のように最後まで流れていき中だるみすることはない。刀を持った美少女集団が闘うというのは時代に合っている。キャラを先輩と主人公だけに絞ったほうがおさまりは良かったかもしれない。(千葉県・クロ僕屋)
【アカシアの箱庭/TOY・BOX】
◆あまりに頭が良すぎて家族からも敬遠され、一人暮らしをしている少女と、彼女と同棲している後輩の女の子。学校では一緒に暮らしていることは秘密、だが、誰よりも互いのことを思いやっていて…。普通の百合作品と思わせて、えっとなる仕掛けがしてあり、思わず読み返してしまった。タイトルの「箱庭」に深い理由が。(千葉県・ちょゆめ)
●過去の記憶が無い少女と、彼女と共に生きる少女の愛の形を描いた一冊。 失われた記憶を巡る、いざこざや嫉妬心を乗り越え愛を育んでいく二人。 しかし物語中盤に明かされる衝撃の事実は、二人の甘い遣り取りを只管楽しむ読者達を「愛の形を考える人」に変貌させるもので必見です。(秋田県・やなした わたる)
【青/とうめいしつ】
●とても切なく、でもどこか希望も残るストーリーに魅了されました。今まで出されている自主制作漫画も、商業で出されている『五時間目の戦争』もそうですが、苦しくもどかしく切ない世界をもがきながら、ぶつかりながら一所懸命に生きる人々を描く素晴らしい作家さんだと思います。また、優しく、力強い絵も世界観とマッチしていてとても引き込まれます。(東京都・りあ)
【GIRLDECO/とおくちかく】
●独自の世界観を持つりばたさんの画集タイトル通り少女を美麗にデコレーションしたイラストが収録されていてとても本を開いた瞬間に鮮やかな世界が広がる。また色使いも艶やかで一枚のイラストに色とデコレーションの素材が混在しながらも見事なバランスで調和しており見る者を魅了する。(千葉県・落花生)
●私は毎回サークルカットを全てチェックし「これは!」と思う絵のサークルに行くのですが、今回私のアンテナはすごく良い働きをしてくれました。女の子の1人1人のたたずまいや、その瞳にすごくひきこまれてしまいました。(東京都・ワタリガニTc64(初回限定版))
【リズベルルの魔1+2、リズベルルの魔3+4/ときてっと】
●盲目の少女リズベルルにより三角錐型の世界へ招かれたジンは、弦奏鎧ヴィルフォーナを駆って迫る脅威と対峙する。絢爛豪華な絵に迫力あるムービー、盛り上がるBGM、笑いあり涙ありワクワクありの物語と全てがつまった一大エンターテインメント! 完結編である「7」まで見逃せません!(埼玉県・みなみ)
【おしろにすんでいる/tot lot】
●モノクロの優しい点と線で描かれたイラスト本。やさしいながらもしっかりと描き込まれたイラストと、やさしい解説が記された付属本が、読んでいてとても心地よかったです。(神奈川県・家元)
【しょっぱな/ともわか】
●見本誌コーナーで見て買うのを決めました。イラスト本です。インパクトのあるマッシュルームヘアの男子(?)のイラストがあざやかで、かわいくもあり、にくたらしさもある感じがおもしろい!!! です。本の紙の厚さも好きです。(千葉県・まつもと)
【1×1/2/どよんど。】
◆美人で成績優秀な主人公。しかし彼女にはずっと秘めた想いを伝えられずにいる同棲相手の女性がいて…。女子高生の同棲百合作品だけれども、その同棲相手がまさかこう来たか、と驚きの展開。是非、自分で手に取って、血よりも濃いこの関係の魅力を味わってもらいたい。(千葉県・ちょゆめ)
◆ある意味タブーともいえる領域に踏みこんだ百合マンガ。けれど、その恋愛にはきちんと背景があって、丁寧に描かれる日常の風景も相まることで、読んでいるこちらにはただ清涼感が残る。二人の行く末を見守りたい。(東京都・アイアス)
【USO801/トラツグミ】
●ライアーソフトという会社の会報をまとめたものだそうですが、中身はいたって面白愉快な作者によるコラムです。見開き2ページにギッシリでぜひ多くの人に読んで頂きたい逸品です。(滋賀県・クッキー)
【TRANCE CIDER/トランスサイダー】
●えすとえむ、竹内佐千子、ヤマダナイトの3人誌。vol.1は赤、vol.2は青、とテーマカラーがあるようで、青色の下着や血の赤、赤いハイヒールなど、さりげないようで短いストーリーの中にポイントとして置かれていきます。どの作品もエロく、いびつで痛くて、胸をチクチクさせてくれます。特に最近商業でのマンガ作品をお見かけしなくなった、ヤマダナイトのマンガが読めるのはすごく嬉しいです。(茨城県・創紺屋)
【EVE vol.46/ドリームシップくれすBOOKS】
●大好きなサークルさんの妖精アンソロジー本。沢山の作家さんが参加しているにもかかわらず、どの作品もストーリーがよく感動した。いつもいい仕事をしている。(東京都・キーマカリー)
●パステルカラーのオシャレな表紙はとっても可愛い妖精さんのアンソロ本。ファンタジーものが好きでオシャレが大好きな絵にはもうストライク!な一冊です。新刊ごとにテーマが変わってもクオリティが落ちないのは驚きです。(神奈川県・カーヤ)
●初めて創作の即売会に来て、お姫様の本と一緒に買ったのがこの妖精の本。妖精のお話は初めて読むのですが、マンガもイラストもとても可愛くてお話もかなりおもしろくて、お気に入りの本になりました。(愛知県・ユイニャソ)
●毎回新刊のたびにテーマが違う読み切りの作品と聞いて、興味がわいて妖精の本も買ってみました。妖精のテーマも作家さん1人1人の感性が生きていて、どのお話もしっかりしていてやはり読んでいて夢中になりました。(埼玉県・梅茶)
【EVE vol.47/ドリームシップくれすBOOKS】
●初めて創作の即売会に来て、こんな素敵なお姫様の本に出会えてとても幸せです。マンガもイラストもとても可愛くて魅力的で、お宝の1冊になりました。オリジナル初心者でも思いっきり楽しめる1冊です。(愛知県・ユイニャソ)
●お姫様という1つのテーマも作家さん1人1人のとらえ方で色々な作品に生まれ変わり、読んでいて夢中になり、時間を忘れるくらいおもしろかったです。(埼玉県・梅茶)
●お姫様主人公の本は今まで何冊も読みましたが、だんとつのNo.1です。多くの作家さんが参加していてもブレていなく、何回読んでも最高におもしろかった。(東京都・泣き虫スナフキン)
●長年応援している老舗サークルさんのアンソロジー本で通刊120号記念号とのこと。お姫様を主人公にして作った新刊はマンガ、イラスト共にどの作品をとってもすごかった。今後も期待したい。(東京都・キーマカリー)
●前からとても気になっていたサークルさんの、お姫様がテーマの新刊を読んでみて、あまりの面白さにもう感動しっぱなしです。読めば読むほどハマってしまうお気に入りの一冊です。次回の新刊や既刊も全て読んでみたくなりました。(東京都・ともえ)
●オシャレで可愛い表紙に惹かれて手に取ってみたら、あまりのクオリティの高さにビックリ。お姫様をテーマに作ったアンソロ本はどの作品も読み応えがあってとっても満足しました。5月のコミティアの新刊も楽しみです。(神奈川県・カーヤ)
【愛情乞食/ドルチェの冠】
◆容姿端麗、誰からも愛される彼女は、自分に寄せられる愛情そのものにしか興味がない歪んだ心の持ち主で…。ショッキングな表題に負けない倒錯した関係性が展開される百合作品。けれど、愛情に飢えて溺れていく心は、誰しも持っているものなのかも知れない。(千葉県・ちょゆめ)
◆登場する2人(桜子、麻衣)の双方がメンヘラ臭漂わせる百合作品だが、絵柄の少女マンガ的タッチがそれを打ち消し、その上で余韻を残す作品になっている。(埼玉県・アガホホットケーキ)
【召喚中・マカパイン1/ナイーブタ】
●長年の研究の末、悪魔・マカパインの召喚に成功した老魔法使いは、夢の不老不死を叶えてもらおうとするが…。グラマラスな外見と、常にマイペースを崩さない性格が魅力のマカパイン。彼女が人間世界に馴染みまくっている姿が微笑ましい。続編での活躍(笑)にも期待じゃ!(東京都・従僕X)
【081 がんばりました!/夜★FUCKERS】
◆テストで80点を取ったらご褒美として胸を触ってもいい。そんな約束した姉が弟に翻弄される話。本番はなく全編を通して徹底的に胸でのエッチを描写しており、そこにこだわりを感じました。弟に責められて惚けてしまう姉の表情や恥ずかしがる仕草がとても可愛くてグッときた。 (東京都・抹茶)
【また会う日まで/なかずとばず】
◆15年、一緒に暮らしてきた猫と昨年末に悲しい別れをした作者が、愛猫との最後の三日間を描いた作品。入院からの体調急変、あっという間の別れ…。淡々と描かれるエピソードがひたすらに切なく、作者の寂しさが伝わってくる。(千葉県・ちょゆめ)
◆作者の方が、10年以上共に生活してきた猫の追悼本。淡々とおさえて表現されてますが、目頭が熱くなります。最後に、生前の猫との4コマがありますが、これが、メリハリがもう…。(東京都・きだい まきえ)
●魔神ぐり子さんの猫、るるが死亡。ぐり子さんのマンガに出ていた子がいなくなるのは悲しい。1カ月くらいで本が出せるのはすごい。(東京都・センゴク)
【獣人と囚われの少女/中村呉服店】
●モフモフラブコメ。獣人のカイと人間のマルー。お互いを想う気持ちや行動に思わず涙がでました。(京都府・木下ふもと)
【貝とオルタナロック・3/nak.moo】
●バツイチアラサー社員牧野さんと、年下アルバイトの瀬尾ちゃん。少しギクシャクした関係になってしまった2人。そんな中、瀬尾ちゃんのライブシーンや、幼い一面もみれたのが印象的でした。今後の2人の関係に女社長薫さんや、新たなゴスロリ娘がどうからんでくるのか。これからの展開が楽しみです!(東京都・楽)
【形にしたかった物語/七ツ星】
◆生徒会長が"クビ"になって、その代理をつとめる副会長の紗誉。卒業式に人前で文を読むことになったが、彼女にとって一番苦手な仕事だった。それを果たせられるように奮闘するもさらに理不尽な事が…。苦難にあっても逃げない姿に胸を打たれた。実話をベースにしているそうです。(埼玉県・じゅん)
【ぎゅうちゃんたびにでる/なるなる文庫】
