水温む頃になりました。いかがお過ごしでしょうか。2月17日に行われたコミティア127のアフターレポートをお送りします。
今回は一年前の2月と同様に西展示棟で、1階(西1・2ホールとアトリウム)と4階(西3ホール)の2フロア体制。元々は1階のみで開催の予定でしたが、申込が募集数を大きく超えてしまったため、極力落選サークルを出さないように、急遽4階の西3ホールを追加で借りました。とは言え、フロアが分れるとスタッフも大変ですし、来場者の皆さんにも不便をかけました。今年~来年はオリンピックの関係で東展示場が使えなくなり、いろいろ変則的な開催になりそうです。どうかご理解を願いします。
さて、実は今回も早朝設営だったのですが、一般の設営協力者を募集せずにスタッフ中心で設営を行いました。人手が足りない分は、机・イスのレンタル業者さんと会場内企画の文星芸術大学の学生さんに協力してもらった形です。今後も前夜設営が出来ないケースが増えて、その都度の条件に合わせて設営することになります。回により設営協力者募集の有り・無しが変わるので、公式サイトの案内にご注意ください。
当日の天気は快晴で、人出も多く、ティアズマガジンも15時過ぎに無事完売しました。ただ外気温は低目で、シャッターは一般入場や混雑サークルの対応のために開ける必要があり、その近辺のサークルからは「寒かった!」という声が多数。会場内の位置によっては暖かいゾーンもあり、どうしても気温差が生じてしまいます。冬の時期はどうか自衛をお願いします。
今回のアンケートで目に付いたのは、サークル「骨と肉」のにくまん子さんが描いてくれたティアズマガジン表紙への反応。「インパクトが凄い!」と絶賛される一方、「怖くて買えない…」という人もいて、様々な手応えがありました。どちらにせよ、こうして話題を呼んだのは意味があったと思います。
会場内企画は、毎年2月恒例となった文星芸術大学の卒業制作展と共に行われる「ちばてつや教授のマンガの授業」。相変わらず立ち見がたくさん出る人気ぶりでした。この他、アトリウムでは「CLIP STUDIO」や「ジャンプPAINT」などのマンガ製作ソフトのセミナーも行われ、どこも盛況。やはり描き手に取って、気になる企画が多いようです。
前回不手際があり長時間の行列になった帰りの宅配便受付には、誘導スタッフを設け、着払いを推奨するなどして、大幅に時間を短縮できました。今後もこの形で行ってゆきたいと思います。
ということで、急なホールの拡大からバタバタで開催した今回でしたが、何とか無事終えることが出来ました。あらためて平成最後のコミティアにご参加有難うございました。新元号の次回もどうぞよろしくお願いします。
コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ127より)