ティアズマガジン150 Push&Review全コメント
このアーカイブは、前回のコミティアで頒布された本に対する、
1.ティアズマガジンPush&Review用に送られたコメント
2.見本誌読書会アンケートのコメント
をすべてデータ入力したものです。書式は、
【投票された本のタイトル/サークル名】
●葉書アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
◆読書会アンケートのコメント。(投稿者の住所・ペンネーム)
となっています。掲載の順序は、サークル名の50音順となっていますが、編集の都合上順序が入れ替わっている所があります。あらかじめご了承下さい。
コメントがない葉書は記載されていません。また、集計締め切り後に来た葉書も極力載せています。したがって、順位の票数と実際の掲載数が異なっていることがあります。
コミティア実行委員会
アンケート
14 【エビス映造所で会いましょう。/にしゅうめ】
11 【人間万事塞翁が馬/おきぬ屋】
11 【高嶺の花とふつうの子/NANOKA】
9 【MIMESIS/OYAMA.】
9 【3人いる/みずいろのたまご】
8 【終末世界のカーテンコール/アカシア並木路】
8 【彼女は彼女が好きなのに/坂本寺】
8 【お前が女になるんかい!/羊の古書店】
7 【太田じろうコレクション ちんらいちゃん/太田じろう保存会「ぽっこちゃん会」】
7 【Nights Bright Days/びりおんみくろん】
6 【濾過する私/APRICO*】
6 【残夏の家出〈総集編〉/amaretto】
6 【君はハルジオン/臆病】
6 【廃レンタルビデオ屋の中身を落札した話/風使いのKARASU】
6 【あの頃の夢追い人たちへ/SHOKO PEN WORKS】
6 【悪役聖女も王子様だけはお断り/チェルカ*】
5 【秋葉に住む VOL.36/秋葉に住む】
5 【仙人すろーらいふ 10/雨と声】
5 【ポートランド因幡/いきはじ】
5 【うっかり女装にはまって自撮りや下着見せに百合キスまでしたりする少年たち/in the WATER.】
5 【逸見は変わったことがしたい/SNK】
5 【性擬態幼馴染 再会編/東横大賞典】
5 【憧憬/ふっくら優しい肌ざわり】
5 【癖×暴露/癖×暴露】
5 【何でもない日/北羽】
4 【ゾンビ来ないオブザデッド/かねもとの家】
4 【白粉花の告白Ⅱ/旧夏川研究所】
4 【Midnight Pool/kureiro】
4 【RAINMAKER/サイレント】
4 【名無辞典/シモムラ@名無辞典】
4 【無題/0丁目】
4 【僕は君が死ぬところが見たかった。/ダンガイゼッペキ!】
4 【幼なじみが神様に似てる/ちい屋さん】
4 【#屋外飲酒部/chico*】
4 【キャプテン・イン・ザ・フィルム/チサト区】
4 【同人誌、作ろうぜ!/ツインテールとセーラー服】
4 【after all still love/つけあわせ】
4 【TOKYO GRAFFITI STICKERS/寺見屋ラボ】
4 【おじさんをよろしく 40歳から41.5歳の記録/トーカ】
4 【妹が一日一回しか目を合わせてくれない。総集編/NOVELIZE】
4 【窓辺のあなたへ/ハルシカ】
4 【ぽよぽよにさわりたい!/べべべ】
4 【MUSEUM OF MARITIME SCIENCE PHOTOBOOK 船の科学館写真集/街の風景】
4 【さらばロックンロール/丸田マノの本】
4 【丸田マノのライブ&フェスのレポート漫画まとめ!2021~2024前半/丸田マノの本】
4 【会社で真面目な静野さんは家で男を飼ってるらしい/ゆずや】
3 【池に絵を落とす/油屋】
3 【新品未開封/妹の肋骨】
3 【雲になりたい/後ろは八尋】
3 【A summer diary/くもりUFO】
3 【桜新町お散歩レポ漫画/ネットザマリオネット】
3 【一緒に遊ぼう/春野 真冬】
3 【シン・欧州食べまくり/Flying Panties】
3 【冥土絵師のゴーストライター/ふるいほう】
3 【推しが日本に来たので全力で推したら「その推し活グッズ俺にも売ってくれ」って本人から言われたレポ/マドプラ】
3 【水草物語 1/mahorama】
3 【マーメイド・コンプレックス/真綿マフラー】
3 【天狗大迷惑・真/山と渓谷】
3 【水彩あそび/乱痴気事虫所】
3 【サブスクアパート/ルーズ★バーグ】
2 【あっという間に忘れる(歌のはなし)/あいあい】
2 【魔法少女いちごセレナーデ/徒桜】
2 【雨ときどき不運または幸運/甘い香芹】
2 【愛の歪曲/&G】
2 【すご腕エステシャン悦子/ヴォイテク】
2 【すご腕エステシャン悦子Repeat/ヴォイテク】
2 【願いをのせたムーンストーン/うたたねくらぶ】
2 【夏の片隅とメメントモリ/雨天決行】
2 【刺青バニー合同/沖島灯台】
2 【四十年前の話/風の気紛れ】
2 【メイドさんのいる暮らし/空腹な魚】
2 【リサイタル3/げそてん】
2 【ふたりでアフタヌーンティーを[出会い編]/県境の住人】
2 【現に蔓延る異例な転生/鋼鉄皇帝】
2 【限界アフリカ鉄道紀行と時刻表/さざなみ壊変】
2 【恋煩いとピュア1-3再録/さんぽ】
2 【泣いてるひばりのゆずれないこと/次亜塩素酸カルシウム】
2 【生業の島3/車掌少年の小部屋】
2 【私のためのひと 総集編 2022-2024/終末人類】
2 【MIMIKA②/ZOAL】
2 【ホゴバケネットワーク/すこやかペンギン】
2 【取島りこが取り締まる!/ダイオキシン】
2 【きょうの気温は93℃/棚COLOR】
2 【墓守の花/淡水フォーク】
2 【チャックま物語1「チャックまと出会った日」/チャックま】
2 【「思い出せない夏のために」/chapter22】
2 【ジト目に弱みをニギられて/ツマサキレーベル】
2 【不死累累!/どーにもならん!】
2 【そのはやさで/匿名希望の君の星】
2 【偏見のあなた 温泉旅行編/Nino_izm】
2 【宗教の勧誘から逃げ切った話/ネコチャンのニンゲン育成日記】
2 【字足らず/ネコチャン村】
2 【ゆるっと! 旅日記 ―台湾・大阪―/のら克馬】
2 【Dear "Dear Milk"/payjama】
2 【31/鳩に学蘭】
2 【愛、超えてんじゃない?/ハトの間】
2 【Space/日辻会】
2 【失敗することが仕事になった話/ヒマラヤ海溝】
2 【Retrospective/Hiroko】
2 【日用の糧/ほしのゆりか】
2 【目の縁、溢れた魚/PONUNF】
2 【七秒ワルツ/まーBOX】
2 【傷だらけの盤の上/まぐろらーめん】
2 【あくのまにまに/MANIMANI】
2 【表現規制は無くすべきか?/まるちぷるCAFE】
2 【アフター・フリースクール/緑の国】
2 【天樹の寵愛/廻夜書店】
2 【CUT ME, PLEASE!!/夜家】
2 【MEGA FLASH/四畳半倶楽部】
2 【お守りしますあるじどの!/りんぱせん】
2 【MEOW GIRL/ROMO DOLDOL STUDIO】
2 【ささやきにつつまれて/ろんぐうぇいほーむ】
1 【タータオと知らないおじさん/?】
1 【実録「不健全図書」はなぜ動いたか/AMG東京】
1 【ねこくんの鬱日記/あおいし】
1 【デスピュア ~デスゲームかと思ったらピュアだったよの略~/赤信号わたる】
1 【山彦/秋野すずめ】
1 【夫にヒゲ脱毛行かせたら全身脱毛してきた話/アクアドロップ】
1 【りゅうのエポカと絆のうろこ/Atelier Epocha】
1 【良すぎる、あまりにも!モンゴル旅行記/甘辛ドゥームごはん】
1 【CHANGE THE WORLD!/Amateur Academy】
1 【いのちの旋律たち 〈下巻〉/雨と月とチョコレート。】
1 【Nostalgia/AMELICART】
1 【むとむとフェチ/ありがとうバニラ】
1 【小人のキキ④/ИСКРА】
1 【にゃこめし/市川ヒロシ】
1 【SHOCK!!ケイタイがない/いまい漫画会社】
1 【国内LLCターミナルガイド新千歳空港まるごとガイド/WEEKEND HERO】
1 【2023.夏/うしはじ】
1 【6番目の白衣/うぱらや】
1 【リルと騎士の旅/海鳩堂】
1 【オランダ一人旅行記/うららかな】
1 【サンクチュアリ/HIN】
1 【にいにとらいちゃんねる/Am】
1 【異性愛者のみなさんへ/オグリア屋】
1 【ぶっきらぼうな君には振り向かせたい人がいる/おこめくらぶ】
1 【どこへいったの? Where's my Sweetie?/OJISAN project】
1 【毎日スキャン!14/OREDAYO】
1 【ぬいぐるみとしゃべる人/おわかれ会】
1 【少女/Kaikanaaaaa】
1 【築島を歩く。~ハムラカスミの島手帖(1)~/カイコトクワコ】
1 【アラサー女子、漫画家を目指す。/海鮮居酒屋】
1 【七龍街迷記/回転電話】
1 【ロイド特別捜査官 Episode 0/架空世界広告社】
1 【Three sisters stories/かなりあ食堂】
1 【おん・ぬく・へろいで・とす・ばむる/kaniyo誌】
1 【食べる時も、食べたくなる時も/かねもとの家】
1 【BEST BUY/カメノコーラ】
1 【身体のお悩みバスターズ 腰痛をやっつけろ/身体お悩み相談室】
1 【土のドーロと雨のパニ/カラマンダリン】
1 【カワセミカワイイ/カワセミストリート】
1 【Sirius MIKAMI LEMON ILLUSTRATIONS/柑橘騎士団】
1 【僕は顔面土砂崩れ/ガンメンドシャクズレ】
1 【はるなつハルシネーション アメリカ ハワイ/きさろは】
1 【きぬた博士グッズカタログ TANU【たぬvol.1】/きぬた研究所】
1 【ベロをレーザーで焼いた話2/キノコの森】
1 【日なたのシルベチカ/キャベツ農園】
1 【鬼宿しの実/今日は寿司!】
1 【京都の喫茶店プリン大全/享洛食楽】
1 【maimaimaimai mind!(R-side)/きりきりだんす】
1 【Astro Summer Glitter/くらげの森のアリス】
1 【ゆめいろホログラフィ/くらげの森のアリス】
1 【MADOX-01 guraman2023 承 編/GRUMMANA&】
1 【AV女優の仕事/CROSSNEXT】
1 【Ta della Stella Lunare/kerobox】
1 【エビテンネコチャンとおいしいのスケッチ/kerobox】
1 【ヘンゴクのダンス/幻影町内会】
1 【グラフィカル・デュース/限界作業民】
1 【人魚のいる街-夏のあつい日-/県境の住人】
1 【For the GHOSTs/原産国】
1 【8月31日/ここ掘れワンワン】
1 【天の庭、僕だけの庭/コジマコ】
1 【The NEXT Station is.../こた工房】
1 【だからキミがすき②/金色童】
1 【BLOOM vol.2/confetti】
1 【マンションLに希望は置き忘れ/サークルやくいほん】
1 【Sweets illustration/さいとう】
1 【水曜日のひとりごと/さいとうさん2】
1 【擬人化うさぎ図鑑/さくたけ珈琲】
1 【PANDA ILLUST BOOK vol.3/ささのこ書店】
1 【2023/saji】
1 【嘗犬の/ざしきねこ】
1 【あひると二十四節気七十二候/さめのこまど】
1 【(無題)/さるさるの惑星】
1 【image02.txt/37】
1 【恋煩いとピュア Episode pride/さんぽ】
1 【クエスト失敗学 ep20 バグ女神/G-ARTごー】
1 【Onyx/sEa-PuLsE】
1 【万世救済 メシア飯/シオタレコーズ】
1 【SWEET NEW DAYS/自食第308密造ガレージ】
1 【いちごじゃないよ/実家のタオルケット】
1 【家族が特殊詐欺に遭った話 犯人逮捕?編/自転車製スター】
1 【貴女は狂い咲き/しめ】
1 【行け! 下僕よ!/Xiao】
1 【桃色パラソル/12月32日】
1 【flottant en été/少年スピカ】
1 【人喰い少年と触れられない少女/Chocolat Doll】
1 【ミチヲノボル2057 ―血液が体を巡る為にかかる年数/人地球資料館】
1 【辿り着けない星/睡眠(弍)】
1 【魔改造のよる/数字屋】
1 【金の時計の奪い方/スーパーブルー】
1 【キランシャラン譚/すこやかペンギン】
1 【同居してみた。/すずなり】
1 【えんむすびの食卓/STARTLINE LAB.】
1 【脱獄成功 シャドウバンブレイク/STUDIO POO】
1 【烏有国主/スタッフWHY】
1 【地獄の口、楽園の門/砂場】
1 【月出づる街の人々/酢豚ゆうき】
1 【別冊:スマブラ見てる奴 カメラロール/スマブラ見てる奴】
1 【こんばんは、幽霊委員さん。/全然間に合わん】
1 【恩送りの花/ソルティ王国】
1 【憧憬に沈む。/ソルティ王国】
1 【おばけと私/たうたゆ】
1 【キュウに1000年 その1/たけのこそば】
1 【森のおひめさま/たけのこそば】
1 【ENET 34/たこやき音頭】
1 【Xのアカウントを乗っ取られたけど1月で取り戻したレポ/卵一個ぶん】
1 【異世界探偵シャルロット/タンジェントエイブ】
1 【にきび/chum-group】
1 【絡れ解け/爪弾き者】
1 【カエルのとの/TP63】
1 【ピラニア/TiTi】
1 【隣のサークルはY●utub●r☆/DejaVu】
1 【Kuroi 本/tetracube】
1 【表情管理係の憂鬱/東京霖雨】
1 【人生何があっても生きていくこと/トーカ】
1 【ウユニ塩湖死ね死ねブルース/ときめきチョップ】
1 【ふみちゃんのマリ/トキワセイイチ制作室】
1 【ぐだぐだ因習村/飛び道具】
1 【曖昧/Tomita mary】
1 【WEB LOG/ない花】
1 【テラノヴァ/長雨出版】
1 【社会の歩き方/長雨出版】
1 【まもりばな/中村一般】
1 【morning sketch(朝活スケッチ集)/ナランジャ】
1 【極地本 南極のいただきます!…のはなし/南極ポスト】
1 【Travelogue-トラベローグ-/にじいろ*ひろば】
1 【?/にしゅうめ】
1 【おさげを解くとき/にしゅうめ】
1 【はものども/にしゅうめ】
1 【「木島先生はゲームを作ってくれる」/にしんそば】
1 【にせ犬/にせ犬】
1 【にせ犬2/にせ犬】
1 【すれちがい/似たものどうし】
1 【Forest Shop Girl/にぼしサーカス】
1 【パラダイス/人間事典】
1 【女子高生ダンジョンへ行く/ネコのナントカ】
1 【みじかよのとり/HER】
1 【ばいくむすめ/車娘誌編集部】
1 【STELLAR BOX/HYPERSPACE】
1 【のろまなねこまんま/墓場の塩】
1 【監禁くんと拷問さん/パコキリン】
1 【男二人で vol.1~4 総集編/はじめの森】
1 【イビルアイを開く/payjama】
1 【化学物質過敏症の記録/ハスハ】
1 【いい塩梅に/肌身離さず離されず】
1 【百合印の缶詰その3(私の好きな匂い)/PatioGlass】
1 【怠惰な人間にはドライブの旅が合うかもしれない/発酵メロンお漬物】
1 【妖精侵蝕/はつゆきや】
1 【果野旅帖 vol.1/果野】
1 【アナタのメイド型アンドロイド/バナナ書店】
1 【一緒に笑って/Vanity Bunny】
1 【ある日とつぜん犬がしゃべった/ハハのつぶやき】
1 【わたくし数十億年ぶりにオリジナルお漫画を描きますわよ!-改訂版-/HAPPINESS】
1 【マイ・リトル・クイーン/ハルモニウム】
1 【犬/PETER MANN】
1 【餃子のこと/ビールの放課後】
1 【真夏のデイドリーム/1000】
1 【冥途/ひとり文庫】
1 【コミケ帰りに8千円落とした話/ぴょこっとついんて!】
1 【まんがにっき/ひよっこ。】
1 【自由研究/昼寝堂】
1 【十日間だけ無理してよ ㊦/びんぼうぐ】
1 【フレイアの魔性/pharmakon】
1 【IRUKA2/forbit】
1 【夏のはじまり/ふたりごと】
1 【徒花の冠/船着き場】
1 【自販機グルメの旅vol.9/Planet★Blues】
1 【~密着~消防24分 死者への冒涜編/ぷりんはるまき】
1 【#脚部 look up/プロペラプロンプト】
1 【ひまわりの向く先に/ふわふわライオン】
1 【量産機/ペンギン好きを貫く】
1 【惑星の君と/方位磁石】
1 【KAWAII metamorphose/宝石とネオン】
1 【HOSHINO YURIKA COLLECTION/ほしのゆりか】
1 【香港2014-2024/ぽ印ツアー】
1 【花畑計画/ほとおり天文台】
1 【リトルボックスドリーム/ほなみるか】
1 【死肉道路/ほねずき店】
1 【隕石落ちてこないかな こないか…じゃあ頑張るか… 後編/ほむらみち】
1 【奇譚の回廊/麻辣胡辣湯】
1 【祝祭に飾るもの/makina】
1 【レポ漫画つめこみました/負け犬 On The Run!】
1 【わたしのクールメイド道!/makotone】
1 【終端駅vol12/まつの駅舎】
1 【カラダココニアラズ/まよい戸】
1 【「魔法使いのお時間よ百六百七」 ~人生の行列と魂の形~/まり王】
1 【物詣狸道中6/マルギョワン】
1 【BLUE OCENA/未確認図書】
1 【RECRETION-レクレーション・vol.18/ミラクルvs葛根湯】
1 【夜の帳の裏側で/moonlight moonshine】
1 【やさしく撫でて2/村崎蛾商店】
1 【いろいろむろ/むろらいす】
1 【予感/冥途】
1 【Haruichi Archives 1/Maison Printemps】
1 【コミケにまつわるEATセトラ/もかんち】
1 【ポラリスは光り瞬く/モクモクセイ】
1 【どうぶつキャラのマンガ/もちふわ王国】
1 【死ななくていい夏/やはりやっぱり】
1 【人文系一般人の日常/山住工房】
1 【UNI photobook/YamaHome】
1 【しろくろとシマシマ。/YamaHome】
1 【The color of love/山本梢】
1 【〈エロマンガの読み方〉がわかる本8 特集:ギャル/夜話.zip】
1 【小池紘平の世界2/柔むげ村】
1 【大槌町 ここは復興最前線 ~復興事業その先へ2020-2023~/雪待終夜】
1 【Yuzu Coleccion8/ゆずこはく】
1 【気になるあの娘との夏休み/ゆづきティー】
1 【嫁食い/夢殿屋】
1 【くりいむレモン 徹底解説/ゆらたま屋】
1 【またたびたびのまにまに/翌日】
1 【冬の王/よねしま屋】
1 【大鳥雑俎/琉璃厰】
1 【クスリ/列島人】
1 【ここは出ていく駅だから/私の夢現】
1 【ふりかえればギャルがいる/wappa】
1 【wantan books 夏の本/雲呑】
Push&Review
【タータオと知らないおじさん/?】
◆かわいいぬいぐるみのようなタータオと、ちょっと不穏なフンイキのおじさんの話で印象に残りました!(東京都・?)