●牛の一人称の絵本である。主人公が牛なので、牛の理解を超えるものは曖昧にしか描かれない。だが仕掛けが隠されている。最期の頁まで行き、いままでの頁を剥がすと別の頁が現れて、裏ストーリーが浮かび上がるのである。裏ストーリーは人間側の視点からの物語が記されていて、牛側からは曖昧だったものの真実が見えてくるのである。 本としてとても斬新である。ただこのしかけには何ら解説がない。同人誌即売会の会期中にサークル卓上で通りすがりの読者が気づくことは不可能である。卓のディスプレイに工夫がほしい。(千葉県・クロ僕屋)
【辺境警察隊/No.9】
◆日露戦争から10年後、中国東北地方のロシアとの国境を警備するため配属された冨澤一等兵。配属先は男装の軍医と彼二人だけの診療所。男装までしてロシアとの最前線に向かうその想いは…。とにかく、最後の1ページが素晴らしく良い。(栃木県・スカイベリー)
【私ダサくないですか/にしまつや】
◆友達皆無の女子中学生を見かねた神様が、彼女が描いた「理想の友達」を実体化してくれたものの…。ペラペラな厚みと油の沁み込む体(紙…)、いかにも中学生が描きました感のあるたどたどしいキャラ造形が秀逸。ギャグも冴えてるけど、真っ直ぐで心が温かくなるストーリー。(東京都・A田)
【大森陵の食卓/にしんそば】
●パソコン作業をしながらご飯を食べつづける「大森陵」。別の部署から臨時の応援でやってきた「川崎真知」は、ずっと食事中の彼女に質問していいものか躊躇して——。他人から見た不自由さが、お互いのちょっとした気遣いや捉え方の差で、心地よい関係に形を変えていく。味のある三頭身キャラが、その関係性をさらに微笑ましいものにしている。(東京都・bullet)
【130kgのスケブ厨/日記と言うか雑記と言うか戯言。】
●体重130kgの筆者が大量のスケッチブックと共に同人誌即売会人参加したときの実録本。自転車の破壊、アイスクリームの過剰摂取など通常の体重ではありえない出来事の連続。太るとどうなるかがよくわかる本。(東京都・佐藤)
【黄色い街/にっけ屋】
◆ずっと絵の勉強をされていたのでしょうか? COMITIA初参加にしてはとてもクオリティが高いです。まずファンタジックな画面のセンスと可愛いかつしっかり描かれた絵がとても素敵です。ストーリーもしっかりあってテーマもとても伝わってきました。(東京都・あのレジェンドより18日妹)
【影月があたいになびかないのはどう考えたって都会の女が悪い/娘虎呂餅】
●キャラがかわいい。(千葉県・クロ僕屋)
【2424party 再録集 -2015-/2424party】
◆既刊をまとめた再録個人集。しょっぱなにぶらり独りで入店した居酒屋呑み記と、読みきりで3作。丹念な線と共に、恥ずかしくも楽しい高校生活を見て、和む。告白をまだしてない幼なじみ女子が、今日の船便で島を出て、東京に行くと聞いて…? 丹念さが好感を呼ぶ1冊。(東京都・モルガン)
【いまひとときの恋/庭外】
◆お嬢様、元気で頭がよくて行動力があって魅力的です。開催当日に少しだけ立ち読みしましたが、買っていればよかったと後悔しました。(東京都・・-korge-・)
●大正ロマンの時代を背景に、美しく儚げな少女達の恋心がとても印象的で良かった。(東京都・ジャスミン茶好き)
【魔王が勇者を呪う件/人界の歩法】
●勇者はなぜ魔王の娘を育てることになったのか。キャラがかわいい。勇者が振り下ろした剣の次の齣で、数年後の元勇者が斧で薪割りという非戦闘的日常作業をしている齣に変わるなど過去と現在の時系列の見せ方が巧みである。最終決戦場と魔王の城がもう少し非人間的な、人の住むところではないような荘厳な感じだと、数年後の温かい日常生活と差別化出来て良かっただろう。(千葉県・クロ僕屋)
●今まさに、魔王にトドメを刺さんとする勇者。場面は変わり、魔王そっくりの角をもつ少女が、かつての勇者に駆け寄ってきて——。自分を最後に誰も殺すなと告げる、倒れた魔王の大ゴマがビシッと決まってる。また、殺すなの呪い(であり願い)を、少女=魔王の娘に勇者が引き継がせるパラレルな構成が、ストーリーに軸の太さを与えている。これは言わずもがなかもしれないが、少女の父が誰なのか、もう少し示唆的なシーンかセリフがあるとさらに余韻が深まったと思う。(東京都・bullet)
【セツコの庭いじり 8/猫おばさん】
●園芸にかんする実体験をまんがにしたもの。絵が素朴で親しみやすく、画面がすっきりしていてたいへん見やすい。一見何気ないようだが、まんがとしてとても優れている。相当年季が入った熟練の味である。こういうまんががもっと世に出るべきである。(千葉県・クロ僕屋)
【シュノーケルはいらない 1/ねこかんロマンス】
●スクールカーストの底辺と頂点グループの人間が裏で関係を持つという歪な状況を描く本作。慰み者としての扱いを受けてもなお虐げる側の速水を求めてしまう底辺側のまほろの言動には狂気さえ感じてしまう。秘密の関係はいつまで続くのか、彼らの行く末には何が待っているのか、最後まで見届けたい。(神奈川県・れのそ)
【ネネとスーラ イラスト本 vol.2/nekobooks】
◆絵本風と思わせ、その上にはどぎついよごしのフィルターが、と思わせてその中には細いラインで円をかたどった模様が。説明できないけどなんか好きです。(東京都・R-O)
【cinema/note.】
●ツイッターやインターネットにて発表なさっていたイラストをまとめた物ですが、とにかくより多くの人達に見てもらいたいと願う逸品です。素晴らしいです。目で感じる空気、雰囲気をぜひ。(滋賀県・クッキー)
◆山羊ちゃんと鹿くんのイラスト集。何故か読んでいると子供の頃のことを思い出す。(埼玉県・太村)
◆すごく綺麗でした。なつかしさを感じるような絵にひきこまれました。(茨城県・末岡)
【グリーンウインド1/NR】
◆小さいころの夢は「お花屋さん」だった早妃は、アルバイト先で忘れかけていたその夢を思い出す。おだやかでやさしい店長、その仕事への真摯な眼差し、美しい花々が早妃の世界を広げていく——。美麗な絵に綿密な背景、生き生きした表情が、詩情に満ちていてこの先の物語を期待させる。(東京都・アイアス)
【いらないハンカチ/ののとこ】
●pixivで拝見してて購入を決めた本です。絵柄はマーガレット誌のような少女マンガテイストですが、しっかり心理描写・コマ割りなどがされていてサクサク読めます。ウェブ再録と描きおろしの2本立てでページ数も多いので読みごたえがありました。勿体無いのが表紙の地味さです。カラーにもっと例えばタイトルだけでも強調色を入れましょう。(千葉県・マグノリア II世)
◆手のかかる弟のように思っていた存在が、いつの間にか自分を追い越すような成長を見せ始め…。本当に振り回されていたのは、依存していたのはどっち? 帰国子女で自分の気持ちは隠しながら仕掛けるハルキ、自分の事で手一杯でいつもあたふたな新の2人にヤキモキ!(東京都・誤差)
【おさななじみ/のまない】
●平星にこは顔以外全くダメなおさななじみの清宮弦月の世話を焼かずにはいられない。パッと見だと弦月の方がにこに依存している様だが読み進めていくと果たしてどちらがどちらにより依存しているのか…。おさななじみとしてお互いに合わせて歪み絡まった関係がいつかもう一歩進んでほしいと思う一冊。(千葉県・落花生)
【星屑プラネタリウム/のみ屋】
●女の子と小熊が星を見つけに旅に出るイラスト集。銀河に散らばる星を集める様子はもの静かで、夜更けに読むのにいいと思います。(岩手県・じゅん)
【RUINs2/廃墟探索部】
●50ヶ所近い廃墟から厳選された126ページの写真集。表紙の摩耶観光ホテルにピンと来た人は必ず買って下さい。それぞれ物件が持つ迫力や寂しさの裏側にある、現役だった時代の繁栄を想像すれば、自分なりの物語が見えてくるかもしれません。(埼玉県・gori.sh)
【ハンマークラヴィーア/ハイパーケトルイエスタデイ】
●何でもそつなくこなす普通の女子に訪れた予想外の出来事。クラスメイトの女子からの告白。フラれても女だからを予防線にしてると、予想外の怒られ方をして、初めて気付いた大切な事。たとえ今は恋愛にならなくても、友達から始まる百合もある。予想外が全部嬉しい逸品。(千葉県・GM研)
【異邦洋人/Hi-UNI】
●明治大正ぐらいの時代が舞台のファンタジー。世界観の雰囲気やキャラクターに引き込まれてすいすい読み進めてしまいました。展開の緩急が丁寧につけられていてこれどうなるんだ!?とハラハラさせられ、終わり方もすっきりとしてて読後感の良い作品でした。(東京都・消炭)
【「highlight」.004/highlight】
◆透明感あふれる色彩のイラスト集。毎回完全受注生産でイラスト集を出していたが、今回初めてイベントに出展した。ネット上で見るのとはまた違った味がある一冊。光沢がある紙ではないのがまたいいと思う。(埼玉県・太村)
◆18の作品すべてが線の繊細さ・優しい質感に暖かい色味で、とても魅力的な作品集でした。別の作品もじっくり拝見したいです。(東京都・しんらゆき)
◆白を基調とした画面の中に佇む一人の青年の「美」に目を惹かれる作品集。しなやかさを感じさせる身体のフォルム、服が作り出す陰影、一緒に描かれた動物や植物たち。全てが綺麗に調和し、静謐な世界を作り出している。構図にも工夫が凝らされており、見ていて溜息が出る1冊。(東京都・草)
【神様の御下に参ります。1/PiLOT+】
◆ファンタジー世界で神に仕える巫女たちが集められた女学校。ここでは、生涯を神に捧げる彼女たちのために、少女同士で疑似恋愛関係を結ぶしきたりがあるのだが…。重い設定を背景にした百合ストーリー。これから先の展開が気になる。(千葉県・ちょゆめ)
【感覚で描くパースと魚眼パースの本/パコキリン】
●作画に必須のパース取りをレクチャーした本。よくある同種の本と違うのは、定規を使わないフリーハンドを推奨、実践していること。それでもここまで描ける!と感心し、床と天井を同時に描く魚眼パースの実例にはため息が漏れた。小物の奥行きを短めに、といった小技も参考になる。(東京都・bullet)
