秋空の頃、いかがお過ごしでしょうか。8月25日に行われたコミティア129のアフターレポートをお送りします。
事前の天気予報では雨が心配されたのですが、当日は見事な晴天となり、気温も上がって、逆に熱中症の対策が必要になりました。夏場のイベントはやはり心配することが多いですね。
会場の青海展示棟は5月に続き2度目の利用。仮設の建物ということで、夏場の空調の効き具合を懸念していたのですが、十分なパワーがあり、アンケートでも「過ごしやすかった」という声が多数でした。
前回との比較では、5月は携帯電話の電波状況が悪く、繋がらないという問題がありましたが、この間に基地局の工事が入って大きく改善されました。会場内のトイレが少ない件も、可変式の仕切りを調節して女性の分を多くしたのと、元より5月よりも来場者が少ないため、目立った行列にはならなかったようです。飲食ブースも今回は各ホールに1店づつの出展で、食糧事情もかなり改善されました。
そんな感じで、2回目にしてスタッフも参加者も、この会場の使い勝手にだいぶ慣れたようです。とはいえ次にここを使うのは来年の5月。それまでは経験を蓄積しておきたいと思います。
さて、今回はまたも会場設営が深夜~早朝。夜間は机・椅子のレンタル業者とスタッフで、早朝はサークル参加者に限定する形で協力を呼びかけて、25名の方に来てもらい、無事終了しました。協力くださった皆さん有難うございました。2020年のオリンピック・パラリンピックの影響で、現在ビッグサイトは貸出できる面積が大きく減っており、そのためにスケジュールが過密になり、前日設営出来ないケースが増えています。状況は毎回変わるので、その都度の呼びかけになりますが、ご協力よろしくお願いします。
また、撤収にも約50名の人が参加してくれて、1時間ほどで終了。いつもですが協力してくれる皆さんに感謝します。設営・撤収に参加してくれた人によく聞くのですが、まっさらなホールに短時間で机・椅子が並んでコミティアの会場が出来上がり、そして閉会後はまたあっという間に何もない空間に戻ってゆく。実際に作業しながらその光景に立ち会うと、不思議な感動があります。「みんなで作るコミティア」を実感する瞬間です。こうした大きな会場の設営や撤収は限られたスタッフではとても立ちゆきません。あらためてこれからも皆さんのご協力をよろしくお願いします。もちろん、ボランティアのコミティアスタッフは常時&切実に募集中です。
当日のティアズマガジンも多めに刷ったにもかかわらず、13時半頃には完売しました。たくさんの来場に感謝します。最近スタッフからよく聞くのが海外からの参加者が増えてきたこと。彼らはみな初参加ですし、言葉の壁もあり、どうしても対応に時間がかかります。今後は簡単な多言語の案内を増やすなど、いろいろ工夫をしてゆきたいと思います。
さて、次回11月24日は西展示棟1~4ホール全館での開催になります。前記の事情で会場がコロコロ変わりがちですが、どうぞお間違いのないようにご参加ください。
それではあらためて熱い一日のご参加、お疲れ様でした。
コミティア実行委員会代表 中村公彦
(広報ティアズ129より)