【実録「不健全図書」はなぜ動いたか/AMG東京】
◆表現規制反対運動に取り組んできた元都議が、マンガ家団体も巻き込んで活動した結果、東京都が「不健全図書」の呼称を変えるに至った経緯&関係者との対談が収められた一冊。手順を踏んできちんと動いた結果、制度に影響を与えた実例を目の当たりにすると勇気が湧いてくる。(東京都・じびえ)
【あっという間に忘れる(歌のはなし)/あいあい】
◆好きなアイドルの映像を見ていたときに脳内に溢れ出した、お祖母ちゃんの記憶。それは一見関係ない出来事に思えても、頭の中で緩やかに結びついているのだろう。歌が思い出を呼び出すのなら、この歌を忘れたくない。柔らかな作風だからこそ、その想いが強く胸に響いた。(神奈川県・近藤小狸)
◆ふとした共感を呼ぶ情景と描写がすばらしく、初読で一気に三回くらい読んでしまいました。(東京都・何々田)
【ねこくんの鬱日記/あおいし】
●表紙だけを見ると寂しそうに見えるが、この日記は1人で戦っている英雄の日記で自分にも似たような経験があり読んでいてとても勇気づけられる作品で、いつか平穏な世界にたどり着いて欲しいと願ってしまう。私としてはおすすめの作品です。(埼玉県・隊長N)
【終末世界のカーテンコール/アカシア並木路】
●滅びた世界を旅するリコが出会ったのは、空想の世界に生きる少女・カノン。「生きていくためには無駄」と思えた彼女との出会いだったが、荒れた世界で明るく振る舞うカノンにリコは希望を見いだしていき…。彼女たちの旅路が、どうかハッピーエンドでありますように。(奈良県・世は情け)
【デスピュア ~デスゲームかと思ったらピュアだったよの略~/赤信号わたる】
◆男女4組がとある会場に拉致され、殺し合いが始まるのかと思ったら司会者が「純粋なイチャラブ」が見たいとか言い出し、話がおかしなことに。しかし罰ゲームは過酷だし、疑心暗鬼状態でデスゲームっぽさもある…。このまま意中の人と彼らは幸せになってしまうのか!?(神奈川県・ミブロ)
【山彦/秋野すずめ】
◆画力とストーリーが相まって、とてもひきこまれた。(埼玉県・タカハシ)
【秋葉に住む VOL.36/秋葉に住む】
●秋葉原に住む著者が街並みを追い続け、発行を重ね46冊(無配含む)。20周年記念の今巻は、過ぎ去った風景の再録とこれからの風景への考察を織り交ぜた特大号だ。第1号を読んだ時、豊富な写真と巧みなレイアウトで、評論同人のスタイルを変える本だと驚いたのが懐かしい。(茨城県・牛久大仏)
◆私が4年半程文京区に住んでいたこともあり、秋葉原には良く行きましたし、非常にお世話になりました。秋葉に住むという夢のようなお話を体験出来て良かったです。(神奈川県・?)
【夫にヒゲ脱毛行かせたら全身脱毛してきた話/アクアドロップ】
◆ヒゲそらなくて良くて、体臭消えて、肌キレイ…一年半で大変身! うらやましい。男性だとヒゲがポロポロとれるのかー。(東京都・ぽぽ)
【魔法少女いちごセレナーデ/徒桜】
●魔法少女と敵の魔族がお互いに一目惚れをしてしまい…!?から始まるラブストーリー。正義感から自制する魔法少女と欲望のまま相手を誘う魔族のやり取りがかわいい。少しずつ距離が近づく中で立ちはだかる障壁、それを乗り越える二人、これぞ王道!…の後に、少し闇を残して。(千葉県・1000)
【りゅうのエポカと絆のうろこ/Atelier Epocha】
◆りゅうのエポカが「僕たちを覚えていて欲しい」と願い書いた手紙を、少女ポーラが受け取り、エポカに会いに行く冒険譚。ポップな色で描かれた絵柄は可愛らしく、柔らかな手書きの外国語が添えられる。ポーラや彼女を見守る大人達の優しさが本全体から伝わってくる素敵な話。(埼玉県・尚)
【池に絵を落とす/油屋】
●スランプ中の漫画家・静は絶筆を決意するが、自分と似た境遇の物書きを描いた小説と出会い救われる。作者と文通するうちに、小説のモデルとなった人物の内実を知り…。現実を題材に物語を創る事の残酷さに震える。それでも創らずにはいられない創作者の業にゾクゾクした。(神奈川県・鰊)
【濾過する私/APRICO*】
◆絵がかわいい、最後ヤンデレっぽくて良い。お姉さん2人のキャラデザが良い。恋人の前と人前でちがう表情なの良い。(神奈川県・崎濱)
●ビアンバーの店長・祥子とバリキャリの雪恵は高校時代からの仲で、現在も仲睦まじく交際中。そんな中で二人の高校時代の知人・足立が現れ…。祥子の店を潰すと脅す足立に逆襲を断行した所から見える雪恵の覚悟、それこそが雪恵の祥子への想いの強さなんだなと得心した。(千葉県・紫部みやび)
●ビアンバーオーナー・あやな(祥子)と同棲中のバリキャリ会社員・雪恵。雪恵は孤立していた高校時代に唯一傍にいてくれた祥子と共に地元を離れ上京していたが、会社で再会した同級生の悪意を知る。祥子を守るためには敵の排除も辞さない彼女の愛は深く、そしてまた、重い。(東京都・れのそ)
●10年来の付き合いになる、ビアンバーのオーナーの祥子と、会社勤めの雪恵。高校時代には苦い思いをした2人だが、今は幸せそのもの。2人の関係を壊そうとする悪い虫は、雪恵によって潰される。雪恵が祥子に抱く信念と愛情は、これからも変わらないだろう。(北海道・はなかわあきら)
【雨ときどき不運または幸運/甘い香芹】
◆傘が盗まれ、腹いせで傘を盗み、帰宅したら「傘盗まれちゃてさぁ」と家人がヘラっと笑っている。黒く染まる自分に傘をさす家人のワンシーンが美しく印象的だった。「自分が好きになれる自分」に近づくということは難しい。隣人の存在で「自己満」と称する塊が解けることを祈る。(東京都・ほしのゆりか)
●不運続きの1日。さらにコンビニでも傘を盗まれた主人公は、つい魔が差して他人の傘を持ち帰ってしまう。悪事とは無縁の同居人と話すうち自分が情けなくなってきて…。シンプルな物語ながら絵と演出が読ませる。トーン豊かな画面はキャラの感情を映し出すようだ。(東京都・げか)
【良すぎる、あまりにも!モンゴル旅行記/甘辛ドゥームごはん】
●オフシーズンに訪れたモンゴル旅行記。タイトルと表紙のチンギスハーン像の写真の濃さに惹かれ手にとってしまった。モンゴル人によく見間違われる作者の少し変わった視点とモンゴルの人々とのやり取りがとても面白かった。(東京都・もぐもぐ)
【CHANGE THE WORLD!/Amateur Academy】
◆初海外で自転車レース観戦! 日本でTVでみるのはもう終わったレースばかりなので…その場にいられるのすごくいいなーと大きなコマを見て思いました。ほかの旅トラブルや冷やっとしたところもおもしろかった。(東京都・ぽぽ)
【残夏の家出〈総集編〉/amaretto】
◆お坊ちゃんと非行少年を描いたよくある王道のマンガと思うことなかれ。結末を見るまでページをめくる手が止まらない。(神奈川県・SR)
●親の締め付けがキツ過ぎて公園で隠れて泣いていた少年・秋人が、通りすがりの不良少年に「捨てちまえば?」と気軽に誘われ、思わず連れだって家出する。開放感の代償は警察沙汰となって返ってくるが…。飼い殺しからの脱出青春譚は胸がすくなあ。(東京都・南風)
【仙人すろーらいふ 10/雨と声】
●不思議な力で永倉家の問題を解決してきた謎多き居候の仙人・ビン。記憶を失ったビンに危機が迫り、永倉家は救出に奔走する。普段飄々としているビンの絶望が胸を突く。人とのしがらみに苦しみ、人との絆に救われる巡り合わせが美しく、積み重ねた縁の力強さに唸らされた。(神奈川県・塩田)
【いのちの旋律たち 〈下巻〉/雨と月とチョコレート。】
◆亡国のお転婆王女ははぐれ妖精の少女を同族の元に送る為、悩める美形騎士や孤独な盗賊少年と共に世界を巡る冒険に出る。おとぎ話モチーフの国々は煌びやかで美しく、時に残酷。仲間の弱さを許し合う4人の友情と成長に童心と王道ファンタジーの興奮をかき立てられた。(神奈川県・鳥姫悟)
【Nostalgia/AMELICART】
◆主線のないすばらしいイラスト集! 描き方の紹介もしている!(東京都・ぴょこっとついんて!)
【むとむとフェチ/ありがとうバニラ】
●ファンから募ったリクエストを元に描かれた、ちょっぴりフェティッシュな女の子のイラスト集。リクエスト主の嗜好と作者のこだわりの相乗効果で、気軽に手に取れる小ボリュームながら濃厚な仕上がりです。イラストに加えて、作者によるコメントを読めるのも楽しい。(千葉県・1000)
【愛の歪曲/&G】
◆ページ数少ないのにダークな話にひきこまれました。(埼玉県・もとはし)
◆凛花は、彼氏に構って貰えない淋しさを埋めるためにあんなを呼びつけ行為に及ぶ歪んだ関係性を描いた百合。互いが愛に近い大きな感情を抱いているのに、苦しみでしかそれを分かち合う事ができず、淋しさを埋め合う事しかできない共依存関係の描かれ方が魅力的なお話でした。(埼玉県・七穂)
【ポートランド因幡/いきはじ】
◆水産高校に通うカズさんと宝辺、生徒と先生たちの学校生活がコミカルに表現されている作品。「大人になった私達はどこで何をしてるんだろう」と有限の時を呟く主人公。ほふほふと釣りたて焼きたての魚を頬張ったり、網漁をしたりと水産高校の独特な空気感にたっぷり浸る。(東京都・ほしのゆりか)
【小人のキキ④/ИСКРА】
◆長編「小人のキキ」が4巻で完結した。ジュブナイルFTの設定の中で、森の小人、獣小人、鳥小人…と様々な部族の対立する価値観や利害がせめぎ合い、主人公たちが翻弄される物語を見事なエンディングに導き、完結させた手腕に拍手を送りたい。(東京都・杉並区民)
【にゃこめし/市川ヒロシ】
●殺伐とした今の世。ホッとできる漫画は本当に貴重です。ちょっとした料理と関西弁三毛猫雄と少しアレなおにゃのこの話。この作風と作者のお方のムダにイケメンのギャップもまたいい味付け…そしてどんなキャラにも平等に愛がある。商業誌の木野さんもいつもより少し大人な作品でオススメです。(東京都・ぴの~たろう)
【SHOCK!!ケイタイがない/いまい漫画会社】
◆テンポがよくて最後まで楽しく読めました。個人的なツボが多くて笑いをこらえるのが大変…! オチもじわじわ来る感じで良かったです!(神奈川県・チヨ)
【新品未開封/妹の肋骨】
◆好きという気持ちで何かしてあげたい、良かれと思ったことがマイナスに進むもどかしさが刺さりました。(埼玉県・浦風)
◆お嬢様学校に通う主人公は、密かに憧れるクラスメイトに様々なプレゼントを贈る。しかし彼女の家は裕福ではなく、プレゼントも「ほどこし」として受け取られてしまう…。各々の抱える慕情・憧憬・コンプレックスが、全て最小限の内容で表現された秀作。(東京都・アシベキイロ)
【うっかり女装にはまって自撮りや下着見せに百合キスまでしたりする少年たち/in the WATER.】
●文化祭での女装喫茶の練習でメイド服を着てみた智明と、同人作家である姉の手伝いで女性キャラのコスプレをやっているケンタ。女装姿を見せ合い、お互いの女装姿に萌える始末。どんどん女装沼にハマっていく二人が楽しい。その先のBL路線も見てみたい…!(茨城県・いばらキッス)
◆男の娘が女の子のキモチになるのがエロかった。(神奈川県・江戸啓祐)
【国内LLCターミナルガイド新千歳空港まるごとガイド/WEEKEND HERO】
◆新千歳空港を攻略したといえる本。もし札幌として旅行する時に役に立つ一冊。初心者から上級者までどんとこい!な本(東京都・沖明(okiaki))
【すご腕エステシャン悦子/ヴォイテク】
◆主人公の感情のふりはばの大きさに笑いました。(埼玉県・もとはし)
◆キャラデザと絵が上手で良かった。主人公がクール系に見えてヘタれでギャグで良かった。ヒロインの人もメガネキャラ好きじゃないけどこの人は良いなと思った。セリフまわしとか表現のギャグがセンス良かったおもしろい。(神奈川県・崎濱)
【すご腕エステシャン悦子Repeat/ヴォイテク】
●雑誌取材後に忙しさに拍車がかかった楠木悦子の元に、菅野理絵から再度の取材依頼が来る。菅野を忘れられずにいた楠木は、この機会を逃さんとするが倒れかけてしまい…。互いに本心を明かした2人の表情が実にたまらない。2人はもう、ワンナイトでは終わらない。(北海道・はなかわあきら)
【2023.夏/うしはじ】
◆ふと思い立って自転車で東京から北海道へ旅立つ著者。大洗でフェリーに乗り、苫小牧へ。そして稚内。出会う人達との触れ合いがロードムービーぽくって羨ましい。そしてなんと言っても、カラーで描かれた風景の空気感が本から伝わってくるところが魅力的だ。(茨城県・牛久大仏)
【雲になりたい/後ろは八尋】
●「生まれ変わったら雲になりたい。」そう優子に伝えた典子。すると優子は「自分も雲になる」と宣言します。しかし直後に典子は交通事故にあい、気づいたら本当に雲になっていた!? 優子がこちら側にくるまで世界を巡ることにした典子。自由気ままに旅をしていた彼女でしたが、雲になったことで思わぬ障害が!? どれだけの月日が経っても、典子と優子はまた再会してほしいです。(千葉県・トモパチ)
●生まれ変わったら雲になって世界中を旅しよう。友とのそんな約束が、事故死により実現する。世界中を漂って旅するも、やがて雲の宿命か、雪として山脈に降り固まってしまう。溶け出せるのは数十年後か、数万年後か…。永い時の中で繰り返される、友情と約束の物語。(東京都・絶崎)
【願いをのせたムーンストーン/うたたねくらぶ】
◆イラストがかわいくて、2人の関係性にぐっと引き込まれる作品であった。思わず全て読んでいました。(神奈川県・でこぽん☆)
◆情緒が希薄な少年・優真のクラスに転校してきたのは明るく元気な女の子・コロ。親しげに接してくるコロの中に、優真はかつて失った大切なものを思い出していた。視線の中の光に込められた感情表現に心ときめく。多彩な表情が愛しい分、切ないラストに胸を締め付けられる。(神奈川県・星)
【夏の片隅とメメントモリ/雨天決行】
●夏のある日、「死神が見えている」と告げられたひかり。嘘かもしれないけれど、そんな彼女のために玲奈は一緒に死に場所を探そうと提案する。小さい頃から一緒だった2人は、お互いに好きだった気持ちを隠さず伝え合う。でも玲奈はひとつ隠していることがあって…。切なさが余韻に残る良い百合作品。(茨城県・みゃーこ)
【6番目の白衣/うぱらや】
◆ネグレクトを判断するのは当事者か、他者か? 少なくとも教育実習生の相沢の目には、姫川さんの姿がそう映った…。「実際に先生の手が届く範囲は広くない」と、現代の家庭問題をリアルに読者に突きつける。彼女の明るく可愛い仕草と境遇のギャップがより考えさせられる。(東京都・ゆ〜)
【リルと騎士の旅/海鳩堂】
◆一枚絵と見ても、絵本(?)と見ても、どちらもステキ。イラストで描かれた風景と風景の間にある、描かれてない旅まで想造してしまうステキさ。イイ!(東京都・木村)
【オランダ一人旅行記/うららかな】
●日本で触れた音楽がきっかけで、オランダビジネスクラス航空券が当たり、あれよあれよと旅に出て、人と機会に恵まれて、オランダの美術・花なども観られて素敵な旅にしていく話。新鮮な驚きが伝わり、心細さ・わくわく・感激などが伝わります。音楽とかわいい宝ものを穏やかな空気の中で見せてもらったような本でした。ラス1で買えて良かった。諦めずにスペースに行って良かった。(東京都・ぽ印ツアー ぽぽ)
【サンクチュアリ/HIN】
◆2人だけの世界がとても美しかったです。温かくてやさしい光や水彩っぽい優しい色合いも、物語とマッチしていてステキです!(埼玉県・紀)
【にいにとらいちゃんねる/Am】
◆一週間後に退院する妹のらいちゃんと仲良くしたい兄・想大は、好きなものをあらかじめ聞き出すために病院に潜入する。そこで、自撮り棒を片手に動画配信する奇妙な子供に出会う。想大がらいちゃんに振り回される様が微笑ましく、心が暖かくなる作品でした。(東京都・眼鏡大臣)
【逸見は変わったことがしたい/SNK】
●不登校の同級生・保坂にプリントを届けることを申し出た逸見英奈。保坂の家に訪問してみれば、彼女はコスプレ配信者として活動していた。「自分の居場所はここにある。こうやって大勢に注目されている。私は特別だから」と嘯く保坂に対して、逸見は「じゃあさ、一緒にコスプレして学校に行こうよ」と言い出して…。「私は普通じゃない」と自意識と世間のずれに悩む高校生を、主人公が冷めた目線で諭していく展開と思いきや、主人公の方がマジで普通じゃない奴だった。ただ、その存在がいつの間にか解決につながっていく。振り回すのではなくて、周りが勝手に振り回されていく逸見英奈のキャラが強く、とても愛しい。(神奈川県・JON)
●不登校の自分の様子を見に来たクラスメイトの逸見さんに、尖ってピリつく保坂さん。コスプレ配信者の保坂さんは、学校行く奴はバカくらいに思ってるけど、実は絡んでくる優等生風の逸見さんの方が変人だった。ヲタク度深掘り認め合い友情とか、良い光景で、ニヤニヤした。(東京都・爽)
【太田じろうコレクション ちんらいちゃん/太田じろう保存会「ぽっこちゃん会」】
◆文化的価値あり。(東京都・山田創)