◆ストーリー仕立てのイラストメイキング本。まっとうに三点透視で構築されている世界。その世界を、『曲がった世界』にのみ出現する生物・ワープ君を捕えるため、ギョガ君が曲げる! これでもかと曲げる! 鈴木さんの超絶画力で描かれる曲げられた世界は、見ていてすごく気持ちいい。(東京都・海本広樹)
【僕とメニの物語/ハコニワマーチ】
◆"僕"と少女、メニは、夜中に連れだって遊びに出掛ける。メニが人目につかない場所に埋めた、彼女のアクセサリなどの宝物を、"僕"が掘り出すと言う無意味な遊び。"僕"はいつしか、自分自身が彼女の宝物として地中に埋められることを望むようになるが…。全編に渡って夜の闇、影の暗さが印象的に描かれている。空にかかる月すら真っ黒に塗られ、"僕"が向う奈落を思わせる。不気味ながらも美しい作品だ。(神奈川県・くらげ)
【Silent Friend Juice /はこのこころ】
◆かわいらしい絵、ほのぼのしたストーリー、軽快なおとぎ話、楽しく読ませてもらいました。(東京都・・-korge-・)
【眠くなる前に話したいことがあと3つあって/はしゃぐ。】
●ツイートを元にした恋人同棲まんが。彼氏さんの言葉選びのセンスについクスリとしてしまう。ああ、日常って、いとおしいものなんだなぁ。(東京都・皿洗い)
◆実在するカップルのツイートが原案のWEBコミックに、大幅な描き下ろしを加え、デザイン面までこだわった充実の一冊。ゆるやかな生活感と甘過ぎないイチャラブがさわやかで、軽妙タッチの4コマと、細やかな背景を交えた短編とのバランスがとても心地よいです。(埼玉県・ya53)
【8P/8月とぱんつ】
●ふぃふ、花咲両氏によるイラスト集。どちらかというとふぃふ氏はデザイン、花咲氏はリアル視点な感じ。後書きでは謙遜なさっているが、おふたりとも大変お上手であり、描かれる女の子がとても可愛い。次の作品も楽しみ。(愛知県・タルヤ)
【ユリノユリ 弐/パッセルクロウ】
◆言葉の通り百合の花そのものの擬人化百合作品。様々な種類の百合の花が繰り広げる恋愛模様。時折からめられる百合の花トリビアが話にちゃんと関わっていて面白い。(千葉県・ちょゆめ)
【故障少々、死を少々/Happa】
●戦争により人類の半数が死んだ世界。少女は亡き兄の造ったアンドロイドの自爆で一緒に死のうとするが…とシリアスに見せ掛けて笑わせてくれました。そして最後は期待通り?の爆発オチ。(千葉県・クロ)
●作者のセンスあるタイトルには毎度唸らせられるが、今回も秀逸。タイトルと表紙絵からしてシリアスかとも思ったのだが、内容は得意の、そして安定のギャグ。ラストももはや安定のオチだが、それでも笑わされた。これは才能だ。(東京都・芝田拓)
【日本酒擬人化計画 日本酒祭り/華唄カルタ】
◆冷やもイインスけど、熱燗ッスよっっ!!☆ さらさらにごりが気になりました ゴクリ。(東京都・夏目あみ)
【leep 'Loop'/hanacocco】
●一枚の絵の中でループしているイラスト本。意味のあるループする絵でずっと見ていたくなるイラストです。(東京都・雫石)
【PinkyBLUE/honey lip】
◆天涯孤独の身となってしまった少年の次の仕事は、女装してお嬢様の護衛兼お世話係。天然なところもあって、お嬢様にはばれていないようですが、時間の問題かも。来たるべき時のお嬢様の反応が見たいなと思いました。(東京都・可愛いワガママ)
【彼女の、/ぱへかへ】
●朝の通学の満員電車でちょっと変わった使命に燃える女子高生のお話。かずといずみさんの描く女の子は本当にかわいくってかわいくって。また表紙からカラーの口絵イラストから黒タイツ満載で黒タイツ好きにも見逃せない内容になっています。(千葉県・落花生)
【N9.5/早起きあさごはん】
◆ほっとするような日常を描く、百合短編。漫画。雪というテーマがあたたかい。サクマとひーちゃん、とてもすき。かわいい。よい。最高。(茨城県・しゆ)
【バイク泥棒/判田屋】
●前作「宇宙バイクの男」の続編。死体のパイロットを載せた宇宙船がさびしく漂う前半と、アクドイ異星人たちに振り回される後半のどちらも、暗く広大な宇宙空間を魅力的に描写している。主人公の失った右足に仕込まれたサイコガン風ギミックが、ちょっと不恰好だけど常に大活躍で印象に残る。(東京都・bullet)
【シマライフ!/蛮仔屋】
●漫画家 島本和彦を描かせたら一本木蛮さんは本人以上ですね。デビュー時の島本氏についての「本人の面白さに作品が追いつかない」発言は妙に納得してしまいました。作品がつまらないのでなく本人が面白すぎるんですよね。(千葉県・クロ)
●偽島本和彦こと一本木蛮の実写版アオイホノオ日記もこれで一段落!? 星雲賞授賞式を初めとしたSF大会の模様がオモテウラ全部入り。ページをめくるごとに笑ったり感心したり驚いたり、こういうライブ感のあるエッセイを書かせたら最高ですね。(東京都・春夏冬虫夏草)
【雨の匂い、石の祈り/pamplemousse】
◆コミュニティの習俗に従って生きながらも、自分だけの生き方を模索する若者たちを描く読切3部作。キャラクターを、シャーマニズムを色濃く感じさせる独自の世界との関わりを通じて描写しており、読み応えがあった。シンプルだが凝ったデザインの装丁も素敵だった。(神奈川県・紙の森)
【かわいいあの子。/万里の少女】
◆身長が高く身体も女の子らしくなく可愛いという言葉と縁がないと思い込んでいる少女。幼馴染の彼女は自分と比べてとても可愛らしく、でもその彼女は自分のことを「かわいい」と言ってくる…。コンプレックスに悩む少女の感情の揺れ動きが良かった。(千葉県・ちょゆめ)
●身長の高く男っぽい女の子のリタは、幼馴染で女の子らしいめいこに「かわいい」と言われ続けて、彼女に対して憧れと同時に自身への自信の無さからコンプレックスを抱いていました。ところがある日リタは弟の何気ない一言から、めいこの「かわいい」の意味を邪推して酷く落ち込んでしまいます。そんなリタとめいこのかわいさ溢れるやりとりに終始口元が自然と緩みきっていました。(千葉県・かんろ)
【ユリ母iN/ビアチカ】
●GLでは珍しい、長編サイバーSFハード18禁百合。自在に変形する近未来型バイブでのフタナリや触手を駆使しまくるレズプレイがエロ熱い! 主人公の少女が恋する代理母ほか、年代、個性、体型もそれぞれにセクシーなキャラ達が、ドラマチックに絡む、読みごたえある一冊。(東京都・熟女ユリスキー)
【WHATEVER/B-side】
●イラストレーターryugaさんの二冊目のイラスト集。主に荒廃的な風景と女性の組み合わせのイラストはどことなく冷たいイメージを湧かせます。しかし、この同人誌で描いた黒い羽を持つ2人の女性が登場する巻末のあとがき的なマンガが、たった2ページですがそれまでのイラストの冷たい雰囲気とは打って変わってちょっと暖かい感じを受け、もしかしたらマンガもイケるのでは?と思ってしまいます。本文には「ビックリするくらい面白くないから没にした」とありますが、ryugaさんのマンガもちょっと読んでみたいと思わせるものでした。最近、ラノベの挿絵やスマホゲーム系のイラストなどで見かけるようになりましたが、これからにとても期待してます。(栃木県・水木)
【がらくた同盟 -隣の小風-/火色星】
●森に住み、炎や風など各々の属性に合わせて身体を変化させる能力を持つ『変化の民—エア—』。幼馴染の少年二人が日常を過ごす、ほのぼのファンタジー4コマ漫画です。可愛い絵柄ながらきっちり植物が描き込まれたコマも多く、森を舞台にしたファンタジーの雰囲気が好きな方に是非おすすめです。(東京都・維夏)
【大正十八年、大阪。/秘拳アライグマ】
◆大正十二年の関東大震災が「食い止められた」大阪を舞台に新聞記者の堀田が、ある殺人事件について、ニートな陰陽師・ジョーカーに助言を求める。大正ロマンの近代要素と陰陽術などのオカルト要素を組み合わせた世界観が魅力的。陸軍と海軍の今後の暗躍にも期待。(東京都・ぼるた)
【順sama復活祭Report/ひつじ座】
◆2015年、米沢嘉博記念図書館で開催され、熱狂的なファンが多数詰め掛けた「没後20年展 三原順復活祭」。本書はその仕掛け人?の笹生那実氏が、企画過程から現場の詳細までマンガ形式で描いたリポート。笹生さんや関係者の、故人へのこよなき愛が詰まった一冊だ。(東京都・杉並区民)
【マリンスノーの海でおやすみ/一人宇宙部】
◆カバーもすてきでしたが、カバーを外してもすてきでした。(茨城県・末岡)
【死体に問う/ひとりレギオン】
●男は右、女は左の目と腕をもたない比翼族。ある日、墓守の男は、右の目と腕がない「逆ッ羽」の瀕死の少女を見つけ——。男女の番(つがい)は空を飛び、言葉にせずとも心を通わせ、人間を超えた力を発揮できるが、伴侶を失ったり、忌み嫌われる逆ッ羽は底辺を生きるしかない。理不尽を余儀なくされる世界と、外見通りの不自由さを抱えながらも何とか生きていこうとする二人が心のうちに迫ってくる。二人の下に現れた"男"の逆ッ羽へ少女を託すため、心に無い罵詈雑言を浴びせる男の姿があまりに悲しい。(東京都・bullet)
◆ある日、谷底で墓守をしながら暮らす男のもとに女の子が落ちてくる。女の子の虐げられた過去を知り、不憫に思った男は彼女と暮らすことを決める。悲しみがテーマの作品。最愛の人を亡くし生きる意味を見失っていた男に、純真無垢に接する健気な女の子の姿が印象的でした。(東京都・らすく)
【ヒバナ短編集/ヒバナ】
◆日常のですが、たあいのない舞台と題材ですが、キャラそれぞれの感情描写がとてもていねいで、読み終えたあとすごく温かい気持ちになれました。はないしさんのこれからの作品も楽しみにしています。(東京都・あのレジェンドより18日妹)
●かわうその村に住む女の子の学校生活、出世魚として選ばれたブリの苦悩、仲良しな女の子二人のバレンタイン…。可愛らしい絵柄で描かれる、少し変わったお話や、平凡な毎日を切り取ったようなお話は、どれも温かみに満ちていて、胸がほっこりします。ほのぼのしたい方、癒されたい方にオススメな短編集です。(東京都・m&m)
