COMITIA123 アフターレポート

春めく頃になりました。いかがお過ごしでしょうか。2月11日に行われたコミティア123のアフターレポートをお送りします。

今回は5年ぶりの西展示棟で、1階(西1ホールとアトリウム)と4階(西3・4ホール)の2フロア体制。参加者も上下の行き来や入退場に迷う人が多く、スタッフにも混乱がありましたが、何とか無事終了できました。

コミティアの場合、会場側から提示される日程やホールはピンポイントで決まっており、そこで「やるか/やらないか」の2択しかありません。しんどい部分ですが、出来る限りの工夫をして開催してゆきたいと思います。

さて、公表していませんでしたが、西3・4ホールは今回も早朝設営でした。しかし、全体の半分の規模のため、前回のような大々的な募集は控えることにしました。そこで前回来てくれた早朝設営協力者から、経験者に絞って再度声を掛けて集まってくれたのが40人。一方、卒展で参加する文星芸術大学の学生の皆さんにもお願いしたところ、宇都宮からバスを仕立てて来てくれて、こちらも40人。合わせて80人の皆さんに協力してもらって、無事に早朝設営を終えました。朝早く参加してくれた皆さん、本当に有難うございました。

今後オリンピック開催による東京ビッグサイトの施設縮小の関係で、設営は変則的なケースが増えそうです。また来年からは新しく出来る南展示棟や青海展示棟も使用することになるでしょう。年4回のペースを維持できるかどうか、今後も粘り強く会場と交渉してゆきます。可能な限りお付き合いいただければと思います。

さて当日の天気は快晴となり、気温も比較的暖かく、良いイベント日和でした。人出もとても多く、ティアズマガジンも午後2時前に完売しました。ホール内は全体に暖かでしたが、シャッター付近は一般入場や換気のために開ける必要があり、外気が吹き込んで寒かった人も多いでしょう。冬の時期はどうか自衛をお願いします。

アトリウムで行われた会場内企画は、まず『モーニング・ツー×ITAN×アフタヌーン 即日新人賞』。7回目となる人気企画で、展示ゾーンでは人気作の複製原画やネームが展示され、黒山の人だかり。描き手にとって何より参考になったでしょう。大賞も出て大いに盛り上がりました。そして『文星芸術大学マンガ専攻卒業制作展』は学生の卒業制作の作品を同大のちばてつや教授が公開で講評・アドバイスするもの。こちらもたくさんの人が興味津々で見守りました。コミティアとしては参加者にとって意義のある・参考になる企画を今後も行ってゆきたいと思います。

最後に感謝を。今回の閉会後の机・イスの撤収作業に60人からの人たちが協力してくれました。最近、撤収の協力者が減り気味だっただけに何より有難かったです。本当に人数が増えるほど、個々の負担は減る作業なので、今後ともどうか協力をお願いします。

ということで、今年も初回から大変な回でしたが、無事終えることが出来ました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ123より)

『広報ティアズ』とは
コミティア開催後に発行し、その回の参加サークル宛に送付されるコミティアのレポートです。当日の全体の様子をお伝えする「アフターレポート」、参加サークルの方に描いていただいた「ヒトコマレポート」等で構成されています。この回の『広報ティアズ』を読みたい方は下記ボタンからご覧ください(PDFファイルです)。 広報ティアズ123