●昭和31年に発行された、子供向け絵本の復刻。原稿が一部無い状態で、微細を復元した諸々に感動。天女伝説を元に、SF、ファンタジー、因果応報等様々な要素が絡み合う。当時の、そして未来の読者へ送る少し不思議で心に響く物語。(栃木県・歩き目です)
【刺青バニー合同/沖島灯台】
◆独特でよい。(埼玉県・ニャンダーラ)
●82名の参加者様による愛に溢れた圧巻の合同誌! どのイラストも非常に魅力的で、それぞれがテイストごとにジャンル分けされているのも面白かったです。またシンプルにこれだけの参加者様の作品を1冊にまとめ上げられたのが凄すぎる…。とんでもないものを見させていただきました。(東京都・紅九龍)
【人間万事塞翁が馬/おきぬ屋】
◆おもしろかったです。(埼玉県・もとはし)
◆下ネタがすごかった。ツッコミがすごい。漫画が上手。(神奈川県・崎濱)
◆テンポの良いやり取りが読んでいて面白い。登場人物2人の物語をいつまでも見たくなる作品。(東京都・半田秀一)
●ドラッグストア店員の芭蕉口さんが新入りバイト・木村さんから見せられた写真には、あられもない乱れた自分の姿が。軽いノリでテンポ良く展開されるヤバいやり取りが読んでて癖になる一冊。一夜を共にした自分を追って職場まで特定された芭蕉口さんの明日はどっちだ!?(東京都・ミラヤギコ)
【君はハルジオン/臆病】
●短編マンガ3本立ての同人誌。繊細なイラストと儚いストーリーがマッチしていてとても綺麗な世界観でした。どのお話も突然現れた不思議な女の子とそれに翻弄される男の子が中心となって繰り広げられます。特にfor my ghostは後半の展開に感情が揺さぶられまくります!(東京都・くらうと)
【異性愛者のみなさんへ/オグリア屋】
◆百合・GL短編小説集、過去の恋人と引き離された女が打ちのめされる話、昔あった女に偶然再会する話の2作品。表題作はじっとりとした救いのなさと後味の悪さが印象的で、最高に余韻が残るのでぜひ感じとって欲しい。2作目は少しだけいいことがあったような雰囲気が良かった。(千葉県・山村)
【ぶっきらぼうな君には振り向かせたい人がいる/おこめくらぶ】
●養護教諭の風見先生は、保健委員長になった秋桜に一目ぼれする。何故か秋桜は風見先生にだけはずっとぶっきらぼうなのだが、実は秋桜も先生の事が好きで…。ずけずけ物を言う秋桜に、最初は先生が可哀想にもなるが、実像を知ったら秋桜がとても可愛く思えた。(千葉県・紫部みやび)
【どこへいったの? Where's my Sweetie?/OJISAN project】
◆ノースマンをはじめとしたキャラクターたちがとても愛らしく、絵本として読むのにもとても面白いです。(埼玉県・エウラ)
【MIMESIS/OYAMA.】
●ドムサブユニバースのお話。第二性としてDomとSubが存在する世界で、ある屋敷の御曹司とメイドのお話の始まりが描かれてます。お互いに秘密を持つ二人がこれからどうなるのかすごく楽しみ。(東京都・サンロク)
●性別の他に「支配/被支配願望」の性が存在する世界。気弱な少女・つかさは、大財閥の一人息子・征示のもとでメイドとして働く。俺様系な征示と振り回されるつかさだったが、ある日思いがけず互いの本当の性を知ってしまい――。時に官能的なダブル主従関係の今後が楽しみ。(東京都・まち)
【毎日スキャン!14/OREDAYO】
●本をスキャンして家庭内電子書籍化(自炊)の本です。スキャンのやり方ではなく、注目すべきはその運用! ファイルの名前の付け方に今後楽になりそうなヒントが。私もそうしよう。…そして、コミケで20万円使う人のページに驚愕…。(東京都・ぽ印ツアー ぽぽ)
【ぬいぐるみとしゃべる人/おわかれ会】
●不思議な話と生々しい話、どこか切ない2本の短編を収めたコピー本。どちらも主人公だけに起こった一度きりの経験を語っているという印象を強く受ける。回想的なモノローグや画面に漂うノスタルジックなトーンも相まって、固有の出来事の描写として奇妙な迫力がある。(東京都・げか)
【少女/Kaikanaaaaa】
◆あどけない少女を描いた背景に写す闇を書く手段が飛び抜けて上手いと思いました。素敵な作品に出会えました。(千葉県・麦わら猫)
【築島を歩く。~ハムラカスミの島手帖(1)~/カイコトクワコ】
●宮崎県にあるという築島を観光する女性を描いた漫画です。緻密に描き込まれた絵のおかげで島の雰囲気がよく伝わり、ガイドブックとして充分な読み応えです。自分でも島巡りをしてみたいと思わせてくれる一冊でした。(東京都・三倍酢)
【アラサー女子、漫画家を目指す。/海鮮居酒屋】
◆社畜をやりながら漫画を描いていたアラサー女子が一念発起して、会社を辞めて漫画家になるまでを描いた一冊。即売会の出張編集部やメールで作品を持ち込んで、けちょんけちょんに言われる姿が生々しく、心がえぐられる。それでも描き続ける姿がカッコいいし、尊敬する。(埼玉県・華水)
【七龍街迷記/回転電話】
◆仮想現実の七龍街でバグ報告を仕事とする主人公は、正体不明の女の子・メイメイに出会い、彼女が運営に消されるのを防ぐために奔走する。チャイナガールっぽいメイメイがとても可愛らしい。中国チックで仮想現実の要素を織り交ぜた世界観に惹き込まれました。(茨城県・ウニ)
【ロイド特別捜査官 Episode 0/架空世界広告社】
●人間と同等の地位を持つロボット「ロイド」と人間の漫画・設定集。14Pの薄い本ではあるが、ロイド捜査官の造形やファッション、人間キャラの性格附けは、観る者の想像力を上手い事刺戟してくれる。鋼鉄剥き出しの「ロボット」が主人公の話を見たい人には絶対勧めたい作品。(千葉県・絲)
【廃レンタルビデオ屋の中身を落札した話/風使いのKARASU】
◆Twitter(x)で話題となった松山のレンタルビデオ屋の大量のビデオがヤフオクに出品されているという話の「その後」どのように動きがあったのか知らなかったので、本としてまとめられて楽しめました。変なヤフオクの出品物を買ってみた、というテーマは他の方も書いたらおもしろそうですね。(神奈川県・南方そらみ)
●廃業したレンタルビデオ店の中身がまるまるヤフオクに出品されているのを見つけ、思わず入札してしまった筆者。大量のVHSと若干のDVDが列島縦断する様はまさに圧巻(?)。タイトルにはロマンを感じますが、実際やるとそれに伴う諸作業が大変なのだと痛感しました。(東京都・じびえ)
【四十年前の話/風の気紛れ】
◆朝まで漫研の皆で少女漫画の話…「それにしても刷りすぎたな」と大学生協に委託をしてもらう。40年前の時が真空パックに詰められ今まさに開けたという作品。その時は永遠に続句ことを疑わない「人生はまだまだ長いさ」というセリフに凝縮され、限りある漫画との「時」を偲ぶ。(東京都・ほしのゆりか)
【Three sisters stories/かなりあ食堂】
●三人の漫画家による合同誌。それぞれ一人キャラを持ち寄っての三姉妹のお話。キャラクターに重点を置かれてそれぞれの日常が描かれるのだが視点、描き方がそれぞれ違っていてとても興味深い実験的合同誌。(兵庫県・ぺんたむ)
【おん・ぬく・へろいで・とす・ばむる/kaniyo誌】
●中学校の職場体験で、雑貨屋に来た山野晴瑠璃。本当は図書館希望だったが、じゃんけんで見事に全負けそれでも前向きに三日間の体験を過ごすが、何やらおかしな事ばかり。深遠なる魔術の素質の発掘、それを凌駕する恐るべき不運の確率、別ベクトルが交わっての落ち着き先が興味深い。(神奈川県・ジョン・スミス)
【ゾンビ来ないオブザデッド/かねもとの家】
●スランプに陥った陸上選手の一希。気分転換に住み始めた祖母の家で、ゾンビを本気で信じる隣人・七尾に出会う。生活の全てをゾンビ対策に注ぐ七尾はシュールだが、ゾンビを信じるに至った背景はシリアスだ。生きるために逃げることを肯定するラストが強く胸に響いた。(埼玉県・坂本)
【食べる時も、食べたくなる時も/かねもとの家】
◆読みやすくて、自然と内容が入ってくる作品です。からあげが食べたくなる。(神奈川県・でこぽん☆)
【BEST BUY/カメノコーラ】
◆これ美味しいよね、こんな日用品があるんだなど見ているだけでもわくわくしてくるグッズがたくさん出てきて面白いです。(埼玉県・エウラ)
【身体のお悩みバスターズ 腰痛をやっつけろ/身体お悩み相談室】
◆絵も解説も判り易いです。(千葉県・岩井努)
【土のドーロと雨のパニ/カラマンダリン】
●フルカラーの絵本。鮮やかで美しい色彩に、丸みを帯びたキャラクターが優しく映える。土の子ドーロが、兄弟とはぐれた雨の子パニのため、共に海を目指す。自然現象に「死」は無く循環する、といふのは、やなせたかし先生『アンパンマン』に出て来るユキダルマンの話を思ひ出した。心あるドーロとパニには(身体が溶けてしまふなどの、つまりは自然の法則である)「不自由」さが、そして「孤独」こそが痛みであり死に近いものなのだと感じた。総じて「献身」が強く出てゐるけれども、「自然」といふ何物の都合にも寄らぬ、彼らの母なる存在が"ありのまま"描かれてゐる事がこの作品の核心かと思ふ。(千葉県・絲)
【カワセミカワイイ/カワセミストリート】
◆ポップなカワセミにひかれて見てみたらカワセミをモチーフにして金魚すくいやらメデューサやらアイスなど描いてあって、おどろきました。着眼点がおもしろい。(埼玉県・もとはし)
【Sirius MIKAMI LEMON ILLUSTRATIONS/柑橘騎士団】
●巨大ロボットと女の子の、フルカラーの画集。コメントを読むと、パーツの配置や形状など「現実的か」を検証しながらデザインしていく過程が見られ、いかに難しい作業なのかが分った。パイロットのイメージも連想されてをり、「搭乗」できるロボットが好きな人に勧めたい。(千葉県・絲)
【僕は顔面土砂崩れ/ガンメンドシャクズレ】
◆12個のエッセイ、めちゃくちゃ笑える。しずかな所で読んだらふきますので注意。(東京都・ぴょこっとついんて!)
【はるなつハルシネーション アメリカ ハワイ/きさろは】
●オリキャラのお姉ちゃんと妹の旅。ガイドブックや口コミ上位にありそうな場所は出てこない。それがかなりおもしろい。こういうの欲しかった! かなりハワイに行きたくなりました。このお姉ちゃんの案内でハワイ周りたい。どうして?と思うところも、文化の交わるところに絞ってやさしく自然にまんがの中で語られるのでとても内容が濃いです。最後に表紙のネタ解説もあり、サービス精神旺盛な作者さんで好感度up。次も旅行記出して欲しい。(東京都・ぽ印ツアー ぽぽ)
【きぬた博士グッズカタログ TANU【たぬvol.1】/きぬた研究所】
◆なんでも自分でやる系VTuber「きぬた博士」がこれまでに作ったグッズ200超を紹介するカタログ。もちろんこの本自体も自分で作ってます。かわいいの、かっこいいの、えっちいの、ネタっぽいの、実用的なの、でかすぎるの、全部ひっくるめてきぬた博士なのです。(千葉県・やまさん)
【ベロをレーザーで焼いた話2/キノコの森】
●突如として著者である森キノコ氏に襲いかかる身体トラブル…!! 明かされる身体の違和…!!! その解決への道すじが今ここに…!!! …いや、この著者、なかなかの頻度で身体がトラブルしてんな???とまぁ、読んでて「へぇ~」ってなる舌小帯にまつわる著者体験記!! 果たしてベロをレーザーで焼かれたのか!? すごいね! 人体!!!!(東京都・らっく)
【日なたのシルベチカ/キャベツ農園】
●同じ大学に通う留衣奈とひなは恋人同士。大学2年の春のある日ひなが倒れ、一年間の記憶がすっぽり抜けてしまい…。この一年間は留衣奈とひながルームメートとして出会い、一緒に過ごしていくうちに恋人になった大切な期間。ショックを受けながらも、今まで通りにひなに接する留衣奈に心を打たれました。ひなも記憶を失っても留衣奈への感情が残っているのが最高に良かったです。恋がふりだしに戻っても、前以上に深い絆で結ばれるに違いありません。(千葉県・トモパチ)
【白粉花の告白Ⅱ/旧夏川研究所】
●白粉花(オシロイバナ)種を割ると白い粉が出て来て、それを女の子達が頬に塗る行為を見て居たそんな自分は、幼い頃から近所の年上の女の子との淡い禁断の行為を反芻しながら思春期を経て、現実を見つめ直す白粉花の粉を介して思い出す。過去の自分それは偽りの無い想いだった。(神奈川県・ジョン・スミス)
●同じ団地に住む三歳上のお姉さんによく遊んでもらっていた少年はある日、千円(子供には大金!)で彼女の制服を着るよう頼まれる。以降、時々頼まれては可愛がられる、しかし恋愛未満の日々が。曖昧に浸るうちに終わってしまう関係…夏の終わりに丁度いい味わいでした。(東京都・絶崎)
◆同じ団地に住む年上の女の子に想いを寄せていた男の子の話。かつては女の子の求めに応じて女物の服を着たこともあったが、次第に疎遠になってしまう。オシロイバナの粉を頬に塗るという、恋心と過去に対する決別の儀式に儚さと爽やかさが見えた。(東京都・上山大介)
【鬼宿しの実/今日は寿司!】
◆旅の薬売りと村のはぐれ者、という不釣り合いな2人が出会い惹かれあう。それぞれが親との痛ましいトラウマを抱える故のことか。それでも互いの気持ちが通じ、未来に向けて旅立つ終幕に救われた。次に描かれるドラマも楽しみだ。(東京都・鬼おろし)
【京都の喫茶店プリン大全/享洛食楽】
◆京都にある喫茶店のプリンを紹介する本。京都市内だけでも趣きある店がいっぱいあるけど、それだけでなく府内全域へと足を延ばして取材した数、およそ150。どれほど旅を重ねればここまで訪れる事が出来るのか、脱帽の一言…。この本、京都散策する時には必携です!(茨城県・牛久大仏)
【maimaimaimai mind!(R-side)/きりきりだんす】
◆百合とはキャラの「引力」を描く物だと思う。そこに「SF」という触媒で化学反応を起こし、生成されたのが本作だ。タイムループをくり返しても、殺りくロボを開発しても、卒業式で爆弾騒ぎがあっても、主人公たちが惹かれあう「引力」の強さは変わらない。その絶対的安定性を証明したのが本作の功績だろう。(東京都・百合園芸家)
【メイドさんのいる暮らし/空腹な魚】
◆どこを開いても全部可愛くて好きです。(東京都・nukarumi)
◆ロングスカートをまとったクラシカルスタイルのメイドさんたち。愛らしいだけでなくお茶目、だけど奉仕に関してはスペシャリストなキャラクターたちの微笑ましい日常が描かれています。「ずっと眺めていたいワ…」読むと不思議とそんな気持ちになる作品集ですね。(東京都・みやげやさん)
【A summer diary/くもりUFO】
●突然、現れた宇宙人と過ごすひと夏の想い出を記した日記帳という体のイラスト集。夏の空気感をそのまま保存したようなイラストは構図にも技巧を感じさせ、見ていてワクワクします。驚きの設定も含め言葉では本作の魅力を言いつくせないので、ぜひカラーで見てほしい。(東京都・龍真智雄)
【Astro Summer Glitter/くらげの森のアリス】
●水彩作家・もよ氏が、夏の夜空を彩る星座達を可憐な少女の姿に変身させたイラスト集。例えば、こと座は琴を持つ乙女、白鳥座はバレリーナ、こぎつね座はガチョウがこぎつねと戯れます。神話の世界を萌えの世界に見事に変換した、不思議で楽しい一冊です。(福島県・梁下渉)
【ゆめいろホログラフィ/くらげの森のアリス】
●水彩作家・もよ氏が過去に展示会に出品した作品を収録した、総集編的作品集第2弾。今作は2019年前後の作品を中心に、5㎝四方サイズから数十㎝に及ぶ大作まで180点以上の作品が収録され、2024年現在の絵との違いも楽しめる欲張りな一冊です。入門書としてもおススメですよ。(福島県・梁下渉)
【MADOX-01 guraman2023 承 編/GRUMMANA&】
●自衛隊×パワードスーツ。重装甲外骨格パワードスーツ「MADOX-01」の設定画と漫画。色んなバリエーション(宇宙対応型や潜水型など)やアタッチメント(多関節アーム等)、武装(「大型空母を一撃で撃沈することが可能」な爆裂棒)があり、一種でも多様な活動に臨む事ができる。造形は細かいが、線がすっきりとしてゐるので、全体として見易く、それでゐて暑苦しい感じが伝はってくる。後書きを読むととんでもなく苦しみながら描いたやうで(ドクターストップが掛かってゐた)、それでさへこんなにすごいものが描けるんだと感心した。回復してゐる事を願ふ。(千葉県・絲)
【Midnight Pool/kureiro】
◆リングでとじている写真集で目を惹かれました。ページをめくると写真ごとに違う印刷方法でオドロキ。巻末にそれぞれの紙の種類の記載があるのもマニアック…。メインのくらげもかわいいです♡(東京都・わあい)
◆写真の印刷がきれい! クラゲを細部までじっくり見られて、水族館とは違った面白さがある。(東京都・YASU)
◆製本がリング綴じだったり、表紙に透明のものを使っていたり、こだわりを感じました。写真集として最も色が良く出ていたと思います。(東京都・半田秀一)
【AV女優の仕事/CROSSNEXT】
◆ちょっと興味ある仕事のうら側が知れてたのしい。(?・?)