●ヒバナのファン待望の短編集がついに出た! どのお話も、きらきらとした、ユニークでいて、優しさに溢れる素敵なものばかりでした。たった2ページのお話も何編かあったけど、2ページでも面白い作品は描けるのね…と改めて作品を描く側として勉強になりました。はねいしさんの、さらっと描かれていて魅力的な絵柄がとても心地いい作品集でした。(東京都・クマ)
●詩的で絵本のような物語をまとめた本。カワウソ、ブリ、こいのぼり…いろんなものをテーマに叙情的でおだやかな世界を描き出す。自由な線と練られた言葉もただ心地よい。どこから読んでも楽しめる一冊は、さながら色とりどりのお菓子のアソート。読んでもなくならないのがとてもうれしい。(東京都・アイアス)
【びばら芸術学園1/びばら芸術学園】
◆個性的な生徒が集まった個性的な学園の日々が個性的な絵で描かれるギャグコメディ。前髪の伸びが異常に早い絵画科の桐島を中心(?)に、完璧主義な桜井、プレイボーイの柊など、変人な美少年満載。唯一普通な藤先生も、彼らにまともに対応しているぶんある意味変人かも。(東京都・いか)
【ツメコイ/ビビットグレー】
●将棋好き少年は校内ですれ違った教師に運命を感じる。しかし、その教師は生徒どころか、教師たちにすら畏怖される程の厳しさを持つ。鉄壁の牙城を崩すためにひねり出したアイデアが「交換日記」攻略するためのあの手この手の話題振りがまさに詰将棋のようで微笑ましい。(神奈川県・量産型)
●将棋部に所属する新高校1年生、佑太郎は冷徹で厳しい女教師・依子に一目惚れしてしまう。依子を恐れる周囲の目など何のその、佑太郎は様々な手段で距離を近づけようとする。そんな様子を見た依子は、少しずつ心を開いていくが…。どこか初々しいやり取りが楽しい、一本気な2人の一筋縄ではいかないストーリー。(東京都・CROSS)
【ひでをの保育園記総集編13〜16 4/ひまわりの種】
◆描きおろしのアキハバラ電脳組がプリキュアに間違われたとはいえ、好評とは意外だった。(千葉県・髙山)
【この杏仁豆腐がすごい!/評論貴族】
●「この○○がすごい!」シリーズは毎回買っています。読んだ後はもちろんスーパーやコンビニへ…。(京都府・木下ふもと)
【柳と太陽/ひより坊】
◆小学校・中学校・高校の代わりに子供たちの拠り所となっているフリースクール。そこに通う少年と通わなくなってしまった少年の物語。純粋であるが故に繊細で傷つきやすい少年の心を上手く描きつつ、時間をかけ勇気を出して前に進んでいくストーリーに心がほっこり&じんわりしました。(神奈川県・大月駿介)
●人付き合いが苦手な少年はるみは、妹の付き添いで行ったフリースクールで浮いた存在だった、りゅうたに知り合う。ゲームで意気投合する彼らだったが、「またね」の言葉を最後にはるみは一方的に関係を絶ってしまう。そして、5年後。人と交流することの難しさと、変わらぬ強固な絆とが細かく鮮やかに描かれている作品だ。初参加サークルということで今後が楽しみ。(東京都・CROSS)
【ご飯つくりすぎ子と余りもの食べ男 2杯め/ひらめきWORKBOX】
◆ついついご飯を作りすぎてしまう隣室の女性からおすそわけをもらう毎日の主人公。いつもすまないと思う気持ちから、せめて食費くらいは払おうと思い立つが…。料理をきっかけに近づく二人の距離の行方も気になる。(千葉県・ちょゆめ)
【大田原権造探偵事務所〜最終話〜/びりおんみくろん】
●大田原権造、ハードボイルド探偵である。助手に女性が二人いる。二人ともヴァンパイアであり、人間の限界を越えたスピードで動き空を飛ぶことすら可能である。そして大田原を巡る三角関係にある。と、設定はよくある感じだが、まんがとしての完成度がすごい。 ヨーロッパのある王国の王家の血を引く赤子を奪うため本国から超人と呼ばれるバンパイアが日本に派遣される。不死のヴァンパイア同士の殺し合い。さらに軍の特殊部隊も襲ってくる。大田原は人間だが武道と銃器の扱いに優れ策を練って、身体的能力で圧倒的に不利な超人と互角に闘う。王道アクションまんがである。 齣割りが自然であってすごく読みやすい。非現実的な設定が多くあるが、まんが内では理論が整然としていて矛盾がなく、納得させられる。主人公の銀の散弾を使った攻撃で肉体がぼろぼろになり、加速すると肉体がちぎれてしまうので全力が出せない、という状態のヴァンパイアが、敢えて加速して本当に肉体がちぎれているという絵がいい。設定に矛盾しておらず説得力がある。 まんがとしての構成が優れているため、ぐいぐいと引き込まれ150頁超を読めた。(千葉県・クロ僕屋)
●文武両道、性格温厚の探偵と、美しき2人の吸血鬼の探偵シリーズも今回で最終巻。160ページの大ボリュームで、王国の後継者争い、迫力のバトルシーン、最強の敵登場、今までのゲストキャラも次々登場と、最終巻にふさわしい盛り上がりで、大満足の読みごたえでした! そして気になる三角関係も決着。最後まで目が離せない展開でした!(東京都・ムツキ)
【New York City Subway/Film Conveyor】
◆素敵な写真集でした。(東京都・夏目あみ)
【PiNK 序の章/フェノメノーム】
●この方のコピー本は本当にクオリティが高い…。序章ということですが既にもってかれてます。不思議で、背筋がヒヤッとして、奇妙さと可愛らしさが同居するフナヤマワールド、今回も全開、いや「満開」の予感。続きが物凄く楽しみです。(栃木県・二千万の亀)
【milk 《in the milk総集編》/不可不可】
◆女性的な柔らかいタッチの線で、エロが欲しいところまで描写されている。行為時の女性の顔が艶めかしい。(埼玉県・アガホホットケーキ)
●可愛い、そして、めちゃくちゃエロい!(神奈川県・ひだかれい)
●購入できて大っ変満足です! 途中の巻しか持ってなかったので前後の話がどうなっているのかずっと気になってました。書き下ろし含め大変読み応えのある一冊で、買えてほんとーによかったです。(?・あさひ)
●ジュニアアイドルとして活動する少女を軸に心と体の揺らぎを、老若男女問わずに描いた意欲作、「in the milk」シリーズの総集編。主人公の少女とカメラマンの助手の青年との純愛が中心なものの、大人側の目線も織り込み、リアルさを強調する描き方が素晴らしい。(東京都・どんこちゃん)
【バウンサー 〜うさぎの用心棒〜/梟亭と目頭アキ】
◆街でバニーガール姿の幼馴染を見かけ、不審に思い後を追う主人公。捕まった彼女を目撃するも敵に撃たれてしまう。窮地に陥り、彼の能力が覚醒する。バトルものだが、パワー充填のためにエッチが必要という点がしっかりアダルト。アツい部分とエロい部分のバランスが絶妙です。(東京都・熊)
【失恋カウンター/藤川研究室】
◆短いながら話の筋がしっかりしていて読んでいて楽しかったです。表紙がオチの伏線になっているのも良かったです。(埼玉県・一夜ひいろ)
【桜と鷹/ぶたらいす】
◆同棲中の社会人男女カップルの日常のひとコマを描いた作品。内容はおのろけ以外の何物でもないが、両者の何気ないやり取りの中に、これまで築き上げてきた信頼関係や愛が感じられて心が満たされた。コロコロと変わる表情も楽しい。二人の未来に幸あらんことを祈りたい。(東京都・恋愛脳)
【サラダボウルの三人/FootPrints】
◆カッコ良い表紙に惹かれて、手に取りました。描線がとても美しくてため息が出ます。登場人物の残業など、これから明かされていくのでしょうか?続きが楽しみです。(東京都・ムツキ)
【ここのつさ新婚生活/プミラポット】
◆マンガみたいな実話にびっくり! 当時、相手高校生ってのもびっくり!! ゲスト母にびっくり!!! お幸せに!!!!(千葉県・長和)
【ブラックドワーフぴよぴよバズーカサークルペーパーコレクション/BlackDwarf】
●ひらのまさのり先生が各即売会で頒布した2005年から2015年までの約100枚のペーパーを集めたもの。イラストと手書き文字がみっちりつまった紙というのは心惹かれるものがある。(千葉県・クロ僕屋)
【ボクの彼女は異世界ナウ☆/FLEW】
●ボクの彼女・ルリが異世界にトリップしてしまった! ルリと連絡を取れる唯一の手段はボクのLINEだけ。帰りを待ちながら連絡を取り続けるボクだが、異なる世界で別々に生きる2人、少しずつ気持ちに溝ができてゆき…。可愛らしい少女漫画というだけでなく、異世界トリップ物の残された側の切なさみたいなものが丁寧に描かれています。現実・異世界ともに同じ時間が流れているんだなぁと感じられる、とても面白い漫画です。(神奈川県・かねこ)
◆主人公体質な彼女が異世界へ消えてしまうが、唯一連絡の取れるメールでのやり取りですれ違いが生まれる。けなげな後輩にかたむく少年だが、文字通り住む世界が違う彼女とではやむなしと思える。(神奈川県・十万石)
◆突然異世界に召喚されてしまった恋人のルリ。彼女と唯一連絡の取れる彼氏がルリを戻すべく、後輩と共に作戦を繰り返していく。三人が織り成す「物語」が重なった瞬間、全員のハッピーエンドが姿を現す。ラストシーンまで隙の無い見事な構成だと思います。(東京都・春夏冬虫夏草)
【YOKOHAMA8Q 02/Prinz】
◆吸血鬼を保護する組織「ヴァンパイア・リライフ」に属する吸血鬼の高校生3人。それと、吸血鬼を狩るハンターの存在。次回は一触即発か? 読書会で2巻から手に取ったにもかかわらず、読ませるテンポの良さに惹きこまれてしまった。次回は是非買いに行きたい。(栃木県・スカイベリー)
【iberisu/ブルー】
◆耽美な絵柄で紡がれる百合の物語。無駄を省いたモノローグに細い線、艶っぽい表情が独自の空気を造りあげている。すべて手書きによる台詞も作品に不可欠な要素になっており、香り高い。(東京都・アイアス)
【実録 私は漫画家になれない/Bluebird】
◆漫画家を目指していた頃の中学から専門学校時代を振り返ったエッセイ。家庭の事情に振り回された中学時代。友人たちと立ち上げたホームページの栄枯盛衰を描く高校時代。新聞奨学生を行いながらも同人に足を踏み入れた専門学校時代と激動の展開! この先更に大変になるようなので、続きがとても気になります。(東京都・ぼるた)
