COMITIA146 レポート

アフターレポート

コミティア史上2回目の12月開催という珍しい日程で行われたCOMITIA146。当日は晴れで、最高気温は16度。この時期にしてはほど良い気温のイベント日和となりました。

会場は西展示棟1~4ホールで、2022年11月ぶりの1Fと4Fに分かれての開催。フロアが分かれる構成は管理や移動が大変になるため避けたいのですが、会場との調整の結果やむを得ずこうなりました。前日夜に行っている設営も1F側は通常通り18時ごろからスタートできましたが、4F側は前の催事の撤収作業が夜遅くまでかかる影響で深夜設営を行っています。

開催当日は1Fと4Fの移動が大変だったという意見がやはり多かったです。会場内での1Fと4Fへ移動手段はアトリウムの大エスカレーターのみだったため、昼すぎのピーク時には上りのエスカレーターに長い列ができました。

サークル数は前回の9月より微増したものの、一般参加者数は微減。12月の開催が一般参加者数に響いたのではないかと分析していますが、結果を見るまでは分からなかったというのが正直なところです。ティアズマガジンも完売せずでした。

西展示棟は使用できる床面積を見れば東展示棟3ホール分よりだいぶ広く、通路幅にも余裕が出やすいという良いところもあります。代わりに会場の形が歪になるため、人の流量に差が出やすいのですが、今回はレイアウトや配置の工夫もあってかそこに対する不満の声は少なかったです。

ストレスが少ない中でゆっくり会場を回る一般参加者が多かったのか、サークル参加者からは「思った以上にたくさんの人に見て貰えた/買って貰えた」という話が多くありました。ただ「売れ行きが振るわなかった」という声も少なからずありましたので、見られ方/売れ方が違ったという認識が正しそうです。顕著な例としては海外からの参加者が増えたことです。海外参加者の案内強化はコロナ禍前まで大きな課題の一つでしたので、こうしたところでも元に戻っている手応えを感じます。スムーズな案内が出来るよう対応を改めて考えていきたいと思います。

最近の課題でもあった閉会後のヤマト運輸の宅配便搬出は、17時前には列が解消。これまで18時近くまでかかっていたところから劇的に改善されました。今回は1Fと4Fそれぞれに受付があり、窓口が多かったことが要因と見ています。

ということで大きな事故やトラブルもなく、2023年の開催を全て終えることが出来ました。新型コロナウイルス感染症に関連したイベント規制緩和に伴って運用にも大きな変化があった年でもありました。参加サークル数は昨年末、コロナ禍前に対して6割と書いていたところから、8割ほどに回復。久しぶりに参加してくれるサークルさんもまだ多く、一時期目立った欠席もコロナ前と同じくらいになっています。

今回の1Fアトリウムの出口付近でも大きなポスターを掲示してアピールしましたが、来年2024年はコミティア40周年を迎えます。1年を通してさまざまな企画などで盛り上げていく予定ですので、よろしくお付き合いください!

コミティア実行委員会代表 吉田雄平

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