【リサイタル3/げそてん】
◆舞台の上のアイドルを、いかに人間的に近しい存在に魅せるか。オーディション会場で、妹に向けて歌う主人公の姿がイキイキと描かれている。彼を襲うのは「(自分、アイドルとは)こうあるべき」像。目の前の大好きな人に伝えることに何もかも振り切る姿を見て欲しい。(東京都・ほしのゆりか)
【Ta della Stella Lunare/kerobox】
◆星座とお茶を組み合わせた本でとても珍しく自分の星座以外のページも読んでしまいました。お茶好きとしても色々と参考になる内容でした!(神奈川県・チヨ)
【エビテンネコチャンとおいしいのスケッチ/kerobox】
◆お菓子のイラスト一つ一つがとてもキレイでおいしそうでした! エビテンネコチャンもカワイイ! 紹介されているお店のマップ・外観もイラストで描かれているのでガイドブックとしても良き!(神奈川県・チヨ)
【ヘンゴクのダンス/幻影町内会】
◆地表165センチの高さに空気の断層が現れた世界。低身長にコンプレックスを持っていた木内は、断層を避けるため己にかしづくかのように首を垂れる周囲を見ては優越感に浸っていた。理不尽な環境に悩まされながらも自他の比較を止められない木内の小物感がおもしろい。(東京都・パンダ研)
【ふたりでアフタヌーンティーを[出会い編]/県境の住人】
●製菓系専門生のりつと、不思議なお嬢様・満鶴子の二人が送るシェアハウス生活。その穏やかな暮らしの始まりの物語。当初は抜けている満鶴子に困惑しつつも、心細さを埋めてくれる彼女と支え合う喜びを見出したりつ。二人の和やかな日々をもっと眺めていたい。(東京都・れのそ)
【人魚のいる街-夏のあつい日-/県境の住人】
●6年ぶりの続編。夏の体育祭で二人三脚に出ることになった郁巳と、同級生で人魚の凪。人魚は人間が触れると火傷してしまうだけに秘策を練る郁巳だったが、凪は暑さで練習中に倒れてしまう。未だ遠慮がちだった二人が互いを特別にしていく、その過程が温かみをもって描かれる。(東京都・れのそ)
【For the GHOSTs/原産国】
◆自分が架空の存在であると自覚的な4人のキャラクターと会話し、彼女らの懊悩と舞台の本質に迫る。メタフィクション的視点を交えながら他者への思い遣りと怯えが伝わる温かな会話劇の読み味は独特。ゲームファイルを直接操作する事で物語が進行するシステムが斬新だった。(神奈川県・潮目)
【現に蔓延る異例な転生/鋼鉄皇帝】
◆地獄というのは大変だ。あらゆる人を裁き償わせ、来世へと送る。それも一人一人に合わせて。中でも近頃は「異世界転生」という選択肢も増え大忙しだ。そんな地獄にまぎれこんだとある女子高生と閻魔様の小さいけど、よく生きようと思える話である。(埼玉県・東雲ゆう)
●キコリノさんによる異世界転生もの…!?と思ったら、さすがの切り口でにっこり。冥界にまで侵食するサブカル、すごいな~!(東京都・ひがしやま)
【8月31日/ここ掘れワンワン】
◆小学校最後の夏休み、幼なじみの女子と久しぶりに過ごす熱い夏の日。汗ばむ肌と、思春期特有の体温が漂い、作品からは圧倒的な「夏感」が滲み出ている。「あの時に、ああしていれば…」と、少年を通して自身の後悔を鮮明に思い出させる、まるでタイムマシンのような作品。(東京都・菊之助)
【天の庭、僕だけの庭/コジマコ】
●死後、すべての人が天の庭による救いが約束された国。母の死をきっかけに救いからこぼれ落ちる存在を知り傷ついた少年と植物研究家の交流を描いた作品。柔らかい絵柄で描かれる。少しの切なさと救いの希望を感じるそんな作品です。(千葉県・白瀬)
【The NEXT Station is.../こた工房】
◆自動鉄道建設システムが暴走し、無秩序に路線網が拡大される近未来。世界に秩序を取り戻すため、ワカバとシキが線路を進む。連続構造体系マンガが大好きな自分にとっては、まさに直撃の一作。建築学科出身の作者さんならではの緻密な描写で描かれる無尽蔵川越駅は圧巻の一言!!(東京都・なかやま)
【だからキミがすき②/金色童】
◆丁寧に、心の機微を描いていて続きが気になりました!(東京都・?)
【BLOOM vol.2/confetti】
◆表紙の女の子と目が合いました。かわいらしく、レトロさと現代っぽさの融合した絵が素敵です。(東京都・nukarumi)
【マンションLに希望は置き忘れ/サークルやくいほん】
◆最後の晩餐を終え死地を探していた主人公は偶然出会った老人を追い、3人組の男たちと廃マンションに潜入することに。だが、その尋常ならざる空間にあてられて、一行は徐々に正気を失っていく。謎が謎を呼ぶ展開に目を離せない怪作! 荒いタッチも独特でセンスを感じます。(東京都・5組)
【Sweets illustration/さいとう】
◆今にも食べたくなるようなスイーツが盛りだくさん。色づかいもきれいで、キラキラして見えます。(埼玉県・エウラ)
【水曜日のひとりごと/さいとうさん2】
◆うだつが上がらない様々な世代、性別の会社員たち。彼ら彼女らの生活臭にまみれた悩みは卑近故に身につまされ、どこまでも切実だ。美男美女と言い難くても、一見情けなくて惨めでも、必死に社会で生きている人々の姿は眩しくて、読んでいて元気付けられる。(神奈川県・ショウジョウバエ)
【RAINMAKER/サイレント】
●フランスの漫画であるバントデシネスタイルで作られたサイレントコミック。言葉がなくとも動きや感情が分かりやすく、しかし深く描写されており、最後まで面白く読めた。雨をテーマに物語は展開されるが、なつかしさがどこかに漂い、温かい。国際的にも通用できる作品だ。(東京都・三鷹市民)
【彼女は彼女が好きなのに/坂本寺】
◆レズビアンの波緒が幼稚園生から社会人の間までで好きになった女性に対する想いが込められた連作短編。ポップな絵柄とお洒落なキャラデザが素敵です。Xのポストで心情が吐露されている構成がお見事。同性への恋愛感情に対し感情の解像度が上がっていく様子がリアルで好きです。(埼玉県・七穂)
◆4Pずつにまとまった話が読みやすくて全部可愛い。主人公がポジティブで好感度高い。今ドキのおしゃれ女子の描き方が上手。最後のキャラが良かったからこの2人のつづきが読みたい。(神奈川県・崎濱)
【限界アフリカ鉄道紀行と時刻表/さざなみ壊変】
◆前書きがまず役立つ・重要。"新興国で公共交通機関を使ってはいけない"それをやってしまった著者の苦難の旅路がつづられています。(千葉県・岩井努)
◆実体験+美写真で、想像を余裕で超えるアフリカのリアルを楽しめる一冊。各部屋(寝台列車)の紹介も文章だけでは想像つかない空気を味わえてハマりました。旅行にあたっての注意事項の記載が何ともシュールで笑いました!(東京都・わあい)
【PANDA ILLUST BOOK vol.3/ささのこ書店】
●パンダ好きの作者による、パンダばかりのイラスト集。キャラクター化されたパンダが様々なテイストで描かれ、時には生活感溢れる日常の姿を、時にはシュールでおどけたタッチで、時には絵本のような幻想的な世界観の中に。お気に入りのパンダが、きっと見つかるはず。(千葉県・1000)
【2023/saji】
◆デザインセンス。(東京都・山田創)
【嘗犬の/ざしきねこ】
◆描力。(東京都・山田創)
【あひると二十四節気七十二候/さめのこまど】
◆都会にいるとつい見落とし、忘れてしまう四季の小さな変化。農耕生活で欠かせない天気の目安を記した「二十四節気七十二気候」は、巡る季節の美しさと、生命の力強さを私たちに思い出させてくれる。共感と新たな発見、たっぷりの解説が散りばめられた、珠玉のエッセイ集。(神奈川県・永久)
【(無題)/さるさるの惑星】
●兄に彼女が出来た。好きな女の子は兄が好き。女の子は弟が自分を好きな事を(多分)知っている。弟と女の子の何とも言えない関係がたまらなく好き。(千葉県・クロ)
【image02.txt/37】
●ちょっとエッチな自撮り画像をSNS上にアップしがちな雪谷と、SNS上のエッチな女の子が好きなももの会話劇続編。相変わらずおっさん臭く、ずれた投稿の雪谷にツッコミを入れながらも彼女に翻弄されるもも。二人のやり取りが楽しげで小気味良い。(東京都・れのそ)
【恋煩いとピュア Episode pride/さんぽ】
●バイトの同僚・冬子に告白した透桜子は、告げられた「ごめん」の一言に気落ちし、さらに風邪で弱ってしまう。バイトも辞め、関係を清算するつもりでいた透桜子だったが、当の冬子からお祭りに誘われる。最後の思い出に、と臨む彼女に幾何かでも幸せが訪れることを願って止まない。(東京都・れのそ)
【恋煩いとピュア1-3再録/さんぽ】
●バイト先で出逢った同僚・冬子に片想いをする透桜子の物語、前半三作をまとめた一冊。冬子と仲を深める一方で片想いを拗らせていく透桜子がもどかしく切ない。次回最終回を予定する本作にあってこれまでを振り返るも良し、まだ本シリーズに触れていない人にもお勧めの一冊。(東京都・れのそ)
【泣いてるひばりのゆずれないこと/次亜塩素酸カルシウム】
◆役者として活動しつつ学校に通い多忙な日々を送る立花は、進路について親と喧嘩し飛び出した路上で、偶然泣いている同級生と出会う。自分の道を他人に勝手に決められる事への無力感と怒りは子供らしくも切実。前向きに未来を選ぼうとする二人に若々しい希望と情熱を貰った。(神奈川県・鰊)
◆器用でなんでもできるからと決めつけ専属楽器を変えさせようとする先生、子役にさせ「高校に入っても役者を続けるつもり?」と言い放つ親。涙を流すひばりと「どいつもこいつも勝手だよな」と気持ちを共有させる立花くん。ふたりが譲れない想いを貫く姿にエールを送りたい。(東京都・ほしのゆりか)
【クエスト失敗学 ep20 バグ女神/G-ARTごー】
●無限クエストそれは常世と隔世の狭間に有ると言うその無限クエストに現れる女神の正体とは? 一説には女神は浄化のバロメーターと言われているが、どうも何やらバグってるみたい。転売屋女神ディア、エロ女神マミワタ、新人女神ミツハノメノカミ。まともな女神は居ないのか?(神奈川県・ジョン・スミス)
【Onyx/sEa-PuLsE】
◆興隆を極める王国で蔓延る謎の薬物・Onyx。それは副作用の危険を代償に服用した者に願いを叶える程の力を与え…。不思議なファンタジー世界観を絵と文、音楽の複数面から表現する。時に調和し、時に印象的に歪むオーケストラの音色が、美しく不気味な物語を映し出す。(神奈川県・某太郎)
【万世救済 メシア飯/シオタレコーズ】
◆作り込まれた世界観に緩急つけたジェットコースターのような展開。怒涛の展開にドキドキワクワクが止まらない…。シリアスな場面に容赦なく入れられるギャグ、登場人物のセリフで行われる漫才に情緒が乱される! 食べ物は大事ですよね! 次巻も楽しみにしております!(埼玉県・NA)
【SWEET NEW DAYS/自食第308密造ガレージ】
●キッチンカーの前でバッタリ出会う友人女子二人。わちゃわちゃとしてるだけだったのですが、読後感が「えっちだった…」で、何度も読み直してしまいました。キッチンカーのお姉さんがその一部始終を見ています。「お客さん、こまりますぅ…」まさにそんな気持ちです。(東京都・ほしのゆりか)
【いちごじゃないよ/実家のタオルケット】
◆子どもは親の所有物であろうか問題をザクっと切り込む本作。パフェの上に乗っかっているいちご。それが子どもに例えられている。「そのために産んだんじゃないから」と、自分ら親の面倒を見るべき発言に対して発するその言葉がスルーされる様、娘がかわいいほどにリアルだった。(東京都・ほしのゆりか)
【家族が特殊詐欺に遭った話 犯人逮捕?編/自転車製スター】
◆筆者も筆者の母も被害に遭っているのにすごくいい人だった。自宅に来た2人の刑事がどこかで見たコンビだった。(東京都・えしま長月)
【貴女は狂い咲き/しめ】
●クラスの女子に片っ端から告白し続ける主人公、河合妙が最後に告白したのは、凡人を装うクズこと益川いろり。付き合った後も色々とやりたい放題な益川は犯罪に手を出し、やがて天罰を受ける事に。それでも河合の心に残り続ける程の益川のキャラクター、彼女が然るべき罰を受けたにも関わらず、読者の溜飲が下がらないわだかまりのある読後感は、この漫画の魅力と言えるでしょう。(千葉県・砂村正彦)
【名無辞典/シモムラ@名無辞典】
●天井向きは「仰向け」、床向きは「うつ伏せ」。では横向きで寝た時は? そんな世の中に溢れる「名前のないもの」257個を紹介するのが本書だ。ありそうでなかった斬新な視点に感心しつつ、日常生活の見え方が歪められるような発想と筆力に圧倒された。もの凄い怪作!(東京都・国里)
【行け! 下僕よ!/Xiao】
●気の強い女主人と、それにつき従うロボット?の下僕の話です。下僕は自分の意思で女主人に仕えてますが、胴体を真っ二つにされたり危険地帯に放り込まれたり散々な扱いを受けてます。それでも終盤、下僕に救いのある展開になるのが爽やかです。初の漫画制作のようですが、よく考えられた構図もあったりして漫画にかける熱意を感じました。(東京都・三倍酢)
【生業の島3/車掌少年の小部屋】
●住民が公共の線路に自分の電車を走らせ生計を立てる「泊島」にて、奇妙な同居生活を始めた車掌少年・すぐると運転士少女・いくみ。数日経ったある日、いくみは朝にやり忘れたとある「懸念事項」に振り回される。住民の生活を丁寧に描いた美麗な鉛筆画とともに綴られる物語が魅力的。(東京都・KotaNagatra)
◆世界観。(東京都・山田創)
【桃色パラソル/12月32日】
◆ある日捨て豚(!?)を拾ったことから始まる、奇妙な一人と一匹の生活を描いたマンガ。セリフのない形式と柔らかい絵柄から、物言わぬブタさんとの、確かな交流の暖かさが伝わります。(東京都・アシベキイロ)
【私のためのひと 総集編 2022-2024/終末人類】
●塾講師で詩人の黒澤と、元教え子の叶恵の関係を描いたシリーズ総集編。ある時は本能のままお互いを貪り尽し、ある時は冬の海にただ佇む。いやらしさに時折交差する文学的な香りが、二人の共依存の関係をより際立たせ、理性と本能両方がそそられる。(福島県・浜通り)
【flottant en été/少年スピカ】
●「夏と水」をテーマに描かれたコピック&デジタルのイラスト集。丁寧にお色を選んで創られているので、何度も読み返して新たな発見を楽しんでいます。水面に揺蕩う女の子たち。夏らしい涼し気な装いの女の子たち。この夏にピッタリの作品です。お洋服のデザインも必見です!(埼玉県・ぺけぺけ)
【MIMIKA①②/ZOAL】
◆とーってもかわいくてえっちで装丁もかわいい…。(?・?)
【MIMIKA②/ZOAL】
●兎族の姫・ミミカが発情管理士のカウェンに恋していることを察し、母である女王はカウェンを寝室へ招く。"逆寝取られ"とも言える展開が掟と身分に阻まれた二人の恋を際立たせる。豊満でドSな女王のキャラが圧倒的でおののいた。どうかハッピーエンドになってくれ~!(東京都・としやま)
【あの頃の夢追い人たちへ/SHOKO PEN WORKS】
●自称「しくじり漫画先生」の作者が振り返る、マンガ家を志望した半生の記録。一度は諦めて胸の奥に押し込めた「夢が消えてくれない」のは、それがまさに自身そのものだから。思い描いたようにはいかなかった人生でさえも肯定し、本当の自分が始まった夢追い人に幸あれ。(埼玉県・あまいも)
◆マンガが本当に好きというのが伝わってきてうるっときました。(神奈川県・でこぽん☆)
【人喰い少年と触れられない少女/Chocolat Doll】
◆絵がかわいくてきれい。漫画も読みやすく、続きが気になった。(千葉県・となー)
【ミチヲノボル2057 ―血液が体を巡る為にかかる年数/人地球資料館】
◆「人地球化」という地球に建てられた柱(塔?)を人々が登り、かつ自由意志でその柱の一部となっていくというディストピア感満載の設定がヤバい! さらに紙媒体ならではの仕掛けもあって二度ビックリ! 不思議な世界観を持つ本作をぜひ実物に触れて感じてほしい。(東京都・ノンペルシー)
【辿り着けない星/睡眠(弍)】
◆仲良くしていた人がいつのまにか自分を追い抜いた。残されたのは嫉妬、悔しさ。それが幼馴染であればその感情は強くなる。それでも気持ちを真正面からぶつけることが、真の友情につながるのではないか。そう気持ちよく、さわやかに感じさせた一冊。(東京都・北野さくら)
【魔改造のよる/数字屋】
◆某Nエイチケイで放送されている某魔改造番組のロゴやトロフィーを使った実話。作者様がデザイナーにも関わらず小道具や半分大道具みたいなものを作っていてすごい! なにより苦労しつつも楽しんで作っているからこそのクオリティがすごい!(埼玉県・みなみ)
【金の時計の奪い方/スーパーブルー】
●中二にして町内一のワル(自称)マサコ叔父さんの金時計を剥ぐため、色仕掛けや中二病的なあの手この手を尽くす姿が微笑ましい。力ずくで「なんでもやる」と言って仕事の報酬としてもらえることになったがそれは一枚上手な叔父貴の罠だった。べたなギャグマンガだが、とにかくマサコと叔父貴のやりとりが面白い。(島根県・れっせ)
【キランシャラン譚/すこやかペンギン】
●商業誌は女、同人誌は男が主役がデフォ?なSF話でネオ星新一。もしかして…の仄暗い展開も最後はホッとするふかさく節。美麗でおにゃのこがカワユスの絵柄と一本の連載ができるクオリティはクセになります。稚内さんと10円君もオススメです! 短編に面白さを感じるのは強い魅力ではと思うのですが如何でしょうか?(東京都・ぴの~たろう)
【ホゴバケネットワーク/すこやかペンギン】
●お化けのビジュアルが全部可愛くて好き。壮大な物語の前日譚のようなお話でした。(埼玉県・N太)
●表紙のタイトルがセンスヨシ! ワーーーーーークが長い長すぎる笑。何か始まりそうで始まる一歩手前のギリギリふかさクオリティ。キャラの名前だったりオバケ(にならない不安定な子)の名前だったり言葉遊びも秀逸。そしていつも打破するのは少年…。クレクレ厨ではないがまた読みたくなるんです。(東京都・ぴの~たろう)
【同居してみた。/すずなり】
●年下クンとの同居生活がスタート。マヤは彼に美味しい手料理を振る舞いたくて料理教室へ通うも、そこにはイケメン講師がいて…。前作未読ですが、すんなりと読めました。…えっ!? この二人、まだ付き合ってなかったの!? しばらくは初々しい関係が続きそうです。(千葉県・1000)
【えんむすびの食卓/STARTLINE LAB.】
◆おむすびぜんぜん上手につくれなかった。そんな会話が愛しい一冊。不安定な環境で育ち、家から出てもその環境は心にまで追ってくる。安定した場所を作るために、「何か具体的にした方がいいと思ってるんだ」とおむすびを握る。あなたにごはんを作るということ、じんわりしみます。(東京都・ほしのゆりか)
【脱獄成功 シャドウバンブレイク/STUDIO POO】
◆"騙し討ちみたいなシャドウバンを仕掛けるXはもういいかな…"というコメントが切実。9日間で解除はされたものの、理由は推測するしかなく、スッキリしない。Xに代わるSNSの登場が待たれる。(千葉県・岩井努)
【烏有国主/スタッフWHY】
●最終ページを除けば、今回は下ネタ要素がなく、怪奇伝承色が強かった。いつもながらリアリティある作画だ。(東京都・えしま長月)
【地獄の口、楽園の門/砂場】
●目覚めるとそこは草原。遠くに巨大な円形の物体が見える。それは多くの人間が求めながら「永久に我々には手の届かぬものだ」と語る老人は、主人公にナイフを託すのだった。抽象的な場面が力強いタッチで描かれ、見るものの目を離さない。とりわけ老人の顔の強度たるや。(東京都・げか)
【月出づる街の人々/酢豚ゆうき】
◆ショートショートコピー本。(?・?)