【風景ある図鑑/古河郁】
◆科学や数学の美しさと作者の持つイメージとを融合させた。なんともフシギな一冊。(東京都・R-O)
【太陽の星明かり/フルクラム】
●太陽が人体にとって毒となってしまった世界。それでも太陽の観察員をする少女エイダは「太陽が好き」と言い切る。そんな彼女を死に向かって生きているようだと心配する幼馴染のジオ。そんなある日エイダが太陽光を浴びて大けがを負ってしまう。ラスト近くすべてが裏返るようなシーンが爽やかでした。(千葉県・落花生)
【おとこちゃん世界一カワイイ再録1+2/フルスイングオトメ】
●男の娘とは思えないカワイイ主人公にひとめぼれした。ギャグのストーリーもとても笑えた。話のテンポもよく続きを早く読んでみたい。次回作も期待したい。(東京都・キーマカリー)
【イケニエ戯譚/プレイス骨董店】
●山の神へ捧げられる生贄の身代わりとなった『姫』と呼ばれる主人公と連れの烏丸。しかしこの姫様は事の成り行きを楽しんでいるようで余裕の表情です。やがて現れる山の神の意外性と、その秘められた過去。美しい姫が妖怪やあやかし等の事件を解決する和風ファンタジーが好きな方に是非おすすめです。(東京都・維夏)
【君はラーメン屋で恋をする 濃厚特盛り総集編/プロペラプロンプト】
◆顔を赤らめたセーラー服の女子に「今日の放課後、付き合ってくれませんか?」と言われて、何かを期待するなという方が無理だ。たとえそれがラーメン屋だったとしても。そして、髪を束ね、目を輝かせて麺を啜る女子に惚れない理由はない。でも、これって「デート」なの!?(東京都・杉並区民)
【Take On Me!/フロム脳患者の会】
●アイデアがとても良かったです。これで意外な(予想外な)ハッピーエンドだったら完璧でした! オシイ。(?・三ノ宮みらい)
【夢使いうつつ/フロム脳患者の会】
◆「その日1日を夢だったことにしてやり直せる」という限定的な能力を持つ女子高生が、自身の正義に従い能力を駆使して困っている人を助ける、というSF的展開まんが。セリフが全体的にちょっと多いのが気になったけど、なかなかに面白い設定と引き込まれる展開だった。(東京都・薄荷人形)
【機械人形の使命/HEYZEY】
●双子の茶運び人形がつくられ、ひとつは優しい主のもとに、もうひとつは傲慢な主のもとに引き取られ、別々の運命を辿る。それぞれの道は大きくかけ離れてしまったが、彼女らの一途さが優しい主の心を動かし、二つの道がまた一つに繋がる。とても印象深い作品。(愛知県・タルヤ)
【インファイティング/HEYZEY】
●内臓が単体の生き物になって主人公の体から脱走するという発想がいい。(千葉県・クロ僕屋)
●汚い部屋でのだらしない生活。体調がイマイチと思ったら、変なカエルが現れて…? キュートで意外な「アレ」の表現に度肝を抜かれつつも、爽やかなラストが心地よい。そういや自分も結構負担を身体にかけてるかも? と、思わず我が身を省みてしまう一作です。(神奈川県・マチダコウスケ)
【ローゼリッタ/※寿】
◆とつぜんメイドとして働くことになってしまったお嬢様という設定と、その設定の上で動くキャラクターたちが魅力的でした。(埼玉県・一夜ひいろ)
【漢方薬局のお嫁さんになりました/※寿】
◆旦那さんは漢方専門の薬剤師。そんな作者によるエッセイマンガです。難しい知識を噛み砕いた説明はもちろん、中国医学の説明は「よく分からないけど何だかスゴい!」と思わせる描写がイイですね。漢方の初心者と自覚されている作者だからこその真摯な視点に感嘆します。(埼玉県・海部妹子)
【踊り子と指輪の幽霊 [上]/ペタルダと野花の杖】
●幽霊が取り憑いている毒の指輪を、そうとは知らずに身に帯びる踊り子の少女。幽霊は指輪から離れられず、持ち主の踊り子を見守ることにするが、次第に自らの生前の記憶も思い出していく。毒を持ち歩き、死を背負いながら生きる少女の張り詰めた表情が印象的。(東京都・皿洗い)
【はなのいろは/ぽかぽか農園】
◆高校に入学したばかりの藍花は、通学途中変質者に襲われそうになった所を女性の先輩に助けられる。その先輩が使った道具は「薙刀」だった。序盤の展開がやや強引だけど、藍花が薙刀に惹かれていく過程が丁寧に描かれている。ラストの薙刀稽古シーンは圧巻! 続きが楽しみ。(神奈川県・マコ)
【ふるえる/星屑宝石】
●後輩×先輩学生百合シリーズ総集編。後輩なのにクールで誰よりも大人に見える女の子と、先輩なのに誰よりも可愛い女の子。好きだと知られてはいけない。失うくらいなら好きでいるだけでいい…十代の繊細で不完全で不器用な感情。優しく柔らかな本当の好きに心がふるえる。(千葉県・GM研)
【コレカノ16/星の彼方】
●エバニーが説明中なぜか脱衣していく所で笑う。(千葉県・クロ僕屋)
【りばてぃふりーざむdeわーるど/星の追憶】
◆一見ごちゃごちゃの中にイラストが隠されていて、思わずすみずみまで見てしまいました。(埼玉県・一夜ひいろ)
【御供師のおしごと/ほそスピン】
●異形の神様のご機嫌伺いをする「御供師(おそなえし)」の仕事に就いた、いつも不機嫌顔の「宮座リョウコ」。苦労は大きいものの、遣り甲斐を感じ始めて——。本当は素直で努力家なのに、板についた不機嫌顔で損をしている主人公が、一般世間の常識の外にある神様のお世話をする中で、本来の自分を活かすことに手応えを得る。その過程が、短いページ数でうまく表現されていて、自然と主人公を応援したくなってしまう。個性的な神様たちの造形や、神様が暮らす街並みの雰囲気も良いアクセントになっている。惜しいのは、話の後半で、仕事に就いて間もないが主人公に署長がある大役を任せた理由が、いまいち弱く感じられるところ。続きがあるなら、この理由に突っ込んだ話を読んでみたい。(東京都・bullet)
【学校じゃできないこと/ホットカルシウム】
◆教師でありながら教え子の凛子と体の関係を持ってしまった主人公。ばれたら人生が終わることを理解していながら、止めることの出来ない彼を弄ぶかのようにからかう凛子の小悪魔ぶりが何とも怖いが魅力的でもある。いつ壊れるかも分からない関係に漂う儚い雰囲気が良い。(神奈川県・れのそ)
●シリーズ2冊目、この先変わっていく関係を描くのか、日常的にそのまま流れていくのかわかりませんが、先は気になります。(千葉県・長和)
【漫画アシのABC 2015年冬/ぽっぽこっこ】
◆今回の話はごみの問題や人間関係が興味深かった(千葉県・髙山)
【語りべ少女 ほのか/ほのかプロジェクト】
◆昔ばなし祭りの予選会に自信を持って参加したけど、結果さんざんで何が悪いか分からず行き詰まってしまった少女・ほのか。伝説の語り部の孫に手をさしのべたのは座敷童に河童、天狗だった。民話や伝承の宝庫、遠野を舞台に少女が成長していく姿を描く素敵な物語。(東京都・曲家)
【MOONNIGHT Good Sleep Show!/MARBLE DOG】
◆不眠症に悩む男のもとに現れた牝羊の夢魔は彼を眠らせてその魂を奪おうとする。夢魔のムチムチ女性的な誘惑とモフモフ羊的な温もりに抗いきれず堕ちていく男には笑いながらも共感してしまう。眠ることの悪魔的な快楽を魅力的なメスケモキャラで描く快作コメディだ。(埼玉県・あまいも)
【ぽちゃいち 2015 WINTER/マイカタ工業】
●ぽっちゃりの良さを世に広めていこうという高い志を持った作品集。ぽっちゃりといえどもそのアプローチの仕方は様々。恋とぽっちゃり、食とぽっちゃり、百合とぽっちゃり、卑屈とぽっちゃり、ぽっちゃりにはまだまだ可能性がありますよ。(神奈川県・量産型)
【あみもの小噺/前田2丁目】
◆あみものをきっかけに、国籍の違う二人が出会うお話です。今、あみもの男子が流行っていますが主人公がそうです。出会ったフィンランド人の女の子にあみものを教えることになりますが、毛色選びから何までくわしくてなごんでしまいました。描かれているあみもの作品の編目も細かく美しくて見ごたえがありました。あみものは国境を越える!(埼玉県・じゅん)
●編み物を通じて恋仲へとなっていく過程が好きです。(?・三ノ宮みらい)
◆国籍も性別も、そして年齢も一回り違う堂上とアンニカ。北欧で出会った二人が、「編み物」を機に親しくなり、やがてかけがえのない存在になるまでを描いた物語。うーん、イイですね、こういうラブロマンス。キャラクター、そして編み物への深い愛を感じる1冊です。(神奈川県・草一郎)
【フラワリング/maedam】
●ちょっとエッチなファンタジー作品。サキュバスの能力に目覚めていく主人公のストーリーは実に読んでいておもしろかった。(東京都・泣き虫スナフキン)
【生コンX(突貫)/魔術コマ劇場】
●コマの上を踊るように飛び交う会話のテンポと間(ま)が心地よいサークル。この本のお題は「ニラレバ」か「レバニラ」か。料理界永遠のナゾに4人の少女たちが決着をつける。カレーライスとライスカレーは同じと言う少女に異を唱える別の少女が、キメ顔で言う「語感が、違う」がヒット。(東京都・bullet)
【マリーゴールド イン トワイライト 中/マシュマロ響団】
◆日常的な暴力と金と欲望に爛れた大人達に囲まれながら、地方で暮らす宗一郎と武尊。互いの存在を唯一の拠り所として寄り添う彼らを、次々に襲う過酷な運命と負の連鎖。辛く重い物語だけれど、美麗な画面と表現力で一気に読ませる力作。最後まで見届けずにいられない。(東京都・なめろう)
【眠れる不思議のフォークロア/マタタビMIX】
●「洞窟壁画」というニッチなジャンルに踏みこんだ知識紹介本。新しい発見や発掘、3万9千9百年前の壁画の話まであってびっくり。いちまんねんとにせんねんなんてつい最近…!!(東京都・エメリエル)
【軍艦武蔵の最期/松田 重工】
●戦艦は鉄でできた兵器であるが、中にはさまざまな人生を送ってきた人間が3000人以上乗っていたのだ。歴史書には単に何時何分、どの場所で撃沈される、とだけ書かれるが、中の人間がどう思っていたかまでは記録されることはない…もしかしたらこういう人たちがいたかもしれない、と思わせられる。(千葉県・クロ僕屋)
