COMITIA131 レポート

アフターレポート

まだ寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。2月9日に行われたコミティア131のアフターレポートをお送りします。

今回は前回11月と同様に西展示棟全館利用で、1階と4階の2フロア体制。ただ、前回は上下の行き来できる場所が判りづらく混乱があったため、今回は移動方法をアトリウムのエスカレーターと会場外のスロープに絞ってシンプルにし、問題なく運用できました。

天気はおかげさまで快晴でしたが、外気温はかなり低く、シャッター周辺のサークルさんからは「寒かった」の声多数。場外で一般待機列の整理やカタログ販売を担当するスタッフも辛かったと思います。2月の気温ばかりはどうしようもないので、参加者の方はなるべく自衛をお願いします。

そして何より影響が大きかったのは、開催直前のタイミングでCOVID-19(新型コロナウイルス)の国内感染が発生したこと。コミティアとしても各方面の情報収集を行い、会場の東京ビッグサイトとも連携しながら、参加者への体調管理のお願いを呼び掛け、予定通りイベントを開催しました。ただ、やはり人がたくさん集まる場所への来場を控える人が多かったようで、参加者は若干少な目となり、数年ぶりにティアズマガジンが売り切れませんでした。こればかりは天災のようなもので仕方ないですね。まだ発生の初期段階と言われていますので、これからの状況を注視してゆきたいと思います。

さて、会場内企画は2つ。1つは毎年2月恒例の文星芸術大学卒業制作展と共に行われる「ちばてつや教授のマンガの授業」。もう1つは一昨年ぶりの「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」。アトリウムのステージを時間帯で分けて開催しました。どちらも描き手にとって気になる企画となり、とくに前者は立ち見も出る好評ぶりでした。

また、DOUJIN JAPAN 2020の新刊カード企画と、全国周遊コミティアスタンプラリーの特典も出揃いました。特設スペースがゲート入口の正面だったため、たくさんの人が通りがかりにスタンプを押していってくれました。ぜひ東京以外の各地6都市のコミティアへも足を運んでくれることを願っています。

今回のティアズマガジンの記事で注目を集めたのは、「編集王に訊く」のインタビューに登場してくれた、Dr.マシリトこと白泉社会長・鳥嶋和彦さん。まさに「ラスボス登場」の雰囲気で、説得力のある言葉にみな感銘を受けたようです。また、丸岡九蔵さん(サークル「丸岡九蔵長屋」)が描いてくれた表紙イラストも、異世界の闇市っぽい雰囲気が「コミティアらしい」と好評でした。

さて、ここのところは早朝の会場設営が続きましたが、今回は久しぶりの前日設営。企画展の文星芸術大学の学生さんもたくさん参加してくれて、100人近い協力者と会場設営を行いました。いつも言うことですが、こうして協力してくれる人がいるおかげで、スタッフも前日に無理をせずに、当日の作業に臨めています。これからもどうぞご協力をお願いします。

そんな感じで事前準備の段階から振り回されることの多かった今回ですが、何とか無事終了できました。次回5月は既報の通り、いろいろ変則的な開催となる「COMITIA132extra」です。皆様よろしくご参加お願いします。

コミティア実行委員会代表 中村公彦

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