【別冊:スマブラ見てる奴 カメラロール/スマブラ見てる奴】
●1ページにつき1枚、筆者の撮った写真とそれに対するちょっとしたコメントが載っている。他人の視界にお邪魔させてもらっているような感覚がクセになる本。読み終えてからすぐ、何か撮りたくなって散歩へ繰り出してしまった。個人的に特に気に入ったのは「窓」の写真。よすぎ。(千葉県・イマイ)
【無題/0丁目】
●人外、怪異をテーマにしたショートストーリーが3編。共通するのは人の理から外れた存在なのに俗にまみれた存在感が面白い。特に印象に残るのはADHDの人間と相対する妖怪さとり。ADHDの思考に翻弄されるさとりという現代の知識があればこそ成立する怪談なのが秀逸。(神奈川県・量産型)
◆ギャグのテンポがおもしろかった。妖怪さとり、マンガの編集さんになってほしい…。(東京都・かぼちゃぷりん)
●妖怪を題材にした3作の短編集。メデューサと怨霊とサトリが出て参ります。どの妖怪も個性的なのですが作家を相手にしたサトリの話がなかなか強烈な印象を与えてくれました。(東京都・サンロク)
【こんばんは、幽霊委員さん。/全然間に合わん】
●夜中の教室を巡回する「ユウレイ委員」という設定がまず非常に好きなのですが、更に主人公二人のキャラクターややり取りが可愛らしく魅力的でした。もっと、この二人の別エピソードを読みたくなる作品です。(東京都・紅九龍)
【恩送りの花/ソルティ王国】
●シーシャをテーマにした作品は珍しいと思いました。魅力的なキャラも当然ながら、ストーリー展開も少ないページながらわかりやすくかつ詰め込みすぎないバランスがとても読みやすい作品です。漫画的表現が素敵で、背景がとても丁寧に描き込まれており作中の植物の根や風景がとてもきれいで息を呑んでしまいました。(長野県・五更アヤネ)
【憧憬に沈む。/ソルティ王国】
●スランプに陥った小説家とそのファンの少年の偶然の出会いから生まれた二人の特別な関係を描いた作品です。初めての同人誌で初めてのイベント出展とのことでしたが、紙の材質まで表現の一部とされた本でしか表現できない素敵な漫画作品でした。(長野県・五更アヤネ)
【取島りこが取り締まる!/ダイオキシン】
●一日警察署長になったお嬢様アイドルの奮闘記。お嬢様なのに着目する違反行為が現実によくある庶民的な内容なのが面白いですね。(埼玉県・N太)
●一日警察署長に就任したアイドルの取島りこ。本来、広報的な立場のはずのりこだが、次々とせこい違反者達を挙げていく。その熱意の裏にあるのは身内に起きた、ある事故だった。可愛いのに段々口が悪くなるりこが正直で良い(笑)。(東京都・れのそ)
【おばけと私/たうたゆ】
◆とある女の子の元に現れてはイタズラで絡んでくる、髪の切れ端みたいな「おばけ」。イタズラにゲンコツで対応する女の子の意外なワイルドさにクスクス笑ってたら、おばけの存在で意外に女の子のひとりぼっちの夜が温かいものに見えてきて、沁みる1冊。(東京都・菅谷)
【キュウに1000年 その1/たけのこそば】
●序盤、衝撃の展開で脳がバグりそうでした。続きがめちゃくちゃ気になります。楽しみにしています~。(東京都・ポポ)
【森のおひめさま/たけのこそば】
●ふんわりしたイラストと話に癒やされました~。(東京都・ココ)
【ENET 34/たこやき音頭】
◆絵柄がスッキリしていて上手い。内容も最後までハラハラさせながら、あきずに一気に読めた。オチも「アッ」と思わせておもしろかった。次回作も楽しみ。(神奈川県・カオリン)
【きょうの気温は93℃/棚COLOR】
◆このまま行くと本当にこの温度になりそう…という最近の天気。こんな日常が来ないといいな…。(東京都・とむ)
◆サウナの温度は100℃というから、かなりつらい状態だがこんな気温になってもライブはできるのか。「夏に外に出るもんじゃない」との結論に達した本を、真夏のコミティアで売っているのが一番の突っ込みどころだ。(東京都・えしま長月)
【Xのアカウントを乗っ取られたけど1月で取り戻したレポ/卵一個ぶん】
◆Xに個人情報(この作者さんの場合、免許証)を差し出せば、アカウントは割とあっさり取り戻せるという話。差し出さないと塩対応。乗っ取りの予兆があったらパスワードは変えましょうという教訓。(千葉県・岩井努)
【僕は君が死ぬところが見たかった。/ダンガイゼッペキ!】
●泣けないのは決して珍しいことではない。心が追い込まれているのならなおさら。そのような中で偶然が重なり、心開けた友との永久の別れと向き合い、話したかったことが溢れ出たとき、この本を読んだあなたはタイトルを思い返し涙を流すだろう。(埼玉県・東雲ゆう)
【異世界探偵シャルロット/タンジェントエイブ】
◆退出しようとして重要なことを質問したりと、異世界版古畑任三郎とも言える内容だった。異世界物は推理者にしにくいので続きが出るかわからないけれど、これは面白かった。(東京都・えしま長月)
【墓守の花/淡水フォーク】
●お墓参りからふとした縁で墓守と交流する…文字にすればそれだけですが、どこか不穏さを感じさせてくれるところに作者様の特色、そして魅力を見出しました。それは『墓』というネガティブな単語から想起するものではなく、登場人物が抱える闇のようなものではないでしょうか。(宮城県・Mizuho_K)
●これまで多くが謎に包まれていたキャラクターのことが少し分かるかもしれない。どんどんと不穏になっていく展開に続きが気になる話でした。(千葉県・かなた)
【幼なじみが神様に似てる/ちい屋さん】
●小学生から続く男女三人の、少しひねくれた友情物語。嘘と本音を使い分け、自分ではどうにも出来ない環境に抗いつつも、不器用に過ごす青春時代を描く。お互いを密かに神様と思い、生きる支えにする三者三様の繊細な心模様が愛おしい。(茨城県・Mickey☆Bear)
◆神様ってどんな存在だろう。尊敬できる。揺るぎない。慈愛がある…。「人はみんな少しずつ神様になれるのかもしれないね」。登場人物たちが高校生から大学生に成長するまでの時間を、互いを尊重しあい、その友達の中に「神様」の姿を見る…その青春劇を尊く感じました。(東京都・ほしのゆりか)
【悪役聖女も王子様だけはお断り/チェルカ*】
●ゲームの悪役聖女に転生した主人公はバッドエンドを回避するために腹黒王子と対峙する。愛憎が言葉と肉体で交わされるシリアスな展開と、クスっと笑えるコミカルな場面のバランスが絶妙で、読後の満足感高し。冷酷に見えた王子が実は執着心全開なキャラでゾクゾクした。(埼玉県・もちもち)
【#屋外飲酒部/chico*】
●灰色の日常に厭気が差した麦夏。仕事を急遽休んだ勢いで向かった山で彼女が目にしたのは好みのお姉さんとタップルームだった。屋外飲酒×クラフトビールという新境地を経て、麦夏が始める屋外飲酒活動。次のビールとの出逢いは、そしてお姉さんとの進展は、乞う御期待。(東京都・れのそ)
●デザイン会社で働く長谷川麦夏の日常は、くすんだ灰色。その中で突然の休日にやって来た山で見つけたビール店は、麦夏にとって間違いなくオアシスだっただろう。青空の下で飲むお酒の美味しさと、好みのお姉さんとの出会い。麦夏の色づいた日常が幕を開ける。(北海道・はなかわあきら)
【キャプテン・イン・ザ・フィルム/チサト区】
●時は第二次世界大戦中のドイツ。従軍記者のフランクはUボート(潜水艦)部隊の取材を敢行する。目的はただ、戦意高揚のための写真を撮ること…のはずが、次第に艦長・プリーンの人間味溢れるカリスマ性に惹かれていく。夜の大海を進む艦の迫力と、ロマンに溢れた作品。(東京都・CH)
【チャックま物語1「チャックまと出会った日」/チャックま】
◆絵が可愛い。おなかの中から色々出てくる表現が思ったよりグロく感じてびっくりした。絵本も良いけど漫画で読んでみたい。(神奈川県・崎濱)
【「思い出せない夏のために」/chapter22】
●コロナという災禍を過ごした夏の話。あの夏は何をしていたかと問いかけるキャラクターたち。人と交流を制限された閉塞感の中SNSでの交流が重きをなすが、その向こうには人がいるはずなのに「全員同じフォントで同じ見た目で見分けがつかない」というセリフにあの時自分を押し潰していた「何か」の一つがわかった気がした。コロナ禍の空気感というのは思い出したくないというより、覚えていないという事実の切り口が面白い。(神奈川県・量産型)
◆著者がコロナ禍につけ始めた日記を基に描かれた短編連作集。あの頃はこういうのあったなーという思い出がうっすらと浮かんでは消え、デジャブを経験している気分に。現実感の薄いあの4年間で変わったことから目を背けるなという著者からのメッセージが刺さる。(神奈川県・空)
【にきび/chum-group】
◆彼女は、いつもニキビを潰す。ささくれも千切る。枝毛も抜く。そんな彼女を目の当たりにした主人公は物語の中で「なぜか無性に胸が苦しく」一緒に追い詰められていく。惰性にもなろう「生きる」ことを一緒に歩んでくれる人がいることがどんなに力になるか、この作品は訴える。(東京都・ほしのゆりか)
【同人誌、作ろうぜ!/ツインテールとセーラー服】
●中国で小さい頃から同人誌を作ることを夢見ていた作者。高校卒業時に奮起して同人誌を制作し、ハルビンで開催された同人イベントに参加する。ブースで本を手探りで売る姿や、交流の輪を広げる姿がとても初々しく、同人イベントはやっぱり楽しい!と心から思える一冊だ。(東京都・蟹居)
【after all still love/つけあわせ】
◆好きなものを共有できる相手とただの同士でいたいという描写が良かったです。2人のこれまでとこれからがとても気になりました!(埼玉県・浦風)
●SNSを契機にテディベア好きとして友情を深めるヤクザの青年と老人。二人はお互い深入りせずに、好きを追い続けていた。何やら影のある老人が一言、「同志と一緒に自分の好きなものを楽しむ」。って、二人は何の「同志」? 表裏で進む二人の友情の行方が気になります。(東京都・甘党)
【ジト目に弱みをニギられて/ツマサキレーベル】
●とあることから男性の自宅に入り浸るようになった少女が、男性所有のアダルトグッズを見つけてしまうことから始まるイチャラブ。少女であるシズクさんがこんなに積極的で大丈夫なのか?と心配になりますが、愛がお互いを包んでいるのでいいのかな、と思いました。(福岡県・小倉八大)
【絡れ解け/爪弾き者】
●追い詰められていく主人公の心理描写が好きです。モノクロのパキっとした表現や、空間の使い方、時折現れる幾何学模様のような圧力の概念絵(と自分は解釈した)も印象的でした。(東京都・紅九龍)
【カエルのとの/TP63】
◆全体的にほのぼのとしてとてもいやされる作品でした。デフォルメされていない動物たちが織りなす物語もとても大好きです! みんあとてもいとおしい!(神奈川県・チヨ)
【ピラニア/TiTi】
●SNSで事前にお見かけしていて、とにかく作品が本当に本当にすごくて、この作品を買うためにコミティアにきたのだ!と言っても過言ではない素晴らしい話でした。主人公の目がすごく好きでした。次作も楽しみにお待ちしています。(埼玉県・丹路槇)
【Kuroi 本/tetracube】
●韓国のイラストレーター・ddalさんの作品集。淡く優しい色使いで描かれた少女たち、しかしどこか毒も感じさせる。映画のワンシーンかと思わせる構図が、世界観や人物像を饒舌に物語っている。もっとこの人の作品が知りたい、と見る者を動かす一冊だと思う。(東京都・バニーポリスをもっと)
【TOKYO GRAFFITI STICKERS/寺見屋ラボ】
●街中の壁や電柱、その他至るところにスプレーや油性マーカーで描かれたグラフィティ、加えてそれに貼り重ねられたステッカー。毎日毎日描き重ねられ、貼り重ねられる街の風景は明日には違うものとなっているだろう。そんな一瞬を切り取った写真集。(茨城県・イバライガー)
【表情管理係の憂鬱/東京霖雨】
◆強い感情を規制した社会で、肯定的な表情を啓蒙するアイドル。実は生体ロボットである彼女の表情はある男が担っていた。人間の思考も電気信号というのなら、表情の信号からロボットに感情が芽生えてもおかしくない。むしろ一番人間らしいのは彼女なのかも。(神奈川県・喜怒哀ラック)
【性擬態幼馴染 再会編/東横大賞典】
●実験の暴走によっていつでも性転換出来るようになったカップル2人が、1年ぶりに出会う話。元の性別でする前半を、全部読んだ後読み返すと楽しい。後書きで作者さんも語ってる通り、お互いの考えることがわかりすぎてるカップルがたまらん!(埼玉県・gori.sh)
◆男が女になって犯されるのがエロかった。(神奈川県・江戸啓祐)
【おじさんをよろしく 40歳から41.5歳の記録/トーカ】
●派遣で働きながら漫画を描いて暮らす作者の「40歳どう生きるか」をまとめた短編集。丸っこくほのぼのとした筆致で綴られる中年の食事や仕事の日常に、じわりとにじむ自己への鋭い眼差しと苦い切なさ…。四十路を超えてなお、描くことに向き合い続ける『覚悟』を感じました。(東京都・A田)
【人生何があっても生きていくこと/トーカ】
◆コロナ禍ならではのマンガであった。生きることについて考える作品である。(神奈川県・でこぽん☆)
【不死累累!/どーにもならん!】
◆死にたい男と死者の奇妙な物語。ただ、整形のために入院している子が男の子とはすぐに分からなかった。(東京都・えしま長月)
●漫画としての面白さ、物語の優しさ、キャラクターの可愛らしさに心を強く惹かれました。ミステリアスで得体のしれない、天使のような幽霊ちゃんが少しずつ感情を露わにしていく部分が特に好きです。かわいいね。(東京都・紅九龍)
【ウユニ塩湖死ね死ねブルース/ときめきチョップ】
◆テーマが「構造」の作品。表紙とタイトルの力強さで手に取った一冊ですが、読み手側も知らず知らずに構造を理解しようと作品にのめり込んでしまう不思議な魅力があります。一つ一つのネタの笑いもありつつ、おっさんの謎の疾走感とギャグ漫画としての読み応えもグッド。(東京都・人形焼)
【ふみちゃんのマリ/トキワセイイチ制作室】
◆島に独り住む老人の元に届いた一通の奇妙な、けれども丁寧な手紙。差出人は、亡き母の愛犬「マリ」。喋る犬となった彼女は、老人に母の話をせがむ。動物と共に生きる中で、彼らと過ごす日々の永遠を願うことは何度もある。その永遠の叶え方を、老人とマリは私に教えてくれた。(東京都・斗)
【そのはやさで/匿名希望の君の星】
●絵を描くのを止めて3年が過ぎた主人公。そんなある日、同級生だった相川さんが俳優として活躍していることを知る。在りし日の彼女との思い出が過る中、自然と筆が進んだ主人公が後日向かった先は…相川さんの何気ない表情から溢れる目映い輝きに魅了される。(東京都・れのそ)
◆少ないページ数、コマ数でこれだけ話を広げられるのはかなり参考になった。(東京都・ボボボ)
【ぐだぐだ因習村/飛び道具】
●迷い込んだ不気味な村は発展途上の因習村だった!? 見切り発車で始めたせいか村人達の中ですら設定が定まってないグダグダ加減が面白かったです。(埼玉県・N太)
【曖昧/Tomita mary】
●優しい線で描かれた、鮮やかだったりシンプルだったりする可愛い女の子達がギュギュッと詰まったイラスト集。イラスト一点一点の魅力もさることながら本の構成も完成度が高くどのページを捲っても大満足な一冊。他にはない魅力的な癒し系女子達をご堪能あれ。(東京都・東雲)
【WEB LOG/ない花】
◆勢いのある線・色が気持ちよい。(東京都・nukarumi)
【テラノヴァ/長雨出版】
◆休職後の世界についてまとめている本は珍しい。もっと早く読みたかった。イラストもキレイ。本人の実話のため全てリアル。(神奈川県・でこぽん☆)
【社会の歩き方/長雨出版】
◆ライフハック系のいっかい読んでおくとよさげな本。(?・?)