●大和型戦艦二番艦武蔵。「世界最大の戦艦」と称されながらも、海に散るまで奮闘した人々のドラマ。乗組員やパイロットの想いにグッとくるのは、いずれ沈みゆくことが分かっているが故か。必死に闘いぬいた後の分隊長の表情、密かに残された武蔵の最後の姿に涙。(神奈川県・ハイツ菅生)
【畜兵の花嫁/窓渕屋】
◆オークに辱められるのは女とは限らない。敵の術師に捕らわれたエルフの男は身体を改造されて畜生たちの「嫁」となる。脚切断、子宮生成、そして出産。凄惨な光景に目を背けようとしても、男の鬼気迫る表情が読み手を否応なく物語へ引き戻す。読ませる魔力を持つ一冊だ。(愛知県・しろくま)
【British/MANAT】
◆悪夢に取り憑かれて事故死した蓮は、黄泉への案内人・ブリティッシュの姿と力を借り、悪夢から愛する姉を守るために現世へ舞い戻る。少年マンガ的アクションストーリーと、作者・ともぞ氏の緻密で美しい画の組み合わせが妙味です。(東京都・サトリ)
【先生はとてもちいさい 5/まぬけ屋】
●小っさ可愛い先生の「みすみ」、昔なじみのツンデレ「かおる」、優柔不断気味の「一哉」の繰り広げるラブコメの5冊目で完結巻。姉に焚きつけられ、半分成り行きで一哉に迫る下着姿のかおるがいじらしい。ラストで「誰がこんなバカと!」と再びツン要素全開で叫ぶかおるもやっぱりいじらしい。(東京都・bullet)
【青春彷徨ポートレイト/まばたき星雲】
●どこか一癖ある、写真部員の恋模様を描いた連作集。部員それぞれの「好き」に対する距離感は違うけれども、どれもが等しく愛おしく思える作品。想いも時間も等しく過ぎるけれど、シャッターを切ればその一瞬は永遠。逡巡も後悔も、いつかは思い出になるんだよね。(東京都・まぜんた)
【永遠なる時の幻影/真夜中のカフェ】
●絵画の様なアートの様なタッチで描く独特のストーリーはとても個性的で、読んでいると作品の世界に強く引っぱられます。とてもハマる作品です。(東京都・ともえ)
【月の位相/真夜中のカフェ】
●卵から生まれた男が、月を追えという神?の声を聞く。考える力もなく声のままに月を追う途中で女と出会い交わると、男は考える力と自分に対する疑問を持つことになる。なぜ僕は月を追わなくてはならないのか…。男は急激に老いて死ぬ。遺された女は月を出産する…。アダムとイヴの神話を思わせる奇譚である。なんだかわからないままがむしゃらに夢を追っていた少年が、結婚していい歳になると、もはや生活の維持のほうが大事になり夢を追うことをやめる…だが彼の息子が第二の夢となる…そんなふうに読むこともできるが「これはこういう物語だ」と言語化するのも野暮というものだろう。(千葉県・クロ僕屋)
●真夜中のカフェの神楽月浪漫さんが描く摩訶不思議の世界のストーリーは、他のサークル様にはないオンリー1だと思います。この話もかなりディープでオススメしたい一冊です。(東京都・ともえ)
【アクリルガラスのあいだ/まよなかラボラトリー】
◆人生のままならなさが沁みた。水族館の人魚に惚れた男の駆け落ち物語。荒んだ少年時代を過ごした男が、愛を知り、愛を信じ、しかしその手に余る力を持つ人魚を手放す決断をしてしまうやるせなさよ。それでも最後には幸せな結末をむかえる二人に安堵のため息が漏れる。(愛知県・しろくま)
【ポートレート・ポートレート/円井テトラ】
●著者によるセルフ・ポートレート写真集。前半では燕尾服やメイド服、スーツなど7人のキャラクターを演じています。ところが後半には8人目の全身に包帯を巻きつけた人物が。顔も肌も一切見せない彼を訝しく思っていたら、なるほどプロジェクションマッピング! 前半で演じていた7人は著者自身の7つの側面であり、透明人間状態の自身をスクリーンとしてそれらの側面を重ねて投影することで、人間は関係性によって生起される層の重なりであるとともに、そうした層をはぎとったところに「私」は存在しえるだろうか、といったことを改めて提示してみせる、そのアイデアとセンスに脱帽しました。相手を見る、知るとはどういうことか、いろいろ深読みしたくなる一冊です。(東京都・homkithi)
【季刊毛玉vol.1/円井テトラ】
●世にも珍しい毛玉写真集。服にできる厄介者の彼らに比喩的にも物理的にもクローズアップして撮られた写真群。毛玉(ケイティ・ボール)たちが生まれいづるのは、その服が好きで、着ているからこそ。邪険に扱われがちな彼らだけれど、その服への思い、服との時間の結晶なのだと教えてくれる一冊。写真に添えられた数行詩と相まって、まるで絵本のような趣きもあります。(東京都・homkithi)
【いきものずかん UNRELEASED(1)/まるたぁ小屋】
●生物部の面々が生き物の生態を紹介する四コマ。なんだか健全な感じだけど、この漫画には毒もチラホラ。虫だろうが毒草だろうが食えるなら食ってみる。噛まれ刺されも日常茶飯事。考えてみれば生き物には毒がつきものだし、このぐらいならいいスパイスかもね。(神奈川県・田螺太夫)
【餅がたり/まるちぷるCAFE】
●餅についての雑学。まんが原稿より大きい板状の餅が市販されていたとは知らなかった。(千葉県・クロ僕屋)
●おもちについてのアレコレが描かれてます。包装餅についてや餅の成分について、また、いも餅といった野菜もちについてです。細かいけど見やすい絵で、学習マンガを連想しました。(東京都・きだいまきえ)
【地方コミティアの旅/まるちぷるCAFE】
●全国で開催の創作オンリーイベントに通う、なかせさんの遠征記であり旅行記です。「みちのくコミティア」「新潟コミティア」「北海道コミティア」の3つの旅について描かれています。東京開催コミティア以外のコミティアの様子が、垣間見れました。地方イベントに行った際にはとんぼ帰りせず、その地を黙想しながら散策しておられるので、それが作者の創作の糧になってるのかもしれないと、なかせさんについても紐解けました。(埼玉県・じゅん)
◆北海道、みちのく(郡山)、新潟のコミティアに参加したレポート漫画。コミティアの様子はもちろん周辺の観光情報も載っている。中でも新潟コミティアのページは必見。参加者の熱に触れられるし、各所に赴いた体験談は臨場感がある。地方コミティア参加の参考になる一冊。(神奈川県・渡辺)
【山の辺の道を歩いてみた/丸ゆべし愛好会】
◆あこがれの"山の辺の道"学生の頃計画して行きそびれたトコロです。ご紹介ありがとうございます。(東京都・桃山)
【ピクニックに行きませんか?/マンガ描くぞ!】
◆セリフの無い漫画、輪郭線の無い絵柄、意外な結末、印象的、面白い本です。(東京都・・-korge-・)
【大伽藍の穹窿の如き猿の眼/漫画の手帖事務局】
●1988年のハーフリータという雑誌に乗ったが単行本化されなかったものを21世紀になって復刊したもの。尻から出たスパゲッティを食うなどどうかしている異常な世界が描かれているのだが、売れないまんが家の日常話は淡々と進んでいく。登場する主人公は作者自身であろう。K君は駄作に絶対の自信を持っている意識高い系の嫌な野郎だが、実在の人物を何人か混ぜたものであるという。この世界全体も、作者さまの不安によって歪められた、作者さまが感じた現実の世界だろうか。巻末にノートを埋め尽くす落書きが載っているのだがこれが凄い。一見カオスに落書きされているようだが、文字は丁寧で大きさがノートのラインとぴったり揃えられていたりと、パラノイア的な執念を感じる。(千葉県・クロ僕屋)
【マンガ論争 vol.14/マンガ論争取材チーム】
◆『うろつき童子』前田俊夫先生への巻頭インタービューが出色でした。マンガ家としての矜持とサービス精神ときっぷの良さは、読んでてスカッとしました。他にも2015年をプレイバックできる記事が満載で、本棚に保存して時々読み直したいと思います。(東京都・たいらさと)
【今川アニメーション1/三浦炒飯専門店】
◆アニメのグロス(下請け)会社である今川アニメーションの若社長・安倍は倒産の危機に直面していた。そんな中、社長と喧嘩別れして辞めたブラックピクチャーズから仕事の連絡が…。息もつかせぬピンチの連続。果たして逆転はあるのか。続きが楽しみ。(東京都・ヨシダユ)
【猫を殺す仕事/みかんの星】
◆仕事に疲れた「大人」になれない大人に読んで欲しい、現実社会の理不尽をシニカルに描く短編集。カラッとしたエグさがむしろ心地良い。誰も救われないし、救ってくれない物語で救われる心もあるんです。てかホントにみんなどう大人やってるんでしょーね…。(東京都・ヨシダユ)
【渡り鳥は道を知る #2-β/misto】
◆「渡り鳥」と呼ばれ、半不老不死の力を持つ魔族ラスフィと、共に旅する人間アルク。魔力の回復法となる「接触」を重ねながら、仲が良い様な悪い様な二人の旅は続く。魔獣や魔力、教会、迫害といった骨太なファンタジー設定をベースにしたドラマティックな展開に注目。(東京都・杉並区民)
【おとなりさんコミュニケート/みもじ屋】
◆いつもびしっと決めたお隣さんが気になる高校生の雪雄君と、家ではだらしない、失恋したてのゲイリーマン村上さんのほのぼのラブ。大人のかっこよさにあこがれていただけの雪雄君が、村上さんの日常に触れるなかで距離を縮め、やがて好きになる、その過程が楽しいです。(東京都・みかん)
【ペロペロペロペロ/ミュンヒハウゼン症候群】
●ペロペロするのが大好きな男の子。彼が思う事は「女の子をペロペロしたい!!」。そこにエロは無く(多分)、純粋に?ペロりたい衝動が有るだけ。そして居眠りしている女の子を舐めてしまうが、彼女には秘密が! 続きがある様なので次回が楽しみです。(千葉県・クロ)
【艦艇図鑑改/民間防衛研究協同組合】
●昨今流行りの「お船のゲーム」の主役は第二次大戦までの軍艦だが、この本ではそれら軍艦の名を引き継いだ護衛艦などが紹介されている。一般公開時に撮られたと思われる写真が多く、とても見応えがある。(埼玉県・アガホホットケーキ)
【マインドゲーター/mulele redux】
