COMITIA124会場内企画のご案内
百合展2018
女性同士の友情や愛情を意味する「百合」をテーマとした「百合展」。2016年から始まり3回目となる今年は、大阪・福岡・東京(青山)と巡回し、COMITIA124でも会場内企画として開催することになりました。
参加クリエイターによる複製原画・写真などの展示や、コラボグッズの物販を実施致します。
参加クリエイター:雨隠ギド/天乃咲哉/伊藤ハチ/江島絵理/大沢やよい/缶乃/岸虎次郎/玄鉄絢/サブロウタ/志村貴子/高嶋ひろみ/tMnR/仲谷鳰/西尾雄太/平尾アウリ/文尾文/南方純/森島明子/森永みるく/雪子/吉富昭仁/川浪いずみ/未幡/エクレア/ガレット/…他
「作画グループの歴史」展
「作画グループ」とは、1962年~2016年という長きに渡り、活動を続けたマンガ研究会。コミックマーケット(1975年~)などの同人誌即売会の歴史が始まる前から存在した、今日では数少ない会員制のグループでした。
同会からプロになる作家も多く、代表格は「風雲児たち」のみなもと太郎氏と「超人ロック」の聖悠紀氏。その人気から最盛期の会員数は1000人を超えたほどです。
しかし2016年6月、創設者にして一貫して代表を務め、オヤブンの愛称で親しまれたばばよしあき氏(筆名:まぜき伸吾)が亡くなり(享年68歳)、作画グループはその54年間の歴史を閉じました。
そのばば氏による、会の設立経緯や往時のマンガ状況を記した回顧録『この道を歩む ~私の漫画活動~』が、遺稿集として今回のCOMITIA124で刊行されることになり、それに合わせて、作画グループの歴史を振り返る展示会を行います。
トークショーのゲストは、会の設立メンバーの一人であるみなもと太郎さんと、同じく長く会に参加したBELNEさん(ティアズマガジン連載「BELNEのコミックワークショップ」でおなじみ)。
今日に続くマンガ同人誌の歴史の源流とも言える作画グループの歴史的な位置づけと、創設者・ばばよしあき氏の功績について、じっくりお話を伺いたいと思います。