【まもりばな/中村一般】
◆花や葉の流れが一つ一つていねいに絵描かれており、水彩によってあざやかに、やわらかな表現がなされているのが魅力的である。(埼玉県・エウラ)
【高嶺の花とふつうの子/NANOKA】
◆絵が上手。キャラがみんな可愛くて、話もおもしろくて読みごたえ抜群でした。(埼玉県・もとはし)
◆仕事が出来て経験豊富に見えるけど実は処女でウブな高峰先輩と、かわいい系だけど色々知ってる乃々ちゃんカップルの甘々な百合。乃々ちゃんは高峰先輩の事を経験豊富だと勘違いする(これもかわいい)ものの、お互いがお互いをまなざして、自分のしたいと思うことをするという、大切に想う気持ちがあれば良い、となる所がほんわかさせられます。甘酸っぱいお話に、気持ちが十歳くらい若返りそうになりました。ありがとうございます。後、なんと言っても二人の顔が良すぎる…! ストーリーと絵もすごく素敵な大人百合でした。(埼玉県・七穂)
◆メイン2人のキャラクターが良い。すれちがいがおもしろい。高峰先輩がかわいい。(神奈川県・崎濱)
●「シゴデキで恋愛豊富そう」だが実は同性が好きで恋愛に踏み切れていなかった高嶺さんと、後輩で「普通」が悩みの乃々。付き合いたてで迎えた初めての夜、互いにギャップを感じつつも、二人の時間を過ごし体を重ねる毎に自然体になっていく。幸せそうな彼女達の笑顔が素敵だ。(東京都・れのそ)
●会社の先輩の高嶺先輩と、後輩の乃々。付き合うようになった2人は、勘違いからくるすれ違いがありながらも、互いの距離を徐々に縮めていく。人によって「普通」の概念は大きく違うが、この2人なら、自分たちだけの新しい「普通」を築いていけるだろう。(北海道・はなかわあきら)
【morning sketch(朝活スケッチ集)/ナランジャ】
●著者はほぼ毎朝Misskeyでスケッチを公開していますが、それが日々描き込まれていく様子を追うことができる画集です。部屋の内観や家屋などがテーマの絵がじわじわ埋まっていき、それを一望できるのは圧巻です。継続は力であることを強く感じる一冊でした。(東京都・三倍酢)
【極地本 南極のいただきます!…のはなし/南極ポスト】
●第2版になる作品。南極の弱肉強食を描いた本になります。とても装丁が凝っていてページを丹念に読み込みつつ、印刷加工にも目がいってしまう素敵な本です。作者のくまださんのこだわりがギュッギュッと詰め込まれた1冊です。(茨城県・いずみんズ。)
【Travelogue-トラベローグ-/にじいろ*ひろば】
●主に関西の展示会やイベントで活動されている水彩作家・まり子*氏が、自身の個展に合わせて刊行したイラスト集。不透明水彩を使った淡く優しい色使いと、世界観が賑やかに描かれた背景が大きな魅力で、展示会でも高い人気を誇る方です。その魅力に是非触れてみて下さい。(福島県・梁下渉)
【?/にしゅうめ】
◆3冊別ジャンルですごい! 全部おもしろすぎ天才。(東京都・マツムラ)
【エビス映造所で会いましょう。/にしゅうめ】
●アニメ制作会社を舞台に、ド直球の告白を続ける制作進行と、温和かつ仕事も出来る原画マンを中心に展開するお仕事漫画。著者自身がかつてアニメ業界にいたとの事で、業務に関する微細な描写、職人気質な空気がリアル。一癖も二癖もある彼らの今後の物語に期待大。(栃木県・阿部紀巳夫)
【おさげを解くとき/にしゅうめ】
◆絵がとにかく可愛いのはもちろん、話の展開もコマの見せ方も素敵でした。コミティア150で新刊既刊全部買います!(埼玉県・浦風)
【はものども/にしゅうめ】
◆明治、廃刀令の頃。行方不明の名刀「月影」を探す書生とそれを知る士族が偶然、理髪店で出会う。そこに時代に抗う士族も現れ…。武士の象徴たる刀剣も時代が変われば、捉え方も変わる。変化に順応し、強く生きる人間とその営みを肯定してくれるような希望に満ちた作品。(東京都・即裸哲)
【「木島先生はゲームを作ってくれる」/にしんそば】
◆木島先生はゲーム作りが趣味。放課後には子供たちが目を輝かせて彼女のゲームを遊ぶ。だがある日、学校にプロのゲーム制作者が現れて。ツールの普及で誰でもゲームが作れる時代だけど、モチベーションをどこに置くかが重要に。先生の回答はシンプルだけど納得しかない。(神奈川県・ここり)
【にせ犬/にせ犬】
●シュール系の漫画。写真にイラストを合成する形で描かれる。「最近犬飼おうか迷ってて」などと友人に漏らしたのが運の尽き、勝手に「犬」を送り附けられ、しかもそれは犬ではない「何か」だった。主人公はその生命(とも附かない)に「にせ犬」と名附ける。ギャグともホラーとも、どこに向かっていくか分からず、わくわくする。「飼い方」の奇妙な決まり事は映画『グレムリン』を彷彿とさせる。正体は分からないが、布団でスヤスヤと眠ってゐるにせ犬には、邪悪なものは感じられない。(千葉県・絲)
【にせ犬2/にせ犬】
●シュール系の漫画。「ペットとして飼いやすすぎる」生態、にせ犬に気附かない人々、本物の犬に混じって流通など、主人公の周りでにせ犬を見掛ける機会が増えていく。にせ犬の正体や友人の安否も気になるが、そもそも「なぜ主人公だけがにせ犬に気附けたのか」も見逃せないポイント。謎は益々深まっていくが、テンションは変らず日常と平行線に続いていく。きちんと「をかし」く、笑ひと恐さとかはいさとミステリ具合が絶妙。(千葉県・絲)
【すれちがい/似たものどうし】
◆コメディなのか? シリアスなのか? ジャンルのわからないままに読み進めて本当に真剣なのだと気付いた。本気でなければこの表情は描けない。記号ではない。読後に胸がチクチクするこの感覚を久々に味わった。本気で描かれたどうしようもない漫画だ。(東京都・富士山〽)
【偏見のあなた 温泉旅行編/Nino_izm】
●温泉では風呂場えっちは外せない! そんな期待に期待以上に応えてくれる一冊。仲直りの温泉旅行にはしゃぐ女の子がみせる昼の無邪気で快活な姿と、夜の彼氏を誘う妖艶さ、最初は女の子に翻弄されていた彼氏も最終的には女の子を責めまくり…そんなギャップも堪らないです!(埼玉県・NA)
【Forest Shop Girl/にぼしサーカス】
◆イラストの内容だけでなく装丁含めて可愛らしく目を引く一冊でした。(?・?)
【パラダイス/人間事典】
◆人は支えられて初めて人間という社会的生物になるとよく言われる。シェルターで唯一生き残った主人公もその一人であろう。希望をもって古地図をもとに向かった先に待っていたものがどのようなものであれ、主人公は立派な人間になれたのである。(北海道・函野雅)
【宗教の勧誘から逃げ切った話/ネコチャンのニンゲン育成日記】
◆盛ってある話だと思いたい恐ろしい話。宗教も怖いし母も怖い。マザー2だけが正義という世界。勧誘された時には絶対に流されてはいけないという訓話。(千葉県・岩井努)
◆現代版三枚のおふだのようなお話。インフレーションする状況に目がはなせませんでした。(東京都・木村)
【字足らず/ネコチャン村】
◆夜間の学校で開かれる俳句の会に参加する女学生、坂今沙都。タイトル通り「字足らず」がNGとされる不思議な句会。その理由が明かされる後半は「なるほど! 俳句をそう使うのかっ!」と唸らされました。物語のギミックと構成が非常に秀逸な一作。(東京都・アップライド)
【女子高生ダンジョンへ行く/ネコのナントカ】
◆「名前を知られてはいけない」というルールにより「戦士」「忍者」など属性で呼ばれるというアイデアが面白い。「勇者」は登場するのだろうか。名前を明らかにできる相手は現れるかなど、連作に向いた設定だ。(東京都・えしま長月)
【桜新町お散歩レポ漫画/ネットザマリオネット】
●仕事で縁がある場所の桜新町のレポ漫画だったので手にとって読みました。長谷川町子先生作品が街中にあることを地図入りでわかりやすく紹介されていて作者が楽しみながら街歩きされているのもわかる楽しい作品です。(神奈川県・くさやぶりん)
●ティアズマガジンの連載見開き漫画を見て、覗きにいったところ、こっちが本体なことを知り、購入。美術館・博物館レポ漫画として満足。さすが商業誌に連載されている作家さん。中盤の4コマ漫画の枠(わく)に対する考察は、漫画家/「作画ちゃん」的な視点・気づきで良かった。同様に、漫画家/「原作ちゃん」ならではのそれもあったら、もっと良いと思った。(東京都・mlandyl)
【妹が一日一回しか目を合わせてくれない。総集編/NOVELIZE】
●大好き過ぎて兄と相対して話をするのもキャパオーバー気味な妹とのお話総集編。過ぎるくらいの兄リサーチ結果をもとに暴走気味の妹と、彼女を許せる兄の関係に微笑ましくもニヤリとしてしまいました。この兄妹が末永くいい関係でいられると良いなと強く願う。(東京都・にじいもラヴ)
【ゆるっと! 旅日記 ―台湾・大阪―/のら克馬】
●可愛らしくもエネルギッシュな絵で描かれる旅レポ漫画。食い倒れな台湾旅と、ディープでドープな大阪旅。全く味わいの違う豪華二本立て。美味しそうな料理から妖しげな世界まで、振れ幅も情感もたっぷりで描き出す表現力の豊かさに感心しきり。ころころとよく動く表情も楽しい!(千葉県・イマイ)
◆台湾でやさしくされて楽しかった話と、大阪で宿を安く。西成…(ええ…!)とSMバーとトリップと情報たっぷりな旅行記。絵がかわいいのとお話わかりやすいのに同人誌はじめて!! すごい…。(東京都・ぽぽ)
【みじかよのとり/HER】
◆表紙だけで心惹かれるイラスト本!! めくるたびにとびこむ色合いが美しく、アジアンな世界観が刺さりました! 過去作品も含めてもっと味わいたい…と強く思いました!(東京都・わあい)
【ばいくむすめ/車娘誌編集部】
◆キャラがかわいい。設定がおもしろい。表情のバリエーション多い。(神奈川県・でこぽん☆)
【STELLAR BOX/HYPERSPACE】
◆「音楽を作りながら、宇宙をひとり旅する」コンセプトで作られたサウンド。無重力空間を浮遊しているような、ひとりなのに紡がれる物語の中を一緒に旅しているような、そんな気分にしてくれるアルバムだ。心地よい波紋を投げ込むボーカルにも癒やされる一作だ。(東京都・浮遊)
【監禁くんと拷問さん/パコキリン】
◆ちょっと変態な拷問官と彼女に付き合わされる監禁くん。彼らのゆかいな仲間達がおりなすギャグ漫画。エロくあれ! エロい事をしたらエロくない! については同意しかない。プレイ中は弾ける笑顔の拷問さんに萌えるし、拷問が満更でもない監禁さんの関係がツボにハマる。あと、妙にエロい。(埼玉県・華水)
【男二人で vol.1~4 総集編/はじめの森】
◆深夜にいきなり友人からご飯の誘い&訪問。それは何度となく繰り返したパターンだったが、これまでと違ったのはそいつが可愛い女装をしてやってきたことだった…。そんな男二人に芽生えていく、友情以上の何か。二人の発展しそうでしないイチャイチャがたまらなく良い。(東京都・国里)
【Dear "Dear Milk"/payjama】
●この暑い日々が続く時期に美味しそうなアイスを嬉しそうに紹介されてしまっては、触発されずにはいられないというものです。食べ過ぎには気を付けつつ、暑さ対策という大義名分のもとに数々のアイスを味わってみようと思いました。(宮城県・Mizuho_K)
◆ただひたすらに明治のアイス「ディアミルク」はいいぞとアピールしてくる本。まあ美味いんだから仕方がないよね。まんが部分で理論立てて迫ってくるのもいいんだけど、1枚絵で美味しそうに食べるイラストがまたいいんだ。ディアミルク、発売から1年弱経ってまだ普通に買えるのでわたしも助かってますよ。(埼玉県・gori.sh)
【イビルアイを開く/payjama】
●物体を観測するのみならず視覚では認識し得ない情報を読み取り、果てには物体の持つ意味を改変し得る力を持つ『サードアイ』『イビルアイ』について語り合うお話、とても興味深く読ませていただきました。超常的な力を理論的に説明する流れは、実に私好みです。(宮城県・Mizuho_K)
【化学物質過敏症の記録/ハスハ】
●タイトルのとおり、著者が罹患している化学物質過敏症という病気の経過や病院受診の記録をまとめた本。モノローグと背景絵のみで構成されており、著者が主人公として登場するようなエッセイ漫画の形式はとっていないが、そのことによって余計な脚色が省かれ、純度の高いノンフィクションに仕上がっている。かといって味気ない事実の羅列にもなっておらず、モノローグの配置や背景絵とのバランスは実に詩的で読み物としての完成度は高い。日付とその日行った場所だけのモノローグが淡々と繰り返される部分は著者の焦燥や忍耐、懊悩が胸に迫るようで印象的だった。著者の病気が快方へ向かうことを祈る。(長崎県・4番線)
【いい塩梅に/肌身離さず離されず】
●仲良し少女の藤田と凛。二人の何気なくもいとおしい日常を心温かな視点で楽しめる作品。見落としがちな日常の良さを楽しむには、相手の笑顔や仕草が好きという想いの良さが始めの一歩と再認識する。作者の人の良さを感じるデフォルメ的でオシャレな絵柄も魅力的。(東京都・天真爛漫)
【百合印の缶詰その3(私の好きな匂い)/PatioGlass】
●プールの「匂い」が好きな中学生・川見美央。1人で泳いでいる時間が好きな彼女の世界に割り込んで来た飯田は同じスクール上位の黒帽子。性格も違う彼女に戸惑いながら、なかなか勝てない相手に惹かれて行く。そして、突然の別れと再会プールの匂いと相手の甘い匂いフェチ度MAX。(神奈川県・ジョン・スミス)
【怠惰な人間にはドライブの旅が合うかもしれない/発酵メロンお漬物】
◆イベント+ライブに行く話。車だとメリットだらけ!! 車にのりたくなる~。(東京都・セト)
【妖精侵蝕/はつゆきや】
◆汚染された世界で人間と妖精が出会い、自らの都市のいびつな構造に気付く物語。理解し合えない精神構造の描写が真に迫る中、中でも特異な存在であるリッカ…心引かれざるを得ないって! ユートの心の変化も良かった。アクションあり駆け引きあり、一気に読みきってしまった。(千葉県・¥)
【果野旅帖 vol.1/果野】
●サークル主の果野さんの旅日記。第一回は青春18きっぷで行く中国奥地ローカル線巡り。情緒ある旅の感想も面白いですが、加えて果野さんが描く風景の描写が臨場感溢れていて息を呑みます(そして自画キャラは可愛い)。津山線に因美線と様々なローカル線や、美作滝尾などの駅の話を読んでいると、旅に出たい欲が沸々と…。精神に限界がきた時は旅に限ります。(千葉県・トモパチ)
【31/鳩に学蘭】
●2人の作家によるネーム交換共作本。点つなぎと視線のドラマを組み合わせた実験的な画面で、あたかも視線誘導についてのマンガのような「ほっぺ」。詩的なフレーズと無人の学校の風景のモンタージュが抒情的な「転校」。両作とも儚く繊細なビジュアルが魅力的。(東京都・げか)
【愛、超えてんじゃない?/ハトの間】
◆握手会で大喜利されるインターネットオモシロアイドルと、惚れっぽくて4回のスキャンダルの末テレビを干された稼げないアイドル。この主人公ふたりのキャラクターがめちゃめちゃ濃くて、その濃いキャラクターが全力でぶつかりあう作品。ギャグと純愛の両方がMAX。(埼玉県・gori.sh)
【アナタのメイド型アンドロイド/バナナ書店】
●癒しが得られると、たぶん出るボーナスを見込んでメイド型アンドロイドを購入した主人公。しかし、家に届いたのは、喫煙するわハリセンでツッコミを入れるわのトンデモなメイドだった…。ヘタレの主人公を相手に強気のメイドが、勢いのあるボケを繰り出して暴れるギャグ本。ページをめくるたびに大ゴマでボケがあるので、最後までページをめくる手が止まらなくなる。こんなメイドと暮らす主人公は大変だろうけど、この二人のやりとりをもっと読みたい!(神奈川県・JON)
【一緒に笑って/Vanity Bunny】
●狐の女の子の紅瀬牡丹と兎の女の子白雪薺の日常を描いた百合。牡丹は天真爛漫で元気なのに対し、薺はクールでおとなしい性格なので、そんな性格が正反対の2人のやりとりは見ていて楽しいです。しかし牡丹の前では楽しそうにふるまう薺にはどうも隠し事があるようで…。楽しい雰囲気と垣間見える違和感、楽しさと切なさで胸がいっぱいになります。2人は絶対に幸せになってほしいです。(千葉県・トモパチ)
【わたくし数十億年ぶりにオリジナルお漫画を描きますわよ!-改訂版-/HAPPINESS】
●三ツ星迷先生は、中世貴族ラブロマンスのコミカライズ仕事で何とかやっている漫画家。しかし彼女はそういうのをもう描きたくない!と一念発起し、癖ダダ漏れのオリジナルを描こうとする。需要と当人の欲望が一致しない悲哀を愉快な形で見せてくれる作品だった。現実はキビシイネ。(千葉県・紫部みやび)
【窓辺のあなたへ/ハルシカ】
●平凡なパート仕事で生計を経ててるミドリ。ゆるやかな地獄の渦中と自覚しても変える気力も無い。そんな中、不思議な子供から「アオイちゃん、海を見に行こう」。冗談かと思いきや、真剣な態度に絆されて海へ向かう不可思議な二人の関係。子供の言動から生まれ変わりを推察するが。(神奈川県・ジョン・スミス)
●部屋に飾った写真がきっかけで出会う主人公のミドリと不思議な少女ムツミ。いつか海を見に行くと約束した2人に訪れるささやかな救済。ラストシーン、どのような景色が広がっていたかは登場人物のみが知る描かれ方をしており余韻を感じさせる話です。(東京都・オガワラ)
【一緒に遊ぼう/春野 真冬】
●マンションの上下階で、糸電話で秘密の交流をする小学生のユウキとアユミ。二人は、「一緒に遊ぶ」という願いを叶えるべく脱出を決意する。読者をもマンションに閉じ込める閉塞感と不穏さが漂う中、願いは叶ったのか? 17時を告げるチャイムの先の世界は、二人しか知らない。(東京都・道)
◆絵がカッコいいー定点。(東京都・マツムラ)
【マイ・リトル・クイーン/ハルモニウム】
◆マフィアを生涯の天職と自認する凄腕リベリオの次の仕事はボスの愛娘アリスの護衛だった。将来碌な死に方をしない覚悟をしていた本人の心と裏腹に護衛対象の少女から猛烈なアプローチを受け、ただタジタジ。徐々に新しい生き方を模索するまで、今後に幸あるよう祈りたい。(東京都・表裏)