●海外まんが。エアバイクが空を飛び交う未来都市となった50年後の東京の絵がいい。エアバイクで運び屋をしている主人公のミゲルが、西洋人が考える日本人(中国人を誤解したタイプの日本人)の典型である。眼鏡で出っ歯で中国皇帝っぽいチョビヒゲである。わざとそうしているのだとは思うが。(千葉県・クロ僕屋)
【Hourglass Fantasy—Black—/明月亭】
●ファンタジーイラスト本。独特な世界観と色合いにひきこまれる作品です。何度も見返したくなるきれいな作品です。(東京都・雫石)
【JKエルフとスライム(♀)さん。/メイの天使】
●エルフとスライムの異種百合四コマ漫画。スライムから妙に懐かれたエルフだが、このちょっと変わり者なスライムのおかげで、エルフがクラスメイトと仲良くなっていく様子が可愛らしいタッチで描かれ、ちょっとエッチで楽しい作品。スライムの語尾に「し」を付ける口癖も面白かったし。(愛知県・タルヤ)
【少年・少女ハート/メープル兄弟】
●主人公の女の子の相手を思う気持ちが読んでいてとても伝わってきました。今回が上巻なので次の下巻がとても気になります。(愛知県・ユイニャソ)
【かっぱときゅうり/めごちも】
●かっぱが川から出てきて人のもつきゅうりを奪いにくる。かっぱがきゅうりを投げて縄を使って反射させ自分の喉に突っ込むという無駄にテンションの高い食いっぷりがいい。いちいち入れられる説明台詞が幼児向けまんがのような雰囲気を醸し出す。(千葉県・クロ僕屋)
【ゲーム部(10)アンダーウォーター/模造クリスタル】
●作品カラーが一変した第10巻。スワくんも森下ちゃんも、もう元のかたちには戻らない。罪を犯した部長は、おびただしい質量の闇に責めさいなまれる。9巻までずっと部活コメディが続き、油断させられていた分、今回の緊張感は際立っていた。最終ページの絶望感もすごい。続きをはよ!(東京都・海本広樹)
【CHAIRS/『もっちり』】
◆「椅子と女の子」がテーマのイラスト集。それぞれの椅子のデザインにマッチした女の子はみんな可愛らしい。女の子達に椅子の座り方で個性が出ているのも面白い。各々の椅子のデザイナー名も明記してくれているので、気に入ったものがあれば調べてみるのも良いかも。(東京都・らすく)
【4(2乗)×4(2乗)=16(2乗)/もちごめ製作所】
●社会人バドミントンサークルに入ったら、そこにいたのはいつも冷たい会社の先輩、氷の女王。しかしそのサークル内での先輩はまるで別人、恋するオトメ。でもその相手は全く気付かずかなりの天然。3人のキャラがとても良い4コマ本。(神奈川県・檜田ヒノキ)
【ココノツ/もちほっぺ堂】
●上半身はお人形のように小っさ可愛く、下半身は丸太か象かというくらいふくよかという、独特のバランス感覚がヤミツキになる、少女満載のイラスト集。サークルとして9冊目となるこの本では、特に濡れ羽色の黒髪が印象的。また、このサークルにしては珍しく肌色の多いビキニアーマーキャラも。華奢な上半身が、むっちり下半身とどうやって繋がっているのか気になっていたため、その点でも楽しめた。(東京都・bullet)
【かっぱ村/moffle】
◆悪くない(東京都・ブリキの太鼓)
【蛍石の涙/もの】
●高校。鉱石しか食べられない体質の同級生がいる。鉱石の涙を流すという設定がいい。結末もまた儚い。(千葉県・クロ僕屋)
◆空気に触れた体液が石になってしまう奇病をもつ少年・宝と、宝の良い理解者の晶磨の友情を築く過程が細やかに描かれていて読ませます。奇病の設定が独特で引き込まれました。(埼玉県・じゅん)
◆涙が「カツン」と落ちる音を初めて聞いた。「鉱石からしか栄養を摂取できない病」にかかっている宝と、怖い人だと周囲に勘違いされている晶磨。そんな2人が友達になり…。作者の意図が伝わるラストが切なくて、とても好きです。宝石のような美しい涙に、目を奪われました。(埼玉県・御崎)
【理想の妻/ももこしヘッド】
●読後に残る、喉の奥に引っ掛かって消えない気持ちの悪さ。愛らしくて愛おしくて、どうしようもない、生涯の伴侶の面影。現実には居ないから、理想だけの影を映し続ける生活。2人で暮らした新居の一室が、まるで独房の様に。どうか皆様もご一緒に、夢物語の真相を覗き見て、そして一緒に気を病みましょう。女性と書いて「ひと」と読む。妻と書いて「おんな」と読む。それはこの世で最もこわいもの。(愛知県・関)
【黑いモサモサ/薬缶猫】
◆面白い!!カワイイー!!です!(東京都・ノミミ)
【なじみ/やさいばたけ】
●男子高校生の日常イラスト本。男子高校生好きにはたまらない作品です!(東京都・雫石)
【日々日々記/80】
●日記の擬人化というアイディアがいい。(千葉県・クロ僕屋)
◆憎んでいた父を喪った中年男性の前に、日焼けした少年と、鋭い眼に黒服が印象的な少女が現れる。謎多き少女の言葉は、しかし確実に男性の記憶を呼び覚ましていく…。鉛筆を用いたタッチが「日記」というテーマにマッチしている幻想譚。(東京都・アイアス)
【叛シリーズ(1)〜(4)/谷津製作所】
●本の病気である「叛」を治療する(という名のもとに謎の少女シオリがいろんな意味で本の登場人物をボコボコにする)シリーズ。巻を重ねていくごとに人間らしくなっていくシオリの毒舌っぷりと、毎度まきこまれる主人公ジローの本への感情移入ゆえの優しさがいいバランスになっている。見え隠れする2人のナゾも見逃せない。(愛知県・数多節)
【日曜日のうさたんカフェ/やまねさんandうさたん】
◆やさしい雰囲気の画面があたたかなレシピとよく似合っています。(東京都・・-korge-・)
【Mary and Weird Family/YumYum】
◆カートゥーンっぽい軽快ではじけた絵柄と表現に魅かれました。ホラーな雰囲気もよく出ていると思います。パソコン画面かそうでないかの区別が読者にもっとハッキリ分かりやすく描く事ができたら内容ももっと分かりやすくできたと思います。(東京都・あのレジェンドより18日妹)
【まんが短編集 YSATM/やる気ない病】
◆ユルくて奇妙な短編個人集。要所要所に(犬だけに)毛色の違う「しゃべる犬」が出てきて、甘噛みしたいと要求したり、散歩を要求したりケンカしたり…。言葉を話す経緯は特になく、ただ犬との掛け合いでじわりじわりとおかしみを食らわせてくる。媚びぬ距離感がいい。(東京都・ケモン正吉)
【頭球メソッドで描くキャラクター頭部の描き方/U.M.E.Project】
●ukyo_rstさんによるイラスト講座本第3弾。真円をベースにした描き方で、誰でも簡単に様々なアングルの顔をスムーズに描けるように。イラスト練習し始めて2ヶ月ぐらいの自分でも軽く目を通しただけでいい感じに描けるようになりました。オススメです!!(神奈川県・つっきー)
◆導入の「頭部のアタリをとってから描くはまちがい」ということに衝撃をうけました。(埼玉県・一夜ひいろ)
【大原さんと小坂くん1/悠々閑々】
◆身長差のある凸凹カップルの微笑ましい学園ラブコメだが、本作の魅力は個性豊かな級友たち。主人公二人を見守ったりさや当てしたり、二人を差し置いてくっついたり…。そんな風に少しづつ成長してゆく10代の青春を見事に描いた、これは「大人の少女マンガ」だと思う。(東京都・杉並区民)
【おしっこ友達/雪宿り亭】
◆アダルトだけどギャグ風味で面白かったです。子供同士やショタコンお姉さんが好きだととても楽しめると思います。(東京都・エルデ)
【じょーもんぐらし(仮)/ゆきのゆきかぜ】
●縄文時代×女の子!数千年前を生きた女の子のゆるーい日常に織り交ぜられた縄文文化小ネタが面白い。衣装や化粧まで1人1人個性が出ててとにかくかわいいんです。1人前の大人に成長するべく奮闘する? 彼女たちの今後に期待!(神奈川県・まるふみ)
【珈琲読本 volume.8/柚子屋茶寮】
◆アウトドアのコーヒーの楽しみ方をイラストと写真で解説したカラーブック。写真の撮り方、印刷のされ方が市販の本以上にきれいで、コーヒーの香りまで漂ってくるような錯覚が! セレクトされた器具の数々も手ごろなのがイイ。(東京都・たいらさと)
【ゆトリ島/ゆトリ島】
◆大陸から隔絶したニュージーランドに到達した鳥類は、飛行能力が退化し、人類の出現により絶滅の危機に…。天国から地獄への歴史をシンプルな造形によるフルカラー4コマでコミカルに描いた作品です。カカポやモアなど、ゆとり過ぎた悲劇の鳥たちへの愛に溢れた作品です。(埼玉県・ya53)
【足立区の中学生の制服/UNIFORM KISS】
●公立中学校の制服は調べることが難しいと思うのですが、すごくよく調べられています。しかも足立区限定というのも面白いと思いです。是非続編で残りの足立区の中学校の制服も見てみたいです。(東京都・夢詩)
【日暮里舎人ライナー沿線制服図鑑/UNIFORM KISS】
●あまりにも地元密着型すぎて思わず購入。普通の制服図鑑では正装を紹介する物が多いの中、気崩した学生さん目線の着こなしを紹介しているのには驚きました。足立区の中学校の統廃合についてのコラムもあって、ページ数のわりにはなかなか面白い制服図鑑本でした。(東京都・夢詩)
【BUNNY GIRL STYLE/UNIFORM KISS】
◆いや、バニーちゃんもイロイロあるんですねぇ。バニーちゃんいっぱいで眼福。(東京都・桃山)
●詳しい説明などなくとも、名前を出せば大半の人がイメージできる制服、バニーガールを着る立場と見る立場両方から語った本である。漫画は、実際に着用したことのある作者の体験談。解説はもう一人の作者のイラストと文により、バニーガールの誕生から終焉を語る。どちらもバニー愛にあふれていて、今後何かでバニーを見た時読み返したい一冊。(愛知県・数多節)
【ベイ☆くら2015/ゆみっくす】
●年に一度のお楽しみベイスターズ四コマ。ずっと水の底で慣れていたのに、二桁貯金・前半戦首位ターンという、幸せすぎて死ぬVやねんの高みから落ちてしたたかに腹打ちする、ジェットコースターな一年を泣き笑い納めて、来年こそ\横浜優勝/と勇気が沸く不屈の書。(千葉県・GM研)
【ブルーモーメント/よあけのピアノ】
