水温む頃になりました、いかがお過ごしでしょうか。2月12日に行われたコミティア119のアフターレポートをお送りします。
当日はまさにイベント日和の晴天に恵まれ、来場者もたいへん多く、なんと13時過ぎにはティアズマガジンが完売してしまいました。
今回は申込サークルに落選が出たことはすでにお知らせしていますが、同様に企業出展や出張編集部でも落選が出ており、見本誌コーナーも主催者事務室に移動するなど、会場内のレイアウトはギリギリまで詰め込まれた状態。そこに普段より多い一般参加者が入場したわけで、場内は大混雑でした。
例年のスケジュールで2月にここまでサークルが増えたことはありません。原因として推測されるのは、昨年の夏と秋のコミティアの間隔が2ヶ月と短かったため、参加を見送った人がこの2月にどっと申込んだのではないかということ。どちらにせよ、開催日は会場からの提示次第なので、なかなかこちらではコントロールできないのですが…。
また、新しく東7・8ホールが完成した関係で入場導線も複雑になり、今回の開場前の待機列は東1〜3ホール側のトラックヤードを利用しました。今後はホールの使用状況により、その都度運用が変わる見込みですので、どうぞご注意ください。
さて前日設営には60人からの一般協力者が参加してくれてスムーズに終了。いつも寒いこの時期は協力者が減ってしまうのですが、今回はたくさん来てくれて助かりました。当日の撤収にも、会場で卒業制作展を行った文星芸術大学の学生さんがみんなで協力してくれて、やはり早く終わりました。頑張ってくれた協力者の皆さんに心から感謝します。
なお今回は冬の時期でもあり、欠席するサークルさんが多かったり、会場で体調不良になる人もおられました。どうぞ皆さん体調に気を付けてご参加ください。また具合が悪い時は無理せず欠席するという冷静な判断も大切です。イベントはたくさんの人が集まる場所ですので、感染予防・回避にはぜひ注意しましょう。
さて会場内企画では、前述した文星芸術大学の卒制展の企画で、同大学のちばてつや教授の「マンガのリアリティ講座」と「デジタルマンガ キャンパス・マッチ2016」表彰式&公開講評。公開講評には引き続きのちば先生に高橋陽一、窪之内英策といった審査員のマンガ家さんたちが登壇し、みな熱心に聞き入っていました。
ということで、おかげ様で大盛況に終わった今回のコミティア。あらためて多数のご来場どうも有難うございました。今年もよいスタートが切れたようです。
コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ119より)