【犬/PETER MANN】
◆犬って、飼い主の外出後何してる?私のことどう思ってる? 来世は動物に生まれ変わりたいと願いつつ、覗いてみたら…意外とブラック!? 人の姿に扮した犬と、犬の姿に扮した人間が生きる世界に漂う不穏さ。読了後、自分はどちら側なのだろうかと、不安と恐怖が忍び寄る。(東京都・夢)
【餃子のこと/ビールの放課後】
◆ものすごい餃子への熱を感じました。餃子そのものの起源から各地で根づいた餃子の種類まで一つ一つ簡潔にまとめられていてすごいです! 何より参考文献の数が商業本レベルで相当な労力がかかっていて、好きというのがじんじょうじゃない程伝わってきました。(宮城県・ハイドロ)
【Space/日辻会】
●勉強のために自分だけの空間が欲しい受験生の主人公。路地裏で営業する怪しげなレンタルルームを発見するが、そこは時間の流れがおかしい亜空間で…。エッセイ風の導入から奇譚へと展開する手際もさることながら、現実へと戻りつつささやかな変化を描くラストも見事。(東京都・げか)
【お前が女になるんかい!/羊の古書店】
●性別を問わず可愛いと言われる徳川健次郎と、親友の早瀬日菜。健次郎が女だったら付き合ってもいいと言う日菜だが、性転換したのは日菜の方で…? 健次郎と日菜の渾身のやり取りに、2人の絆の深さが良く表れている。この2人なら、いつまでも親友だろう。(北海道・はなかわあきら)
【真夏のデイドリーム/1000】
●病弱だったマリーにとって、はじめての学校のはじめての夏休み。休み中はプールにお祭りにオシャレといろいろ遊びたいマリー。果たして彼女はどんな夏休みを過ごすのでしょうか? 一方クラスメイトののわちゃんは両者や親友(と本人は思っている)のマリーにも会えなくて寂しそう。そんな人間関係が不器用な彼女に手を差しのべる方が来て…? 主人公のマリーを始め、キャラが可愛くてクスッとしてしまう素敵な作品でした。(千葉県・トモパチ)
【冥途/ひとり文庫】
●かつて「集会」で出会った友人との思い出を振り返る主人公。私たちは仲が良かったのか、あるいはそうせざるを得ない環境で出会っただけだったのか。答えを知る術は無い、それでも…。次第に輪郭を結んでいく過去に緊張感は高まりつつ、不思議と爽やかなラストが心強い。(東京都・げか)
【失敗することが仕事になった話/ヒマラヤ海溝】
●失敗したら報奨を得られると聞けば気楽に仕事ができて収入も得られると思えそうですが、失敗という結果から生じる心理的負荷と天秤にかけてどちらに傾くだろうか、という話でもありますね。これが天職だと思えない人ならば、失敗を糧に成長する伸びしろがありそうです。(宮城県・Mizuho_K)
◆主人公が満たされない理由は、失敗件数稼ぎだけでそれを生かせることができていないから。「失敗から学ぶ」の本質に迫る哲学的な話だった。(東京都・えしま長月)
【コミケ帰りに8千円落とした話/ぴょこっとついんて!】
●日々、限界まで活動なさっている作者様の、いろいろなくした体験記。結構、取り返しのつかない状態になってるパターンが多く、読んでいる分には面白いですが、ご自身は大変ですよね。米びつのコマの表情が、実に新鮮でチャーミングです。最後のエピソードだけはハッピーエンドかと思いきや、複雑な表情なのが楽しいです。豪華なゲスト様のかわいいページも素敵です。(千葉県・りみてぃ)
【まんがにっき/ひよっこ。】
◆ご自身の日常をやわらかなタッチで描いたエッセイ作品。人生なんて、家族と少しの良いこと、少しの失敗があれば十分だと、前向きな気持ちにさせてくれる。ただ、おばーちゃんの話は他人の家族の話なのに涙腺が刺激されたよ…。おばーちゃん、いつまでもお元気で。(東京都・足袋の助)
【Nights Bright Days/びりおんみくろん】
●夢干渉機の被験者になった青年。不運な人生を送ってきた彼だが、夢の中の少女に強く惹かれて…。研究者の博士の知的で哲学的なセリフが心地良く、ぐいぐいと物語に引き込まれます。クライマックスと共に訪れるラストシーンが美しく、この後の彼らの事に思いを巡らせました。(東京都・ムツキ)
【自由研究/昼寝堂】
●夏休みの自由研究で少女が爆弾を作っている。なかなかうまくいかず苦闘する。そして訪れた自由研究の発表の日、彼女の作った爆弾は…。ラストに息を呑みました。(神奈川県・村)
【Retrospective/Hiroko】
●太いはっきりした線とパステルカラーの色合いが華やかなHirokoさんのイラスト集。活き活きとした瑞々しさが感じられ、どこかフレグランスないい香りが紙面から漂ってきそう…。女の子の顔は瞳がぱっちりしていて、目線が合うとちょっとドキッとしてしまいます。(神奈川県・春先ラジオ族)
【フレイアの魔性/pharmakon】
◆愛を求め続ける亡国の姫・フレイアと、彼女を愛するが故に全てを奪った軍人・アロルド。長編を活かし、じっくりと綴られる二人の恋模様を、ドギマギしながら見届けました。フレイアの魅力を引き出す様々な表情や体のラインは、まさにタイトル通り魔性を感じさせます。(東京都・森珈琲)
【IRUKA2/forbit】
●小学生の少年・入嘉(いるか)の日常を描くシリーズも『prologue』から数えて3冊目。学校でクッキーを配る計画がひと段落したと思ったら、素敵な同級生園田くんが登場してワクワク。長期シリーズ的なゆったりとした進行で細やかな出来事を拾う筆致には安心と信頼感がある。(東京都・げか)
【憧憬/ふっくら優しい肌ざわり】
●表紙から分かるアクション。期待を盛り上げてくれる作品は人々が求める人知を超えた「悪魔」の力を求めてイケニエが捧げられるところから始まる。少女を救おうとする少年。少女を殺して「悪魔」の召喚を阻もうとする彼。互いの正義をぶつけて戦うシーンは見どころです。その戦いの結果もご注目ください!(茨城県・いずみんズ。)
●少女を贄に災厄を召喚する計画の阻止。同じ目的の為、召喚前に贄を殺さんとする男は少女を護る少年と激突する。手を汚す道を選んだダークヒーローが最善の道を諦めない正義に反発しつつ惹かれる展開、最高です。和解からの共闘、バトルの連続で少年心は燃えっぱなしだ!(神奈川県・くらげ)
【徒花の冠/船着き場】
◆絵やストーリーの構成がとても上手で物語もすごく良かった。(東京都・ねこ)
【シン・欧州食べまくり/Flying Panties】
●美味しそうなご飯の描写に圧倒された本作、巡っているお店群が色々な意味でハイレベルな所ばかりで、自分では中々行けない場所のご馳走の数々を堪能させて頂きました。旅先で、地元で美味しいお店を見つけに行きたくなる。旅心と食欲をそそる素敵な旅行記をご馳走様です!(東京都・天馬)
【自販機グルメの旅vol.9/Planet★Blues】
●著者が全国のレトロなグルメ自販機(うどん・そば中心)を尋ねて食べ歩く、人気シリーズの第9弾。今回は以前から要望が多かったという北関東の自販機が収録されています。際立っているのは群馬の台数の多さ。お店も個性派揃いですので、お出掛けの参考にどうぞ。(福島県・梁下渉)
【~密着~消防24分 死者への冒涜編/ぷりんはるまき】
●消防署密着ドキュメンタリー番組! でも密着時間24分!という痛快ギャグ漫画。「深夜アニメの尺かよ…」とかの小ボケから、漫画ならではの大ボケまで、これでもか!という程つまってる大変お得な一冊。漫画じゃなきゃ出ない元気がここにある。(神奈川県・えらいこっちゃん)
【冥土絵師のゴーストライター/ふるいほう】
●幽霊となった故人に安寧をもたらす『冥土絵』を制作する絵師の少女と、幽霊となった青年画家の出会い。故人が道に迷うことのないように、そして未練が解消できるように居場所を与え、笑顔をもたらせる冥土絵師の仕事がとても素敵です。続きが出るなら是非読んでみたいですね。(宮城県・Mizuho_K)
◆現代日本画界の鬼才として嘱望されながらも夭折してしまった秋田。遺族は彼を供養すべく冥土絵を依頼するのだが…。「天職」に就き、死後の居場所を得た秋田の表情に「生の充実」を感じた。(東京都・上山大介)
【#脚部 look up/プロペラプロンプト】
●女の子の脚に重きを置いたイラスト集。作者の脚線美に対するこだわりを随所に感じました。脚フェチには間違いなく刺さる作品だと思います。(埼玉県・N太)
【ひまわりの向く先に/ふわふわライオン】
●フェーちゃんは朝の静かな通学路が好き。でもいつも何故か一方的に好かれているケイに邪魔される。落ち着きがなく、見た目も含めてクラスで浮き気味なケイだけど、内心では彼女のことを…。キャラの表情がとても豊かで可愛く、最後に明かされる正体で納得。ほっこりしました。(茨城県・みゃーこ)
【癖×暴露/癖×暴露】
◆R-18ではない表現でのヘキがつまった本。よかったです、直接的でないフェチ感とかが…。義体系もあってよかったです。(?・?)
●7人の漫画家による合同誌。参加者全員が各々、魅力あふれる絵を持ち、テーマへのアプローチが個性的で作品の見せ方も上手い。収録作「幼馴染の女の子」(蒼月たかし氏)がヤングジャンプのスピード漫画賞で大賞を受賞するなど、「才能の見本市」を形にしたような一冊。(東京都・漫画読み)
【ぽよぽよにさわりたい!/べべべ】
◆ある事がきっかけで、ふくよかな男子高校生と彼に魅了された不良少年がお互い下心を隠しながらデートして、絆を深めてゆく。手の伸ばし方がわからない不良少年の懊悩と、純粋な顔をしながら下心を隠した…と思いきや純粋だった男子高校生のやり取りがかわいらしい。(埼玉県・宮乃)
◆ふくよかな男の子とその子の腹にふれてしまい忘れられなくなる男の子が歩み寄る話。正直で正しい男の子が幸せになる話はとても良いです。(東京都・381)
◆絵がうまいーはなしもおもしろいーもえる。(東京都・マツムラ)
◆漫画が面白かった。絵がまず美しく商業誌かと思った。(東京都・ゴゴ)
【量産機/ペンギン好きを貫く】
●フルカラーの世界観・機体設定集。ロボットデザインを初め、パーツ解説や重量・EN出力などの「スペック」が満載。収録されてゐるのは計20体で(企業は9社)、一人で考へるのは大変だったと思ふ。戦闘ばかりでなく土木建築といった作業用のラインナップもあるのが良い。(千葉県・絲)
【惑星の君と/方位磁石】
◆セリフが、表情が、とても素敵で引き込まれました。(東京都・?)
【KAWAII metamorphose/宝石とネオン】
◆イラストが可愛いのは勿論、きちんとしたロゴがあって参考文献も載っていて、とても完成度の高いご本でした。自分もこういう本が作りたい!と思いました。(?・?)
【何でもない日/北羽】
◆ギャグマンガでありながら役に立つ話が時々あってよい。(埼玉県・tym)
●恋人同士の、他愛もない会話劇。…だがその話題は「エロ漫画の閲覧履歴から見る互いの性癖」から「友達の性病」まで、開けっ広げにもほどがありすぎる! だがその無遠慮さに、かえってお互いの愛情を感じて微笑ましい。慎ましくもプラトニックでもない「痴話」を是非。(東京都・のふろす)
【HOSHINO YURIKA COLLECTION/ほしのゆりか】
●表紙の着替えイラストもかわいく目を引く本で、中を見ると私の手元にある本の表紙があり、紙でこんなに色味が変わるのか! このサイズで見る迫力もいいなあと見とれて。リズミカルなイラストって表現があるかは謎なんですが、この絵の前後は動いているし、目を離したらこの絵だって動き出しそうなイラスト。滲んで混ざる色も好き。露出度は決して高くないのに、女の子のふわんとやわらかそうな感じは伝わって…きっとこの先何度も見ることになる本です。宝ものを買いました。(東京都・ぽぽ)
【日用の糧/ほしのゆりか】
●欲望。人間が生きるために必要な食事。食べる事で成長し、過食に恐怖すれば摂食障害になる。なんたることか。人間はこんなにも矛盾を抱きつつも生きている。愚かな生き物だ。そんな考えが過ぎるが食べる事は止められない。人間なのだから。(茨城県・いずみんズ。)
●食べるということは生きるためにとても大事だからこそ、神への祈りの言葉の中に「日用の糧をきょうも与えたまえ」と出てくるのだろう。だけれども現代日本に生きる我々は、簡単に手に入る日用の糧なので、食べる量も質も選択して生きることになっているように思う。この前提がある中で、体に悪い・太る・どこで満足するのか悩みながら食の情報を見ないように聞かないようにするのに向こうの方から情報はやってくる。逃げ場がない。当たり障りのない会話でも天気予報と今日の飯というのがあるくらいだ。食に関して書いているが、本書の中でも他の欲の扱い方にヒントがあるように思うと書かれていて個人の静かな戦いを見た。(東京都・ぽ印ツアー ぽぽ)
【香港2014-2024/ぽ印ツアー】
●香港。イギリス統治があり中国返還という荒波を受けても魅力的な街。楽しい買い物!美食!観光!の魅力的な街の楽しさを詰め込んだ旅行記漫画。作者さんが本気で楽しんでるんだな~!という、薄っぺらい紹介じゃなくて体験記として生の感情が分かる作風が凄く良い。おかげさまで香港の食べ物話が本当に美味しそう過ぎて現地に行ってみたくなってしまうくらいだ!(埼玉県・TNP)
【花畑計画/ほとおり天文台】
●セーラー服の可愛い二人の表紙に惹かれ買いました。素敵な夏の終わりにピッタリな小説が大好きです。大人達に引かれた運命のレールから逃げ出す二人。その二人の行き着いた場所が美しい花畑に囲まれた知らない駅。透き通る青空と花畑。地方の秘境駅が大好きなので、そんな駅に行った時は、二人のような仲良しのカップルが青春してないか探してみたいですね。情景の織りなす美が、頭に描ける素敵なお話でした。(静岡県・コシモ)
【目の縁、溢れた魚/PONUNF】
◆絵・話ともに引き込まれ大変面白く読めた。(千葉県・猿橋)
●川を流される死体のような何かを目撃してしまった主人公は、超常現象部の先輩に助けを求める。閉塞的な家族関係のなか、もどかしい現実と嫌な夢を行き来する主人公。その先行きを先輩と川の流れが不意に照らすラストが心地よい。確かな筆致とユニークな感性が光る傑作。(東京都・げか)
【死肉道路/ほねずき店】
◆うごめく「死肉」に囲まれた絶対絶命の終末世界。この中に生きた人間はいるのかという不穏さとシュールさで送る、少女2人と取り残された人類による、ほのぼの日常? よくわからないけどクセになるので、このまま彼女たちを眺めていたいのです。(東京都・灰人)
【隕石落ちてこないかな こないか…じゃあ頑張るか… 後編/ほむらみち】
●贅沢でもない、強欲でもない、ただクラスメイトのみんなと縄跳びを成功させたい…そんなささやかな願いを叶えるための努力。努力の継続と言うは易く行うは難しですが、周囲の支えや理解があれば着実に歩み続けられるだろう。そう思わせてくれるお話でした。(宮城県・Mizuho_K)
【七秒ワルツ/まーBOX】
●電車のホームにてまんまるボディのおじさんとバレエを踊る女子高生のお話。前半部分で明るいコメディかな?と思いきや後半の展開から最後のページに至るまで読書後の爽快感がある素晴らしい作品でした。登場人全員の豊かな表情も好きです。(神奈川県・jena444)
【奇譚の回廊/麻辣胡辣湯】
●恐らく元は中国語。三篇からなる翻訳漫画。それぞれ2~5Pと短いが、ブラックユーモアとオチがあり面白い。魔界の万屋、殺人鬼、霊退治の道士、と短篇ながらもキャラクターが背景にガッチリと嵌まり、彼らの「日常」がありありと目に浮かんで来る、生き生きとした作。(千葉県・絲)
【祝祭に飾るもの/makina】
●幻想的な雰囲気に圧倒されました。シリーズものの最新のお話のようですが、絵の雰囲気もストーリーの雰囲気もとにかく幻想的で素敵です。不思議で、優しい漫画。心洗われました。(東京都・りんごーる)
【傷だらけの盤の上/まぐろらーめん】
●顔に傷を持つ帆鷹は、ある日街で倒れた所を、仮面の男に助けられる。男はチラシを渡して去ったが、そこには信じられない程高報酬の仕事が…。帆鷹も仮面の男も出会いを通じて解放された事で、自分もほっとした。最後に帆鷹が子供達と遊んでいるのは、男の作ったゲームだろうか。(千葉県・紫部みやび)
【わたしのクールメイド道!/makotone】
●メイド喫茶の新人、スミレ。教育係のモモは可愛く接客をこなす模範的先輩メイド。しかしスミレにとってモモは可愛すぎた…スミレが目指すのはかっこいいメイドだったのだ! 理想とは反対の先輩の下で奮闘するある日、スミレはモモのある面を見る。モモ先輩に接客されたい!(東京都・絶崎)
【MUSEUM OF MARITIME SCIENCE PHOTOBOOK 船の科学館写真集/街の風景】
◆個人的に思い入れのある建物だったので表紙をみて思わず手に取りました。一枚一枚の写真の構図がカチッとキマっていて綺麗で、マットでザラザラな紙質が、写真集ってテラテラなのかなと思っていた考えを吹き飛ばしました。カッコいい!(東京都・わあい)
◆仕事の行き帰りに船の科学館脇をよく通るのですが、ありし日の風景が見られてなつかしく思いました。平成も遠くになりにけり。(東京都・ai.KYU_a@青)
◆閉館して間もなく無くなる船の科学館をしっかり撮影していて良かった。(東京都・半田秀一)
【終端駅vol12/まつの駅舎】
●著者が全国に点在する、起点・終点の駅=終端駅を巡ったシリーズの第12弾。今回の目玉は北海道・留萌本線の石狩沼田駅で、3年だけ終端駅を勤めた後、2026年3月には留萌本線と共に廃止される駅です。他にも根室駅等、旅行気分と時代の流れの無情さを味わえる一冊ですよ。(福島県・梁下渉)
【推しが日本に来たので全力で推したら「その推し活グッズ俺にも売ってくれ」って本人から言われたレポ/マドプラ】
◆推し活の行き着く究極系、ご本尊に喜ばれるwin-winの関係が体現された一冊。筆者の推しに対する情熱と行動力が圧巻で、もしこの現場に居合わせたら全く知らない相手でも一緒に応援したくなる、そんな楽しさがいっぱい! こんな風に全力で推されたら鳥肌立っちゃうのわかりみしかない。(大阪府・くましー)