●幼き日の夏の思い出。大の仲良しの栞とましろが目にした「ある光景」が、物語全体に暗い影を落とす。—あの時、何が起こったのか? 時を経ても続く二人の愛情にも似た想いは、妖しくもなお美しい。ミステリ仕立ての構成に華麗な絵柄、息がつまるような重い展開が調和した、危うい恋の物語。(東京都・アイアス)
【制服にさよなら/よあけのピアノ】
◆表紙が水彩ぽくてかわいくて。でも中身はあまあますぎずお話もしっかりよめて。せのびしてキスするシーンはジーンとしました!(東京都・こっきー)
【漂泊/よまいごと】
◆一人で日本の死亡者数を跳ね上げた殺人鬼。すでに死刑が決まっている彼は何故このような事を起こしたのか。室内での二人だけの会話劇なのに、この刺すような緊張感。異質な才能を持ち社会に組み込めない彼。だがアプローチは違ってもやはり人の子であり親なのだ。(神奈川県・近藤小狸)
【ヒーローズピース2/らくがき一辺倒】
●前作でヒーローの力を受け継いだことでヒーローになった主人公の緋華(ひばな)の決意と、ヒーローの力を失った元ヒーローのひかりの覚悟が描かれており、前作の彼女達の心境に対してフォローが入っている内容になっています。前作に比べて丁寧になっているなど確実に進歩している部分も見られるため、これから更に面白く、彼女達の活躍が描かれることを楽しみにしています。(千葉県・かんろ)
【ゆで時間のほん/らくでく】
◆そう。わかっている様でイマイチわかりにくい"ゆで時間"ありがとうございます。がんばりますっ!!(東京都・桃山)
【さめざめ、/落下声】
●アパートの隣に住んでいるお姉さんは美人で、優しくて、でも時々寂しそう。小学生の女の子目線から描かれる憧れのお姉さんの悲しい恋模様。繊細なタッチで描かれるお姉さんの様々な笑顔を見るだけでも、お姉さんの心境とそれを読み取る女の子の心情が迫ってくる。(神奈川県・近藤小狸)
【WREATH/Lapis Lazuli】
◆悪くない。(東京都・ブリキの太鼓)
【やめて!それ以上俺の精○吸い取らないで!!/ラピスラズリ】
◆一万人斬りを目前に控えたサキュバス。記念すべき一万人目の相手は同業のインキュバスだった。本性ヤりたがりの二人が実は好き合ってる、という設定が滑稽でいて微笑ましい。愛を知ってセックスがいつもより気持ちよくなっちゃうサキュバスの青くささにニヤニヤする。(神奈川県・コイピー)
【もちもちのもち/乱痴気事虫所】
●以前出された「すいーつ Sweets」でも感じたのですが、本に出てくる料理がおいしそうで、食べたくなってきます。味だけでなく、調理についてや、思い出などが表現されているので、それが奥深い味にしているのだと思います。(東京都・きだいまきえ)
【しゅーるうえるだん/りずむ】
◆好き(東京都・ノミミ)
【gift -きみへ、あるいはわたしへ-/Rit.】
◆ピアス、ペンダント、ネックレス…五つのアクセサリーをテーマに、実力派サークルが競演するボイスドラマアンソロジー。お互いを意識しはじめるきっかけ、告白を考えている傍で彩るアクセサリー。声優陣の掛け合いも気負いすぎず聞きやすい。デザインも瀟洒で素敵だ。(東京都・ティアラ)
【短篇集 サリーとアンの秘密/Little Curly】
◆サリーと言う名の少女と、アンと言う名の少女を描く短編集だが、短編ごとに"サリー"と"アン"は別の人物であり、"サリー"達、"アン"達に共通している点は、その名前と名前から勝手にイメージされる大まかな容姿だけに過ぎない。"サリー"と"アン"の間の関係は短編ごとにバラバラだが、いつでも、2人の性格や容姿の違いが、"サリー"と"アン"を憧れや執着によって結び付け、互いを無視できない存在にしている。女の子2人の関係性を丁寧に描いている作品だ。心理学の"サリーとアンの課題"にからめた話もあり、ニヤリとさせられる。(神奈川県・くらげ)
◆サリーとアンという女の子が幾組も登場する短篇集です。ゆるふわ少女からアラサー女子まで、全ての二人を貫く主題は「憧れ」です。スキとキライが裏表になった感情の機微に切なくなります。表題作は特にステキです。私のキライは貴女のスキ、というお話に心洗われます。(埼玉県・海部妹子)
【本から出るこれ/Re-Lax】
●刊行予定の本を紹介する某媒体の文字を入れ替えて生み出される、奇書珍書のタイトルの数々。『物理学とは何か 大阪やねん』〜物理学の基本原理は大阪で見出された〜といった「な、何だってー!」と言いたくなるものから、思わずニヤッとしてしまうものまで取り揃えております。あなた(のツボ)に合った一冊がきっと見つかる(はず)。(埼玉県・上山大介)
【オトメヒーロー/りりこめっと】
◆小さい頃にいじめられていた自分を助けてくれた格好いい女の子に憧がれるヒロイン。時が経って、自分は女子高で王子様と呼ばれているけど、幼馴染の彼女はむしろ今でも自分だけのヒーローで…。ボーイッシュな女の子とヒーローに憧れる女の子、不思議な組み合わせの百合ストーリー。(千葉県・ちょゆめ)
【死者のためのダンス療法/臨界】
◆引っ越してきた主人公の家の隣では幽霊が踊っていた…。なぜ幽霊は踊っているのか?途中の展開にドキドキしながら、最後のしめ方もとてもすっきりしていてよかったです。(?・消炭)
◆低価格の物件に引っこしてきた主人公は家の隣の空き地で、幽霊が踊っているのを目撃してしまう。かわいらしい外見とは裏腹に幽霊に悲しい過去があることが印象的だった。読後少し切なくなる作品。(東京都・持田)
●引っ越し先の新居の隣には何もない空地。そこで踊る可愛らしい絵柄のオバケの正体とは? 踊り=楽しい事という既成概念が崩れる生々しい真実にゾッとした。(神奈川県・十万石)
【女児服飾考察雑記/ring】
●小学校中学年位までの女子のファッションコーデを、ちょっとレトロなイラストでまとめた本。作者の娘さんや周囲の子供たちのリアルな着こなしが実感のこもったコメントで紹介されていて、どこを読んでも飽きさせない。「ニーソックス」の紹介などにそこはかとなく漂うフェチズムも良い。(東京都・bullet)
【WITH COFFEE/rain shallows】
◆作者がまた行きたいと思った、何度も行った店の備忘録。おいしそうな料理のイラストと、作者にとってのそのお店をあらわしたコメント。ただそれだけの作品だが、不思議となつかしいような、誰かの人生を覗き見ているような感慨深さがあった。(茨城県・しゆ)
【こんぷれっくす×りーずん/れふとめーる】
●涙ぐんだ可愛い女の子の表紙に訴えかけられ思わず手に取ってみると、可愛い女の子同士の本でした。お話もとっても可愛くて、ほっこりした気分になりました。(神奈川県・カーヤ)
【キミの聖水に乾杯!/蓮根庵】
●現代に現れた麗しき吸血鬼が生き血の代わりに求めたのは、汚れなき処女の「聖水」!? 人間の「恥」を知らない吸血鬼・ミラに対する、ターゲットに選ばれてしまった少女・くりすの激しすぎる突っ込みがいちいち面白い。そして、くりすがトイレで見せる、羞恥心と開放感に溢れた表情がとても良い。いいぞもっとやれ。(東京都・CROSS)
【HIRUKO-ヒルコ[2006 ver.]/六大陸の魔導師工房】
●現代が舞台の(作者様いわく)「日本神話」アクション伝奇。独特な世界観と、主人公2人の心の交流が熱かったです!!(神奈川県・TJ)
【本土決戦!!!!! チャンメ輪舞/ロマンティックあげぽよ】
●×□さんの創作キャラを、みんなで酷い目に遭わせようよ! という合同誌。参加者が頑張りすぎており、すでに戦後最悪の状態。特に、藤森あるいは死さんの暴力描写は凄まじく、突き抜けすぎていて笑える、からさらに半周して監禁殺人のノンフィクションが如き読後感。本棚に置くのを躊躇う禍々しい一冊です。(東京都・海本広樹)
【あさきゆめみぢ/ys.】
◆社会人で幼馴染同士の男女の同居生活を描いた四コマ作品。めんどくさい女の樹、ものぐさ男の平造。二人の関係性が絶妙なバランスで、読んでいて楽しかったです。めんどくさい女の子のかわいい部分がとても上手く表現されていると思います。ぜひ、続きを読んでみたいです!(東京都・ラスク)
【週刊少年ガール終了記念誌 ふしぎ/WAKASA-1】
◆コピペネタや掲載「紙」面を活かした演出など、視覚的、心理的遊びゴコロに溢れた青春ラブコメ『週刊少年ガール』(マガスペ連載)終了を記念し、著者自らが各話の思い出や連載時のアレコレを綴った記念本。モノトーンが映える可愛い女の子のイラストと圧倒的な文字量、話題の?「担当T屋」も登場のエッセイ漫画に大満腹。お疲れ様&次作も超絶期待!!(?・寺本)
【会社のおじさん/和菓子研究会】
◆とある会社に勤める普通のおじさんと、そんなおじさんになぜか懐いてくる若手男性社員。ある日、おじさんは「ボーイズラブ」という言葉を知り、若手社員と話す度に内心ドキドキ…。ちょっとこのおじさん可愛すぎるでしょう。今後の展開が気になりますね! ちなみにBL要素は全くありません(今のところ)。(東京都・ポチ)
【笑いのライセンス15/笑いのライセンス】
◆ライブベイントに6時間55円もかかっているとは知らずもっとじっくり見ておけばよかったと後悔した。(千葉県・髙山)
【美大をめざした君たちへ/をでらきょうか】
◆美大という環境の中でどのような事をしてどう思ったか書かれていてなかなか興味深い内容でした。(東京都・夏目あみ)
【みなはむ絵/ンキッャヒ】
◆絵柄自体はかわいらしいものだが、色彩の重厚さや人物の表情に強いメッセージを感じる。他の人にはない個性を持った絵だと思う。(神奈川県・十万石)
●ツイッターの宣伝で回ってきて「お!」と感じた絵だったので今回スペースに寄らせていただきました。当日手にとったこのイラスト集は「これが自分ですー!!」というくらい凄いパワーを発揮していて、買わないという選択肢は存在しませんでした。特に作品No.21「私は真面目じゃない」がお気に入りです。(東京都・ワタリガニTc64(初回限定版))
◆自然の背景やイメージの中でひとり立つ少女や少年を描いたイラスト集。強い色調や荒めの筆致で表現されつつも、決して重くならず、訴えかけるような表情のドラマ性に、非凡な力量を感じました。(東京都・たいらさと)