◆エモさと熱量がすごい。自転車ロードレースについて知らなくても、テンポよく読めて、自分まで胸が熱くなった。(東京都・YASU)
【あくのまにまに/MANIMANI】
●色んな悪魔の短編ですが、七つの大罪の悪魔はどれもキャラが立っている。一番のお気に入りは強欲のマモン。強欲と言うかセコい言動がステキ。(千葉県・クロ)
【水草物語 1/mahorama】
●隣席で不登校の古崎さんの家にプリントを持っていった日から彼女と仲良くなる、みき。母親が登校を禁じているというちょっと大人びた彼女は、自作の漫画を読ませてくれるようになって。秘め事めいた2人だけの空間。少しのバランスで崩れてしまいそうで、続編が気になる。(東京都・奈子)
【カラダココニアラズ/まよい戸】
◆主人公は任務のため地球の少女に擬態している宇宙人、だけど地球の少年がちょっと気になる。そんな二人が少しいい感じになっていたその瞬間、突然の帰還命令が…!? 結末がちょっと意外で、思わず微笑んでしまう。宇宙人のビジュアルもあいまって、とても可愛らしい話だった。(千葉県・¥)
【「魔法使いのお時間よ百六百七」 ~人生の行列と魂の形~/まり王】
●洗練されたデフォルメイラストの可愛らしさと、端的ながらも真を突くようなテキストに惹き込まれました。世界観も好きです。(東京都・紅九龍)
【物詣狸道中6/マルギョワン】
●フルカラーのシリーズ最新である6巻は、いよいよメインキャラの一人に暗い影がさします。ラストでは予想がつきつつもあって欲しくない展開で幕切れとなり、以降も引き続き読みたくなるシリーズです。(東京都・三倍酢)
【さらばロックンロール/丸田マノの本】
●バンドをかじった人間としては、音楽を題材にしている作品は単純に嬉しく思ってしまいます。作者様がバンド好きということもあり、楽器を始め、演奏シーンはとてもリアリティがあり、躍動感も感じられました。表題から見て取れる、音楽がテーマと思いきやのまさかの最終盤の展開にも驚かされます! 音楽好きさんには特に、一度読んでいただきたい作品です。(埼玉県・Apollo)
●自分が音楽好きなのもあって、興味深く読みました。ボリューム満タンで読み応えあり。結末も良い意味で裏切られた感じ。別の世界線もあったのかもなーと想像も広がり良い余韻です。(埼玉県・まぶり)
◆光る才能を持ちながらメジャーデビューを諦めたミュージシャンと敏腕音楽プロデューサー、二人の出会いから物語が動き出す。読者によっては予想外の展開かもしれないが、キャラの苦悩に満ちた内面や、波乱万丈の半生を描き切った作者に心から拍手を送りたい。(神奈川県・えぬ氏)
●男性が男くさくてかっこよかった~!(東京都・津島)
【丸田マノのライブ&フェスのレポート漫画まとめ!2021~2024前半/丸田マノの本】
●フェス、ライブレポ最高に面白い!! ライブ、フェス初心者も読んで欲しい。スゲー為になる!!(三重県・ペロペロ)
●自分もたまにライブやフェスに行きますがその時の光景が思い出される! ライブキッズは「あるある~」と楽しめるし、ライブに行ったことない人は「こんな感じなんだぁ」とライブに行きたくなる、誰にでも楽しめる作品です。(東京都・ちょそら)
●自分もフェスに行きたくなる作品。わたしは違う界隈のオタクだけど、何かに熱中して推す気持ちは、どの界隈でも一緒だなと、読んでるだけで楽しい気持ちになれた。(北海道・はれ)
【表現規制は無くすべきか?/まるちぷるCAFE】
●小論文シリーズなので、少々字が多めだが、同人活動とも関係が深いテーマだ。表現の歴史は、規制する側とされる側のいたちごっこの歴史。そのなかで規制をかいくぐって醸成される文化は確かにある。が、一度厳しくなった規制というのはそう簡単には緩くならないようにも思うし、もし規制の網に引っかかった作家が再起不能となるほどの厳しいものになってしまうと、表現は死んでしまうと思うので、注意が必要だとも思う。理不尽な規制との戦いは今後も絶えないのかもしれない。(東京都・えしま長月)
【マーメイド・コンプレックス/真綿マフラー】
◆とんでもなくテンポがよくてワロタ。繊細なんだか荒々しいのかわからん感じでひじょうに楽しめた。濃い。(東京都・ボボボ)
●学校に来た転校生の人魚の少女。声と引き換えに人間の足を貰った彼女に、最近彼氏との関係が怪しい女の子が恐る恐る話しかけると、思ってた儚げなキャラと違った! そして街で浮気彼氏との激しいバトルへ! ものすごくテンポが良くて人魚の生き様に惚れました。(東京都・サンロク)
【BLUE OCENA/未確認図書】
◆表紙から惹きつけられる紺色の海のイラスト。夏の海の風景、文章がとても良かった。(東京都・半田秀一)
【3人いる/みずいろのたまご】
◆同じ顔が3人いるのに、おもしろいと思うのは…なぜか。「この人、私がなりたかった別の私だ」この言葉とても感動した!! 他の作品もぜひ読んでみたい。(神奈川県・カオリン)
◆ある日いきなり自分が3人に増えていた。仕事から解放され、楽しく生活していくうち、自分の気持ちに気づいていく。毎日1人で仕事と戦っている人へのエール。(東京都・とむ)
◆私があと2人ぐらいいたらー1人が仕事、1人が食べたいものを作り、1人はゆっくり湯船に浸かる。3人はそれぞれ、自分で自分を抱える。私たちは、こうして自分の中で会話をし、支え合い…「ひとりじゃないよ、3人いる」と伝え合っているのだろうか、という思いを描く作品。(東京都・ほしのゆりか)
●色々限界を迎えつつあった"私"だったが起きたら3人になっていた。一人は仕事担当、一人は家事その他を担当してくれて私に自由な時間が訪れたのだが。私×3という存在ゆえにストレートに自分の問題点を浮き彫りにする展開にハラハラしました。(東京都・サンロク)
【アフター・フリースクール/緑の国】
◆「ぼく」が通うフリースクールには宇宙人で女の子の留学生がいる。秘密を共有し、別れの日に逃避行をする二人に、思春期未満で少し不思議な切なさを覚えた。過ぎてみれば夢のような日々を思い出すとき、キミも同じ気持ちであれと願うなら、それは恋に似ているのかも。(東京都・じんべえ)
◆少年と、地球のフリースクールへ留学に来た宇宙人フジとの交流。ふしぎなフジの雰囲気とラストシーンにドキドキした。切ない読み味だった。(東京都・かぼちゃぷりん)
【RECRETION-レクレーション・vol.18/ミラクルvs葛根湯】
●「POP~言葉の力」が面白いです。ギャグのレベルが高く、絵の完成度も高いです。アクションシーンなどは違和感を感じますが、ストーリーはよく練られています。(愛知県・うずたま屋)
【夜の帳の裏側で/moonlight moonshine】
◆ファンタジーな食べ物とそのデザインがとても好きです!! 実際にあってほしい!(埼玉県・紀)
【やさしく撫でて2/村崎蛾商店】
◆自然界の弱肉強食を描く作品とは、いかに「(この可愛い生き物を)食べないで…」と読者が感じるかが焦点と思います。愛らしいキャッキャという赤子さん。「このつよい生き物は今までずっと独りで生きてきたので」というナレーションがしみじみと心に染み入ります。(東京都・ほしのゆりか)
【いろいろむろ/むろらいす】
●独特の魅力を持ったイラスト集。どの子も繊細な髪と、フラットなお膝がかわいらしいです。複雑な髪の描き方は圧巻。それだけに、お帽子をかぶってる姿が新鮮で、印象に残りました。星の飾りをつけた子がお気に入りです。繰り返し眺めさせていただきます。(千葉県・りみてぃ)
【予感/冥途】
◆統一感あるレトロポップ×夜の雰囲気がめちゃくちゃツボです。(東京都・nukarumi)
【天樹の寵愛/廻夜書店】
◆信じる者の苦しみを取り除くという天樹のある教会に厄介払いとなった隻腕の少女。表面上は平穏な生活を送っていたが、この教会の闇に蝕まれそうになり…。大人になっても終わらない苦しみに苛まれて教会に戻った彼女の絶望や徒労感が切ない。(東京都・上山大介)
【Haruichi Archives 1/Maison Printemps】
●着飾った女性や普段着の女性の、日常的かつ素朴な美しさにフォーカスした画集。1日の始まりの風景を描くコマ割り形式の作品から、イラストの数々がまるで組曲のように滑らかに続く。欧風なモチーフから和装まで印象は多彩だが、落ち着いた画風が統一感を醸し出し、心地よい。(東京都・大)
【ポラリスは光り瞬く/モクモクセイ】
◆さわやかな女の子を書かれている素敵な作品。表紙のプリズム加工から本として美しい一冊。(東京都・半田秀一)
【死ななくていい夏/やはりやっぱり】
◆澄み切った読みやすい文章で1ページ目から引き込まれました。心の中の描写にも感動しました。(千葉県・麦わら猫)
【天狗大迷惑・真/山と渓谷】
●太地の幼馴染、忍は天狗として覚醒している。天狗パワーを使って太地に毎日ちょっかいをかけているのだ。そんな日がずっと続くと思っていたら忍が学校に来なくなって…。師匠天狗の登場や忍が太地にこだわる理由など、王道な展開が胸熱。二人の関係をもう少し見ていたい。(神奈川県・茶亭)
【UNI photobook/YamaHome】
◆かわいい~!! 小さなネコチャンの成長写真集。どのページもかわいかったです。とくに冷蔵庫の近くで立ち上がっている姿の写真が好きでした。(東京都・かぼちゃぷりん)
【しろくろとシマシマ。/YamaHome】
●ウニちゃんという白黒の仔猫育児エッセイです。4コマベースになっていて読みやすいです。思わず仔猫飼いたいなぁとなりますがこの作品を読んで育児の大変さが分かり有難みも同時に感じさせていただきました。フォトブックも可愛いく仔猫の偉大さにひれ伏します。(茨城県・いずみんズ。)
【〈エロマンガの読み方〉がわかる本8 特集:ギャル/夜話.zip】
◆エロ漫画でかつてマイナーだった「ギャル」が市民権を得る歴史を、過去のファッション誌や実写AVの影響、同人での先駆的事例等を絡め、実作者たちの証言とともに縦横に語り尽くすパワフルな一冊。ギャルとオタクの融和へと進む時代の変遷は、説得力に溢れ実に刺激的だ。(埼玉県・ya53)
【小池紘平の世界2/柔むげ村】
●怪作。ロリコンでアル中な人物の死を仲間が寄稿で悼む合同誌…に見える。私も「え、あの人亡くなったの?」と読んでいた。いや待て、会場で名札を下げた本人から頒布を受けたはず…とXを確認したら今も呟いててご存命! おいおい…でも良い本だよ。こと最後の小説は白眉。(東京都・絶崎)
【大槌町 ここは復興最前線 ~復興事業その先へ2020-2023~/雪待終夜】
◆「復興はその先の生活であり、それが続くことである」。後書きの趣旨の通り、大槌町が復興事業という種を育て生活という復興を一つ一つ遂げる姿をとらえた写真集。困難を越えた先には、文化や歴史が再び根付き始めている。町民をはじめとする人々の思いの強さを感じた。(宮城県・青葉正人)
【Yuzu Coleccion8/ゆずこはく】
●ウッドバーニングという、電熱ペンで木を焦がして作るアート作品を収録したイラスト集。うっすら見える木目と「焦がす」行為のイメージとはかけ離れた、繊細さで満たされた作品達は、新しい価値観を感じさせてくれます。機会が有れば是非実物もご覧になってみて下さい。(福島県・梁下渉)
【会社で真面目な静野さんは家で男を飼ってるらしい/ゆずや】
●仕事人間の奈津が、疲れ果てた時に出会った由貴に身体と心を委ね、爛れた関係が続く。一つ一つが丁寧に描かれ、手、指、言葉等あらゆる手段で絶頂に導かれる。行為中はもちろん、事後の放心状態の奈津の姿態がすごく可愛く、愛おしい。(茨城県・紀子)
【気になるあの娘との夏休み/ゆづきティー】
●夏休み中、手伝うことになった海の家に、同じクラスの憧れの人がバイトとしてやって来た。距離を縮めたく奮闘する主人公の初々しさと真っすぐさがとても可愛く、応援したくなる。2人がもっと仲良くなりますように!(茨城県・みゃーこ)
【嫁食い/夢殿屋】
●「お前は俺に食われて死ぬぞ」と祝言の日に夫に言われた主人公光。嫁いだ先は謎だらけの資産家だった。光は貧しさ故に顔も見たことがない資産家に嫁いだが、御曹司に結婚を拒否されて避けられる。謎がある御曹司は光を拒絶する行動ばかり。しかし、光が流した血を見て御曹司は豹変する。引き込まれるストーリー展開で一気に読んでしまいました。主人公の強さや健気さに心動かされます。少女漫画ジャンルでしたが男性も楽しめる本格的なストーリーです。続きを期待しています。(大阪府・ハニー)
【くりいむレモン 徹底解説/ゆらたま屋】
◆80年代の伝説的美少女アニメから派生したノベライズの解説本。担当の覆面作家・倉田悠子の正体が後の純文学作家・稲賀真弓だと死の間際に明らかになる経緯は劇的だ。関係者インタビューで発掘される人脈を併せ、文学からラノベ文化へ連なるミッシングリンクを繋ぐ一冊だ。(埼玉県・三区)
【CUT ME, PLEASE!!/夜家】
●作品を手に入れた読者が仕上げにカットすることで完成を迎える、ある種の共同制作と言えるユニークな作りです。作品を読んでから改めて考えてみると、四辺が綴じられていたのは作品の中に『悪意』を閉じ込めるためではないか…とも思えてきます。涼しくなる話ですね。(宮城県・Mizuho_K)
●四方がホッチキスで綴じられたA4の紙の束。切り取り線に沿って余白を断つとA5右綴じの本になる。恐ろしくユニークな造本(本なのか?)。内容も画面も断ち切ることに関わって面白い。当然(?)余白部分にも描き込みがあり切ると作品が破壊される気がして困るが、その迷いをこそ断ち切るべきなのだろう。(東京都・げか)
【またたびたびのまにまに/翌日】
●同居している猫人間の律とさゆ。日々の暮らしをより素敵に過ごすべく腐心する律と、日々の暮らしから心地良さを見出すさゆ。二人がそれぞれ日常を楽しむ様が愛おしい。また、猫らしくまたたびにうっとりする姿が微笑ましい。爽やかな一冊。(東京都・れのそ)
【MEGA FLASH/四畳半倶楽部】
●ある朝目覚めると、目からビームのように光が出るようになってしまった主人公。フラッシュを活かせる仕事に転職するが…。愉快でデタラメな展開が終始楽しく、グラフィックノベル的な独自のスタイルもマッチしている。お茶目なオチも可愛らしい。(東京都・げか)
◆最後までテンポよく気分よく読めました。転職を考えた次の瞬間のコマが好きです。(東京都・何々田)
【冬の王/よねしま屋】
◆コスプレ(風)写真本かと思いきや、絵本仕立ての構成で一枚一枚の構図が印象に残りました。ライティングがキレ~~で、登場してくる神の神々しさも納得。すてきな一冊でした!! 4人+カメラマンの仲が良さそうのも読んでいて幸せに…。(東京都・わあい)
【水彩あそび/乱痴気事虫所】
●幼い頃出逢った絵の具をきっかけに画材に魅了された作者が、様々な画材の特徴や使い方、技法などを魅力いっぱいに紹介している。キラキラしながら画材を扱う姿は純粋で、幸せそうで、魔法のように絵が彩られてゆく…。「絵を描く事は楽しい事」なのだと思わせてくれる一冊。(埼玉県・尚)
【大鳥雑俎/琉璃厰】
◆珠玉の4作が収録された短編集。怪奇ファンタジーと呼ぶにふさわしい世界観が、力強くそして確かな画力で表現されています。素晴らしい作家さんに出会えたことに感謝。コミティア初参加とのことですが、今後の活躍が楽しみです。ぜひ、長編にも挑戦していただきたい!(東京都・まんがラドン)
【お守りしますあるじどの!/りんぱせん】
●忍びとは影に隠れて使える主人を守るもの。がしかし、八千代ゆかりを守る武蔵はうるさい。行動も身体もうるさい。ムチムチボディは人々にムチムチへの憧れを生む。ムチムチこそ正義なり。(神奈川県・量産型)
●八千代ゆかりは昔から妖怪を退治してきた一族の末裔。その力が覚醒に近づいており、悪い妖怪に狙われている。その護衛として忍者の武蔵が派遣された! 本来ゆかりが務めるはずのヒロインらしいシーンはすべて筋骨隆々の武蔵がもっていくのが本作の見どころ。なぜ!?(東京都・ひまだねる)
【サブスクアパート/ルーズ★バーグ】
●家賃滞納常習者の大和くんは新米大家・梨沙ちゃんの推しAV男優だった。支払い代わりの筋肉おさわりで発情して始まるエッチは激しくも優しくて、大和くんの肉体美と包容力に胸キュンした。積極的で献身的な梨沙ちゃんも可愛くて、隅々まで明るく幸せたっぷりな一冊だ。(東京都・まるまる)
【クスリ/列島人】
◆近未来SFという感じで良い。(埼玉県・tym)
【MEOW GIRL/ROMO DOLDOL STUDIO】
●猫とネコミミ少女のイラスト集。ふわふわな髪とボリューミーなスカートが可憐で柔らかく、見ていてほんわか和む。溶け込むような主線と、色とりどりながらも優しい濃淡のある水彩タッチが為せるワザか。毛並みが丹念に描かれた猫も愛らしく、丁寧に仕上げられた作品だ。(埼玉県・あまいも)
【ささやきにつつまれて/ろんぐうぇいほーむ】
●就活疲れから不眠症に陥った女性。ある日たまたま聴いたASMR添い寝配信によって、安眠を取り戻すことができたのだが…。錯覚を抱き締める彼女を見て、ぼろぼろに泣いてしまった。否、それは紛れもなく在ったのだ。我々は脳が描き出した世界の中でしか生きられないのだから。(千葉県・イマイ)
【ここは出ていく駅だから/私の夢現】
◆死んでいく町、門津田駅が舞台。釣具店を継ぐという主人公にこんこんと家族たちが説く。生きていると変わる、人がいなくなる町のこと。じいちゃんこの町が好きだった?の問いに、祖父の答えはシビア。再び訪れた門津田駅で「なんもないね」と笑う主人公の息子の姿があどけない。(東京都・ほしのゆりか)
【ふりかえればギャルがいる/wappa】
●主人公は父子家庭で生真面目な女子高生。クラスメイトとは距離を置いている彼女に、ある日馴れ馴れしく近づいてきたド派手ギャル。主人公は訝しみつつも少しずつ心を開き、やがてギャルの正体も明らかになる。屈託なく見える他人も悲喜交々を抱えて生きていることに思い至る、心に残る秀作。(東京都・フロリダ)
【wantan books 夏の本/雲呑】
◆夏をテーマに描かれたイラストがかわいい。青一色で刷られているのが涼しげがあって良い。(東京都・半田秀一)